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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№722]学芸大学本通商店街

■■■・・・駅にほど近い「本通り」なのに賑わいに乏しいけれどエコで頑張る?
歩いた日 H30.09.01 【目黒区】 

 学芸大学西口商店街から一度駅前に戻り、今度は線路に沿って北へ歩きます。百mほどで2車線道路にぶつかりますが、この通りの線路下から左へ、駒沢通りとの交差点までの間を中心に、一部線路沿いも含め、「学芸大学本通商店街」が組織されています。
 ここも振興組合組織で、簡素ながらホームページも持っているので、賑やかさを期待して行ったのですが、やはり駅から少し距離があって歩道なしの2車線道路では集客に無理があるのか、西口商店街とは大きなギャップを感じてしまいます。
  <賑わいに欠ける印象の商店街(線路近く)>
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 飲食店やクリーニング店などもあるものの、生鮮3品の店がなく、クリニック系が並ぶ部分があったり、半ば事務所街的な雰囲気もあって、これより北の方の住宅地から駅へのアクセスの途上で横断するだけの通りになってしまっている面もあるように見えます。ホームページで事前チェックしていた西端付近の「そば処豊庵」もシャッターが閉じられていて、あら残念、というところです。
  <駒沢通りに近い部分>
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  <線路沿いの一角>
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 暖簾がしまわれていましたが中央付近の「だるま寿司」が懐かしい看板建築で、その隣の蔦が異様にからまった空き店舗と合わせて、風景としては目を引きました。
 この通りは実は1時間に1~2本、五反田と世田谷区民会館を結ぶバスが走るのですが、商店街区間内にバス停がないことも、人の滞留場所がないという意味で惜しいところです。
  <懐かしき風景>
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 一方、この商店街が自慢としているのは、「エコロジーを大切にした取り組み」ということで、独自の「エコポイント」を運用しているとのことです。飲食店であれば例えば「残さず食べた人」や物販店なら「袋をもらわない人」にポイントを出し、溜めたポイントは各店がプレゼントなどを渡すことで還元、ということのようで、商店街の東西端の街路灯に「Eco365」の表示があります。「365」とは毎日がエコという意味なのでしょう。こういう地道な取り組みは好感が持てます。これが賑わいにつながればなお良いと思います。
  <「Eco365」の表示がある街路灯>
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 そういえば、ホームページ上の商店街名は「鷹番三丁目本通り商店街」となっています。改名したのでしょうか。改名といえば、「学芸大学」の駅名も地元の反対多数で改名されていないそうですが。

・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№721]学芸大学西口商店街

■■■・・・東横線の駅前にありながら古き良き昭和が混じる魅力的な賑わい商店街
歩いた日 H30.09.01 【目黒区】 

 学芸大学駅は改札を挟んで東西方向にそれぞれ軸となる商店街がありますが、西側の軸となっているのがこの「西口商店街」で、駅前からすぐに始まり、駒沢通りの手前近くまで300mほど続いています。商店街ホームページによると駅側から順にW-1からW-4の4つのエリアに分かれているのですが、W-1の次がW-3で、W-2はどこかと思ったら、駅正面のビル「第一ストア」でした。
  <駅間近の部分>
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 このビル、かなり年季が入っており、1階にはリトルマーメイドやコッペパン店などが普通にあるのですが、地下への階段があり、少々怪しげな雰囲気です。恐る恐る降りてみると食品・乾物の「松本商店」が唯一店を開いており、夜はスナックなどが開くのでしょうがひっそりとしていて、そそくさと地上に戻りました。東横線の駅の目の前にこんな空間が残されているのが不思議でもあります。
  <「第一ストア」全景(地下に降りるには勇気が必要)>
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 さて、駅を背に、商店街の通りを西に進みましょう。さすがに急行停車駅の駅前で、人通りが多く賑やかです。全国チェーン店なども複数あって都会的だなあ・・・と思っていたら、そうした中に昔から続くと思われる古風な店が現れます。駅にほど近い部分でも「小田写真館」と「飯島果実店」の並びなどが風景に溶け込んでいます。
  <「小田写真館」などの並び>
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 さらに、W-1からW-3に入る角に、これぞ昭和の商業建築の典型というべき現役店「サンヤ靴店」が感動的にそびえています。店名の「サンヤ」は、このあたりの昔の地名「三谷」(駒沢通りにバス停あり)に由来すると思われます。その向かいがスターバックスコーヒーというのも新旧対照の妙というところですね。
  <感動的な昭和建築「サンヤ靴店」>
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 この靴店から始まる右側の建物の並びは、古い建物ばかりで、一部は「やなか珈琲店」やスペインバル、たこ焼き店、つけ麵店などにリノベーションして使われていますが、理髪店や「吾妻あられ」などはずっと長く続いている店と思われます。このほかにも、歴史ありそうな青果店や活魚料理店などが現代風の店に混じってあり、これを見られただけでも「来てよかった」との思いです。
  <一部リノベーションして使われている古い商業建築の連続部分>
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  <青果店なども元気に営業>
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 この商店街は振興組合組織となっており、組織力を活かしてこうした新旧の共存の良さを長く保っていってほしいと思います。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆


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[№720]学芸大学公園通り商栄会

■■■・・・鉄道高架に沿った片面だけの商店街の古参店でもりそばに癒される
歩いた日 H30.09.01 【目黒区】 

 東横線の学芸大学駅は、急行停車駅ですが駅前広場らしきものがなく、高架の線路・駅舎を挟んで東西にすぐ寄り添うように商店街が密集しています。今にも雨が降り出しそうな天気ですが、今回は西口側を中心にいくつか歩いてみることにします。まずは、線路の西側に沿って南へ向かう道沿いの「公園通り」から。「公園通り」とは、この先の碑文谷公園に向かう道という意味でしょう。
  <駅側の商店街入口付近(左は鉄道高架)>
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 通りの東面は鉄道高架で、その下の駅寄りの部分は「東急ショッピングコリドール会」という独立した商業組織を形成していましたが、平成24年に東急ストアを含め商業施設「GAKUDAI KOUKASHITA」に生まれ変わっています。「学大小路」、「学大市場」などで構成され、「学大市場」には肉、野菜、魚の生鮮3品の専門店が揃っていますが、主に高架下中央通路や東側を向いており、従って、「公園通り」は鉄道高架に向かい合う西面だけの商店街となっています。
 ピンク色の可愛い街路灯が商店街の目印ですが、その街路灯の柱のところどころの表示に、「公園通り」の文字と合わせ「文化モード街」の文字が見られます。これは何かと後で調べたら、以前の「東急ショッピングコリドール会」を構成していた5つのブロック名のひとつでした。何らかの組織の改変・再編があったということなのでしょう。
  <「文化モード街」表示もある商店街>
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 駅に近い部分ほど人通りが多く、お洒落な雰囲気の店、モダンな建物なども多く見られますが、駅から離れるにつれて静かになり、おそらくは閉店してしまって看板だけが残る昭和建築の青果店などが哀愁をそそります。
  <商店街南端付近の昭和建築等>
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 碑文谷公園は、弁天池を取り囲む形の区立公園です。この池はもともとは灌漑用のため池だったそうで、この一帯が農村地帯だった古き良き時代の名残ですね。
  <碑文谷公園>
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 駅から100mほどのところに比較的渋いつくりの蕎麦店「松月庵」を発見したので昼食に入店しました。店内も昔からの蕎麦屋という雰囲気で、私のようなおやじが一人でぶらっと入っても全く違和感なし。左右のテーブルでも年輩男性一人客がそれぞれ好みの蕎麦をすすっていました。北海道幌加内産の蕎麦とのことで、適度な冷房で身体を冷しながら、大もりそばをいただきました。
  <蕎麦の「松月庵」があるあたり>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

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[№719]神楽坂商店街

■■■・・・コボちゃん像や女性向けパワースポットがある中で渋すぎる喫茶店ランチ
歩いた日 H30.08.25 【新宿区】 

 神楽坂界隈の賑わいの中心をなすのは、神楽坂下から神楽坂上までの「神楽坂通り」で、そちらの店舗群は「神楽坂通り商店会」という組織を構成していて、A級商店街と見られるので通りすぎるだけとし、その延長上にあたる「神楽坂商店街」をレポートすることにします。名前が紛らわしいですが、大久保通りとの神楽坂上交差点から西の、東西線神楽坂駅までの区間が対象となります。
  <大久保通り側の「神楽坂商店街」入口>
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 神楽坂上交差点の脇にあるのが安養寺。天台宗の寺で本尊は薬師如来です。こういう古刹があるということで、神楽坂が長い歴史を持つ街であることがわかります。道筋としては「神楽坂通り」の延長上で、雰囲気も似た感じで続いていますが、ここは早稲田通りの一部でもあり、商店街組織の違いから、当然、街路灯やその下のフラグデザインも異なります。微妙に個性を競いあっているようでもあります。お上りさんの私が知らない名店も数多くあることでしょう。
  <スーパーもある商店街中程の風景>
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 「神楽坂」地区の西端にあたるこちら「神楽坂商店街」は、やや生活感が混在するようになり、中央付近にスーパーの「よしや(セーヌ)」があって、年配のご婦人方が自転車で来店する姿が多く見られました。でも、坂道が多いから自転車も大変でしょうね。武蔵野台地の先端部に開かれた江戸のまちの構造を意識してしまいます。
  <坂上の赤城神社入口から見た商店街>
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 そしてこの商店街には新聞連載マンガの主人公「コボちゃん」の像があります。数年前に設置されたようで、「コボちゃん」が神楽坂生まれで作者の植田まさしさんも長く神楽坂に住んでいるという縁だそうです。若い女性グループがこの像の前で写真を撮っていました。少々地味ですが、マンガとのコラボで商店街活性化が進むと良いのではないでしょうか。
  <「コボちゃん」の像>
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 さらに坂を昇っていくと右奥に鳥居が見えます。赤城神社です。牛込の総鎮守ですが「日本一オシャレな神社」として有名だそうで、女性の願いを叶えるという女性に人気のパワースポットとのこと。社殿等はあの隈研吾氏のデザイン監修による再生プロジェクトで最近新しくなったようで、参道の出店もかわいい感じのものが多い印象です。
  <赤城神社>
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 私はその入口の古いビル地下にある渋すぎる喫茶店「フォンテーヌ」でホットドッグセットの昼食にしました。喫茶メニューのほかに本日の定食として豚肉冷しゃぶ定食や麦とろ定食などもある店で、レジスターも超レトロです。52年間使い続けているそうで、「アナログの方がいいからね」とのこと。お洒落な神楽坂にこんなレトロ空間を見つけたことがこの日の最大の収穫かもしれません。
  <渋すぎるレトロ喫茶「フォンテーヌ」>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

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[№718]神楽坂仲通り商店会

■■■・・・怖くはないけれど、ここから入る「横丁」は意味深な世界のよう
歩いた日 H30.08.25 【新宿区】 

 私には神楽坂を語る資格などないと思っています。かつての花街であり、今も料亭や高級店のイメージが強い神楽坂は、庶民の私には無縁の街でありこれまでほとんど足を踏み入れたことがなく、良く知らないのです。そんな私が、お上りさんよろしく意を決して炎暑の土曜の昼間に歩いてみました。歩くだけならタダだし、怖いことはないでしょうからね。でも、神楽坂のメイン通りである神楽坂下から神楽坂上までの「神楽坂通り」はA級商店街でしょうから、その途中から北へ入る「仲通り」をレポート対象にすることとします。
 神楽坂通りは本当にかなりの勾配の坂道なんですね。そんな坂道の賑わいの中を百数十メートルほど上がったところから右(北)に入るのが「神楽坂仲通り」です。ロイヤルホストがあるビルの手前を入る形となりますが、まあ、そんなに驚くことはなく、普通の道というところですね。お洒落な珈琲店の先のパチンコ店の名前が「かぐら」というのも「ふーん」という感じです。
  <神楽坂通り側の「仲通り」入口>
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 その向かいにある「九頭龍蕎麦」は、その名前からして福井県産の蕎麦でしょうが、ぶらりと入るのはちょっと「怖い」ので通過です。並びに中華料理店や寿司店などがありますが、この通り自体はあまり商店や飲食店が連なっているという風ではなく、あっという間に軽子坂との交差点まで来てしまい、「仲通り商店会」(KAGURAZAKA CENTRAL ST.)の区間はここまでのようです。角にはイタリアン系らしきダイニングの「ソリッソ」があります。
  <「九頭龍蕎麦」等の店舗群>
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  <北(軽子坂)側の入口(角は「ソリッソ」)>
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 軽子坂は、神楽坂の北に平行する坂で、飯田濠の「神楽河岸」に荷揚げされた船荷を軽籠に入れて江戸市中に運んだ「軽子」が多く住んだことに因む名だそうで、そんな歴史うんちくの方が私には興味深いわけです。この近くの「兵庫横丁」というのも牛込城の武器庫だったことによる、なんていう記事にも「ふむふむ」なんて頷いたりします。
  <軽子坂(飯田濠方向を見る)>
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 軽子坂を横切った先は近代的なオフィスビルや津久戸小学校などの領域となるので引き返しますが、仲通りから西に入る小道が「かくれんぼ横丁」や「芸者新道」で、入口から覗くだけにしましたが、こういうところにお忍びで来るような身分には永遠に絶対になれないことでしょう。
  <かくれんぼ横丁>
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  <芸者新道>
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・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ☆☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

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[№717]飯田橋セントラルプラザ・ラムラ

■■■・・・外堀の跡にそそり立つビルのショッピングフロアで避暑気分
歩いた日 H30.08.25 【千代田区】 

 セントラルプラザは、飯田橋駅の脇に建つランドマーク的な複合ビルで、その1~2階部分がショッピングセンター形態をなしていて「RAMLA(ラムラ)」の愛称で案内されています。このビルは、皇居の外堀の一部であった飯田濠を暗渠化した上に建ち、千代田区と新宿区に跨がっていて、ビルの住所は「新宿区神楽河岸1-1」なのですが、千代田区の商店街リストに「セントラルプラザ」として記載があるので、千代田区の分類として扱います。
  <セントラルプラザ(ラムラ)の北側入口>
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 飯田濠(いいだぼり)は日本橋川とつながって江戸城の外堀の一部をなし、ここまで舟が入れたそうで、「神楽河岸」は揚場の役割を担っていたそうです。現在、ビルと外堀通りの間が水を意識したような公園空間となっていますが、「河岸」であったころの情景は全く想像もつきません。
  <水辺を意識した造りの公園空間>
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 セントラルプラザには、東京都の飯田橋庁舎が入居しているほか、上層階は住宅棟となっています。都心の一角とも言える立地ですから、住宅棟といっても事務所利用も多いのでしょうね。ビルができたのが昭和59年なので、もう30年以上ここに存在しているわけで、風景の一部としてすっかり馴染んでしまっています。
 「ラムラ」には飯田橋交差点側と神楽坂通り側の両方から入ることができ、1階の中間部分にも外堀通りに面した公園側への出入り口があります。夏の暑い盛りなので、こうした屋内型の商店街はありがたく、空調も効いて快適です。
 1階は中央に食品スーパーの「三浦屋」があり、上の住宅や周辺の住民の日常ニーズに応えているほか、それより北はファッション街、南は飲食街の性格が強くなっています。案内上は、北が「EAST」、南が「WEST」となっていますが。その「WEST」の飲食店群の向かいに占いの店やペルシャ絨毯の店が並んでいると思ったら、「8月催事」の臨時出店のようでした。
  <一階の飲食店街部分>
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 2階はモール状になっていて、明るい透明屋根のアーケードがかかる部分が中心です。そこから一歩奥まったところにある書店「芳進堂」は、以前ここでお目当ての本を見つけて買ったことがあり、お気に入りの店のひとつです。今回もこの店内を徘徊し、涼しいひとときを過ごしました。
  <二階の明るいアーケード下の商店街>
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  <二階のオープン部分の商店街>
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・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆


●[№109]森下商店街(江東区)を再び歩いたので、加筆しました。→こちら
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[№716]練馬駅前中央通り商店会

■■■・・・「中央」の自負を持ち続ける「おいしい街」には昭和の香りも
歩いた日 H30.08.04 【練馬区】 

 西武練馬駅の南側、地下に大江戸線の駅がある千川通りの「練馬駅前本通り商店会」で、古い建物で異彩を放つ乾物店「小松屋」の左から入る路地の入口頭上に「CHUO ST おいしい街」の文字が目立つ立派なアーチがかかり、その路地が「中央通り」であることを教えてくれています。南の端にも同様のアーチがあり、「ここが練馬の中央だぞ」と主張しているようです。南北百m余りですが中央付近で交差する東西の通りも範囲のようです。
  <千川通り側の「中央通り」入口>
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 区の商店街紹介のページには、「練馬駅前中央通り商店会はおいしい街」のあとに、「飲食店が多いので「グルメ街」の意味と、お得感のおいしさも含めて」という説明文がついています。「居酒屋、スナック、和食、中華など飲食店が多く出店し、グルメ街といった雰囲気を持つ商店会」という文面どおり、確かに飲食店が多く、夜の街の印象が強いのですが、そんな中に少々気になる店もちらほら混じります。
  <夜の飲食街の様相も強い>
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 中ほどの小さな交差点角にあるのがレトロ調の商業長屋建築で、その角側の店が「むらたはきもの」。昭和の香りを色濃く漂わせています。同じ棟内にあるメロンパン店の「アルテリア」は、店頭に「閉店SALE」の大きな文字とともに「もうあかん やめます」の表示も。せっかくだから買おうとしたのですが店員不在で買えず。商店街南端付近の鉄道模型店「ポニー」にも思わず足を止めました。かつて少しだけ触った私としては興味深く、今では貴重な専門店です。
  <昭和の香り濃い「むらたはきもの」等>
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  <鉄道模型専門店「ポニー」>
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 この中央通りもレンガ舗装と電線類の地中化ですっきりした景観です。上記紹介文の中には、「以前は当商店会を経由して区役所へ行く人の流れがありましたが、練馬駅西口新設以降は大きく変化しました」ともあります。確かに地図で見るとそういう位置関係にあり、鉄道高架化に伴う整備が街の構造にも大きく影響するということがわかります。「中央」の自負はそういう歴史的背景も包含しているのだと思います。
  <商店街の南側入口>
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 ところで、北側入口の千川通りはかつての千川上水に由来するものですが、その暗渠化から早や60年以上が過ぎ、そういう歴史もここを歩く人たちにはすでに無縁のものとなっているのでしょうね。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№715]おとり様商店会

■■■・・・駅に間近な路地空間は、おとり様に守られた平和な商店街
歩いた日 H30.08.04 【練馬区】 

 練馬駅前の千川通りの南側の路地群で構成される商店会で、「おとり様」は文字通り商店街内にある大鳥神社を示します。大鳥神社はそれほど広い敷地ではありませんが、駅周辺の喧騒の中にあって静寂な異空間をなしており、思わず二礼二拍手一礼にて参拝いたしました。この神社は、正保2(1645)年に三羽の鶴が飛来し、瑞祥として保護したが死んでしまい、その霊を祀ったことが起源ということで、毎年11月の酉の市は地域全体のお祭として熊手を求める人たちで大いに賑わうそうです。
 大鳥神社はこの商店街だけのものではなく、駅南側の6商店街の連携の要にもなっているようで、この境内にある石薬師尊にあやかり「石薬師市」を8の日ごとに共同で開いているとのこと。ありがたい神様です。
  <大鳥神社>
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 また、商店街の中央角に背を向ける形で建っているのが「東神社(とうじんじゃ)」です。神社なのに鳥居がなく、都内でも貴重なお水取り神社ということで、八大龍神と天照大御神の二柱を祭神とし、境内には手水舎の代わりに天明水の水汲み場があって、パワースポットとしても話題のようです。思わぬ発見をしました。
  <パワースポットとも言われる東神社>
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 さて、真夏の普通の土曜の昼の商店街は静かです。抜け道にも使われる南北の道がメインですが、東神社がある東西の道や、東に平行する南北の路地なども商店街範囲で、レンガ舗装と電線類地中化がなされています。一部に生花店なども混じりますが、全体が夜型飲食店の集合体という印象です。居酒屋やバー、スナックなどが混在しています。
  <千川通りに近い部分>
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  <中央部分の生花店など>
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 東側の路地などは、本当に「路地」と呼ぶのが相応しい魅惑的空間で、夜の姿を見てみたいものですが、大半の店が、その夜に向けての仕込みや掃除などの最中です。タオルや布巾などが店頭に干してあるところも。そんな中に人が満杯の店があると思ったら、ラーメン店でした。見るからに暑そうです。
  <ディープな雰囲気の東側の路地>
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 南側出口の角はあの「串カツ田中」ですが、ここも昼過ぎでも営業中で、地域の大人たちの憩いの場となっているようです。神様に守られた平和な商店街ですね。
  <南側出口からみた商店街>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

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