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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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[№636]幸町商店会

■■■・・・レトロ感も濃厚な目立たぬところだが意外な商売繁盛ぶりも
歩いた日 H29.09.02  【板橋区】 

 板橋区幸町ですが、豊島区に接する位置にあり、東武東上線大山駅から南西に1㎞弱であるものの、池袋駅西口から「要町循環」、「熊野町循環」という国際航業バスが両方向約10分毎に走り、生活圏としてはほぼ池袋方向を向いているといって良いところでしょう。その路線の「南町住宅」バス停あたりで、バス通りから1ブロック北に並行する道に、この商店街があります。
 地域外からは本当に目立たないところにあるのですが、近くには都営幸町アパートなどもあって、地区住民の身近な生活サポートの場としての機能を果たしているようです。同じ板橋区内でも、優良商店街が駅ごとに連なる東上線沿線とはまた違った空気が漂っている感じです。
 東西に250mほどの長さを持つここが商店街らしさを保っているのは、中央よりやや東にスーパーの「コモディ・イイダ」と「どらっぐぱぱす」が向かい合っていて、ここが集客の核として機能していることが大きいと考えられます。東京市街地拡大の過程で、ここが早い時期から商業地として形成されてきたのでしょう。その証拠に、巣鴨信用金庫の支店もあります。交差する南北の道のいくつかにも同じ街路灯が続いていて、米穀店などの店舗が点在しています。
<商店街の中心をなすコモディ・イイダなど>
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 「コモディ・イイダ」は、東京城北地区から埼玉県にかけて多くの店舗を展開していますが、商店街に溶け込んでいる店が多いように思えます。その近くの南北の道と交差する角では店名不明の精肉店が繁盛しており、焼き鳥が良く売れています。帰ってから調べると「チキンショップ揖斐」ですね。その並びのベーカリー「MERUN」で間食用のパンを買おうと覗いたのですが、夕方近い時間でほぼ売り切れ状態でした。ここも商売繁盛のようです。
<精肉店やベーカリーなどの並び>
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 もうひとつ西の交差点角には、「包丁・はさみ」「自転車タイヤ交換」などの幟を掲げた何とも渋い建物の店が夕陽を背にすばらしきオーラを放っていました。それより西は空き店舗も増え、衰退感がやや高まるのですが、街路灯は続き、また、「氷川神社例祭」の幟端がはためきます。どこの氷川神社でしょうか。それを尋ねることもしないままに、バス通りへ戻り、池袋行きのバスに乗ってしまいました。すぐに「水道タンク裏」なんていうバス停に停まりますが、そこはもう豊島区です。
<渋さ満点の店など>
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<商店街の西半部分>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№635]中丸中央通り商店街

■■■・・・知る人ぞ知るしっとり商店街は「我が道を行く」ように時を刻む
歩いた日 H29.09.02  【板橋区】 

 池袋駅西口から、2㎞前後ほど西の、豊島区・板橋区にまたがるエリアをカバーする国際航業バスの「要町循環」、「熊野町循環」という系統があり、この2路線はほぼ逆回りであるものの一部だけルートが異なる区間があって、その「要町循環」だけが通る区間にこの中丸中央通りがあります。
 板橋区中丸町と南町の境をなす部分で、バス停名は「南町」。この道は、歩道なしの2車線道路ですが、角にマルエツがある山手通りとの交差点から北西へ、大山西町で川越街道(国道254号)に合流するまでほぼ直線状に続いており、近年、この延長となる山手通りから東の池袋駅北口方面への都市計画道路が開通したので便利になったように見えますが、車の交通量はさほど多くありません。
<「高野畳店」と「酒の三河屋」が向かい合う商店街中央>
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 商店街のほぼ中央に相当する南町の交差点に立ってみると、角に「高野畳店」と「酒の三河屋」が向かい合っていて、全体に懐かしくしっとりとした雰囲気です。空き店舗化してしまったものも多々見られますが、昭和の看板建築の並びも見られ、道を右に左に比較的自由に横切りながら散策を楽しむことができました。「三河屋」からサザエさんを思い出してしまったりして・・・。
<懐かしい看板建築の並びも>
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 上記のマルエツが近くにあるため、日常生活の買い物ニーズはほぼそちらに吸収されているでしょうし、池袋も近いので、鉄道駅から離れたここが商店街としての活気を維持するのは難しいのかもしれません。それでも、商店街名入りの街路灯が規則正しく並び、存在を主張しています。
<交差する道路上の一部も商店会範囲>
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 他に営業店として目につくのは、ふとん店、洋品店、クリーニング店、理髪店、美容室、寿司の「田吾作」など。居酒屋の「串かつ かえる」なんていうのも面白そうです。「レストランミナミ」も意外性があって良さそうでしたが、この日は、南町交差点近くの蕎麦店「寿美吉」(すみよし)に入り、大もりそばを食しました。時間は16時ごろでしたが、中休みなく営業しているのが良いです。店内では地元の男性高齢者集団がビールを空にして盛り上がっていました。
<レストランミナミなどの並び>
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 近くの熊野町交差点にある熊野神社の例大祭がこの翌週の週末にあるようで、その幟旗や提灯も見られましたが、それにしても大繁華街の池袋に近いわりに目立たない位置で、「我が道を行く」かのように時を刻んでいる商店街です。「知る人ぞ知る」で良いのかもしれませんね。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№634]代々木八幡商店会

■■■・・・八幡神社由来の駅の駅前商店街は、神社が見えず飲食店が主体
歩いた日 H29.08.26  【渋谷区】 

 地下鉄千代田線の代々木公園駅は、広大な代々木公園の南西の端からはみ出す位置にあって、公園へ行くには明治神宮前寄りの改札が便利なのですが、もうひとつ、ホームの代々木上原寄りの端を上がると「八幡口」という小さな改札があって、地上に出るとそこは代々木八幡商店会のど真ん中です。小田急代々木八幡駅が近接し、同駅は駅舎改良工事中で、上空を跨ぐ山手通りの下にあった踏切は西へ移設されており、商店街名になっている代々木八幡神社へは、その踏切を渡って数百m進み、また山手通りを渡らなければたどり着けません。
 それで門前町の商店街と言えるかどうかは少々疑問で、きれいに作られている商店街ホームページにも、神社に関する記載はほとんどありません。むしろ、商店街の名前は、「代々木八幡」という駅の駅前商店街という意味合いが主と思われます。
<西側(代々木八幡駅入口付近)から見た商店街>
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 代々木八幡駅の開業が昭和2年、代々木公園駅の開業が昭和47年ですから、商店街は八幡駅の駅前商店街として古くからあって、そこに地下鉄の出入り口が加わって発展した、という成り行きと思われます。千代田線は昭和47年から6年間はここが終点で、その時期は小田急との間で乗り換えの連絡運輸を行っていたこともあって、そのころが「発展」のピークだったのでしょうね。
<中央のマルマンストアが集客の核>
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 商店街の区間は2百mほどで、踏切から続く歩道つき2車線道路を軸に、南北の路地の一部にも広がっています。中央にスーパーのマルマンストアがあって集客の核となっていますが、全体の業種構成は飲食店が圧倒的に多いイメージです。昼型、夜型の飲食店が混在し、夜型の良さそうな店は路地を入った方に多そうです。お目当てにしていた蕎麦店「丸屋」は閉まっていました。
<南北方向の路地には飲食店等が点在>
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 山手通りの陸橋上から商店街の全景を撮ろうかと階段を上がったところで雨がパラパラと降ってきて、慌てて降りて、近くにあった「とんかつ工房」に雨宿りを兼ねた食事に入りました。小田急系の店のようですね。カツ丼を食べ終わっても天候が回復せず、とにかく蒸し暑さが尋常ではなかったので、本当はここから南東に続く富ヶ谷一丁目通り商店街へと散策を続ける予定だったのですが、さすがに断念しました。近いうちにまた来たいと思います。

・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

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ご案内3

ご訪問いただきありがとうございます。
気分転換に、テンプレートを着替えました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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[番外18]ジャンジャン横丁(南陽通商店街)

■■■・・・新世界の一角のレトロな横丁で、ここ発祥のミックスジースを飲む
歩いた日 H29.08.22  【大阪市浪速区】 

 通天閣を中央に擁する新世界は、北西端の恵美須町駅からのアプローチが最も便利そうで、私もそちらから来たのですが、繁華街としては通天閣から南側のエリアの方がよりディープで、新世界本通、通天閣南本通、公園本通などの縦横の通りにコテコテの大阪が広がっています。夕方6時前後のそこは、早くも勤め帰りのサラリーマン連れや観光客、夏休みの家族連れなどが入り交じって賑わい、混沌とした雰囲気です。あちこちに幸運の神「ビリケン」の姿が見られ、これぞ新世界です。
 そそり立つ通天閣を背景に、「ソースの二度漬け禁止」の大阪名物串かつなどの店が大繁盛ですが、その日のうちに新幹線で東京に帰る私はのんびり飲んでいるわけにもいかず、その喧騒を通り抜けて、新世界の南東端に近い「ジャンジャン横丁」に足を踏み入れました。
<アーケード入口の表示は「ジャンジャン町」>
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 狭い道幅の両側に飲食店等が連なる南北に180mほどの全蓋型のアーケード街で、「南陽通商店街」が正式名称のようですが、昔は飛田遊廓への抜け道で、店の呼び込みで三味線がジャンジャン鳴っていたのが由来という「ジャンジャン横丁」の名が今もコテコテの空気にぴったりはまっています。全体に昭和レトロの香りが強く漂いますが、そんな中を多くの人が店を覗き込みながら通り抜け、健全な子どもたちも平気で歩いています。
<懐かしい「射的」の店など>
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 懐かしい「射的」の店では若い女性グループが歓声をあげ、ここにもある串かつ店の名は「串かつじゃんじゃん」です。すっぽんの店なども興味深いですね。
<すっぽんの店も並ぶ>
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 ところで、ここに来たのは、「ミックスジュース発祥の地」という事前情報を得ていた喫茶店「千成屋珈琲」がお目当てだったからです。串かつで一杯の時間はなくても、ジュース一杯の時間ならあるというわけで、昭和23年創業というレトロ感濃厚なその店に入りました。「出張で来たの?」「そう」と気さくな会話のあと、良く冷えた素朴な味のジュースで、汗だくの身体が癒されました。
<ミックスジュース発祥の地という「千成屋珈琲」>
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<おまけ=千成屋のミックスジュース>
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 その後、これぞ大阪という巨大なタコの看板や、世界の大温泉というスパワールドを眺めたりしながら通天閣に戻り、展望台からの大阪の風景を楽しんだ後、商売繁盛の御利益ありという新世界稲荷神社を拝んで、地下鉄の恵美須町駅の階段を降りました。

・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★★

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[番外17]通天閣本通商店街

■■■・・・ここぞ大阪! 外国人観光客と絡みつつ歩き、ミナミのシンボルに昇る
歩いた日 H29.08.22  【大阪市浪速区】 

 日帰り大阪出張で仕事の打合せが夕方終わり、そのまま新幹線ではもったいないので、通天閣に昇ってみようと新世界へやってきました。大阪ミナミのシンボルともいうべき通天閣は、高さ100m余で、間近にそびえる日本一の超高層ビル「アベノハルカス」の1/3でしかないものの、その存在感は圧倒的です。初代は明治45年にできたそうですが、今あるのは昭和31年竣工の二代目。戦前からの庶民的繁華街「新世界」の中央にそそり立っています。
<夕暮れ時の通天閣本通商店街>
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 地下鉄堺筋線の恵美須町駅から地上に出るとそこが「通天閣本通商店街」の入口。正面に通天閣が見える絶好のロケーションなので、外国人観光客を含め多くの人で賑わっています。ここならカメラでパチパチ撮影していても違和感なしですね。大阪市小売商業地図サイトによると、この通りの両側で微妙に商店会組織が違うようでもあるのですが、「新世界」のサイトにある「通天閣本通商店街」の文字に従い、両側を合わせてひとつの商店街と見ることにしましょう。
<日常と非日常が入り交じった混沌とした空間>
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 歩車道分離で両歩道上にアーケードがありますが、車は通らず全体が歩道と認識されます。アーケード下に大阪らしい店が並び、懐かしい昭和の香りもそこかしこに感じられます。串揚げ店や焼肉店、お好み焼き店などなど。駅側入口にほど近いお好み焼き店「スワロー」の手前から右斜めに入る細いアーケード街は「新世界市場」。別組織のようですが、まだ明るい時間なのに多くの店がシャッターを閉ざしているのはどういうわけでしょうか。因みにこの日は火曜日ですが。
<お好み焼き店「スワロー」前>
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<新世界市場>
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 目的が通天閣に昇ることなので、特にどの店に入るわけではなく、スマホで自撮りしながら歩く外国人と絡み合うように右に左に歩きながら進むと、もうそこは通天閣の足元。ここより南側半分の新世界エリアを散策した後に通天閣内に潜入しました。
 一旦地下に降りてエレベータを2階で乗り継いで展望台まで昇る構造ですが、その乗り継ぎフロアーなどで記念写真を撮っての販売や土産物販売のほか色々な遊びの場が用意されていて、商魂のたくましさを見せつけています。それらを振り切って展望台にたどり着き、幸運の守護神「ビリケン」像に触る行列を横目に、黄昏時の四方の大阪風景を眺めました。生駒山から大阪湾まで良く見えます。

・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★★★
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★★★

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[番外16]天神橋一丁目商店街

■■■・・・「天一」のプライドを感じつつ、大阪の喫茶店の空気を味わう
歩いた日 H29.08.22  【大阪市北区】 

 「日本で一番長い商店街」という天神橋筋商店街の最南端を占めるのがこの一丁目商店街です。天六から延々と続くアーケードはこの一丁目の中央付近で途切れます。一番南の端とあってややB級感が漂うようになりますが、そう言っては失礼ですね。こういうところにこそ、奥深い店が潜んでいたりするのかもしれません。二丁目側から南へ進みます。
<二丁目との境から見た「天一」の区間>
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 入口角はやはり大阪らしいお好み焼き店「たから」です。「たこ焼き・明石焼き」の表示に、自分が関西にいることを改めて実感させられます。その上の大看板には「一番街ショッピングセンター」の表示が誇らしげです。その文字の下に店名が大書された蕎麦の「天一更科」はすぐ先で、渋い構えの店ですがやはり貫祿を見せています。
<アーケードの南端部分>
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 呉服の「しまおか」などの先でアーケードが終わりますが、南側から見上げると、アーケード上には「日本一長~い商店街 天神橋1丁目 表参道」の大きな文字。いやあ、プライドを感じますねえ。「たこ焼きジャンボ総本店」から始まるアーケードなしの区間にも、居酒屋「七二八(なにわ)」などユニークな名前の店などが並んでいます。「フクロウの店」には、後で調べると本物のフクロウがいるようですよ。
 アーケードがないと、建物の全景が見られるメリットもあります。かつては料亭か何かだったように見える建物も。アーケード区間にも、見えないながら長い歴史を刻む建物があるのかもしれません。
<アーケードなしの区間の状況>
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 ところで、この「天一」には雰囲気の良さそうな喫茶店が多く目につくのも特徴的です。そのひとつ「珈琲院 豆香(ずこう)」でアイスカフェオレをいただきながら時間調整の休憩としました。隣は手焼きパンの店「トリーゴ」。これもまたそそられますが、このあと仕事なのでこらえます。
<喫茶店などが目立つ商店街>
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 商店街の南の端へ抜けるとそこは、2.6㎞にも及ぶ長い天神橋筋商店街の本当に最南端。そうは感じさせないさりげなさで、大きい通りに合流し、その先は大川を渡る天神橋で、この橋から続く通りであるが故に天神橋筋なのです。この橋の中ほどが、中之島の東の端にあたりますが、ここで出張中の私は仕事モードに切り換えです。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★★☆

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[番外15]天神橋二丁目商店街

■■■・・・「お迎え人形」に迎えられる「天二」は大阪天満宮に隣接の門前町
歩いた日 H29.08.22  【大阪市北区】 

 天神橋筋商店街といえば、商都大阪を代表する有名商店街で、一丁目から七丁目まで南北2.6㎞に600店がひしめき合って人を集め、「日本一長い商店街」とアピールしています。だいぶ前に訪れた記憶はあるのですが、今回、大阪への出張仕事の空き時間に再訪してみました。といっても全部歩くほどの時間はなく、真夏の暑い時期でもあり、南側の一丁目と二丁目だけの散策としました。超A級ですが、番外編として記事にします。
 地下鉄南森町駅とJR東西線の大阪天満宮駅の出口があるのは二丁目商店街の真ん中より少し北あたりで、東西に横切るのは地下に鉄道が走る曽根崎通り。これがなんと国道1号なんですね。これを挟む南北の二丁目商店街のアーケード入口上には、この「天2」のシンボルともいうべき「お迎え人形」が目立ちます。天神祭の船渡御で神様を迎える風流人形ですが、いかにも大阪らしい風景です。
<曽根崎通りとの交差部に構える天二の「お迎え人形」>
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 ここから二丁目商店街をまず北へ。ほどなく上から鳥居が延々とぶらさがる三丁目商店街の領域に入りますが、その手前のうどん店「長久」で腹ごしらえ(昼食)としました。温かいうどんで関東とのつゆの違いを実感したいところですが、さすがに汗だくなので冷たいざるうどんにしました。
<明るい雰囲気のアーケード街>
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 引き返して曽根崎通りを渡り「天2」をさらに南へ進むとすぐに、行列のコロッケ店「中村屋」がありますが、このあと仕事なのでさすがにコロッケを買い食いするわけにもいかず、です。他にも「フジオ軒」など思わず足を止めて覗き込みたくなる飲食店がいくつもありますが、それもそのはず、この二丁目区間のすぐ東に大阪天満宮があって、ここは一番の門前町というべきところです。
<南半部分の大阪らしい商店街風景>
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 せっかくなので大阪天満宮へお参りです。平日の昼の境内には人の姿は少なめですが、門前を横切る人たちも足を止めて本殿に向かって一礼していくのが印象的です。菅原道真を祀り長い歴史を誇る、大阪を代表するパワースポットですが、一カ月前だったら天神祭の賑わいを見られたところですね。
<大阪天満宮>
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 「一銭屋本家」は関西では特に定番の「一銭焼き」の店、「ぎんちゃり」は寿司店かと思いきや、自転車店でした。そんな発見や大阪らしさを楽しみながらゆっくりゆっくり歩いて南へ進むと、やがてアーケードが変わって「一番街」との表示もある一丁目商店街の領域に入ります。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★★

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[№633]新井薬師門前通町栄会

■■■・・・梅照院の門前町は昭和の面影を残しつつゆったり時を刻む
歩いた日 H29.08.19  【中野区】 

 新井薬師前駅から梅照院に向かう中間の信号交差点で「新井薬師駅商店会」からこの商店会区間に変わりますが、ここから歩道・アーケードがなくなり、道幅も狭くなります。中野と池袋を結ぶバスが頻繁に通りますが、他の自動車交通量はそれほど多くなく、比較的ゆったり歩けます。
 全体に「懐かしい」感じが濃厚なのは、新井薬師前駅周辺エリア共通の特徴で、近代化は西に並行する中野通り沿道に任せて、こちらはゆったりと時を刻む、といったところでしょうか。入口近くにある黄色く塗られた建物も決して派手さは感じず、「豊年屋」という蕎麦店や、「尺八工房」、「画材」などの看板がほのぼのとした空気を醸しだしています。
<蕎麦の「豊年屋」などがある商店街中央付近>
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<画材店などもある>
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 ここも、昭和の看板建築が良く残っており、それが着物、呉服店、煎餅店だったりするのがまた良いですね。特にそそられるのは、「家具のワタナベ」と蔦が庇看板を覆いつつあるヤキトリの「鳥源」の並び。渋い感じで長年人々に愛されているという風情です。
<渋さ抜群の焼き鳥「鳥源」など>
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 生活型の商店街としては機能が不十分ですが、門前町としての良さは十分に残していると言えそうです。お正月や縁日などにはどの程度賑わうのでしょうか。南端の新井一丁目の薬師柳通りとの信号交差点は、梅照院アクセスの交通結節点で、ここで西に折れて門前までの区間もこの商店会の範囲ですが、この交差点で、薬師あいロード商店街、薬師柳通の商店街がぶつかり合うことになります。
<梅照院門前の区間>
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 以前、新井薬師(梅照院)へは中野駅から薬師あいロード商店街を抜けて来たことがあります。駅からの距離では新井薬師前駅からの方が近いですが、商店街の賑わいという面では薬師あいロード商店街に軍配を上げざるを得ないというところですね。ただ、敢えて華やかさを追わず「我が道を行く」ということで古き良き部分が残されているのであれば、それはそれで良いのではないかとも思います。
<薬師名物の煎餅店などの並び(南端近く)>
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 ところで、この商店街の名称は「新井薬師門前通町栄会」であり、「門前通」はそのとおりであるとしても、「商店会」でも「商栄会」でもなく「町栄会」であるところがユニークです。町内会と一体化しているということでしょうか。商店街は本来、地域コミュニティの中心軸であるべきで、その意味では素晴らしき理念を表していると讃えたくもなります。

・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★★

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