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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№632]新井薬師駅商店会

■■■・・・懐かしきセピア色の印象の街で、レトロ喫茶店のランチを楽しむ
歩いた日 H29.08.19  【中野区】 

 「新井薬師前」という駅名ですが、新井薬師こと梅照院にはやや距離があり、その間に2つの商店街が連なっています。そのうちの駅寄り部分と駅南側一帯を合わせた部分がこの「新井薬師駅商店会」で、150余店からなるとのことですが、商店会名に「前」の文字がないのが面白いところです。
<南からみた商店街全景>
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<駅東側の懐かしさ漂う一角>
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 この日は、駅北側の商店街を先に散策したのですが、雨が降り出したので駅に戻ってきて、踏切を渡り南側のアーケード付きのこの商店街にきて傘を畳んだのですが、その目の前に、コーヒーショップ「門」という魅惑的な喫茶店があったのです。午後2時に近く昼食がまだだったので迷わず入店しました。駅の目の前にこんな昭和レトロ感たっぷりの喫茶店があるのは感激ものですね。メニューにも私好みの純喫茶風の商品名が並んでいます。カレーピラフとアイスコーヒーを注文し、しばしゆったりとした時間を過ごしました。ここは地下もあるようで、老若のお客がそれぞれに寛いでいる一方で、店員さんのきびきびした感じの対応も気持ちよかったです。
<駅前の喫茶店「門」>
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 そうこうしているうちに外は陽が差してくるという天気の変わりようで、それでは梅照院まで歩いてみようと、商店街歩きを再開しました。この商店会区間は、狭いながらも両側に歩道があり、その上にアーケードが架かっています。アーケードごしに見る商店等の建物は、概して古いものが多く、核となる大型店がないこともあって、全体にセピア色的な印象を漂わせています。
<昭和色全開の「すばる書店」など>
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 駅近くの「すばる書店」なんて、「戦後」感が濃厚な雰囲気だし、「資生堂化粧品すみれ」や「とうふ」、「傘かぎ」なんていう看板の連続も、何十年そのままなんだろう、という感じです。幅広の間口を占めるパチンコ店でさえ、何か懐かしい親しみを覚えます。本当にこの街は、全体が古き良きものをしっとりと残してくれていて、癒されますね。
<懐かしい看板が続くアーケード商店街>
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 次の「新井薬師門前通町栄会」との境である信号交差点手前には、ビルは新しいながら古びたアーケードの下で新しさを感じさせない雰囲気の青果店と精肉店が並んでいるのがまた良いです。この生活密着型の生鮮2店の存在が、このレトロな商店街に命を吹き込んでいると見ることもできます。そして足は自然にさらに南に向かいます。
<南側の青果店・精肉店の並び>
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・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★★☆

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[№631]薬師駅前中央商店会

■■■・・・駅の目の前に建つ古びたビルの色あせ具合がたまらない
歩いた日 H29.08.19  【中野区】 

 眼病平癒などの御利益で知られる新井薬師こと梅照院に向けて、新井薬師前駅の南側に「新井薬師駅商店街」があるのですが、事前に見ていた中野区商連ホームページで、それに重なるように駅前に「薬師駅前中央商店会」の表示があるのを不思議に思っていました。
 実際に駅南口に降りてみると、目の前に古びた大きめのビルがあり、その周囲に、「新井薬師駅商店街」のものとは明らかに違う「薬師駅前中央商店会」の名入りの街路灯が目に入り、このビルの一角だけが独立した商店会を形成していることがわかります。
<駅改札前からみた建物全景>
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 4階建て程度と思われるそのビルは、いかにも駅前商業ビルとして建築された風情ですが、時代の変遷とともに色あせてきたという感じで、その「あせ」具合が何とも言えず、昭和の香りをぷんぷん漂わせています。駅から出た目の前の外壁に、たこ焼き・お好み焼き店の巨大な看板が貼り付けられていて、雑居ビルの見本のような状況になっています。商店会はこのビルひとつだけではないようですが、店舗構成は看板を見る限り、青果店、古本店、クリーニング店、居酒屋、スナック、会計事務所などと雑多です。
<雑居ビルの見本のような光景>
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<中央の通路>
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 ビル中央が通り抜けられるようになっていて、そこに上階へ上がる階段があるのですが、敢えて上りませんでした。
 新井薬師前駅は、新宿線の中井~野方間の地下化事業が進められているため、近い将来、近代的な地下駅に生まれ変わることになりますが、駅前周辺全体が変化を拒んでいるようにも見え、その象徴がこのビルであるようにも思えると言ったら怒られるでしょうか。
 というわけで、「中央商店会」はその存在を確認し、外観を眺めただけで、これを挟み込むように形成されている「新井薬師駅商店会」の散策に移ったのでした。
<南(新井薬師駅商店会側)から見た建物風景>
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・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

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[№630]オリエンタル通り商店会

■■■・・・哲学堂公園に向かう坂道も今や実体を失いかけた商店街
歩いた日 H29.08.19  【新宿区】 

 新宿区商連ホームページでのこの商店会の紹介文には、「哲学堂の南、新宿区が妙正寺川の南側に飛び出している部分にある商店街です。」とあります。確かに、地図を見ると新宿区の北西端にあたる西落合の領域が、哲学堂公園の付近で中野区に食い込むように飛び出した部分があり、哲学堂通りが西武線の新井薬師前駅に続いています。その区境から妙正寺川にかかる四村(しむら)橋までの坂道沿いがこの商店街というわけです。
 商店会名の由来は、同じ紹介文で「北側の妙正寺川沿いにオリエンタル写真工業の工場があったことから」と書かれており、その工場の敷地は今は妙正寺川公園とマンション等になっています。
 この日は、新井薬師前駅から薬師駅北口商店街(中野区)を歩いた延長上でこの商店会区間に入りましたが、街路灯の違いで区境を認識することができました。境界部分の道端に、小さな祠に収まった3体のお地蔵様がいらっしゃいました。
<区境にあるお地蔵さん>
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 その前から坂道を下っていきますが、商店街とは名ばかりとなった現状に呆然とさせられます。街路灯には「オリエンタル通り商店会」の銘板が貼られ、ここが商店街区間であることは間違いないのですが、坂の途中の営業店としては、「松寿司」やコインランドリー、洋菓子店の「シュマーレ」、そしてコンビニが目につく程度で、あとは普通の住宅等が連なっています。空き店舗化した建物も見られます。わずかに、四村橋の交差点の手前に電器店や小料理店の看板の店の固まりが見られますが、商店街の実体として認められるのはその程度です。それでもここは新宿区なのです。
<坂の途中の洋菓子店「シュマーレ」>
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<唯一、商店街らしい店舗の並びが見られる部分>
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 四村橋の上から、左右が妙正寺川公園としてきれいに整備された川を見下ろしていたら、ポツポツと雨が降り出しました。下流側の広場では盆踊りの準備中でしたが、この日の盆踊りはどうなったでしょうか。準備万端の私は傘を取り出して広げ、新井薬師前駅へ向けて坂を上り戻っていったのでした。天気が良ければ哲学堂をゆっくり観ていきたいところですが、またの機会としましょう。ところで、その哲学堂公園は中野区立公園なのですね。
<四村橋から見下ろした妙正寺川>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№629]薬師駅北口商店街

■■■・・・懐かしさがこみあげてくる昭和レトロの看板建築の宝庫
歩いた日 H29.08.19  【中野区】 

 西武新宿線の新井薬師前駅は、高田馬場から各駅停車で3つ目という近さでありながら、降りた途端に昭和の懐かしさたっぷりの街並みが広がっています。駅名になっている新井薬師(梅照院)は南側で、そちら方面には新井薬師駅商店会等が続いているのですが、天気が怪しいので、雨にならないうちにアーケードのない北口側から散策することにしました。
 北口側は薬師様との関わりは薄く、むしろ哲学堂公園へのメインアクセスルートとなっているのですが、今にも降り出しそうな天気のせいもあってか、全体にくすんだ感じで、私好みのレトロムードが濃厚な商店街です。駅前踏切から北へ向かうこの道は、歩道もなく幅もそれほど広くないバス通りですが、交通量はそれほど多くなく、左右に自由に渡りながら散策できるのも私好みです。
<駅近くの「明幸フルーツ」など懐かしい街並み>
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 駅から間近の位置で昭和風情の看板の「明幸フルーツ」にまず目を引かれます。そしてこの通りは、まさに看板建築の宝庫ですね。昭和の商業建築の代名詞ともいうべき看板建築は減少の一途を辿っていますが、このようにまとまって残されているのを見るとうれしくなります。
<看板建築の宝庫ともいえる商店街の風景>
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 右側に東亜学園高等学校がありますが、その校門のすぐ先に、これまた懐かしさ満載の看板建築にキンチョール広告のホーロー板が貼り付けられた駄菓子屋の「ぎふ屋」が目をくぎ付けにさせてくれます。店先に置かれた年代物のパチンコゲーム機には、若い女性グループが夢中になっていました。
<駄菓子屋の「ぎふ屋」>
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 この通りの右(東)側は上高田、左(西)側は松が丘という地名で、商店街中央付近の信号から右に入る道沿いにも同じ街路灯が続いていて、「大国鮨」などが営業しているのですが、ここを含めて、全体に商店街の機能としてはずいぶん低下してしまっている感じです。この周辺には目立った大型店もあまりないようですが、住民たちの日々の買い物はどこに行くのでしょうか。
<ここも看板建築の並び>
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 まあ、商店街としての賑わいはなくても、ここはとにかく建物が良いのです。昭和30~40年代に少年時代を過ごした身としては、その時代のこの街を知っているわけではないものの、歩くほどに懐かしさがこみ上げてくるのです。来て良かった。道が妙正寺川に向けて下り坂になるあたりが区境で、そこから先は新宿区の領域となります。
<商店街北部の風景>
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・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[番外14]三笠ビル商店街

■■■・・・60年近い歴史を刻む共同ビル商店街はなお人の流れが途切れず
歩いた日 H29.08.11  【神奈川県横須賀市】 

 実は、横須賀市は私の生まれ故郷、少年時代を過ごした地であります。今でも時々行くのですが、横須賀市は近年深刻な人口減少に見舞われており、ここ数年の人口社会減(転出超過数)が全国最上位グループ内にあります。人口増加期に郊外に次々と住宅団地や新しい道路をつくり、商業立地も拡散してきましたが、こういう時代になって、私が暮らしていた40年以上前は輝いていた中心市街地のいわゆる「下町」エリア(横須賀中央駅~汐入駅周辺)は空洞化が実感されるようになっています。
 「海の日」のこの日、京急横須賀中央駅に降り立ち、すっかりレトロ街になってしまった「上町(うわまち)」の商店街を歩くつもりだったのですが、雨が降ってきたのと時間の関係で、急遽、駅近くのこちら、三笠ビル商店街の散策に切り換えました。三笠ビルは、横須賀中央駅前から続く目抜き通りの県道沿いに建てられた長い商業ビルで、ビル1階を貫く通路の両側に商店が並び、この通路を前後の歩道からの人波がそのまま通り抜けるという構造になっています。
<横須賀中央駅側の「三笠ビル」入口>
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 「三笠」は日露戦争で旗艦としてロシアのバルチック艦隊を打ち破った戦艦で、近くの三笠公園に静態保存され、軍都の歴史を持つ横須賀のシンボル的存在です。三笠ビルはこの戦艦三笠とほぼ同じ長さとのことで、70店ほどの店舗を擁します。昭和34年に賑わいの中心であった地に共同ビルとして建てられたこのビルは、既に60年近い歴史を刻んでいます。
<ビル内部の商店街風景>
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<大通り側の情景>
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 内部の雰囲気は昔とそれほど変わっておらず、米軍基地のある街としてアメリカ系外国人の姿が多いのも相変わらずですが、例えば飲食系の店は大手チェーンの店が目立つなど、独自色が薄れつつあるとも感じます。それでも青果、鮮魚の店が並ぶ付近などを中心に行き交う人の流れは途切れず、まだまだここは大丈夫かな、というところです。
<青果・鮮魚の店が並ぶあたり>
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 ただ、三笠ビルを抜けた先で、かつては商業核であった百貨店「さいかや」の大通り館が閉店して久しく、背後の住宅地では、横須賀特有の「谷戸(やと)」地形の急斜面にへばりつくような住宅に空き家が増加しているとのことです。ビルの中ほどから山側へ出た先の急階段の上には豊川稲荷があり、街の変化を見守ってきたお稲荷さんに今後の動向を占ってほしいなどと思ってしまいました。
<ビル裏の豊川稲荷への石段>
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・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

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[№628]東京ドームシティ ラクーアテナント会

■■■・・・大盛況の複合エンタテインメント施設でうきうき気分
歩いた日 H29.08.05  【文京区】 

 東京ドームシティは、ドーム球場を中心に、ホール、ホテル、後楽園ゆうえんちをはじめとする複数のアミューズメント施設等が複合した一大集客拠点施設です。「ラクーア」はその北東端に位置し、「天然温泉『スパ ラクーア』や、バラエティに富んだ約50店ものショップと約20店のレストラン・カフェを有し、幅広い客層の方に楽しんでいただける複合エンタテインメント施設」(ドームシティホームページより)ということです。
 このショップやレストラン等で構成する「ラクーアテナント会」が文京区商連の構成商店会リストに記載されていることから、「商店街散策」として足を踏み入れたわけです。
 地下鉄丸ノ内線後楽園駅から人波に押されるように歩道橋に昇り、球場方面への流れから左へ外れるとすぐにラクーアの2階に導かれます。このラクーアの敷地は、白山通りと丸ノ内線を斜辺とする鈍角三角形の形状をしており、その中に、大観覧車やジェットコースター、メリーゴーランドなどのアトラクションが配され、中央の中庭を囲むように複数階の楕円形の周囲に店舗が配されています。
<2階の店舗群前を回遊する通路>
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 夏休み期間中の土曜日とあって、若者グループや家族連れのほか外国人客も混じって大盛況です。中庭のステージではイベントも行われ、屋台も出てお祭り気分です。周囲の上空からは猛スピードで走るジェットコースター「サンダードルフィン」の轟音と絶叫が響き、また、ライド型ウォータースライダー「ワンダードロップ」が店舗街2階の「穴」を突き抜けて中庭に落下し、水しぶきをあげます。「穴」の脇から落下する人々の絶叫の表情を間近に見ることができます。
<2階通路から1階の広場を見下ろす>
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 そういうところなので、いつもの「商店街散策」とはだいぶ雰囲気が異なり、人々の楽しそうな顔を見ているだけで年甲斐もなく久々にうきうきした気分になり、「お上りさん」よろしくただうろうろと歩き回ってしまったのです。
 でも歩いたのは1階と2階だけで、その「雰囲気」を味わって満足してしまったので、個々の店を覗くこともあまりしませんでした。「観光地」型の店舗構成の中に、スーパーの「成城石井」や「マツモトキヨシ」が普通にあるのが逆にちょっと面白いと思ったところです。
<1階の広場に面する店舗群>
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・なつかし度  ☆☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ☆☆☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№627]メトロ・エム後楽園商店会

■■■・・・一大レジャータウンの玄関口として定着した夏の駅ビルは大賑わい
歩いた日 H29.08.05  【文京区】 

 地下鉄丸ノ内線の後楽園駅は地上走行区間にありますが、その高架の駅を包み込むようにして建つ駅ビルが「メトロ・エム後楽園」で、そのテナントにより商店会が構成され、文京区商連にも加盟しています。池袋方面行きホームから2階に直結の改札もあるほか、1階入口からは東京ドームシティ方面への歩道橋に隣接しています。
<東京ドームシティ側からみた「メトロ・エム後楽園」外観>
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 様々なアミューズメント系施設が集積する東京ドームシティは、都心の手近なレジャースポットで、夏休み期間中の土曜の昼というタイミングで訪れたので、駅も大賑わいで、この「メトロ・エム後楽園」も、カップルや家族連れなど多くの「観光客」で繁盛しているという様子でした。
 この駅ビル「メトロ・エム後楽園」を運営するのは「メトロプロパティーズ」という会社で、東京地下鉄(株)やグループ会社が管理・運営していた駅構内の店舗や商業施設を承継する形で平成18年に設立された会社だそうですが、この「メトロ・エム後楽園」の開業は平成6年です。駅ビルとしての規模はそれほど大きくないものの、20年以上の歴史を刻んで街の玄関口としてしっかり定着しているというところですね。
<館内の店舗群>
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 会社ホームページによるとターゲットは駅近隣住民や周辺勤務のオフィスワーカーとのことですが、週末の状況は、少なくとも飲食系は「観光客」が主流という感じです。28店舗という中には飲食のほか、ファッション・雑貨・サービス系の店も交じり、大きな面積を占めるテナントとしては、百円ショップのダイソーや書籍・文具の丸善、マクドナルド、そして6階全体を占用するチェーン居酒屋の「北海道」などというところでしょうか。
<1階入口前の状況>
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 特に地下1階の飲食店街は喧騒を極める中で、私のようなおじさんがうろうろするのは場違いかなと思いつつも、「カレーの王様」でメンチカツカレーを食し、1階の入口脇の宝くじ売場でサマージャンボを購入してしまったのでした。ここを訪れた動機が、真夏の暑さの中でも涼しく歩ける商店街を求めた結果という不純なものなので、そのくらいの貢献はしなくてはね。それにしても後楽園駅は、隣接の春日駅と一体化していつのまにか大ジャンクション駅になりましたね。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№626]エトアール通り商店会

■■■・・・古き良き時代を語る夕日が印象的な商店街もまだまだ健在
歩いた日 H29.07.15  【杉並区】 

 高円寺駅から明るいアーケードの高円寺パル商店街を進み、その南の端近くで右(西)方向に入る道沿いがこの「エトアール通り商店街」です。高円寺の中心的存在とも見られるパル商店街の人波から外れて目立ちにくい位置にはありますが、80以上の加盟店舗があり、ここはまた独特の魅力を持っています。その魅力を、商店街ホームページは「住宅地に隣接し、高円寺の中でもどこか落ち着いた大人っぽい雰囲気」と語っています。
<高円寺パル商店街からみたエトアール通り>
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 エトアールの名は、かつてここにあった映画館「エトアール劇場」に由来するとのことで、その跡地には現在、スーパーの西友(上階はマンション)があります。エトアールはフランス後で星を意味し、「通りの奥に向かって夕日が沈んでいく光景も印象的」とロマンチックな記述もありますが、古き良き時代の魅力を語りかけるように、懐かしい構えの商業建築の並びなども見られます。
<エトアール劇場があったという地点の西友など>
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 西へ進むほどに人通りは少なくなりますが、寿司店、精米店など老舗らしき店が立派に営業しているのが心強いです。古着店や若者受けしそうな新しい店などもあって、さらに店舗改装工事中のところも見られ、それなりに新陳代謝も進んでいるようで、周辺人口に支えられてまだまだ健在な商店街といったところです。
<落ち着いた雰囲気の商店街中央付近>
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<商店街の西端部分>
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 エトアール劇場跡の角から北に進むやや広い道もこの商店街の範囲で、その突き当たりには長仙寺があります。不動明王を本尊とする真言宗の寺で、宝永年間から約300年の歴史を持つとのことです。「一歩入れば都会の喧騒を忘れてしまうほど静かで美しい庭を有している」とのことですが、炎暑の中を歩き疲れ、腹も減ったので山門で引き返してしまいました。
<長仙寺門前の商店群>
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 さてその空腹を満たすため、「富士川食堂」に入りました。定食メニューが並び、一番高い定食でも500円台という財布に優しい店。学生さんが常連になりそうですね。ここでロース生姜焼き定食550円也をいただいて元気を回復しました。
 ところで、今回の高円寺散策ではいろいろな発見がありましたが、長仙寺は見たものの肝心な「高円寺」を訪れそびれました。吉祥寺に吉祥寺という寺はないそうですが高円寺には高円寺があるのです。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

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[№625]高円寺パル商店街

■■■・・・高円寺を代表するA級商店街の元気さと賑わいに圧倒される
歩いた日 H29.07.15  【杉並区】 

 大変申し訳ないことに、高円寺の街についての予備知識をほとんど持っていなかった私は、高円寺での「A級」商店街は北口でねじめ正一の小説で有名になったいわゆる純情商店街のみで、あとは皆「B級」と勝手に決め込んでおりました。それが誤りであるという叱責を、この商店街に足を踏み入れた途端に受けた感じです。
<駅側の商店街入口>
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 実はこのあと、純情商店街(組織名は高円寺銀座商店会)も歩いたのですが、チェーン店が増えたりして「純情」さが薄れている感を持ったのに対して、南口側のこちら「パル商店街」は、もちろんチェーン店もあるものの老舗と思われるものも含めて、様々な業種の店舗で埋めつくされ、東側に並行するバス通りをはるかに上回る人波であふれ、まさに高円寺を代表する商店街という認識を得た思いです。こちらこそ「A級」商店街と言うべきですね。
 南に向けて緩やかな下り勾配の250mほどの商店街全体が明るい全蓋型アーケードで覆われ、夏の暑い日射しを避けながら健全なショッピングが楽しめるというところです。業種も様々で、若い店主らしき人物が健気に客の呼び込みに立っている姿が印象的でした。
<商店街中央付近>
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 ここは「東京高円寺阿波おどり」の発祥の地ということで、阿波おどり用品専門店もあります。8月最終の土曜日曜に盛大に催されるわけですが、商店街中ほどに商店街事務所があってそこで阿波おどりの写真展も見ることができるとの情報が商店街ホームページにありますが、喧騒に気を取られて見落としてしまったのが悔やまれます。
<商店街の南端近くから北方向を見る>
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 「A級」に再認定したので詳細なレポートはしませんが、高架下の高円寺ストリートに本店がある「仲屋むげん堂」の支店がここにもあって賑わっていること、老舗らしきうなぎ店や蕎麦店がしっかり営業しているのが頼もしいと思ったことだけを記しておきます。
 この商店街を抜けた先には、さらに新高円寺通商店街が延々と青梅街道まで続いているのですが、そこはまた別の機会に歩くことにします。両者の境界を横切るのは桃園川緑道で、「旧宝橋」の親柱がさりげなく残され、歴史を語っています。
<南側の入口(桃園川緑道「旧宝橋」がある)>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

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