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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№579]有楽町産直飲食街

歩いた日 H29.01.21 【千代田区】 
 JR有楽町駅から新橋寄りの鉄道高架下を活用したスポットです。ここを訪れたきっかけは、「高架下」を扱った新聞記事で、最近オープンした「中目黒高架下」などとともに紹介されていて、「あれっ、そんなところあったかな?」と思い、行ってみたらありました。高架下外側の日比谷商店街などは良く歩いているのですが、高架下「内側」のここにはこれまで気づきませんでした。
 情報によると、昨年(平成28年)10月にオープンしたとのことですが、見るともう何十年もそこにあるような風情で、そのつくりは見事です。古い高架下中央で線路に並行する狭い通路がそのまま使われ、まさに「横丁」です。今風の綺麗さがないところが良いです。
 ここは、「有楽町産直飲食街ぶんか横丁」というのが正式名称のようで、運営するのは「㈱浜倉的商店製作所」という会社。そのホームページによると、「地方の生産者と消費者をつなぐ、地方生産者と地域活性化を目的としたプロジェクトとしてスタートした今までにない新しい地域専門性のPR店を集合させた横丁プロジェクト」というのがコンセプトで、地方のおいしい食材、郷土料理を、アンテナショップが集積する有楽町の地で消費者に提供する場として作られたようです。
 アンテナショップを持たない地方の自治体や生産者に対し、消費者への接点を提供する活動も行っているようで、代表の浜倉好宣氏は、商店再生や横丁プロジェクトなどを複数手がけているとのこと。以前歩いた「恵比寿横丁」などもこの方の手によるもののようです。
 帝国ホテルにも近い入口部分にあるのが「魚〇」(静岡)と「牛〇」(北海道)、そこを入ると「貝〇」(北海道)、「馬かばい」(熊本)、「むつ味」(東北)、「都久志屋」(九州)、それに「ちょい飲み餃子」という具合です。大半の店が24時間営業というのがまた良いですね。土曜日ですが、昼間からお酒を飲みながら肴をつついている人達もいます。明るい時間帯ですが、私が覗いている間にも何人かのグループが入店していきました。
 この日はこのあと仕事あるので飲むわけにはいかないけれど、そのうち誰かと誘い合って「貝〇」なんかに来てみたいなと思いました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

レトロ感濃厚に造られた入口部分
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産直飲食街の内部(1)
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入口から中を覗く
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産直飲食街の内部(2)
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[№578]出世不動通り商店会

歩いた日 H29.01.17 【千代田区】 
 平日の昼過ぎ、仕事で大手町から神田駅に出るのにここを歩きました。内神田ですが旧地名は神田松下町。北に並行して神田駅西口商店街があるのですが、その喧騒はこちらにはなく、むしろオフィス街の印象が強く、商店街組織を形成しているものの普通の商店街らしさは乏しい感じです。
 商店街延長は500m程にも及び、神田駅から本郷通りとの交差点までの両側歩道つき一方通行道路ですが、途中の外堀通りとの交差点から神田駅寄りが比較的商業色が強いところです。この日は、本郷通り側からの進入です。都心の一角だけあって大小のビルが立ち並びますが、脇道も含めて、昭和風情を感ずる看板建築風の古い建物もまだ少し見られます。オフィスビルが多い中で、店舗の連続感はそれほどないのですが、ビジネスマン達の胃袋を満たす飲食店が多いように見えます。
 そんな中、ビルの間に挟まれるように、この商店街の名の由来である「出世不動」があります。小さいですが、きれいに管理されている様子です。出世不動は、千代田区観光協会ホームページによると、徳川家の鬼門除けとして祀られていたそうで、昭和20年の戦災で本堂は焼失したものの本尊は避難させていて無事で、戦後、出世不動通りが管理したとのこと。都内でも由緒ある不動尊で、明治の頃は縁日が盛況だったようです。出世とはおよそ縁がない私も、ここは慎ましく拝んで参りました。
 さて、その不動尊の並びの蕎麦店「浅野屋本店」に入り、遅めの昼食にしました。ここは明治5年創業という歴史ある店で、木鉢会にも名を連ねています。神田藪そば、まつやなどの名店と肩を並べる名店ということですが、気取ったところは全くなく、美味しくいただけました。
 そのさらに隣は豆腐店。女将さんらしき方が店頭に立って販売していました。他で目立つのは、ちょっと敷居が高そうな印象の「後富久ずし」でしょうか。でも、「神田でちょいと寿司を」なんていうのも粋で良いですね。「あい津」は、店頭のメニューを見る限り福島会津の店ではなさそうです。このほかにインドカレー店や、広島お好み焼きの幟を立てている店もありました。西口通りの喧騒を避けてこちらを通勤路にしている人もいるようで、各店それぞれに常連客も抱えて繁盛しているということでしょう。それもまた神田らしいところかもしれません。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

外堀通りとの交差点から神田駅方向を見る
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ビルに挟まれた「出世不動」
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古い建物もわずかに残る
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蕎麦店「浅野屋本店」
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[№577]野方ときわ通商店会

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 野方ときわ通りは、車の通り抜けも困難そうな細い道ですが、野方駅から西方向の本町通りに抜ける近道として重宝され、人の通行は比較的多いところです。今回の野方散策でも、何度か行ったり来たりし、裏道に迷い込んだらまたここに出たりして、人が自然に導かれるオーラのようなものを持っているとも言えそうです。
 本町通り側から駅に向かうと、まず、インポートフーズ「JUPITER」が目を引きます。ジュピターコーヒーがやっている輸入食材店というところで、コーヒー豆をはじめ珍しい品々が見ていて飽きないという感じです。
 その先の商店街の印象は、和洋折衷という様相で、ブティック風の店の向かいにシャッターを下ろした惣菜店と思しき古い店があるのが妙だったりします。たこやき・たいやき専門店という屋台風の店「さぶちゃん」も楽しそうです。そのほか、焼鳥店や居酒屋もあり、つけ麺店もあり、オシャレそうなカフェもありと、混沌とした中にもいろいろな魅力が詰まっているというところですね。
 中ほどにある「旅の食堂ととら亭」は、チラッと覗いただけで通りすぎてしまいましたが、後で検索すると、オーナー夫婦が長年世界旅行で食べた各国の郷土料理を再現しているという店だそうで、様々な個性的な味が楽しめるとのこと、ここもまた楽しそうです。
 さて、この日の間食用に何か、と思いつつ、ベーカリーの「エスポワールミスズ」に自然に誘い込まれました。「野方牛肉カレーパン」などを購入し、帰ってから「野方の味?」を堪能しました。
 駅側の出口の角はドラッグストアですが、ここはもう駅前通りで、目の前が駅。今回は、野方商店街振興組合を構成する5商店会とやっほーろーどの計6つを歩いたことになりますが、駅の南北にぎゅっと凝縮した商業エリアで、それぞれに個性を持ち、なかなか充実した街歩きとなりました。商店街の魅力維持には厳しい面もあるでしょうが、店舗の新陳代謝も見られ、古き良さを残しながらも変化も織りまぜて魅力を維持していってほしいと思います。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

本町通り側の商店街入口
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 「ととら亭」や「エスポワールミスズ」などがあるあたり
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たこ焼きの「さぶちゃん」など
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[№576]野方本町通商店会

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 この商店街のある道は、地図で見ると早稲田通り方面から北西方向へ続く古くからの道と思われます。「本町通り」を名乗るのも頷けるところ。商店街の東端は環七に近いバスターミナル付近で、ここから西へ、西武線の踏切近くまでの比較的長い商店街ですが、見て歩くのに飽きないところです。
 駅前通りや「やっほーろーど」、みつわ通りなどと接続する東半区間は、店舗密度も高く人の流れが絶えません。青果の「おおくぼ」が、いかにも「街の八百屋」という感じでがんばっていて、このエリアは特に歴史ある青果店が多い感じもします。その先の「信州一味噌河内屋」の看板の下が実はリサイクルショップ風だったりするのも面白いところ。
 そして現れるのが「野方文化マーケット」です。本町通りは戦後の復興期にできた商店街とのことですが、その中でこのマーケットは「野方のへそ」とも呼ばれて大混雑だったところだそうで、年月を経てレトロ感満載の強烈な個性空間となっています。勇気を出して足を踏み入れると中はU字型の通路になっていて、土曜のこの日に営業が確認できたのは、青果店、昼呑み屋台風の店、そして出口部分でご老人が一人座って商売している時計修理等がメインと思われるすごい店です。奥の方はシャッターが閉まっていましたが、ここを知っただけでも野方に来た甲斐があるというものです。
 かつてこの付近には映画館の西武座もあったそうで、その頃の賑わいを想像するだけでも楽しいですね。さて、本町通りの少し先にあるのが惣菜の「とりふじ」。駅北側の北原通りにもありましたね。このあたりに住んでいたら毎日寄ってもよさそうな野方を代表する惣菜店という感じです。
 右からときわ通りがぶつかって、さらに小さな交差点を越えると徐々に人通りも少なくなりますが、その交差点角にある印章店も古い昭和建築の建物で、思わず見とれてしまいます。
 東の方へ戻って、戦前の外食券食堂の流れを組む民生食堂だったという「野方食堂」で食事にしました。学生などにも重宝されていそうな町の大衆食堂という雰囲気で、唐揚げやさば味噌煮などが人気のようですが、この日は野菜味噌炒め定食(700円)にしました。満腹になりましたが、それにしてもこの商店街は、昭和ムードを満喫できる良き空間なのであります。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★☆☆

青果の「おおくぼ」があるあたり
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強烈な個性を放つ「野方文化マーケット」
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東端のバスターミナル前から
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惣菜の「とりふじ」など
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昭和建築の印章店
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[№575]野方みつわ通商店会

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 野方駅から南へ駅前通りを進み、「やっほーろーど」にぶつかるところで交わるのが野方本町通りですが、その紹介は次回として、先に、そこから分岐するみつわ通りをレポートしましょう。
 延長は200m以上に及び、野方商店街振興組合の一翼を担いますが、ここは野方では一番静かな商店街という印象です。駅南西側の若宮方面の住宅地を控えているのですが、駅からの人の流れは拡散し、その動線のひとつをなすものの必ずしもメイン動線にはなっていないという感じ。
 本町通りとの分岐点の商店街入口にあるのは自転車店。飲食系や薬局、食品系などの店が続きますが、商店の密度は進むほどに薄くなり、シャッターを閉ざした店もちらほら見られます。焼肉店や精肉店など地域の名店といえる店もあるようですが、和菓子の「光進堂」も良い雰囲気を出していますね。でもどの店もなんとなく構えが控えめな感じで、強烈に目立つ印象は少ないようです。
 そんな中、やはり地味ではありますが綺麗な雰囲気の「ナユタベーカリー」が目を引きました。ここを含め野方エリアでは美味しそうなパン屋さんが多いようにも見えます。また、居酒屋系も多く、夜は気軽に一杯飲める店が増えたとだいぶ前の「アド街ック天国」でも紹介されており、そこではこの通りの「すっぴん酒場」などが放映されたようですが、その健在も確認できました。
 昭和レトロを感じさせる看板建築の連続なども見られますが、商店経営の力は乏しそうな感じにも見えます。人通りもだんだん少なくなって商店街が終わります。振興組合を構成する5商店会の中でもここは少々厳しい環境に置かれていると言えそうです。
 野方は、西武新宿線沿線の中でも戦後特に商店街が発展して高い集客力を発揮してきた歴史を持ちながらも、環状七号線の建設で地域が分断された経緯もあり、「いま、成長の岐路に立っています」と振興組合ホームページに記載があります。創意工夫で個性を作り上げていくことの必要性が訴えられ、スタンプなどの活動も行われているようで、5商店街共通の街路灯フラグにもそのあたりの結束が伺えます。
 さて、本町通りに戻りましょう。野方散歩はまだまだ続きます。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

左に自転車店がある商店街入口
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商店街中ほどの状況(「光進堂」も見える)
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「すっぴん酒場」などがある一角
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綺麗な「ナユタベーカリー」
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[№574]野方名店街やっほーろーど

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 野方界隈の住人で、他の商店街の名前は知らなくても、この「やっほーろーど」を知らない人はいないでしょう。それだけ目立つ存在です。目立つと言っても大きいという意味ではなく、規模はほんの数十mのT字型の路地ですが、駅前通りの突き当たりにいやでも目に入るアーチとその下のレトロムード満点のアーケード街という特異性で目立つということです。
 それだけ誰もが知る存在ながら、ここは野方商店街振興組合には属していないようですね。我が道を行くという姿勢が良し。「やっほーろーど」の名の由来は、「野方(のがた)」を音読みにすると「ヤホウ」になるから、というのもまた良いではないですか。なんとも奔放な感じです。
 入口左角は青果の「マルシェ」。名前は今風ながら、昔ながらの八百屋という風情。しかし清潔感があり、好感度満点です。右角には洋品店があったそうですが、残念ながら取り壊されて整地工事中でした。きっとこれも100%大衆的な店だったのでしょう。
 「やっほーろーど」を構成する店舗群の核になっているのは丸正野方南口店。丸正(マルショウ)は駅北の北原通りも含め中野区内や周辺に複数店舗を展開する食品スーパーですが、ここにあると他の店舗より一段と気さくで入りやすい「街の食品店」という感じです。
 最近オープンしたという「魚専門 みはる食堂」は、長崎県の五島列島から直送される鮮魚の料理が食べられる店との情報ですが、昼なので確認できず、そういう店は機会あればぜひ夜に訪れてみたいものです。
 アーケード中央には、これまた派手な「迎春 大感謝祭」の垂れ幕が掲げられていますが、そこに「創業記念大売出し」の文字もあり、はて、何の創業なのでしょう。年中創業のお祭りムードを絶やさないということでしょうか。それもまた良しですね。
 東の出口に抜けるとその先には小さなバスターミナルがあり、中野駅や新宿駅行きのバスが発着します。バス誘導員の方が、合間に「やっほーろーど」を歩いているのもまた楽しからずや、というところでしょうか。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★★★☆☆

青果の「マルシェ」がある北側入口付近
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丸正がある東側入口の風景
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混沌とした丸正前の空間
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衣料品店が取り壊された北側入口
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東出口前のバスターミナル
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[№573]野方駅前通共栄会

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 野方商店街振興組合を構成する複数の商店街の中で、ここが位置的には中心にあると言えます。駅前のアーチの標記は「野方駅前商店街」。駅前踏切から北に伸びる野方北原通りに対して、こちらは南に伸びるわけですが、ただその延長は100m程度と短く、その先にもいくつかの商店街があり、さらに住宅地が背後に広がるということもあって、通り抜け通路の性格が強い印象です。
 三菱東京UFJ銀行のほか、牛めしの松屋やココイチなどのチェーン店が目立ち、ごく普通の駅前商店街という感じで、漫然と歩くとあっと言う間に通りすぎてしまうのですが、そうした中に、昭和8年創業という老舗煎餅店「金時煎餅」などもあって、思わず足が止まります。覗くと、懐かしいビンに入った煎餅のバラ売りもあって、歴史を感じさせます。
 野方駅ができたのは昭和初期ですが、戦禍を免れたため戦後商店街が大いに繁栄し、遠方から多くのお客が訪れ賑わったことや、現在も、振興組合の組合員数、店舗・事務所数は中野区内最大であることなどが、組合ホームページに記載されています。その中心をなすこの商店街でこそ、そういう歴史が滲み出ていてほしいものですが、駅前という場所柄では変化も激しいということでしょうね。
 そんな中、「野方薬局」も、北原通りに支店もありますがこちらが本店で、踏切際にチェーン系のドラッグストアもあるのにしっかり頑張っている感じで頼もしく見えます。また、帰ってから検索すると、正統派フランス料理の名店「グランシェフ オオヤ」がこの通り沿いにあることを「出没!アド街ック天国」のサイトで知りましたが、迂闊にも現地では見逃してしまいました。
 駅からこの駅前通りを歩くとその先に続くのが、名前もユニークな市場的空間「やっほーろーど」で、その入口前で交差するのが野方本町通り、また、踏切すぐのところで接続するのが野方ときわ通りと、本当にここは野方商業エリアの要となる商店街なのです。それぞれ別記事にしますが、まずはそのまま「やっほーろーど」に足を踏み入れます。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

駅前らしい商店街の中央付近の風景(野方薬局本店など)
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懐かしい風情の「金時煎餅」
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駅・踏切近くの商店街入口のアーチ
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