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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№692]成増南商店街

■■■・・・範囲は広いが商店街らしさは今一つ。でも蕎麦のランチで満足
歩いた日 H30.04.21 【板橋区】 

 成増南商店街は、「成増タウン」ホームページによると、「成増駅の南口ロータリーからの表通りと川越街道沿いの商店を中心とする広い面積を有する商店街。商店街に加盟する店舗は110店舗を超え、成増でも一番の大きさを誇ります。」とのことですが、とにかく駅を背にまっすぐ進んでみました。
  <鉄板カレーの「匠えん」などがある駅前付近>
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 駅と川越街道の間の鉄板カレーの店「匠えん」は人気店のようですが、まずは歩いてからと地下鉄成増駅がある川越街道を横切りました。道はやや狭くなりますがまっすぐに続き、次の信号までは路線バスも片方向ながら走ります。すぐ左手にスーパーのマルエツがありますが、全体に他の店舗密度は薄い印象です。しかし、商店街名入りの街路灯は延々と続きます。
  <マルエツなどがあるあたり>
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 マルエツの先の右側には小さな鳥居と祠があり、これが氷川神社です。駐車場に囲まれて寂しげですが、毎年9月には例大祭が行われるとのこと。地域の守り神ですね。
  <氷川神社>
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 バスが曲がって出てくる信号をさらに直進しますが、やはり商店街らしさは薄く、コンクリート製品の工場などのほか、マンションが多く目立ちます。都心方面に通勤通学する若い人たちやファミリー向けが多いと見られ、確かに、地下鉄と東武の双方が利用できるこの街は、住むには良い条件のところだと思います。
  <中程の交差点から駅方向を見る>
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 店舗が多少連続して商店街らしさがわずかに感じられる中にある「手作り麵処 おく山」に吸い込まれました。地域に愛される蕎麦の名店という感じで、3時までがランチタイムとのことですが、2時近くでも全てのテーブルが埋まっており、繁盛している様子です。相席で座らせてもらい、カレー南蛮せいろを注文。ボリュームも味も満足で、ランチタイムのサービスで飲み物がつくのも好感です。結局、鉄板カレーはおあずけとなってしまいました。
  <蕎麦店「おく山」などの並び>
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 「おく山」を出てその先の坂を下った「宮崎米穀店」(堂々たる看板建築)のところまでが商店街範囲のようですが、左に曲がった先にも、時間帯のせいか閉まっていますが「やぶそば」などが見えます。駅前に戻って再び駅前広場を見回すと、私にとって懐かしいベーカリーの「サンメリー」が目に入り、思わず入ってしまいました。
  <商店街南端の「宮崎米穀店」>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№691]成増すずらん通り商店街

■■■・・・かつてのメインストリート?も今は混沌の中に激シブもある裏通り
歩いた日 H30.04.21 【板橋区】 

 成増すずらん通りは、位置としては、南口の駅前広場から見て正面のテナントビル「ザ・プライム」などの裏手にあたり目立たず、多くの人で賑わう「成増スキップ村」の支線のようにも見えますが、成増の4商店街共同による「成増タウン」ホームページでの紹介文によると、「当初、成増駅から川越街道に出るメインストリートとして賑っており、現在でも昭和レトロの面影を残し、人情味ある商店街として、今日に至っております。」とあります。
 駅前広場やバス通りが整備される前はここが人のメイン動線だったということでしょうね。スキップ村の側から入ると、幅4mにも満たない道沿いには、空き地化した区画もありますが、いきなり「成増ダイナマイト酒場グレート」という刺激的看板が目に飛び込んできたり、スロット館や居酒屋が並び、何か混沌とした空気感ですが、路面はレンガ舗装され、商店街としての秩序は保たれている感じです。
  <スキップ村に近い部分(右は「成増ダイナマイト酒場」>
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 そして、やきとん・串焼きの「とん福や」の向かいにある「服部おもちゃ店」が激シブです。色あせた看板建築で店頭に懐かしき商品をあふれさせ、薄暗い店内では年配のご婦人が静かに店番をしている、という昭和そのものの姿がそこにありました。その隣が、これまた古典的風情の「成増マーケット」。通り抜けられる飲み屋横丁風の空間で、夜は飲んべえたちのたまり場になるのでしょう。そんな下町的な場があるのも良いですね。
  <「服部おもちゃ店」(隣が「成増マーケット」>
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  <「成増マーケット」内部>
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 ヘアサロン「モワ」という理髪店も良いではないですか。「モア」じゃなくて「モワ」ですよ。不動産店が入っている建物も典型的な昭和建築。「村上商店」の文字が歴史を伝えているようです。「昭和レトロ」の表現もなるほどとうなずけます。
  <ヘアサロン「モワ」など>
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 インド・ネパール料理店の呼び込みを横目に進むと川越街道に出ます。全体に裏通りの印象のため、スキップ村などに比べ人通りは少ないですが、「ザ・プライム」脇の駅前広場への抜け道もあり、駅への近道として利用される一面もあります。それにしても、「シンボルカラーはハッピーグリーン」とのことで、はて?と思ったら、街路灯の柱が明るい緑色でした。納得。
  <古風な「村上商店」の建物(不動産店等が入居)と緑の街路灯>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№690]成増商店街(なりますスキップ村)

■■■・・・街を代表する商店街はチェーン店が多いが、一歩脇に渋い店舗も残る
歩いた日 H30.04.21 【板橋区】 

 池袋からの東武東上線で最初の準急停車駅である成増に降り立ちました。この駅周辺では、北口側にも西友や図書館などの集客拠点施設がありますが、商店街の分布は南側がメインです。南北合わせて4つの商店街組織が共同で「成増タウン」というホームページを開設しており、これで事前情報を得た上での来訪です。
 南口に出ると、右に「なりますスキップ村」のアーチが目立ちます。成増商店街が正式名称のはずですが、スキップ村の名を前面に出していますね。「スキップ」とは、上記ホームページによると、「安全で(Safety)親切で(Kindness)面白い(Interest)を基本理念に楽しい(Pleasure)商店街を目指す」ことからの命名だそうで、シンボルキャラクターにウサギの家族を採用しているとのこと。
  <駅側からの緩い下り坂>
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 アーチからの緩い坂を下り左に折れた先がメイン区間で、川越街道にぶつかるまで賑やかな空間が続きます。成増を代表する商店街という印象ですが、チェーン店の比重がとても高いように見えます。街の個性を求める私としては、これではあまりスキップも弾みません。マツモトキヨシが入る建物の二階に「喫茶紅星」の文字が見えますが廃業しているように見えますし。
  <チェーン店が多い印象の商店街>
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 しかし、やはり来て良かった、と思ったのは、北側の脇道に入ったからです。ここも同じ街路灯が続く商店街の範囲ですが、チェーン化の波が押し寄せておらず、銘茶店と釣り具店が入るとりわけ渋い店舗建築は感動ものです。昭和の長屋建築にある「草間書店」は現役営業中なのがうれしいですね。その脇道が突き当たってさらに右の踏切手前には庶民的洋品店「コットンハウス」が人を集めており、「地域で一番安い店を目指す」とのことです。
  <脇道にある渋い店舗建築>
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 元の道に戻ると、中央付近の「ダイエー成増店」が核的存在であることがわかりますが、その向かいあたりにある精肉店の「鈴木屋」が私好みです。同じ建物の二階のヘアサロン「セピアージュ」の看板とのミスマッチがなんとも言えず、ですが、こういう店がいいんだよね。
  <商店街中央のダイエー前付近>
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  <二階のヘアサロンとのミスマッチが面白い「肉の鈴木屋」>
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 川越街道側の出口にも駅側と同じ大きなアーチがあり、「スキップ村」の存在を主張しています。駅への人の動線にうまく乗った位置で、時代に適合しつつ繁栄を続ける商店街といったところです。
  <川越街道側の商店街アーチ>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№689]南神実業会

■■■・・・世界最大級の本の街の風格を保ちつつ、新たな店舗スタイルも誕生
歩いた日 H30.04.12 【千代田区】 

 古書店等の集積で知られる神保町界隈は、靖国通りと白山通りが交わる神保町交差点を中心に、商店街組織がいくつにも分かれています。その中でも、交差点を挟んで靖国通りの南面が古書街の中心地と言えます。なぜ南面なのか・・・それは、北面だと南からの日差しを受けて店頭の本が痛むから、というのが通説です。
 この日は、ある書籍を買い取ってもらえる古書店を探しに訪れたのですが、事前のネット情報で目星をつけていた古書店が、この靖国通り南面、交差点西側の区間にあり、交差点角の岩波のビルから西の専大前交差点までの南面で構成される「南神実業会」という商店街組織の範囲です。
 岩波ビルには岩波ホールがあり、文化の殿堂というべき風格を保っているほか、別館にあるタイ料理店「メナムのほとり」なども有名です。また、神田古書センターは、神保町古書街のシンボル的存在で、創業明治8年という高山書店をはじめ各階に古書店等が入り、また、2階にはカレーの名店「ボンディ」もあります。
  <神田古書センター前付近の情景>
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 古書店も大半はビルになっていますが、「矢口書店」、「古賀書店」の一角はレトロな洋風建築で昭和風情を残しています。神保町は、価値の高い書籍が集まる場所として、米軍が空襲の対象から除外していたとのことで、そのために古き良き建物も残ったと言われています。
  <レトロ建築の「矢口書店」など>
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 数多くの古書店はそれぞれ専門特化しており、因みに先程の「矢口書店」は映画・演劇関係の書籍を中心に扱っているようです。因みに私は、比較的取り扱いジャンルの幅が広いという店に行ったのですが、結局、買取交渉は成立しませんでした。
 岩波ビルの隣に、真新しいカフェができていると思ったら、この前日にオープンした複合施設「神保町ブックセンター」だと、後で調べてわかりました。旧岩波ブックセンター跡地で、1~3階に、書店、喫茶及びコワーキングスペースを集約させたとのことで、1階は「本が読めて買える喫茶店」だそうです。本のまち神保町のニューウェイブというところですね。このように少しずつ変化している街ですが、世界最大級の本の街の風格は不動です。
  <新複合施設「神保町ブックセンター」>
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・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★★

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[№689]熊の渡し商店会

■■■・・・渡船場への道筋だった商店街も、今は忘れられたようにひっそり佇む
歩いた日 H30.03.31 【荒川区】 

 かつて、隅田川には数多くの渡船がありました。「熊野の渡し」もそのひとつで、今の尾久橋のあたりにあって大正年間から戦後の昭和25年まで利用されたとのことです。現在、日暮里舎人ライナーの線路が並行する尾久橋の架橋は昭和43年、その北の荒川に架かる扇大橋は昭和54年の架橋と比較的新しいのですが、ここに渡船があった風景はもはや想像もできません。
 「熊の渡し商店会」は、見つけるのに苦労するほど、住宅地に埋もれる形で目立たない位置にひっそりとあります。今や城北地域の南北幹線道路となった尾久橋通りもなかった時代、この商店街が渡船場へのアクセスルートだったのでしょうし、有名商店街のひとつである「はっぴーろーど熊野前」の延長上にあるのですが、すっかり忘れ去られた様相です。
 それでも、荒川区のまちあるきマップを頼りにたどり着いてみれば、かろうじて商店街らしき風情を残しており、店名の表示もない洋服店から始まり、酒店、蕎麦店、理髪店などが点々とある姿がいじらしくさえ見えます。
  <商店街を南の端から見た風景>
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 「シルバー茶論(サロン)」という看板の建物も半分シャッターが閉ざされ、そこからの脇道にある「レストラン山惣」も夕方5時からの営業とのこと。シャッター店と化したものも複数見られる中には、青果店だったと思しきものもあり、こうした店が現役だったころの光景を見てみたかったものです。
  <商店街中程の風景>
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 短い商店街の北端付近には小綺麗に整備された小公園がありますが、人の姿は見られません。その向かいで、最も現役度が高く見える店が「和ショップ みやこ」です。町屋の茶鋪「北村園熊野前支店」が和風小物なども扱っているところのようで、知る人ぞ知るというような静けさながら健気に営業している姿には心が和みますね。
  <「和ショップ みやこ」>
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 ところで、「熊野前」は熊野神社に因む地名ですが、熊野神社は西隣の「宮ノ前」電停前にある尾久八幡神社に合祀されたそうで、交差点付近にあったという熊野神社は今はありません。熊野の渡しの名残も、尾久橋の下の小さな説明板しかありません。時代の変遷を感じます。
  <「熊野の渡し」の説明板>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

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[№688]女子医大通り宮前商店会

■■■・・・病院の門前商店街は、レトロな魅力も見せるが一抹の寂しさも漂う
歩いた日 H30.03.31 【荒川区】 

 荒川区内の都電荒川線沿いには、電停ごとに地域密着型の商店街があると言っても過言ではなく、以前訪れた「熊野前」、「小台」に挟まれた「宮ノ前」にも「女子医大通り宮前商店会」があります。電車を降りた信号交差点がもう商店街入口。ここでの「女子医大」とは、東京女子医大東医療センターのことで、こういう下町の住宅街の中に、あの市ヶ谷河田町の東京女子医大病院の分院ともいうべき施設があるのは意外でもありますが、その歴史は戦前から始まっているようです。
 電車通りから入ってすぐ、「宮前青果」とレトロ感満載の惣菜店「ふじた」が向かい合っているのが感激で、惣菜店ではおにぎり等のほか、コロッケがひとつ60円で売られています。
  <「宮前青果」と「ふじた」の向かい合い>
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 少し進むと右側に蕎麦店の「瀧乃家」がありますが、なんと、店先に「22年間ありがとうございました」の表示が。この日は3月末日で、店じまいの日ということ。覗くと、昼時ということもあって満席の盛況でした。地域に愛されてきた店なのでしょうね。惜しいことです。
  <本日閉店の蕎麦店「瀧乃家」>
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 昔の歌手のポスター等で飾りたてられた「ニュー木の実」という喫茶・スナックなどを見ながら進むと、小さな四つ角に面して、テレビの「孤独のグルメ」にも登場したという名物とんかつ店「どん平」がありますが、ちょうど1時で暖簾がしまわれてしまいました。しかし、その直後に女性客が3人やってきて、店と交渉して入れてもらっていました。女性パワー恐るべし、です。
  <商店街中央付近の「どん平」など>
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 その斜向かいには、これまたレトロな「鮨福」もありますが、さらに進むと左に医療センターが現れます。この門前商店街ともいうべきところなので薬局が多いのも特徴。ただ、細い一方通行路にセンターを訪れる車やタクシーが多く通行するのが難点でもあります。センターの向かいには「尾久珈琲亭」やイタリアンの店もあり、医療センターとの共存というところでしょうが、その先、田端変電所に突き当たったところで商店街が終わります。全長300m弱のほのぼの商店街ですが、一部普通の民家になってしまっているところもあり、熊野前や小台に比べてやや精彩に欠けるという感じです。
  <東京女子医大東医療センター前(この先に「尾久珈琲亭」など)>
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 電車通りに戻り、蕎麦の「朝日屋」に入店。力そばで昼食にしました。湯葉も入って美味。その後、その向かいにある尾久八幡神社に参拝しました。尾久一帯の鎮守として長い歴史を持つ立派な神社で、境内の桜が満開、それを中国人グループがパチパチ写真撮影しているのが印象的でした。
  <尾久八幡神社の前を都電が走る>
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・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★★☆

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[№687]千歳船橋参商会商店街

■■■・・・稲荷神社と共存し、複数の狭い道沿いに続く気さくな商店街
歩いた日 H30.03.17 【世田谷区】 

 小田急線千歳船橋駅の南側に展開するのがこの「千歳船橋参商会」です。高架線路の南に沿う形で城山通りがあるのですが、商店街はその通り沿いではなく、信号横断歩道を渡った先の小道から入る一歩裏にあります。この日は、北側の千歳船橋商店街を先に歩き、そちらが思った以上に広がりがあって歩き疲れていたのですが、ついつい引き込まれ、結局ほぼ全体を歩くことになりました。
 同会ホームページによると、「参商会」の名は、商店会発足当時に「世田谷5丁目」「経堂」「船橋」の3地域にまたがっていたことによるそうです。その後、船橋側の商店街が独立したとのことですが、船橋側とは駅北側で、先程歩いてきた千歳船橋商店街が元々は一緒だったということでしょうか。
  <「オオゼキ」や「福田屋」があるあたり>
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 狭い道に人の流れが集中するため、ずいぶん賑わっているように見えます。駅側入口から入って突き当たった左右の道がこの「参商会」の中心をなす部分で、右角がスーパーの「オオゼキ」です。この商店街の核と言える存在ですが、必要以上に目立たず、周囲に溶け込んだ感じが良いです。左の角は煎餅や豆菓子の「福田屋」。気さくで親しみやすい感じでこれもまた良し。
  <南へ続く商店街風景>
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 左へ折れた先の居酒屋「かぶら屋」前から右の南方向も商店街範囲で、生花店から始まり、鮮魚、精肉の店が並ぶなど「普段着」の空気で満たされています。その先左側は都営住宅となりますが、突き当たりは食料品の「みつはし」。椎茸や味噌、豆類、昆布などを扱いお客さんを集めている様子です。その向かいの「まつばや」は精肉や惣菜などの店。こういう店が並んでいるのが頼もしいですね。
  <「みつはし」と「まつばや」の向かい合い>
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 東西の道に戻り東へ進むと「稲荷森稲荷神社」があります。「とうかもりいなりじんじゃ」と読むのが正しいようですが、創建年代は不詳とのこと。昭和20年代初めまでは鬱蒼とした森だったとの記載が神社ホームページにあり、昔の世田谷ののどかな風景が偲ばれます。「稲や食べ物に関係が深い神様で、人間の暮しや営みに最も密接に関係する神様」とのことで、商店街との共存は必然というところでしょう。10月の例大祭は大いに賑わうようです。
  <稲荷森稲荷神社>
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 その神社の東の道を線路方向に戻りましたが、そちらにもユニークな飲食店などが並び、意欲が感じられます。疲れていてあまりじっくり観察できなかったのが残念でもありますが。
  <神社東側の商店街区間>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№686]千歳船橋仲通り商店会

■■■・・・目立たない位置でつつましく営業を続ける数店のみの「仲通り」
歩いた日 H30.03.17 【世田谷区】 

 小田急線千歳船橋駅北側に広がる賑やかな「ちとふな商店街」の陰に隠れるように、ひっそりとこの「千歳船橋仲通り商店街」はあります。駅西側から千歳通りを北西方向に200mほど進みむと、右側に入る道に「ちとふな」とは異なる街路灯の通りが見つかります。その街路灯を見上げると「仲通り」の文字が読み取れます。ここは、世田谷区船橋一丁目の西の端あたり。
<街路灯はあるが商店街らしからぬ風景>
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 入ってすぐの右側に、夜だけの営業らしい串かつ「おおつか」があるものの、その先は商店街らしさがありません。少し進むと居酒屋「ゆうな」の先の春光幼稚園の園庭が3月半ばなのに早くも春爛漫の様相で、さらにその先でやっと少し商店街らしさを感じられるようになります。駅と船橋二丁目方面を結ぶ歩行者動線がこのあたりを横切る形になっていて、それでかろうじてこの部分に商業色が残存できている、とも言えそうです。
<ダイニング「たち華」など>
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 といっても、営業しているのは「たち華」という定食店と理髪店くらい。でも、おっと、西側の路地を覗くと「大三元」という中華料理店と「キッチンメグ」という洋食店、その先に鮮魚店もありました。いかにも地元の常連客で成り立っているという感じのつつましい光景です。
<横道の店舗の並び>
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 本当に商業色が感じられるのはこの一角だけで、あとは街路灯が続くものの普通の住宅地の様相が続き、左側をマンションが占めるに及んで、もはやこれまでかと思いきや、街路灯が途切れる部分に洋品店がひとつありました。
 駅から数百メートル離れるとはいえ、「ちとふな商店街」とのギャップに唖然とさせられます。それでも商店街の組織が保たれ、街路灯を維持できていることが健気です。かつてはもっと商店が多く賑わっていた時代があるのでしょうか。それを知る術もないままに千歳通りまで戻ってきてしまいました。
<春光幼稚園は春爛漫>
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 私がここを訪れたのは、事前に区の商店街マップを見ていたからで、そうでなければこの商店街の存在には気づかなかったでしょう。それほどまでに目立たない存在なのですが、数少ない店舗が長く地域の人に愛され続けることを願いたいと思います。

・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№685]ちとふな商店街(千歳船橋商店街)

■■■・・・あの名優の名を冠する通りや明るいバス通りなどに広がる賑わい
歩いた日 H30.03.17 【世田谷区】 

 小田急線の複々線化完成による大増発という画期的なダイヤ改正のその日、どんなに便利になったのかと乗りに出かけました。で、新たに準急停車駅になった3駅のうちのひとつである千歳船橋に下車。商店街の事前情報をほとんど持たないまま、街歩きに繰り出しました。まずは北側の千歳船橋商店街から。「ちとふな」を名乗りますが、さすが準急を停めるだけあってかなり規模の大きな振興組合組織の商店街で、頼もしく見えます。
<賑やかな駅前からのレンガ舗装道路>
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 駅前の小広場から多くの人が吸い込まれるレンガ舗装の小道も賑やかですが、中心をなすのはその一本西に平行する延長400mほどの「森繁通り」です。この通りの先にあの名優の森繁久弥氏の自宅があったことからそう呼ばれ、区も正式名称として認めたとのこと。街路灯にもその表示があります。通りの中程の「寿司清」の店頭には「すしの味はたねとしゃりとさびと親父の手あかにある」という森繁氏自筆と思われる色紙が飾られ、海鮮ちらし丼も「森繁通り丼」に改めたとの記載もあります。
<「森繁通り」の「寿司清」など>
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 人の流れが絶えないこの通りは、店舗の業種構成も多彩で、和菓子店、精肉店、青果店などに思わず足が止まるほか、「バラエティマーケット」と銘打つ「マルシェせたがや」は衣類や冷蔵庫を店頭に並べる面白さです。紅茶の店「青い空」という喫茶店には老婦人の二人連れが入っていきました。
<「マルシェせたがや」などがある森繁通り>
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 駅側からこの森繁通りに抜ける路地にも、昭和建築の商業長屋が健在だったり、古き良き一面もしっかり残しています。
<昭和の商業建築長屋などの風景>
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 北西方向の千歳通り上も、環八との交差点まで商店街範囲で、浄立寺や水道局などが面する明るい並木道に、行列のラーメン店があり、同じ建物の隣が普通の中華料理店だったりという面白さも見られます。そんな通り沿いの蕎麦店「ますや」で昼食にしました。昼は3時まで営業というのも良いですね。五目あんかけご飯セットを盛りそばでいただきましたが、ここは当たりでした。蕎麦も美味く、サラダとお新香もついてボリュームも満点。
<千歳通りの商店街を駅側から見る>
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<蕎麦の「ますや」>
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 千歳通りはバスも頻繁に走りますが、千歳船橋止まりの小田急バスが交差点脇の狭い操車場に尻から突っ込む光景は、誘導員がいるとはいえ神業的です。いやあ、それにしても結構歩き疲れました。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

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