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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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ご案内2

 平成28年が暮れ、新年を迎えるにあたり、これまでに歩いた商店街の位置図と一覧表を更新しました。3つの記事に分けて掲載しています。小さくて見にくいと思いますが、ご活用いただければと思います。

 №1~200 は → こちら
 №201~400 は → こちら
 №401~   は → こちら

 なお、ブログタイトルを、『ほのぼの「B級商店街」歩き』と、ちょっとだけ変えました。今後ともよろしくおつきあいください。
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[№565]日出優良商店会

歩いた日 H28.11.19 【豊島区】 
 文京区と豊島区にまたがる「共盛会」という昭和風情の商店街を文京区側から歩いてきて、いつの間にか豊島区に入り、ベーカリー「ミフネ」で間食用の菓子パンを買いましたが、そこの街路灯から「日出優良商店会」の名称に変わり、さらに渋さ満点の商店街が先に続いていました。文京区のマップしか見ていなかったので、これは大発見です。
 いやあ、それにしてもレトロです。サンシャインシティにもほど近いこの位置に、このような街並みが残されていることが奇跡のように見えます。ただ、やはり、ビル化、駐車場化が急速に進行している模様で、工事中の区画もあり、昭和風情が失われていくことに寂しさを覚えます。
 それでも昭和の商店街の代名詞ともいうべき看板建築の店舗が並ぶなど、懐かしい雰囲気を味わえます。居酒屋「大提灯」、中華の「生駒軒」は現役店なのかどうか不明でしたが、精肉の「なりたや」が営業中で、コロッケなども美味しそうに並んでいました。
 少し進むと、渋さを残しながらも立派なビルになったところがあり、その1階が何かと思うと、蕎麦店「蕎誠庵あさひ」です。なかなか良さそうですが、この日は既に別の蕎麦店で食べてしまった後なので外から覗くだけにしました。その先の「伊東食堂」は、土曜のせいでしょうか、閉まっていました。青果店の「高村商店」が「街の八百屋」という良い雰囲気で営業しています。
 道が右に曲がり、都電荒川線の踏切で線路を渡るところまでが商店街の範囲のようです。踏切の手前には「牛舌の店 多津よし」がありますが、先ほどの「蕎誠庵あさひ」、「伊東食堂」も、この「多津よし」も、食べログ等のサイトではいずれも好評価が目立っています。商店街全体としては衰退感がたっぷりと漂っているのですが、このように知る人ぞ知るという名店が健在なのは頼もしいですね。レトロな街のレトロな店を夜に訪れてくつろぎたいところです。
 踏切左右の線路沿いには新しい道路を建設中で、この商店街の周辺環境もまた大きく変わりそうです。「日出優良商店会」という名前も良く、思わぬ発見をした満足感に浸りながら地下鉄東池袋駅に吸い込まれました。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★★★
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★☆☆☆☆

「生駒軒」「なりたや」などの懐かしい店舗群
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青果の「高村商店」など
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「共盛会」との境界の「ミフネ」
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シックな外観の「蕎誠庵あさひ」
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[№564]共盛会

歩いた日 H28.11.19 【文京区】 
 音羽川の谷筋だったという坂下通りを北西に進むと、左斜めに入る魅惑的な路地の商店街が目に入ってきました。ここはもう、文京区と豊島区の区境で、ぎりぎり文京区の商連に名を連ね、豊島区の商店街一覧にも記載がある「共盛会」という商店会を形成しているのですが、建物の新旧が入り交じるものの、全体には昭和の空気が濃厚に流れているところです。
 坂下通りからの入口には精肉店の「みやなが」。そこから入っていくと生花店、向かいには威勢のいい呼び声を響かせる鮮魚の「魚光」があります。その先の小さな四つ角がこの商店街の中心で、青果の「八百勘」、もう一軒の精肉店「マルサン」、蒲鉾・おでん種(はんぺん等)の「栄屋」、理髪店などが良い雰囲気で向かい合っています。どの店でもお客との温かいふれあいが見られます。ご近所の生活の拠り所ともいえる、小さいながらもすばらしき人情商店街を発見した気分です。
 その四つ角から北側には、「なぐも豆腐店」や米の「山岡商店」などがレトロな雰囲気で並びます。そこを抜けて坂下通りに出た向かいに蕎麦店「満ゑ多゛(まえだ)」をみつけ、肉なん蕎麦を食しました。ここはもう豊島区で、共盛会からは外れていますが、最近建て替えた感じの良い店です。
 先ほどの四つ角に戻り、西に進むと、城北信金の先に、蔦が全面にびっしりと絡まった看板建築の電器店が現れます。ちょっと圧巻です。
 次の四つ角手前のベーカリー「ミフネ」で、当日の間食用の菓子パンをいくつか買いました。小綺麗な店ですが、ご近所さんたちに愛されている気さくな様子です。この店の前で上を見上げると、傍らの街路等がこれまでと異なり、「日出優良商店会」との記載が。この先の西に続く商店街の名で、そちらもレトロ感濃厚ですが、「ミフネ」の前が両商店街の境界というわけです。
 改めて「共盛会」側を振り返ると、大塚や池袋などの繁華街に近いながらも区境という目立たない位置で地域にご奉仕し続けてきた健気な商店街の姿がそこにあり、この雰囲気を今後も保ち続けていってほしいと思うのでした。
 そして、足はさらに「日出優良商店会」に向かいます。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★★★
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★★☆☆☆

「魚光」などがある商店街の東側区間
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商店街中央の「八百勘」
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おでん種等を扱う「栄屋」など
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懐かしい雰囲気の豆腐店など
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蔦に覆われた電器店
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[№563]大塚坂下町親交会

歩いた日 H28.11.19 【文京区】 
 江戸・東京は、武蔵野台地の末端部に作られた都市で、広げた手の指のように幾筋も伸びた尾根筋の間には谷間がいくつもあります。旧町名が「大塚坂下町」というこの通り沿いもそのひとつ。文字通り坂下の谷沿いの道で、すぐ東側の尾根上を走る春日通りとの間は何本かの路地の坂道や階段で結ばれています。南端の不忍通り側から北へ向けて歩き始めます。入口の信号が「坂下通り入口」なのでわかりやすいですね。
 入口角に「そば処丸屋」があり、その先にももう一軒そば店がありますが、他に営業している商店は少なく、全体には「商店街だった」ところという印象の方が強いです。古い建物がビル化しつつあり、建て替え工事中のところも見られます。
 200mほど進むと左側に吹上稲荷神社の鳥居があります。路地の奥にあるその神社の名は、江戸城の吹上御殿に鎮座していたことに由来し、二代将軍秀忠まで遡るそうで、その後何度か場所を移し、明治45年に当地に遷座されたとのこと。二拍手して拝みましたが、二礼二拍手一礼の作法が書かれてあり、「しまった」と恐縮です。狐様に睨まれてしまいました。この神社の裏手は豊島ケ岡御陵、護国寺に連なっており、江戸前期の儒学者の大塚先儒墓所も間近です。
 通りに戻りましたがやはり商店街らしさは乏しく、文京区の商店街マップによれば「手作りの味浅井とうふ店」のあたりまでが商店会の範囲のようですが、同様の雰囲気の街並みがさらに先まで続いており、緩やかに左にカーブを描く道沿いには、おそらく廃業店と思われる看板建築建物が残るなど、記録しておきたい風景が随所に見られます。小さいながらも木造二階建ての「松本たばこ店」も良い雰囲気です。
 交番や洋食の「三好弥」などの並びの向かいに区による旧大塚坂下町の説明板があります。標題の商店会の範囲はとうに外れていますが、現役の銭湯がどっしり構えているなど、古い街の風情が濃厚に感じられます。「開運坂下」という交差点信号の名前も興味深いところです。さらに進むと、「おっ」と言わせる別のレトロな商店街「共盛会」の入口が現れます。これについては次項で。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

最も商店街らしい部分
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営業商店がほとんど見られない南端付近の区間
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吹上稲荷神社
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歴史を感じさせる延長部分の街並み
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懐かしい雰囲気の松本たばこ店
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[№562]新大塚駅前商店会

歩いた日 H28.11.19 【文京区】 
 地下鉄丸ノ内線の新大塚駅は初めて降りる駅です。文京区の商店街マップを頼りに、駅周辺の商店街を歩こうというわけですが、この駅はちょうど文京区と豊島区の区界にあり、駅から南が文京区大塚、駅から北が豊島区南大塚というややこしい関係です。都立大塚病院が近くにあります。
 南改札から地上に出ます。出たところの交差点から春日通りを南へ、不忍通りまでの間が、マップによれば「新大塚駅前商店会」のようです。交差点の向かいに、いきなり魅力的なレトロ店舗の並びが目に飛び込んできました。「北から来た男」という居酒屋や青果の「八百常」、蕎麦店の「美濃屋文右衛門」など。吸いよせられるようにそちらへ渡り、その前を歩いていくとまた反対側に「三由氷室」等の看板建築の並びが。いまどき「氷室」は貴重な存在ですね。
 文京区による旧町名案内板があり、それによるとこのあたりはかつて巣鴨村に属し、巣鴨辻町といっていたものが明治以降に大塚辻町となったとのこと。やはり区界の妙ですね。
 春日通りはこの区間では尾根道で、両側が低い地形です。東側の斜面と低地を利用して大塚公園があります。「ラジオ体操発祥の地」だそうで、ラジオ体操会の看板があるかと思うと、古い地蔵や観音像などが並んで立ち「大塚子育地蔵尊」の幟が立っていたりします。300年以上前から路傍にあった像が昭和20年の戦火にあい、ここに移されたとのこと。思わず合掌。
 そこから南は商店街らしさがぐっと薄らぎます。道路拡幅予定のようで、マンションなどビル化が進んでいますが、1階部分に良さそうな喫茶店が入っていたりもします。道路の東面には、三室戸学園 東邦音楽大学・短大・高校 小石川東京病院、小石川消防署大塚出張所などが続きます。
 西側も階段で坂下通り方面に降りる斜面地形ですが、その中に、善心寺、西信寺といった寺院が佇み、歴史ある地であることを伝えています。西信寺門前には、「日本理容業開祖 北小路采女助墓所」の石碑もあり、また、ここには「旧大塚上町」の表示板があります。不忍通りと交わる大塚三丁目の交差点は文京区内幹線道路の最高地点(標高28.9m)だそうで、ここから護国寺に下る不忍通りは富士見坂と名付けられているという説明も記されており、いろいろと学ぶことの多い散策でした。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

駅直近のレトロ店舗の並び
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学校や病院等の向かいに寺院もある南半部分
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看板建築の「三由氷室」など
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大塚公園内の大塚地蔵尊
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雨上がりの大塚公園
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[№561]はまなん横丁(浜田山芳興会)

歩いた日 H28.11.05 【杉並区】 
 浜田山駅の南側で線路・駅ホームに並行する位置にあり、車の通行もやっとと思われる道幅のレンガ舗装の商店街で、確かに駅裏で「横丁」を名乗るのが頷ける商店街です。この日は、東側の「南レンガ通り」から続けての散策で、東側の角にある銘茶店「茶金」はどちらの商店街に属するのかわかりませんが、両商店街とも同じ(たぶん)街路灯で、きっと仲良し商店街なのでしょう。
 隠れ家的雰囲気の飲食店やブティックなどに、ラーメン店や居酒屋などが混じるのが面白いところで、夜は独特な「横丁」らしさが発揮されるのかもしれませんが、クリーニング店や理髪店などもあって、昼に歩く限りではやはりここも性格が何とも評価しにくいところです。ただし、頽廃感はほとんど感じません。駅近だけあって現役店が多い印象です。
 ちょうど駅ホームの長さ分ほど進むと、駅西側の踏切から続く路地がぶつかり、その角には「靴の美容室」と「ベトナム食堂シクロ」があります。改札口から出た人の流れがこの踏切を渡ってくるので、ここがこの商店街の中心と言えますが、踏切の手前にはその名も「ふみきり」という居酒屋があり、その向かいには青果店があって、ここでやっと私好みの生活臭の濃い商店街風景に出会った気分です。駅からの人の流れはここから東西に散り、「はまなん横丁」は通り抜け通路として重宝されている様子です。
 商店街を西に抜けて突き当たる道の向かいは小公園になっていて、その入口部分に杉並区のコミュニティバス「すぎ丸(さくら路線)」の停留所があり、かわいいバスが停車しています。下高井戸方面と結ぶ南北交通路線で、駅北側発着の「同(けやき路線)」と合わせ、浜田山駅は結節点になっているわけで、商店街の西の部分は乗り換え通路の役割も持っているということです。それにしても、すごくこじんまりしたロータリーで、バスはくるりと小回りをきかせて転回していきます。
 その向かいの、商店街の西端の店は日本茶専門店の「茶風」で、日本茶喫茶というべき店のようです。東端の「茶金」と合わせ、両端がお茶の店というのが面白いですね。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

ブティックやラーメン店等が混在する「横丁」
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踏切前の居酒屋「ふみきり」や青果店
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商店街西端の日本茶専門店「茶風」
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東端の「茶金」脇から見た「まなん横丁」
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[№560]浜田山中盛会(南レンガ通り)

歩いた日 H28.11.05 【杉並区】 
 浜田山駅前から線路の北側を並行する「浜田山壱番街」を東の端までやってきて、そこで交差するのが鎌倉通り。この南北の道は古来鎌倉へ通ずる鎌倉街道の一部をなし、この通り沿いにも「浜田山鎌倉会」、「鎌倉通り睦会」という商店会があるようなのですが、踏切から南、北を見渡してもあまり商店街らしさが感じられないので今回はパス。線路の南側から駅方向に戻ろうとして自然に吸い込まれたのがこの「南レンガ通り」です。
 幅4mほどの文字通りレンガ舗装の道で、駅の裏に相当しますが、一般によくある駅裏飲み屋街という風情でもありません。焼鳥店「ことり」があり、しばらく進むとまた焼鳥の「ミヤザキ商店」がありますが、店舗が連続しているわけでもなく、さらにその先には自転車店や新聞店があったりと、どうも性格が不鮮明な商店街です。生鮮品店はないので、少なくとも日々の食材提供の生活型商店街とは言えないようです。
 で、百メートルほどでまた南北の道に突き当たり、その道も、駅ホーム東端に接する踏切から南へ数十メートルほどが南レンガ通りの範囲なのが街路灯からわかりますが、南半にはほとんど店らしきものはなく、踏切側の3階建てビル一階に「焼きとん和田屋」などが並ぶのが唯一商店街らしき風景です。焼鳥、焼きとんと、まあここは、山の手住宅街の浜田山にありながらも庶民的空気が濃い一角といえそうです。
 東西と南北の道の角には、「浜田山南レンガ通り商店街マップ」という立派だったはずの案内板が寂しく色あせてあり、剥がれかけた店舗表示が哀愁を漂わせます。かつては店舗数もそこそこあったようですが、駅北側の賑わいとは対称的な衰退ぶりです。土曜の昼の踏切付近は多少の人通りがありますが、東西の道は人影まばらです。夜は焼鳥を求めるお父さんたちの姿がどれだけあるでしょうか。
 踏切手前に大きな寛永通宝を看板にした銘茶店「茶金」があり、その角からさらに西へ「はまなん横丁」が続きます。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

人影のない昼の南レンガ通り(焼鳥「ことり」前)
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自転車店や新聞店など
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やきとん「和田屋」などがある踏切付近
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踏切脇の銘茶店「茶金」
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[№559]浜田山壱番街

歩いた日 H28.11.05 【杉並区】 
 浜田山駅から出たところに面し、駅の北側で線路に並行する商店街が「壱番街」です。レンガ舗装にセンターラインが引いてありますが、対面通行道路としては狭く、歩道もありません。でも自動車の通行は少ないので、比較的ゆったりと歩けます。
 駅のすぐ近くの交差点から北に「浜田山メインロード商店会」が接続していますが、街並みの景観が良くオシャレ感が漂うメインロードに対して、こちら壱番街は駅前だけあってさすがに庶民的な雰囲気があります。駅から東に少し行ったあたりで、共同ビルの一階に焼肉店や支那そば店などが並ぶ光景は、どこか下町風とも感じられ、私の感性にはこちらの方がしっくりきます。
 そのさらに先の左側にはスーパー「コモディイイダ」があって、規模はそれほど大きくないものの庶民の味方的な核になっているようで、メインロード入口にある成城石井とは異なる客層をつかんでいるというところでしょう。山の手高級住宅街に乗り込んできた意識の私をほっとさせてくれます。
 「コモディイイダ」からさらに東は少々場末感が漂うようになり、人通りもぐっと減ります。ブティックがあると思うと、そこから店主らしきおじさんが出てきて店頭の服の並びを直したり、そんな心和む情景も味わえました。交通量がやや多い南北の鎌倉通りと交差するところで商店街は終わります。鎌倉通りにも商店街組織はあるようですが、あまり商店街らしさは見られません。
 戻って逆の西側の突き当たりにあるとんかつの「かつじん」で食事にしました。ロースかつ定食830円。威勢の良い感じのお兄さんが切り盛りしていました。そこと駅の中間あたりにある松阪牛の「丸正」には行列ができています。こういう人気店の存在が商店街の命でもありますね。
 駅出口の脇に、杉並区のコミュニティバス「けやき路線」の停留所があります。区の南北を結ぶ交通手段として重宝されているようで、15分間隔の運行。「コモディイイダ」の角からひょっこり出てきて、駅前に停まり、「かつじん」の前を右折して戻っていきます。かわいいバスがこの商店街のアクセントになっているともいえます。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

駅東部分の庶民的な店舗の並び
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コモディイイダから東の区間の「ブティック」など
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駅前に停車中の「すぎ丸」
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行列の精肉店「丸正」
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[№558]浜田山メインロード商店会

歩いた日 H28.11.05 【杉並区】 
 京王井の頭線という電車は、渋谷と吉祥寺を結ぶ山の手高級住宅街縦貫路線のイメージがあって、下町大好きおじさんの私には東京で最も縁遠い路線と思い込んでいるわけですが、この日は敢えて冒険心を奮い立たせ、京王線明大前から乗り換えてみました。目指すは、杉並区商店街マップで最も商店街数が多そうな浜田山駅。
 駅北側の出口前は、線路に並行する浜田山壱番街ですが、まずはすぐ左から北に伸びる「浜田山メインロード商店会」へ。自ら「メインロード」と名乗るのは相当な自信・プライドからか、あるいはメインであり続けたいという願望からか。そんな山の手の「メイン」に突入です。
 で、いきなり高級スーパーの成城石井が。このあたりの住民は皆ここで毎日の食材を買うのか、などと考えながら進みますが、全体にオシャレな空気を感じるのは高級住宅地に潜入しているという卑屈な先入観によるものでしょうか。何となく落ち着かない気分です。でも、気づきました。オシャレ感の要因のひとつは、全体に2階程度に抑えられてすっきり揃ったファサード、街並み景観であると。協定などがあるかどうかはわかりませんが、各店主がメインロードの一員として意識した店づくりをしているということであれば好感が持てます。
 中ほどに西友、ドトールもあって、徐々に身構えが緩んできました。山の手オシャレタウンでも駐車場化しているところも多く、また空き店舗らしきものも見られます。きれいなレンガ舗装ですが、車の通行を許しているのが少々残念です。モール的な雰囲気のリラックス感が時々中断されます。
 端正な長屋風の店舗群が向かい合っていたりして、全体にセットバックした中に生花店などが並ぶのがまたドラマの舞台にでもなりそうな情景ですが、その中にさりげなく現れる「ライブタウン浜田山」のゲート。どうやら商店街に口を開けた本当の高級住宅群の区画のようです。
 茶蕎麦「いな垣」を見つけましたが、何となく落ち着かない感が再燃してパスしてしまいました。商店街は井の頭通りに突き当たるところまでです。通りの向こう面には普通の店舗群があり、「浜水会」という別の商店会となっているようですが、眺めただけで駅方向に引き返してしまいました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

商店街の駅側入口付近
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美しく整えられた街並み景観
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西友もあってほっとする
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「ライブタウン浜田山」のゲート
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