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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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ご案内4

 平成29年の年末にあたり、これまでに歩いた商店街の位置図と一覧表を更新しました。小さくて見にくいと思いますが、4つの記事に分けて掲載しています。
 商店街歩きを始めて約7年が経過しました。今後も無理のない範囲でできるだけ続けていきたいと思いますので、よろしくおつきあいください。

 №1~200 は → こちら
 №201~400 は → こちら
 №401~600 は → こちら
 №601~  は → こちら
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[№652]深川不動尊商店会

■■■・・・成田山新勝寺東京別院の門前町の貫祿と独特な息づかい
歩いた日 H29.11.11  【江東区】 

 深川不動尊は千葉県の成田山新勝寺の東京別院で、門前仲町の富岡八幡宮の西に近接する位置にあります。江戸時代に各地の名刹の御本尊を江戸に運び特別拝観させる「出開帳」が盛んに行われましたが、江戸庶民の成田山信仰の浸透の中で元禄16年に第一回の出開帳が永代寺で行われたのが、今日の深川不動の起源とのことです。明治になって、新勝寺の不動明王の分霊を勧請して不動堂が建てられ、関東大震災や戦災での消失を繰り返しながらも、昭和25年に本堂が完成、平成24年には新本堂が落慶して今日に至ります。
 深川不動尊商店街は、永代通りから不動堂に至る参道沿いの門前町で、近年は富岡八幡宮と合わせた下町観光の回遊路の一部になったような趣で、外国人も含め多くの人で賑わっています。地下鉄東西線門前仲町駅の木場寄りの1番出口を出たところが商店街の入口で、入口角にあるのが明治40年創業という和菓子店「伊勢屋」の本店。さすがに貫祿を見せています。
<永代通りからの商店街入口(左が伊勢屋)>
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 ここから門前までの百数十mの間に、下町の門前町らしい店が軒を連ねます。「宮月堂」は「あげまん」の店。お茶の「平野園」では銘茶の他にわらび餅なども販売しています。「折原商店」は角打ち(立ち飲み)が楽しめる店ですね。佃煮の「筑定」や和菓子の「梅花亭」、きんつばの「深川 華」など、それぞれに賑わっています。そんな中に若者向けの雰囲気で営業する「MONZ CAFE」などが溶け込んでいるのも、時代に合わせた商店街の息づかいを感じられる良い風景です。
<佃煮の「筑定」、角打ちの「折原商店」など>
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 参道右側には永代寺があり、ここに一礼していく人も多く見られますが、江戸時代の永代寺の流れを引く寺院で、その隣に「ふじや神仏具店」があるのも門前町らしいところ。商店街北端の不動堂と向かい合う位置にうなぎの「深川大和田」が構えるのも、成田山を思い起こさせますね。
<左がきんつばの「深川 華」、右が永代寺>
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<不動尊側から見た商店街>
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 さて、不動尊にお参りです。本堂左の新本堂は近代的な造りで、外壁は真言宗の梵字で埋めつくされているのが圧巻です。一日数回の護摩が炊かれ、参拝者が堂内に上がって「のーまくさんまんだーばーざらだんせんだー・・・」とご真言を唱えるのも成田山新勝寺と同じです。背後の首都高速の高架には少々違和感も覚えますが、不動明王に守られ「不動」の繁栄を続ける商店街なのであります。

<深川不動堂(本堂)>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆
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[№651]リバーウエスト千本桜通り商店会

■■■・・・小松川千本桜にあやかるマンション群内の商店街も孤立感
歩いた日 H29.11.04  【江戸川区】 

 荒川放水路の西側で、旧中川を挟む京葉道路(国道14号)から南のこの一帯は、江東デルタ地帯の防災拠点の形成を目的に、「亀戸・大島・小松川地区市街地再開発事業」として大規模な整備が行われたところで、かつての下町の工場地帯も今は高層住宅群やきれいな公園などに生まれ変わっています。この再開発に関連して、荒川のスーパー堤防整備に合わせ、南北約2㎞にわたって約1000本の桜が植栽され、「小松川千本桜」として新たな名所となっています。
 「リバーウエスト」は、この再開発エリアのうち、京葉道路と首都高速7号線に挟まれた小松川三丁目の中央部分に建てられたマンション群の名称で、A館からD館の4棟からなり、南北に貫く道沿いの各棟の1階部分が商店街区画として設計されています。この道は、北の平井駅から、平井親和会商店街平井笑友会さくら通り春日町商店会と続く道の延長上にありますが、広い京葉道路で隔てられた再開発地区に人工的に作られたということで、それらとの連続性や一体性は見られません。
 訪れたのが祝日と日曜に挟まれた土曜ということもあるのでしょうが、多くの団地内商店街の例に漏れず、各棟の小区画の店舗はシャッターを閉じたところが多く、美しい並木で彩られた街路風景に反して寂しさが否めません。
<商店街の中心をなすA棟の「中村屋小松川店」>
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 そんな中で唯一元気を見せているのがA棟1階にあるスーパーの「中村屋小松川店」です。平井親和会商店街に「総本店」があり、ここはその支店ですが、「平井市場」のうたい文句は共通です。下町の地場スーパーがうまく高層住宅住民のニーズを取り込んでいるという感じで、「ドラッグぱぱす」や「ブックオフ」もあるものの、この商店会はほぼ「中村屋」のひとり舞台という印象です。
 他に目立つ個店としては、C棟1階角でおにぎりや弁当も扱う「渡邉米店」、D棟の南側角でお客に親切な会話を交わしていた自転車店「LIGHT CYCLE」といったところです。
<C棟の「渡邉米店」など>
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<D棟の自転車店「LIGHT CYCLE」など>
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 このあたりは、南にある都営新宿線の東大島駅が最寄り駅で、北の平井方面との間では京葉道路が大きな壁になっているように見えます。桜の季節の春は人通りが増すのでしょうが、豊かな公園空間を活かした日常の活性化のあり方も探りたいものです。

・なつかし度  ☆☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№650]さくら通り春日町商店会

■■■・・・さくら通りなのに桜は遠く、目立ちにくい立地の静かな街並み
歩いた日 H29.11.04  【江戸川区】 

 平井駅から南へ続く平井親和会商店街平井笑友会に続く商店街で、ここも自動車交通の大半は西に並行する新しい都市計画道路に譲り、静かな通りとなっていますが、ちょっと静かすぎるように感ずるのは祝日と日曜に挟まれた土曜のせいでしょうか。小松川区民館前の交差点から京葉道路(国道14号)まで400m近い延長を持ちますが、特に核となる大型店もなく、昔からの商店街が、駅からやや離れていることもあって時代とともに目立ちにくくなってきた、というところです。
<商店街の北側入口付近>
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 「さくら通り」と銘打ちますが、桜並木があるわけではなく、この南の小松川千本桜公園に向かう道という意味からの命名と思われます。「春日町」も今の地名にはありませんが、旧地名なのでしょう。古くからの街の中心商店街だったはずで、平井駅への南側からの唯一のアクセス道路であった頃は賑わったのでしょうが、今はレンガ舗装が親しみを持てるものの、何か集客の目玉となるものが欲しいところです。
 コンビニのほかに生鮮3品を扱う店がほとんど見られないのも残念なところです。南端部近くに総合食品の「たまがわ」があって懐かしい雰囲気で良いのですが、生鮮品は少ないようです。
<南端近くの「たまがわ」など>
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 建物は全体に新旧混在ですが、その中でノスタルジックな風情を感じさせるのは、昔ながらの2階建て木造建築の銘茶店「茶のしんば園」や、いかにも街の酒屋さんという風情の「信濃屋酒店」、大きな赤い看板の「朝日洋傘」、そして「白百合美容室」などなど。
<レトロな「茶のしんば園」など>
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<「信濃屋酒店」など>
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 静かな中にも意欲的な空気を感じるのは、生花の「工房もりはな」や、手焼きせんべい等の「おとぎや」といったところ。「そば処」の看板を見つけ、昼食を、と思ったらシャッターが固く閉ざされており、食べログにも掲載がないので看板だけが残っているということでしょうか。
<せんべいの「おとぎや」等がある部分>
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 京葉道路(国道14号)に出たところで商店街が終わりますが、幅員が余りにも広い幹線道路の京葉道路側からは、「さくら通り」の入口は目立ちにくい感じです。交差点には「平井駅通り」の表示がありますが、商店会組織名はやはり見当たりません。京葉道路を渡った先には再開発で生まれた小松川の高層住宅群が見えますが、何か別の世界のようでもあります。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№649]平井笑友会

■■■・・・片面だけの小さな商店街に「笑顔」の友はいるのか
歩いた日 H29.11.04  【江戸川区】 

 平井駅南側の目抜き通りというべき「ふれあい道路」(平井親和会商店街)を南へ抜けたところで、20年ほど前に開通したバス通り(都市計画道路)と鋭角に交差しますが、それを横切り駅から直進方向に進む道沿いに商店街が続いています。かつてはこの道がバス通りでしたが、今は通行する車も少なく、レンガ舗装の歩きやすい道となっています。
北側からみた「笑友会」区間の全景
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 江戸川区商店街マップでは、鋭角交差点から最初の100mほどの区間が「平井笑友会」ですが、左(東)側は小松川小学校と小松川区民館で、商店街は右(西)面だけです。「笑友会」とはユニークな名前ですが、街路灯を含め現地にそのような名前の表示は見当たらず残念です。区商連HPでは会員数11とのことで、小規模ゆえに共通キャラクター等で売り出す組織力も持ちにくいということでしょうか。
 焼き鳥の「大好き平井店」の隣にある古い看板建築の書店がいいですねえ。昔はこういう「街の本屋さん」がよく見られたものですが、今は貴重です。また、中華の「珍来」の隣には、建物は新しいながら「提灯各種」の「田島商店」があるのが注目されます。「手書きによる名入れ・書けるものならなんでも」とも謳う提灯の店というのもやはり貴重ではないでしょうか。そしてその隣に現代風のベーカリーが並ぶ、というのもなかなか面白いです。
懐かしい雰囲気の街の書店など
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提灯の「田島商店」とベーカリーの並び
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 区民館前の信号交差点から先は「さくら通り春日町商店会」という別の商店街となり、それらを往復した後にまたここへ戻り、おそらく「笑友会」には属していないと思われますが、バス通りとの鋭角交差点に面した喫茶店「カフェ・ド・タロー」に昼食に入りました。連休の中日なのに開いているのがうれしいです。店内は、ちょっと下町離れしたお洒落な雰囲気で、FM放送「J-WAVE」の軽快な音楽が流れますが、お客は私も含めて年配者ばかり。でも全く違和感なく、喫茶店定番のナポリタンとコーヒーのセットで空腹を満たしました。因みに、「タロー」はお店の方の名前ではないそうです。
「カフェ・ド・タロー」
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 小学校に隣接するこの商店街、平日には子どもたちの「笑顔」であふれるのでしょうか。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆


●[№59]平井親和会商店街(江戸川区)を再び歩いたので、加筆しました。→こちら


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[№648]西小山商盛会

■■■・・・桜並木を横目に静かに佇む――かつての「商盛」は今いずこ
歩いた日 H29.10.28  【品川区】 

 「西小山パテオ」と銘打つ「東栄会」領域の江戸見坂通りを下っていくと、「西小山桜並木通り」と交差する「江戸見坂下」信号の先に、さらに別の街路灯が続いているのが見えました。これが「西小山商盛会」で、区資料には「西小山駅北東部に位置する商店街」とあり、確かにそのとおりです。
 しかし、駅から離れることもあって、「パテオ」や駅前のアーケードほどの人通りはなく、商店密度も薄くなって、商店街としての機能はかなり低下しているという印象です。
<江戸見坂下交差点からみた商店街全景>
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 桜並木通りとの角は「やってるよ」と文字で訴えかける陶器店の「まこと陶苑」。年輩の店主が客待ち顔で立っていました。その先、整体関係の店などがある中で、古い看板建築も混じるのですが、店舗の使命は終了しているようです。
<陶器の「まこと陶苑」>
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 商店街の街路灯は200m近く続くのですが、中央の交差点の先にある酒店の「かがた屋」が堂々とした構えで孤高の存在感を示しているという感じであるものの、そこから先の上り坂となる商店街北東側の半分はほとんど住宅地の様相であり、街路灯だけが虚しく続くというところです。「商盛会」という名前から察するに、ここにも店舗が続いていた時代もあったのでしょうが、今の状況からそれを想像することは困難です。
<孤高の存在感・・酒の「かがた屋」>
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 それでも一番端まで行ってみようと坂を上っていくと、なんと、終端の交差点の先に、さらに別の商店街街路灯が続いているではないですか。その街路灯には「小山五丁目銀座会」とあり、区資料では「武蔵小山と西小山の間に位置する商店街」とあります。おや、もう両駅の中間まで来てしまったのかと思い、さらに歩を進めようかとも思ったのですが、ここで雨が降り出してしまい、この日の散策はここまでとしました。武蔵小山駅周辺には、有名なA級商店街「パルム」の他にも多くの商店街があり、そちらはまた別の機会にゆっくり歩くことにしましょう。
<古い商業建築も残る>
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 ところで、桜並木通りとなっている道路は、立会川を暗渠化した上の道で、碑文谷方面から旗の台などを経て大井町方面へ続き、緑道となっている部分もあります。ここは桜並木で、春に来ると良さそうですね。でも「商盛会」は、特にそれを横目に静かに佇んでいるというところなのでした。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№647]西小山パテオ(西小山商店街東栄会)

■■■・・・すばらしきレトロ店舗も存在感を示す魅力ある駅近の街
歩いた日 H29.10.28  【品川区】 

 西小山商店街のアーケードを抜けた先にも商店街が広がっています。直進方向が「すずらん通り」、左右の方向が「江戸見坂通り」で、通り名を記した個性的な街路灯が続いていますが、街路灯上部の標記は「西小山パテオ」。品川区ホームページの資料では「西小山商店街東栄会」が「西小山駅近くにあるT字型の商店街」とあるので、それがここであることは間違いなく、その愛称が「パテオ」なのでしょう。でも、「東栄会」という名称はどこにも見当たりません。
<江戸見坂通りの南方向を見る>
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 江戸見坂通りは、文字通りゆるやかな坂道になっていて、昔はこの坂から江戸の街が見渡せたからの命名と思われますが、歴史ある道らしく古い建物も残り、私好みの風情です。坂を上る方向の南へ進むと、「ヒノミドラッグ」がいかにも大衆的な雰囲気で人を集めていますが、その先、「売場全品毎日が特売」と大書したディスカウントショップ「大国屋」西小山店も存在感を示しています。「ここ、安くていいんだよー」と叫びながら子どもたちが飛び込んでいきました。
 その向かいには、またなんとも古典的なすばらしき建物の「八百宗」が営業しています。こういう店の青果物はスーパーなどとは違う良さがありますね。若い人も足を止めています。
<右は古典的建物の「八百宗」、左は「大国屋」>
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 その先の交差点を過ぎてもさらに1ブロック街路灯が続き、店舗密度は薄くなりますが、昭和の商業建築風の建物は多々見られます。最南端の角は酒店の「下宮商店」で、これも良い雰囲気です。
<商店街南端の「下宮商店」など>
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 戻って「すずらん通り」に足を踏み入れると、こちらは新旧の店が入り乱れますが、建物は古いものを改装して使っているところも見られ、駅前商店街の延長としての風格を保っているというところです。そんな中で「ランチ」の表示を掲げるのは、「島根ご縁食堂」と謳う「喰神」で、最近渋谷から移転してきたようで、島根県邑南町産の豚肉(石見ポーク)使用との記載も。商店街と地方の結びつきが増えると良いと日ごろ考えている私には、好例と見えました。
<新旧の店が入り交じるすずらん通り部分>
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 「江戸見坂通り」に戻り、坂を下る北方向に進むと、パチンコ店やスーパーの「サミット」がありますが、終端の西小山桜並木通りとの交差点信号は「江戸見坂下」。結局、「パテオ」という名の必然性を見出せないまま、その先の「西小山商盛会」の領域に進んでしまったのでした。
<江戸見坂下交差点近く>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№646]西小山商店街(西小山アーケード)

■■■・・・「昭和」が凝縮された駅前のアーケード街でラーメンを食す
歩いた日 H29.10.28  【品川区】 

 東急目黒線の西小山駅は、品川区と目黒区のちょうど境あたりにあって、以前、駅から西の目黒区側を歩いたことはあったのですが、今回は東の品川区側を歩いてみようと降り立ちました。
 地下化された駅から地上に出て改札口前の線路上部を利用した広場に立つと、右に目黒区の「にこま通り」商店街が見え、品川区側の左前方には駅の地図に「西小山アーケード」と記載されるアーケード街が見えます。この2つは向かい合う位置にあり、線路が地上の時代は駅を挟む形が明確だったのでしょうが、両区の資料では名称がともに「西小山商店街振興組合」です。
 はて、区をまたぐひとつの組織なのでしょうか。でも、「西小山商店街振興組合」のホームページは「にこま通り」のみを扱っています。この点、不覚にも現地で気づかず、確認しないまま帰ってきてしまいました。
<駅側の商店街入口付近>
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 さて、アーケード下の100mにも満たない商店街で、駅への通り抜けに利用され人通りも多いのですが、なかなかの渋さです。アーケードに隠れて上まで見えませんが、昭和の看板建築が多く並んでいるようです。比較的最近開業風のラーメン店などに利用されていたりもしますが、昔からの商売という感じの店も残ります。「ハイカラ横丁まるや」はまさに「昭和」を売っている店です。レトロなフィギュアやブロマイドなどが満載です。お茶の「五十嵐園」も昔のままという感じですねえ。
<昭和を売る「ハイカラ横丁まるや」など>
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<銘茶店「五十嵐園」など>
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 いかにも大衆食堂風の「たから食堂」で昼食にしようと思ったのですが、周囲の商店街を散策してから戻ってきたらランチタイムが終わってしまっていました。残念!。そこで、南側出口近くの函館ラーメン店「汐のや」に入り、味玉つき塩ラーメンを胃袋に収めました。人当たりの良いご主人と親切な女店員さんのかけあいが素敵です。
<「たから食堂」などの並び>
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 南出口角の、道にあふれんばかりに商品を並べた古着屋のようだが靴もあるという店名不明の店もまたすばらしいです。隣の和菓子店「青柳」で聞いたら、「アマテラス」?という店名だそうな。その「青柳」で、当日の間食用に、茶饅頭と栗饅頭を買いました。ここもまた懐かしい風情の店で、全体に、近代化された駅の駅前なのに昭和が凝縮されていると感じる商店街なのでした。
<東側出口角の古着店など>
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・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№645]八雲通り共栄会

■■■・・・区最古の小学校や八雲神社のある街、新陳代謝でこだわりの店も
歩いた日 H29.10.07  【目黒区】 

 八雲通りは、目黒通りの北に並行する位置にあって、区商連HPでのこの商店会の紹介文によると、その昔は大山街道と呼ばれ、商店街も東横線開通の前からあったとのこと。長い歴史を刻む道です。都立大学駅から「めぐろ区民キャンパス」に向かう本通りから左に折れて少し進むと、緩やかな円弧を描くようなこの商店街区間に入ります。
 ここは、今は緑道となっている呑川に沿う谷筋のエリアに位置し、高級住宅街の柿の木坂側とはだいぶ違う雰囲気で、北側の奥まったところには東光寺などの寺院も控えています。中央付近には区の公共施設「八雲住区センター」もあります。
<古さと新しさが同居する商店街>
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 歴史ある道とはいえ、やはりここは人気の目黒区。建物は新旧混在で商店街としては衰退しているように見えても、その中に若い感覚でリノベーションしたらしき店もちらほら見られます。特に、こだわりのカフェというべき店がいくつか目に入ります。いずれもオシャレな名前がついています。古書店や銘茶店などもみんなオシャレに見えてしまう中で、「原田畜産」は昔ながらの精肉店という風情で、なぜかほっとしてします。でもこうして商店街が新陳代謝して性格を変えていくのも良いことで、新しい生き方として期待が持てるとも言えます。
<新陳代謝を感じるお洒落な店舗も>
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 商店街の西端のアーチの右側には、明治初年に創立という八雲小学校があり、ここは目黒区で最も古い小学校だそうです。そしてその左隣には氷川神社の鳥居があります。ここがバスの終点だった時代もあるとのこと。鳥居をくぐると木々に覆われた参道がまっすぐに続いており、歩くほどに心洗われるようです。旧衾村というかなり広い範囲の鎮守で、素盞嗚尊、稲田姫命、大己貴命の3柱を祭神とし、本殿は江戸時代からのものが現存しているとのことです。
<商店街西端の八雲小学校近く>
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 姿勢を正して二礼二拍手一拝。9月の例大祭には素盞嗚尊の「八岐の大蛇退治」を表す「剣の舞」が奉納されるという神楽殿もあり、八雲という現地名もこの故事に由来するそうですが、この日はなぜか少々歩き疲れて、奥の宮などを拝むのを失念したのが残念です。また、このあたりが中心だったという「衾」の地名が消えてしまったのも残念に思います。
<氷川神社参道>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

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