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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№758]中板橋商店街(一番街)

■■■・・・板橋の「へそ」の元気な商店街で「へそまんじゅう」を買う
歩いた日 H31.01.26 【板橋区】 

 中板橋駅に降りたら、この商店街を歩かないわけにはいきません。板橋区内の東武東上線各駅周辺に展開する有名どころの商店街のひとつで「なかいた」の愛称も持つ「中板橋商店街」は、駅北口から桜並木が自慢という石神井川までの間に面的に広がっています。そのA級度に敬意を表しつつ、お上りさんよろしく歩いてみました。
  <「壱番街」の西端部分>
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 通りごとに愛称がついていて、踏切からまっすぐ東方向の中根橋方向に向かう「オレンジ通り」が主軸のようにも見えますが、まずは街路灯に「壱番街」の表示がある通りを歩くことにしました。「壱番街」は、踏切前から北方向の久保田橋へ向かう通りと、途中で交差する東西方向の通りで構成されているようです。組織は「なかいた」全体でひとつなので便宜上の名称区分なのでしょうが、より愛着が持てるというものでしょう。
  <落ち着いた空気も漂う>
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 全体に活気が感じられ、さすがと思いますが、建物はレトロ感を醸すものも多く、昭和の看板建築も見られます。一番街の西端のそういうレトロ建築のピザ店「ペルケノ!」で、明るくお客さんを招き入れている姿が印象的でした。このように建物は古いながら新しめの店舗が改装して入居しているというところもあると思えば、東端の「ベーカリー小麦色」なども清潔感があって良い感じです。南北の通り沿いの中華そば「さわ」には行列ができています。
  <久保田橋に向う北寄りの部分>
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  <行列の店もある駅寄りの区間>
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 ところで、中板橋商店街は、ここが板橋の中心=「へそ」だということで、夏には「へそ祭り」を開催するなど「へそ」へのこだわりが強いようです。普通に歩いている限りではあまり「へそ」を意識させるものは見当たらないのですが、良くみると、ありました。和菓子店「大和屋」に「へそまんじゅう」なるものを発見。早速、この日の間食用に、すあまなどと一緒に購入。帰ってから食しましたが、中央の窪みがへそをあしらっているようで、そこには黒ごまがアクセントになっています。「へそのごま」かな?。餡もあっさりしていて、黒ごまの風味も効き、食べ応えのあるまんじゅうでした。
  <「へそまんじゅう」がある「大和屋」など>
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 東西の通りを東へ歩くと、特にレトロ感の強い一角が現れますが、ふと街路灯を見上げると「中銀座」となっています。で、これについては次の別記事に記すことにします。
  <「中銀座」との境の部分>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№757]仲町親和会

■■■・・・駅近くだが目立たず、レトロ感濃い一角もある商店街を稲荷神社が守る
歩いた日 H31.01.26 【板橋区】 

 中板橋駅周辺の賑わいを代表する「なかいた」こと中板橋商店街は線路の北側一帯ですが、踏切を挟んで向かい合う位置に見えていながらあまり注目されにくい地味な商店街がこの「仲町親和会」です。線路の南側で、駅と国道254号の間は弥生町なのですが、この踏切付近から東は「仲町」なのです。駅から南東方面への抜け道としてこの商店街が形成されたと見られます。
 酒と食品の「宮林商店」、銘茶の「小宮園」などが生活型商店街としての繁栄の名残のようにも見えます。他には、滝野川信用金庫、いくつかの飲食店、ミニスーパーの「まいばすけっと」、不動産店などがあります。
  <踏切付近からみた商店街(「宮林商店」など>
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  <「小宮園」などがあるあたり>
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 「まいばすけっと」の先の小さな交差点を左に折れた先にも商店会の街路灯が続き、「仲町」のバス停がある信号交差点に至ります。この間、一部はビル化していますが、その他の建物のレトロ感が濃密です。既にこの区間はほとんど商店街の体裁をなしていませんが、何十年か前にはそれなりに繁盛していたとも想像されます。
  <仲町バス停方向に曲がった部分>
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 「仲町」バス停には、赤羽と池袋・日大病院を結ぶ国際航業バスが頻繁に停車し、近くには浄土宗の「専称院地蔵寺」やヤマトタケルノ命を祭る「轡神社」などもありますが、そちらは商店会範囲からは外れます。その先にスーパーのサミットがありますが、「なかいた」商店街の存在感が強いこのエリアでは、この大手スーパーはある意味で貴重かもしれません。
  <交差点から駅方向を見る>
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 一方、商店街の駅側入口にあたる踏切脇には山中稲荷神社があります。小さい社ですが幟が左右にはためき、休憩スペースがあってきれいに清掃されている様子です。また、「山中の井戸」の矢印表示に誘われて路地を入ると、防災井戸としての機能も持つ綺麗な井戸がありました。
  <山中稲荷神社>
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 さて、空腹だったので、この商店街内の蕎麦店「長岡屋」に入り昼食にしました。ランチタイムの終了間際で、肉なんばん蕎麦を大盛りで注文。この日は北風が強く寒い日だったので、身体を温めるのに最適でした。満腹になって駅方向へ戻ると、どうしても足は踏切を渡り、北口側の「なかいた」方面に向いてしまいます。
  <蕎麦の「長岡屋」など>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№756]下頭橋通り共栄会

■■■・・・中板橋駅近くの旧川越街道沿いだが、実はここが「上板橋」宿?
歩いた日 H31.01.26 【板橋区】 

 「下頭橋」は「げとうばし」と読みます。石神井川に架かる旧川越街道の橋で、その名の由来にはいくつかの説があって、そのうちのひとつが、橋のたもとで常に頭を下げ旅人から喜捨を受けていた六蔵という乞食が貯めていた金をもとに石橋に架け替えられたというもの。この六蔵の遺徳を讃えて建てられた「六蔵祠」が橋の脇にあります。
 下頭橋通り共栄会は、この下頭橋から南へ、弥生町を貫通し国道254号(新川越街道)に合流するまでの旧川越街道沿いを範囲とし、ここも区商連未加盟なのですが、両端に組織名入りの門型アーチがあるので明確にそれとわかります。
  <下頭橋と商店街の北川入口(左に「六蔵祠」が見える>
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 延長は700m近くに及びますが、店舗密度は薄く、しかも生鮮品店がほとんどないので賑わいも乏しく、周辺住民の通り抜け通路の性格が強いという感じのところです。しかしその分、昭和の商業建築を含め古い建物が良く残っているのも目につき、レトロ感も感ずるのですが、それらで実際に営業している店舗は少ない状況です。
 風情の良い店舗建築として目を引くのは、南口商店街がぶつかるところの「武蔵野ランドリー」や、その少し南の弥生会館の隣の電器店など。また、郵便局もやや懐かしさを感じる建物です。南から北への一方通行道路で自動車の通行はそれほど多くなく、これらの古き良き風景をゆっくり歩いて楽しめます。ビル一階ですが、「榎本米店」が営業しているのが、近隣の食生活との唯一の密着部分と見られます。
  <懐かしき商業建築物>
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  <商店街の中央部付近の光景>
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 中央付近に豊敬稲荷神社があり、その境内に「旧上板橋宿概要図」の説明板があります。それによると、江戸時代の川越街道ではまさにこの商店街区間が「上板橋宿」で、宿の中央部付近には名主屋敷と称する建物があった、などの記載があります。今の最寄り駅は「中板橋」ですが、ここが上板橋宿だったとは、この日の新たな発見でした。そういう歴史ある通りらしく、堂々とした木造二階建ての古い商家建築も見られました。
 南の端の国道254号との合流点の交差点の向こうには、日大病院に続く道も見えます。
  <豊敬稲荷神社(境内に「旧上板橋宿概要図」の説明あり>
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  <宿場町の面影を伝える建物>
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  <商店街南端付近の状況>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆
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[№755]中板橋駅南口商店街

■■■・・・駅北口とは対照的に南口側の商店街は静かで目立ちにくい印象
歩いた日 H31.01.26 【板橋区】 

 板橋区内の東武東上線沿線には、大山、中板橋、上板橋と、テレビ等への露出度も高い優良商店街が居並んでいるので、「B級」度を追い求める私としては何となくそれらの駅を避けていたのですが、そういうところにも隠れたB級商店街の部分があるだろうと、今回、中板橋駅に降りてみました。
 なにかと話題性高く賑やかな「中板橋商店街」(なかいた)は駅の北口側なので、敢えて南口へ。この駅には駅前広場らしきものがほとんどなく、踏切で線路と斜めに交差する道沿いの西方向に向けて商店街が形成されているので、まずはここから散策開始です。
 商店街組織名の明確な表示は見当たらず、区商連ホームページで中板橋駅南口商店街振興組合が表示されるものの、商連の商店会リストには掲載なしという、不思議な存在です。板橋区は、区による商店街リストも見当たらないため、商連未加盟の商店街の把握が難しく、ここもそのひとつなのです。でも、ユニークな街路灯が続くので、組織は健在と思われます。
 駅の正面が生花店というのが良いですね。明るい感じです。その並びの洋菓子店「白鳥」(しらとり)は、街のケーキ屋さんとして愛されているようで、これもまた好印象です。
  <中板橋駅前から見た南口商店街>
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 しかし、駅前から離れると、店舗の並びはあるものの賑わいは薄れ、全体に北口側に精気を吸い取られている印象です。建物は新旧混在で、中層のビルの一階が店舗というものが多いのですが、駅から遠い部分では空き店舗・非店舗化したものも見られます。古い建物として目を引くのはクリーニング店「光」など。その並びのビル一階の食品スーパー「TANAKA」がこの商店街の核的存在で、これがあるが故に商店街らしさをかろうじて保っているというところのように見えます。
  <渋い!、クリーニング店「光」など>
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 その先にある木造平屋建築の渋さが何とも言えませんが、廃業して久しい風情で、何の店だったのかもわかりません。ただ、それに反して、やや新しめの寿司店やアジアン料理店などが新鮮味を与えているのが救いです。
  <何とも寂しげな建物など>
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  <アジアン料理店などがある部分>
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 旧川越街道でもある下頭橋通りに突き当たるまでの300mほどの商店街ですが、やはりあまり特徴や個性がなく、印象に残りにくいという感は否めないようです。
  <商店街西端に近い区間の情景>
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・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№754]上野・浅草通り神仏具専門店会

■■■・・・繁華街に挟まれながらも落ち着いた雰囲気が漂う「仏壇通り」
歩いた日 H31.01.12 【台東区】 

 台東区商店街マップに掲載の商店会名をタイトルにしましたが、「仏壇通り」と言う方がわかりやすいでしょう。上野と浅草を結ぶ大通りで、道路の下を地下鉄銀座線が走ります。仏壇店等が軒を連ねて集積しているのでこの名で呼ばれます。「神仏具専門店会」が組織名なので、それ以外の業種の店舗は対象外なのかもしれませんが、ここではこだわらずに扱うこととします。いつもは地下鉄で通りすぎるだけなので、今回は地上を、上野から浅草に向けて歩いてみました。
  <神仏具店が並ぶ風景>
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 上野駅前から田原町駅がある国際通りとの交差点付近までが範囲のようですが、ここに神仏具店が集積したのは、西の寛永寺、東の浅草寺のほか、この界隈に寺社が多く立地していることによると思われます。この通りに直接面する寺院だけでも、東本願寺をはじめ廣大寺などいくつかあり、下谷神社もこの仏壇通りに鳥居を構えています。
  <下谷神社>
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 こうして改めて見ると、神仏混交というだけでなく、宗派を超えて神や仏を敬い祀るためのものを扱う店がこれだけ集積しているというのはすごい光景です。都内屈指の繁華街である上野・浅草を結ぶメインストリートでありながら、キラキラした繁華性はなく、落ち着いた雰囲気が漂いゆっくり歩けるという環境は、客観的に見れば意外とも言えるのではないでしょうか。
  <田原町駅に近い部分>
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 近年は、先祖や神様を祀る形式も簡素化されることも多く、仏壇類の需要の動向がどうなのかわかりませんが、どの店でも客待ち顔の店主店員の姿が見られ、もちろんそれぞれ全国に顧客ネットワークを持っているでしょうが、店構えも含めて個性を強調しあっているようにも見えます。
  <渋い建物の仏具店も>
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 ビルの外装を近代的に演出している店もあれば、古風な店舗建築のまま営業しているところもあり、様々です。それらを眺めて歩くのも楽しく、電線類が地中化され自転車通行帯が分離された広い歩道が安心感を助長します。
  <北面に残る古風な商業建築群>
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 実は、今回ここを歩いたのは、上野駅近くのレトロ喫茶「古城」でゆったりとランチタイムを楽しんだ後、浅草まで歩こうと思い立ったという衝動的な動機によるものでした。寒い中を地下鉄3駅分歩きましたが、疲れを感じず、ゆったりした気分のまま地下鉄浅草駅に吸い込まれました。
  <純喫茶「古城」(地下)>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★★

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[№753]ニュー新橋ビル一階商店会

■■■・・・レトロ感増すビルの混沌とした魅力は変貌しつつも健在
歩いた日 H31.01.05 【港区】 

 ニュー新橋ビルを含む新橋駅前一帯の再開発は、権利関係が複雑なだけに一朝一夕にはいかないようですが、準備組合が設立されていることから事業化されるのはほぼ間違いなく、戦後の闇市を起源とするビルや猥雑感のある街並みが消えるのも時間の問題・・・というわけで、今のうちにその雰囲気をじっくりと味わっておかなければなりません。
  <ニュー新橋ビルの外観(南側から)>
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 地下から4階まで、フロアごとに商店会が形成されているニュー新橋ビルは、汐留や虎ノ門といった再開発が進む近代的エリアに挟まれながらレトロ感を際立たせており、金券ショップや怪しげなマッサージ店なども含む雑多な店舗構成がまた魅力的で、特におやじ達を惹きつけ続けています。
 このビルの一階に、満腹感が味わえるロメスパ(路面スパゲティ)店「スパゲッティキング」があって、以前は良く食べに行っていたのですが、最近しばらくご無沙汰していたので久々に行こうとしたら、なんと閉店したとの情報に接し愕然としたのです。お客はほぼ男性ばかりというすばらしき店だったのですが、神保町の支店ともども閉店ということで残念でなりません。
 1月最初の土曜日で、世の中がまだ完全始動していない中、この空虚感を抱えたまま新橋駅にぶらりと降り立ちました。確かに「キング」は見事になくなっています。これに限らず店舗の入れ替わりも激しいようで、一階だけでも喫茶店系が増えたようにも見えます。喫茶店と言えば二階にあった名店の「ポワ」も閉店してしまい、結局行けずじまいだったことも悔やまれます。
  <「スパゲッティキング」があった名残の一角>
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 そんな中で、長く行列の定食店として有名な「むさしや」が相変わらずの盛況ぶりなのが救いです。若いころここで何度かボリューミーなランチを食した記憶があります。
  <一階南側通路(奥の右が「むさしや」>
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 一階で大きなスペースを占めているのが「洋服の青山」で、サラリーマンがあふれる都心エリアの駅前のビル一階というのは最高の立地と言えるでしょう。
 このように長く変わらぬ店もありながら、一方で入れ替わりの激しさもあるということは、再開発の実現までにはまだ時間を要するということなのかもしれず、この独特な外観も含め、昭和46年からの歴史を刻むビルの雰囲気を記憶に留めるために通う猶予はしばらく残されているのかな。
  <「洋服の青山」が占める部分>
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・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆


●[№172]新橋駅前ビル商店会(港区)を再び歩いたので、加筆しました。→こちら
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[№752]亀戸天神通り商店街

■■■・・・天神様の門前、下町風情の通りに息づく老舗の存在感
歩いた日 H31.01.05 【江東区】 

 お正月最初の土曜日で、商店街もまだ本格稼働しているところは少ないでしょうが、さすがに門前町のここだけは稼ぎ時だろう、と思いぶらりと立ち寄ってみました。「亀戸天神通り」で、天神様への参拝者の多くがここを通りますが、下町の風情を良く残し、古くからの名店もちらほらあるものの、それほど繁華というわけでもなく、正月でもしっとりとした空気感を保っています。駅からの程よい距離感が大きな変化を抑制しているのかもしれません。
 「但元いり豆店」がある十三間通りとの交差点から西方向、天神様の門前を超えて横十間川に架かる「天神橋」までの蔵前橋通り沿いが商店街の範囲ですが、人の流れは両側の歩道に分散しています。切妻屋根の電話ボックスが門前町らしさを演出しています。
  <ひときわ目立つうなぎ料理店「鳥長」>
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 新しめのビルに混じって古い建物も残り、そこに歴史を刻む店が存在感を見せていたりもします。うなぎ料理店の「鳥長」が目立ちますが、天神社の参道脇には名店の「八べえ」もあります。趣のある建物で営業する「福地写真館」は、天神様での七五三や結婚式などの写真を長く手がけてきたのでしょう。お正月休み中ですが「畳」と大書した「戸板畳店」も貴重な存在です。
  <昭和の趣の「福地写真館」>
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 香取神社参道である香取大門(勝運)商店街との角にある和菓子店「山長」はレトロ調の外観になっていますが、店内に喫茶コーナーもあり、女性客などに人気のようです。そんな中に青果店があったりするのも意外なようでもありますが、「商店街」の証でもあると思います。ディスカウントショップの「いちかい」は前面にバッグなどを鈴なりに陳列し、アメ横のようなノリで愉快です。
  <青果店も混じる>
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  <ディスカウントショップ「いちかい」>
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 そして、元祖くず餅で有名な「船橋屋」の本店が昔ながらの建物で営業し、多くのお客さんを集めているのがまた心強いです。この通りは全体に核となる大型店があるわけではないのですが、この店の存在が西側の集客核となっていると言って良いかもしれません。 
  <「船橋屋」の本店>
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 そしてこの天神通りにはラーメン店も何店か集結しており、特に天神橋に近い「菜苑」には行列ができていました。参拝の帰りに身体を温めるには良いかもしれません。
 亀戸天神は、これから春にかけて、うそ替え神事、節分、梅祭り、藤祭りと行事が続きます。
  <亀戸天神参道>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★★★


●[№468]亀戸十三間通り商店街(江東区)を再び歩いたので、加筆しました。→こちら

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