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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№668]区役所通り商店会

■■■・・・区役所に続く短い商店街は和洋折衷・新旧混在の下町風情
歩いた日 H30.01.27 【葛飾区】 

 立石駅通り商店街の北に続くのがこの商店街です。京成立石駅から葛飾区役所に向かう通りだから「区役所通り」とは、非常にわかりやすくて良いのですが、庶民派の下町商店街にしては何だかちょっと固いイメージの名前だなと思うのは私だけでしょうか。延長は70~80mほどしかなく、脇目も振らずに歩けば1分で通り抜けてしまいます。
<立石駅通り側の商店街入口>
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 確かにこの通りを抜けてしばらく行くと葛飾区役所にたどり着くのですが、実はその手前に「タカラトミー」の本社があるのです。あの「リカちゃん」や「トミカ」などの会社ですよ。商店街も、区役所ではなくタカラトミーと提携して何らかの玩具キャラクターなどで特徴づけすれば良いのに、なんて思ってしまうのは、よそ者の余計なお世話というものでしょうかね。②
<バルと婦人服店の向かい合いなど>
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 商店街は和洋折衷、新旧混在。店頭にイタリア国旗を掲げた「立石バル『TAMARIBAR』」の向かいに、昔ながらの商業長屋建築で「レディースファッションTOMO」という庶民派婦人服店が営業していたりします。ラーメン店や「やきとん」の赤提灯の店などを見ながら進むともう北側の端です。その角には自転車店「サイクルショップKAITO」があります。
<路傍に雪が残る商店街風景>
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 ここで斜めに交差する道は水道路(すいどうみち)です。金町浄水場から荒川方面にほぼ一直線に続いている道ですが、この下には今も太い水道管が通っていたりするのでしょうか。そんなことを考えながら駅方向に戻ります。レンガ舗装は立石駅通り商店街から連続していますが、街路灯は独自のものでその形状がユニークです。もしかしたらタカラトミーの遊び心が入っているのかな。
<商店街北端(水道路との交差点)部分>
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 ところで、この商店街区間は、先ごろ都市計画決定した「立石駅北口地区市街地再開発事業」のエリアからは外れています。その南側の線路との間が再開発事業区域で、高層ビル2棟と駅前広場ができる計画ですが、完成するとこの商店街は新しい駅前広場に向き合うことになります。商店街自体は維持されますが大きく環境が変わります。区役所も再開発ビルに移転するそうで、今後、この下町風情がどう変貌していくのか、注目し続けていきたいと思います。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆


●[№320]立石駅通り商店会(葛飾区)を再び歩いたので、加筆しました。→こちら
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[№667]立石デパート商店会(呑んべ横丁)

■■■・・・庶民に愛され続けた昭和の異空間の姿を目に焼き付けて
歩いた日 H30.01.27 【葛飾区】 

 東京下町の魅力をギュっと凝縮したような京成立石駅周辺ですが、京成線の高架化事業が始まるとともに、再開発事業が都市計画決定したという情報があり、駅北側に高層ビル2棟が建つ完成予想図がネット上にも公開されるに及んで、これは今のうちにもう一度見て記録しておかなければと、寒風吹きすさぶ日でしたが、歩きに行きました。
 まず、「呑んべ横丁」という異空間を構成する古色蒼然の建物が健在なのを電車から確認して、そこに向かいます。「廃墟」とか「魔窟」とかの表現で紹介されることの多い「呑んべ横丁」ですが、昼間は足を踏み入れるのを躊躇させるほどの静けさ、異様な雰囲気に思わず息を飲みます。
<線路越しに見た「呑んべ横丁」>
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 それでも夜には営業している店もまだあるようで、決して「廃墟」ではありません。現役の息遣いが漂っています。線路側から奥に向かって2筋の狭い路地で構成され、中間で横に結ぶ通路もあります。「波」とか「門」とか「姫」とか「れとろ」なんていう看板が、この異世界の歴史と変わらぬ意地を表現しているようで、ここはここで一つの秩序を形成してきたのだろうと思うと、この空間が失われてしまうのが無性に寂しく感じます。
<「呑んべ横丁」内部(1)>
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 その秩序を象徴していると思えるのは、路地内にある共同便所です。不潔な印象はなく、古いなりに良く清掃されているように見えました。これを含めて、全体の建物構造がどうなっているのか、少々不可解です。外から見ると古トタンで囲まれたひとつの大きな建物のようにも見えるのですが、内部の通路には明り取りの天窓が付き、店ごとの建物が軒を接して密集しているのです。
<「呑んべ横丁」内部(2)>
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 この異空間に日中に踏み込む変わり者は私だけではないようで、男女二人連れが入ってきて興味深げに見て回っていました。「ここって昔はデパートみたいなところだったんだって」と男性が話しているのが耳に入りましたが、そう、今でも商店会名は「立石デパート」なのです。昭和30年代ごろは普通の商店街だったとのことですが、今のような呑み屋街になったのはいつごろからなのでしょうか。色あせた看板の一部に「デパート」だった頃の名残を感じることもできます。
<「呑んべ横丁」内部(3)>
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 夜の風情は経験していませんが、ここも「見届けられた幸せ」のひとつになりそうです。
<夜は呑兵衛たちを誘う奥側の入口看板>
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・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆


●[№79]京成小岩商栄会(江戸川区)を再び歩いたので、加筆しました。→こちら
●[№80]千代田通商店会(葛飾区)を再び歩いたので、加筆しました。→こちら
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[№666]中里通り商店街

■■■・・・「三茶」のお洒落感と昭和の風情が程よくミックス
歩いた日 H30.01.13 【世田谷区】 

 ここはずいぶん前から一度訪れてみたかったところです。渋谷から二子橋へ向かう玉川通り(国道246号)は、ほとんど上に首都高速が覆い被さり自動車の喧騒著しい非人間的な空間になっていますが、ここは旧道(大山街道)が良い状態で残されている貴重な区間で、三軒茶屋駅に近い場所ながら昭和の風情も味わうことができるのです。
<美しき昭和の看板建築の並び>
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 三軒茶屋駅から玉川通りを南西に300mほど歩くと左に分かれる旧道があり、再び合流するまでの500mほどの区間で商店街が形成されています。振興組合になっており、一定の組織力を持っていることが通りの魅力維持につながっているとも思われます。立派なホームページもあります。
<北側の入口付近の情景>
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 「三茶」といえばお洒落なまちの典型のようでもありますが、ここはそういうお洒落感も交えながら古き良き昭和の風情が程よくミックスしているといえます。新しいビル、小綺麗なマンションになっている部分もありますが、古い看板建築の商店が現役で営業していたり、路傍に小さなお地蔵様が大切に祀られていたりするのです。
<和風建築のバイク店など(左は鶏肉「信濃屋」)>
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 どっしりとした和風建築の建物がバイク店として使われていたり、鶏肉店「信濃屋」が人気店らしかったり、畳店や金物店があったり、脇道側ですが青果の「八百森」が懐かしい雰囲気で客を集めていたりもします。玉川通りの向こう側にはスーパーのマルエツもあるのですが、うまく固定客を掴んでいるということなのでしょう。年季の入った看板の和菓子店「玉川屋」があるかと思えば、クリーニング店の名前が「昭和」だったりすることにも、歴史を感じてしまうのです。
<この脇道も商店街の一部(右に「八百森」左はクリーニング「昭和」)>
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 途中で蛇崩川緑道を横切りますが、川の流れが街道筋の集落形成に関わってきたのでしょうね。その脇に「伊勢丸稲荷神社」があるのがその証拠ではないでしょうか。
<蛇崩川緑道の脇に鎮座する伊勢丸稲荷神社>
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 商店街中央付近の「藪蕎麦」で昼食にしました。肉南ばん蕎麦をいただきましたが、思いがけず茶蕎麦でした。良くみるとメニューに「他店にない純茶そばにて自信を持って皆さまのご賞味を・・」と記されていました。練り込んでいる抹茶を見せていただき、香りを嗅がせていただきました。そば湯も注いでいただき、冷えた身体がぽかぽかと温まりました。
<どっしりした構えの「藪蕎麦」>
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・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

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[№665]滝野川団地商店会

■■■・・・大型団地の外側を向く団地内商店街にも寂寥感が募る
歩いた日 H30.01.06 【北区】 

 飛鳥山方面から、一時は松本零士氏の協力も得て盛り返しを図ろうとしたもののやはり衰退感著しい滝野川馬場商店街を抜けて、滝野川病院のところまでやってくると、2車線道路の向かいに8階建て大型集合住宅1階部分の古びた商店群が目に入ります。
 この集合住宅群は都営滝野川第三アパートで、建てられたのは昭和45年前後。東京都の資料によれば総戸数は762戸という大型団地です。このあたりは、戦前戦中に陸軍施設が多く立地していたところで、それらの広い敷地が戦後に住宅団地や学校などに転用されたわけで、この団地も規模が大きく、十数棟の建物があり、商店街があるのは10号棟の1階です。
<滝野川病院前から見た商店街全景>
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 このような公営住宅団地の多くに住民の生活利便に供する商店街が設けられ、主に生鮮食料品や日用品等を扱う個人商店が入居して賑わう、というのが当初の姿でしたが、大半の団地内商店街は、今はその役割を終えたように寂れています。ここも例外ではなく、シャッターを閉ざして空き店舗と化したものが多い状況です。
 商店街にありがちな総合食品店風の店や「ノア」という美容室、リサイクル用品店、歯科医院などが営業していますが、時折歩道を歩く人や自転車で通り過ぎる人がこれらの店に目を止める様子はほとんどありません。それでも商店街としての体裁を保っているのがいじらしく思えるというところで、北区の商店街マップにも掲載があります。私もそれを頼りに訪れたわけですが、区商連のリストからは消えています。
<営業中の美容室など>
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 一般にこの手の団地内商店街の多くは、団地の中庭に面するなど内向きの配置であるのに対し、ここは外向きの道路に面する配置であるのが特徴といえますが、それが良かったのか悪かったのかはわかりません。滝野川病院に向かい合う形となったので、処方箋薬局が1件入居していますが看板が比較的新しいので、そういう立地がプラスに効いている面も多少はあるかと思います。
 築50年近いこの団地もいずれは建て替えとなるでしょうが、昭和の象徴ともいえるこの風景を記憶に留めておきたいと思います。
<道路の向かい側から見た商店風景>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№664]滝野川馬場商店会

■■■・・・メーテルたちが見守るがレトロな街で「うっぴー」も寂しげ
歩いた日 H30.01.06 【北区】 

 JR京浜東北線王子駅の西400~500mほどの住宅地内の商店街で、滝野川二丁目に属します。南側入口は明治通りに面しますが、この部分の明治通りは中央の首都高速が高架から地下に移るところで通りの両側が分断されており、商店街の存在も目立たなくなっており残念なところです。
 「馬場」は「ばんば」と読み、途中に屈曲はあるものの総延長は500mほどに達するのですが、ご多分に洩れず衰退を如実に感じる商店街風景で、街路灯やフラグは続くものの商店の連続感は失われ、住宅地が進行しており、「昭和レトロ」といえば聞こえは良いものの寂しさがこみあげてきます。正月明け最初の土曜で、このあとまた連休なのでまだ休業中のところもあるのですが、「地元が一番」のフラグの文字が虚しく見えてしまいます。
<最も商店街らしさが残る中央部分>
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 商店街の南北の入口に大きな商店街マップが掲げられているのが好ましいですが、そのマップ上や商店街アーチ等に描かれているのはあの松本零士氏による「銀河鉄道999」のメーテルをはじめとしたキャラクターたちで、この商店街には松本零士氏書き下ろしのキャラクター「うっぴー」もいるのです。「商店街をはじめとする地域が活性化し、みんながうれしい、ハッピー(幸せ)になることを願い「うっぴー」と名づけました」とのことです。
 しかし、「松本先生をお招きして『アーチ・絵看板完成記念式典』を行った」のも2003年とのことで既に15年が経過し、このキャラクターが地域を活性化させている様子は伺えません。せっかくの「うっぴー」君、色あせてしまわず、もっと活躍できないものでしょうか。
<松本零士氏によるキャラクターが描かれた商店街マップ>
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 商店街入口付近に銭湯「飛鳥山温泉」があることや、昭和の長屋建築風の店が残っていること、米店2軒や畳店などが営業していること等がわずかな救いです。中央付近に滝野川馬場児童遊園があるのですが閑散としていました。北西側出口に滝野川病院があって、これが商店街の支えになってきたようにも見えますが、ここを歩いて抜けて病院に向かう患者がどれだけいるでしょうか。
<懐かしい構えの商業長屋建築>
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<児童遊園北側の米店など>
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 連休が明けて、鮮魚の「魚長」などが店を明ければ少しは商店街らしさを感じられるようになるかな、などと思いながら、明治通り沿いのラーメン店で昼食としました。
<正月休み中の「魚長」など>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№663]滝三通り商店会

■■■・・・創立百年の学校の門前に佇む小さな商店街の残像
歩いた日 H30.01.06 【北区】 

 滝野川一丁目なのに「滝三通り」とはこれいかに?。その答は、「滝野川第三小学校」まわりの商店街だから、ということです。北区滝野川はけっこう広い地名で、一丁目から七丁目まであるのですが、ここはその東端部分で西ケ原と接するエリアです。王子や西巣鴨、駒込などの鉄道駅からやや距離があり、大きな道路から外れれば静かな住宅地の様相が濃い地域です。都電荒川線の滝野川一丁目電停で降りて、南側からぐるっと回り込む形でこの商店街部分にたどり着きました。
<滝野川第三小学校正門>
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 正月明けの最初の土曜日ということもあってか、人の姿もわずかで、とにかく静かです。そしてこの商店街の印象は、ひと言、「かわいい商店街だなあ」です。まだ冬休み中の小学校は閑散としていますが、その周囲に展開するこの商店街は、もともと規模も小さい上に半ば以上住宅化が進んでおり、残されたわずかな商店がおとなしく佇む、といった風情です。
 滝野川第三小学校は、区のホームページ上の情報では、一昨年(平成28年)に創立百周年を迎えたとのことで、歴史ある学校なのであり、ということは、飛鳥山の西に位置するこの一帯も人々の生活の営みが長きにわたり集積してきたところ、ということでしょう。学校は地域を象徴する拠点施設ですからね。今は、「たきさん幼稚園」も隣接しています。
<学校南側のカット・パーマ店の並び等>
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 さて、商店街ですが、一番南が仕込み中の「寿司八」、その先右側に「カットサロンいずみ」と「美容院ひょうきん」があり、その向かいが「むらかみでんき」、といったところで学校の正門に突き当たってしまいます。学校の敷地に沿って鉤型に曲がる道筋が商店街ですが、校庭西面側の道路沿いには懐かしい昭和の看板建築の3棟の並びが見られます。南がクリーニング店、北が酒店ですが、中央は看板建築のまま一般住宅化してしまっているようです。
<学校西側の看板建築の並び>
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 その先、都電の踏切までが商店街区間のようですが、商店街としての実体はもはや乏しいですね。新年第一号の商店街散策はずいぶん寂しいものになってしまいました。学校が始まると少しは活気を感じるようになるでしょうか。踏切の先には、私立の桜丘中学・高校もあるのですが。ところで、ここから少し南へ進むと「ゲーテ記念館」というのがあるのですね。あとで気づきました。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

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[№662]京王クラウン街笹塚商店会

■■■・・・クラウン=王様の街に並ぶユニークな名の店たち
歩いた日 H29.12.27 【渋谷区】 

 京王クラウン街は、その名のとおり京王電鉄が鉄道高架下等を活用して展開する駅ナカ、駅チカの専門店街のひとつで、「クラウン」の名は京王の「王」に由来するとのことです。ここ笹塚も、笹塚駅の高架下にあり、線路南側には隣接して、ビル内専門店外の「フレンテ笹塚」もあります。「京王クラウン街笹塚」はひとつの商店会を形成しており、渋谷区商連にもちゃんと加盟しています。
 暮れも押し詰まった12月末の平日の夜にここ「京王クラウン街笹塚」を訪れたのは、この中の飲食店でのお仲間会社の忘年会へのお呼ばれがあったからです。改札からお目当ての店舗までは中央通路を歩いて徒歩1分ほどなのですが、少し早めに着いて、「出会いの径」「語らいの路」「憩いの途」の3ゾーンからなるクラウン街全体をザッと観察です。
<改札口正面の入口風景>
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 3ゾーンの「みち」が全部違う文字で、かつ「道」じゃないのがミソですね。一番西の「出会いの径」だけは、中央に駅改札や駅施設を挟むため店舗は両サイドの外向きで、線路沿いの道に面する形で、駅に出入りする人の通路となっているため立地条件は良好です。北側面の向かいはスーパーの「ライフ」で、その補完機能を担っているという感じです。線路南側面は、歩道幅にかなり余裕があり、あとで地図で確認すると、旧玉川上水が暗渠で大きく蛇行する流路上であることがわかりました。
<スーパー「ライフ」に向き合う「出会いの径」部分>
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 中央の「語らいの路」は改札口の正面という好立地で、テナント構成には気を配られている様子が見て取れますが、その中で、青果を中心とした食料品販売の「Una casita」が清潔感ある店で興味をそそります。「おなかすいた」と読むようで、東京、埼玉、神奈川などに十数店舗展開し、手間を惜しまぬ和食文化を伝えることを理念としているとのこと。はじめて知りました。
<「Una casita」などがある「語らいの路」>
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 そうこうしているうちに時間が迫り、一番東(新宿寄り)の「憩いの途」東端近くにある「山陰海鮮 炉端かば」へ入店。鳥取・島根の食材を味わえる店で、こだわりの料理を堪能しつつ「憩い」のひとときを過ごしました。斜め向かいには博多料理の「博多かべちょろ」なんていう店もあります。「かべちょろ」は九州北部の方言で「ヤモリ」ですね。そのほかにも、不動産の「とまと館」があったり、先ほどの「おなかすいた」や「かば」なども含め、面白い名前の店が多いところです。
<「炉端かば」などがある「憩いの途」>
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・なつかし度  ☆☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№661]旭丘千川通り商店会

■■■・・・江古田二又から始まる新旧混在の街並み
歩いた日 H29.12.09 【練馬区】 

 江古田駅南東側の旭丘地区の千川通りに連なる商店街群の一番駅に近い部分にあたるのがこの商店街です。駅からだと細い道を抜けて駅南口の信号交差点に出たところがこの商店街の北西端ということになります。元禄年間に整備された千川上水に因む命名の千川通りですが、ここは桜並木もまばらで、駅から出てきた人も各方面に散っていくので、正直言ってあまり商店街らしさは感じません。
<商店街中ほどの風景>
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 この日は、東側の旭丘東商店会旭丘中央商栄会の方向から駅に戻る形でここを通り抜けたわけですが、申し訳ないことに特に興味を惹かれる店もないままに駅南口の交差点まで来てしまいました。この商店街にも自転車店「サイクルショップマルキン」があり、3つの商店街にそれぞれ自転車店が比較的目立つ形であるのが興味深いところ、というくらいです。
<ここにも自転車店>
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 建物は鉄筋・鉄骨の中層のものが多い中に、一部古い建物の店が残っており、パステル調のカラフルな比較的新しい巣鴨信用金庫江古田店の並びに「岡村製麺所」の看板を残してもう廃業してしまった風の古い看板建築があるのが対照の妙といった感じです。
<新旧の建物の対照の妙>
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 さて、旭丘地区の千川通り上の商店街3つを歩いてきたわけですが、ここから西は「駅南口」交差点で千川通りがやや左へ折れ、直進方向は狭い道ながら「江古田銀座」のアーチがあります。この道は、踏切を超えて栄町本通り商店街(ゆうゆうロード)に続きますが、そちらの方が商店街らしい賑わいを持っていますね。
<駅入口交差点付近>
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 ところでこの交差点には、中野方面からバスが頻繁にやってきて、駅から離れているものの「江古田駅」のバス停がありますが、もうひとつ、新宿から曙橋・目白を経由してはるばるやってくる都営バスの路線があって、そのバス停は「江古田二又」。旭丘の千川通り上は片方向の走行ですが、それとは別に、この「江古田二又」が終点の国際航業バスの路線もあります。池袋サンシャインシティ南からやってくる豊島区支援による「地域公共バス」で、1日8往復。東京にありながら地方都市のようなほのぼのとした時刻表です。
 3大学を駅勢圏に抱える江古田ですが、旭丘を含めあまり学生街の雰囲気は感じないところでした。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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