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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№540]金町一番街通り商店会

歩いた日 H28.08.06 【葛飾区】 
 金町駅の北側は、かつて三菱製紙等の工場だった一帯が再開発され、東京理科大のキャンパスができてから雰囲気が変わったのかな、と思いきや、理科大に近いこの商店街も、かつての姿を知っているわけではないけれど、学生向けに変身したようには見えません。レンガ舗装されてはいますが昔ながらの商店街の風情が残り、敢えて変化を求めていないようにも見えます。
 駅北口から西の理科大方面へ金町駅前通りを少し歩くと、右側にこの「金町一番街」の入口が現れます。全体に懐かしさの方が大きな比重を占めてしまうのは、駅から理科大への主動線からは外れる位置にあるのと、抜けた先に団地群が構えるもののそれら団地や水元方面から駅への徒歩ルートが必ずしもこの通りだけではないことにもよるのでしょうか。
 入口角は派手な看板の海鮮丼店「丼丸」ですが、そこから入ってまもなくのところにあるのはその名も「永久不動産」という長く続いていそうな構えの不動産店。本来なら都会的センスをリードしても良いチェーン店の「珈琲館」もここでは昭和の雰囲気の建物。商店街中央付近にある「ウラワ書店」も、理科系の学生とはほとんど無縁の様相です。
 夏の土曜の昼時で、人の通行が少ないのは暑さのせいもあるのでしょうが、この商店街全体を通り抜けずに途中から脇道にそれる人も多いようです。駅へはそちらの方が近道なのかもしれません。でもその東への脇道も、空き店舗などがあって寂しげです。全体に南北の動線軸の機能が薄らいでしまったという感じです。
 それでも、北側の区間で生活感を比較的濃く感じるのは、青果の「大安」が頑張っているからでしょうか。「餃子の篠田」もレトロな店舗で親しみを感じます。そんな中に、「ヘアサロンコサカ」や「恋する毛髪研究所」なんていう名の美容室がさりげなく綺麗に混じっているのがまた良いところです。北側出口の角はこれまた派手な看板のクリーニング店「ニューサンワ」です。「大安」の店先にいた猫がおもむろに立ち上がって道を横切っていきました。看板猫でしょうか。そんなほのぼの感もある商店街でした。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

「永久不動産」などがある南の区間
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青果「大安」と猫(北寄りの区間)
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商店街の南側入口
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昭和の様相の「珈琲館」など
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中央付近の「ウラワ書店」等
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[№539]ベルシティかなまち(金町すずらん会)

歩いた日 H28.08.06 【葛飾区】 
 久しぶりに金町駅に降り立ちましたが、この日は近くの江戸川(松戸・市川)で花火大会が開催される日。でも金町駅はその喧騒からは距離があり、「いつもの土曜の昼時」の風情です。まずは駅の南側へ。きれいに整備された駅前広場の向かいに「ベルシティかなまち」の入口があります。
 入った突き当たりは再開発でできた「ヴィナシス金町」というタワービルで、上層階はマンションですが、下はマルエツなどを含む商業施設となっており、ここは「ヴィナシス金町ブライトコート商店会」という独立商店会が構成されています。「ベルシティかなまち」は、区の商店街マップでは「金町すずらん会」となっており、駅南側の一本裏で常磐線線路に並行する方向の道を主体としているのですが、街路灯の表示は全て「ベルシティかなまち」です。その西半分ほどの区間が、「ヴィナシス金町」の再開発によって南面を削り取られ、新しくなったけど独立されたという感じですね。
 ですから、その綺麗な高層ビルの向かいに昔ながらの商店の並びが残っているという景色がなかなか面白いのです。シャッターを閉ざした店も多いのですが、「陶器店」や「御菓子司」と掲げる古い看板建築があったりして、新旧対照の妙が見られます。この再開発にあたってはずいぶん論争があったようで、再開発前は「ベルシティ」もアーケードがあったそうですが、その頃の情景を私は見ていません。今よりずっと下町の温かみある空間で賑わっていたのでしょう。
 「ヴィナシス」の街区が終わって信号を渡り東半の区間に入ると両側が「ベルシティ」ですが、人の通行量も少なくなります。理髪店や整骨院から始まり、上に卓球場も備えるスポーツ用品の「マイダス」が目立ちますね。昭和建築も多く残りますが、シャッター店も多いようです。東端は国道6号への出口で、その手前北面もマンション化されて一階に商店が並んでいますが、何か寂しげです。
 途中から北の駅側へ抜ける狭い路地もこの商店会の一部で、豆腐店、惣菜店などが向き合う一角が古き良き下町の雰囲気を伝えています。「篠田鶏肉店」で野菜とカレーのコロッケを買いました。おじさん達の威勢の良い会話が小気味よく耳に響きました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

再開発ビルに向き合う看板建築の並びなど
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渋みが増す東半の区間
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駅前の入口の風景
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昔ながらの薬局など
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路地の庶民的惣菜店等の集積
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[№538]オペラタウン商店会

歩いた日 H28.07.23 【渋谷区】 
 甲州街道の下を走る京王新線の初台駅は、新国立劇場を含む東京オペラシティに直結しています。新国立劇場ができたのは平成9年で、もともとその土地には国の工業試験所などがありました。初台駅の北側で甲州街道から水道道路方面を結ぶ道沿いの商店街は戦前からあったそうですが、昭和39年の東京オリンピックに伴う甲州街道の拡幅や首都高速道路の建設等で大きな影響を受け、一度は解散の憂き目にあったものの、その後本町1丁目商店会として再結成し、平成12年にオペラタウン商店会と名称変更したという苦難の歴史が商店会ホームページに綴られています。
 この道は、もともと今の水道道路が新玉川上水であった頃に、上水に架けられた4号橋に通ずることから4号橋通りとも呼ばれていたというのは、以前歩いた幡ヶ谷の六号通りと共通の歴史です。
 初台商盛会を見た後、甲州街道を歩道橋で渡ってこちらにやってきました。甲州街道との交差点に立つと、右側は新国立劇場が威容を誇っています。従って、商店街は左の片側のみです。建物は新しめのものと古くからのものが混在しています。店も新旧が混在し、劇場帰りの語らいに似合いそうなカフェや靴店があるかと思えば、庶民的ラーメン店や昔ながらと思われる薬局、弁当店、クリーニング店、それに「テーラートミヤマ」などが並びます。駅出口がある甲州街道との角がうどん・そば店というのもなかなかです。
 水道道路に近い方には古い建物が比較的良く残り、劇場への人の動線から外れていることを物語っています。水道道路を越えた先には不動通商店会のアーチがあり、いくつかの渋めの商店街が続いているのですが、そこはまたの機会として引き返しました。商店街中央付近に渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」の「オペラ通り」バス停がありますが、ここの乗降客はどれだけいるでしょうか。
 地下駅からの階段途中に商店街案内図があり、それによれば甲州街道北面西側の一部もこの商店会に含まれるようですが、すぐにカシオ計算機本社となり、その手前のココイチ(カレー店)までで途切れてしまう感じです。ということで、オペラシティ西側に面するオペラ通りのオペラタウンのレポートでした。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

甲州街道に近い駅出入り口があるあたり
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水道道路近くの古い建物等が残る一角
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中央のバス停前の風景
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向かいの新国立劇場
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[№537]初台商盛会

歩いた日 H28.07.23 【渋谷区】 
 京王線の新宿から1つ目の初台駅は、新国立劇場、東京オペラシティの下車駅として知られますが、それらは首都高速が上にかぶさる甲州街道(国道20号)の北側。反対の南側の一方通行路沿いには昔からの商店街があり、それが初台商盛会です。甲州街道の南北間は、駅地下道か歩道橋を通らなければならないため、北の近代的施設のお客さんが南に流れてくることは少なそうです。
 初台駅が地下にある甲州街道から南へ300mほど続く商店街ですが、駅に近い部分と南の区間では雰囲気がだいぶ異なります。この日は、参宮橋商店会から山手通りを渡ってこの南端にたどり着いたのですが、南半分の区間は高級住宅街の中の商店街という印象です。一部は立派なマンションとなり、その一階に整然ときれいな店が並び、建物が新しくても落ち着いた雰囲気です。それ以外の古い建物を使っている店舗もどことなくお洒落に演出されている感じです。そんな中に、「初台スーパー百貨店」なる2階建てがあって、何か古くからの山手マダム御用達の店という歴史を感じます。
 駅に近い区間はチェーンの飲食店なども混じって普通の山の手の駅前商店街の様相が強くなるのですが、その中間にあたる交差点前後は、レトロな昭和風情の建物が残っていて面白いところです。ただ、一部は空き店舗化しているのが残念ですが。
 だんだん賑わいを増す中を一度甲州街道まで突き当たって、戻りながら昼食場所を物色しましたが、蕎麦の「更科」に惹かれて近づいたら、そのとなりに「Milk&Cofee」と掲げる喫茶店「DANBO」を発見。思わずそちらに吸い込まれました。カレーライスのランチセットを注文しましたが、1時台なのにやがて客は一人となり、しばしゆったりとした時間を過ごします。
 山の手の駅前商店街と書きましたが、新宿の隣町らしい垢抜けた雰囲気の店も多い中で、こういう昔ながらの喫茶店や下町的なうなぎ店なども混じって、先ほどのレトロ感なども合わせて魅力度の高い商店街と見えます。この道は歩道なしの一方通行路ですが、道幅はそれなりにあり、渋谷行きのバスも走ります。バスが人波をかきわけるように走るのも楽しい光景です。9月にはここを会場に「初台阿波踊り」が盛大に催されるようで、地域の結束は強そうです。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

駅前商店街の性格を示す駅に近い区間
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「初台スーパー百貨店」などが並ぶ一角
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お洒落感と日常が同居する空間
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レトロ感も漂う中央部付近
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喫茶「DANBO」などの並び
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[№536]参宮橋商店会

歩いた日 H28.07.23 【渋谷区】 
 新宿から小田急の各駅停車で2つ目の参宮橋という駅は、明治神宮の西参道や国立オリンピック記念青少年総合センターなどが近いものの、目立ちにくい駅です。駅出口はそれら施設とは反対の西側のみにあり、その前(西側)一帯は狭い道が入り組む住宅や事業所の混在密集地域です。
 改札前の道も一方通行で、その道沿いに参宮橋商店会が展開されています。まず改札から右側に坂を上ってみますが、片側が線路のためあまり商業的色彩は見られません。駅前に戻り、反対方向に歩き始めます。全体に飲食店が多い印象です。すぐに道が二手に分かれますが、右手方向は商店街としての奥行きは深くありません。そちらもラーメン店や焼肉店、居酒屋、ネパール料理店のほか、マンション下のややお洒落系飲食店等で構成されます。
 戻って左直進方向に進みますが、やはり飲食店が多く、アジアン系が多い印象を受けます。このあたり、全体に坂の町で、この道も下り勾配のあと、また上りとなります。狭い道幅ですが人通りがかなりあり、そこに車の通行もあるので、少々落ち着かない面もあります。
 上り坂が始まるところに、渋い造りの商業長屋建築があり、私としてはこれがこの商店街のハイライトと見えました。棟割りの一番手前はお好み焼き店「えん」として使われています。「CLEANING」の看板の店も入っていますが、クリーニング店らしくない構えです。
 坂を上りきったところが商店街の終点で、そこにあるのがマルマンストア。周辺住民の生活消費の核店舗ですね。向かいには、台湾料理店、居酒屋、不動産店が並びます。全長にして300m程度でしょうか。参宮橋駅の駅勢圏はそれほど広くはないものの、新宿隣接の高密度市街地で、多くの人の通行に支えられて活力を維持している商店街と評価できます。
 数多くある飲食店のひとつひとつはそれぞれに個性を持ち、人を惹き付けている様子で、直近の新宿の繁華街とは明確に役割が分かれているといえます。この日はその飲食店どれかで昼食ということでもなく、先へ歩を進めてしまいました。因みに、ここの所在地名は代々木四・五丁目です。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

目を引く古風な商業長屋建築
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スーパーがある商店街西端の風景
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参宮橋駅前の坂道の情景
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飲食店が並ぶ一角
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[№535]高田馬場宮田商店会

歩いた日 H28.07.16 【新宿区】 
 多くの学生などで賑わう高田馬場駅にほど近い位置にありながら、ひっそりと忘れられたように寂しげな風情を漂わせる商店街があります。それが「高田馬場宮田商店会」で、新宿区商連のサイトで知りました。駅から西へ早稲田通りを少し歩いたところから右(北)側の神田川方向へ坂を下ったところで、川を渡れば下落合という場所でありながら、渡った先は下落合駅の方が近くなり、とても目立ちにくいエリアです。
 このあたりは、複雑に絡み合う一方通行主体の道路沿いにアパートやマンション等の住宅がランダムに建て込み、戸塚第三小学校のほかは大きな事業所等は少なく、このエリアの存在自体を知る人は少ないでしょうし、ここを歩くのはエリア内の住民が主、ということで、坂を上れば早稲田通り沿いの商店街の方がよほど賑やかという環境から、華やかさにはほど遠い静かな空気が漂っています。
 この日は、さかえ通りを抜けて、東京富士大学の前からここへたどり着きましたが、それも地図を頼りにやっと見つけたという感じ。東の端から入りましたが、古びたスナック「宴」から始まり、少し間をあけて、「肉 魚 酒」という看板の店、不動産店等がありますが、「本当にここがそうなのか?」と思う寂しさ。さらに間をあけた先でやっと商店街らしい風景となりました。
 とは言っても、半ば住宅地化した状況の中で、シャッターを閉ざした居酒屋風や、昔は何かの店舗だったのであろう古い看板建築などが目立ちます。中央の小さな交差点角にあるコンビニ「ポプラ」が最大の現役度を示しているほか、「Coffee」の幟が揺れる小さな喫茶店やアジア料理の店、そしてクリーニング店などに現役の息づかいが感じられる程度。
 近くを神田川が流れることもあって、昭和50年前後に唄われたかぐや姫の「神田川」の歌詞が似合いそうな世界、そんな時代を懐かしく思い出させる商店街の名残の姿、とも言えそうです。新宿区内にもこんな世界が残っているのですね。間食用の菓子や惣菜などを買える店がみつかるわけでもなく、結局往復したのみで、駅方向に戻ってしまいました。でも、過去を懐かしむ世代の中高年の皆さん、気軽に感傷に浸れる良い場所かもしれません。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

ひっそりと佇む商店街の中央部付近
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古い建物の空き店舗やアジア料理店など
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店舗もまばらな商店街の東端付近
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[№534]さかえ通り(高田馬場)

歩いた日 H28.07.16 【新宿区】 
 高田馬場は早稲田の学生街の印象が強いですが、山手線の西側はやや異なる印象もあります。JRの改札を出てガード下を左に出るとすぐ、早稲田通りの向こうに「さかえ通り」のアーチが見えます。アーチには「東京富士大学入口」の文字も。「さかえ通り」を抜けた先に同大学があるほか、地図を見ると、通りの中ほどから北へ神田川を渡った先には東京美容専門学校や東京アニメーションカレッジ専門学校などもあり、早稲田だけではなく多様な学生たちの通行が多いところです。
 訪れたのは土曜の昼時ですが、人の通行は多く、やはり学生らしき若者たちが主な中に多様な年代層も混じるのは、学校だけでなく様々な事業所や住宅等が混在する周辺地域の特性を表していると言えるでしょう。ただ、この通りを構成する店舗は飲食店が多く、特に、ラーメン、焼き鳥など庶民的感覚の店が大半を占めるのは、学生たちのニーズに照準を合わせているということでしょう。
 しかし、それだけではありません。通りに入って間もなくの左手にある青果の「加藤商店」は、昭和30年代建築と思われる煤けた看板建築で、古き良き時代の空気をとどめており、隣の「Club Magician」の横文字看板とのミスマッチが面白いところです。西側出口付近にある緑色のビルやその隣の建物なども、入居しているのは庶民派飲食店ですが、時代を感じさせます。こういう空間で時を過ごした若者たちが社会に巣立ち、それぞれに世の中を動かしているのでしょう。
 この西側出口にかかるアーチの文字は「さかえ通り商店街」です。独立した商店街のように見えますが、新宿区商連のホームページでは早稲田通り沿いと合わせて「高田馬場西商店街」の一部の扱いなのはどういうことでしょう。十分に独自の歴史と力を持っているように見えますが・・。歴史といえば、通りを抜けた先の東京富士大学前に架かる橋は「田島橋」。江戸時代からあった橋で、但馬(たじま)守の下屋敷があったことに因む名であることや、この上流に月の名所であった犀ケ淵という深い淵があったことなどを記した説明板があります。
 さて、昼食は「洋包丁」でポーク焼肉ランチをいただきました。気軽な定食屋という感じですが、外国人学生風の方が流暢な日本語で店主と会話していました。これも高田馬場らしいところです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

駅側の入口付近。飲食店が多く並ぶ
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年季の入った建物が並ぶ田島橋寄りの出口付近
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レトロ建築も混じる(加藤商店)
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学生の通行が多い商店街
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[№533]北一商店街

歩いた日 H28.06.25 【練馬区】 
 旧川越街道の下練馬宿の中宿~下宿に相当し、連続する商店街群の東の守りを固める位置にあります。「きたまち商店街」の浅間神社の少し先に「KITAICHI」の立派な時計つきアーチがかかり、存在を主張しています。途中、環八で分断された形ですが、連続性は確保されているようです。
 入ってすぐ、ここにも和菓子の「伊勢屋」があります。その隣がパンの「オーロール」。同名のパン店が大田区にもあったことを思い出し入店すると、いかにも家族経営の風情。3人で野球中継に夢中です。この日の間食用に菓子パンを購入。大田区の店とは特に縁がないようです。
 ビル化したもののどっしりとした構えの大木酒店などを見ながら進むと右側に看板建築の「ヌマヤ」。衣料品店のようですが店先に生地を干すようにぶら下げています。その隣が空き店舗なのが残念。空腹だったので「Cafe亜絽魔」でアイスコーヒーにパスタをつけて昼食としました。なかなかお洒落できれいな店内です。宿場町でこういうひとときもなかなかオツなものです。
 その隣は小料理の「きたまち」、その先では精肉の「あまいけ」が目立ちます。看板建築の「高田書店」も渋くて良いですね。外装工事中ながら営業中のスーパー「ユータカラヤ」の位置が、本陣木下家のあったところらしいです。そして、これまたどっしりの「田端屋呉服店」の先で、環八が下を通る上が広場になっていて、そこに「下練馬の大山道道標」と「東高野山道標」があります。若干位置が動かされたらしいですが、ここから大山道とは意外です。
 さて、この環八から東が北一商店街の醍醐味と言えるかもしれません。いきなり大きな「畳」暖簾の看板建築があるかと思えば、下町感満載のディスカウントショップ、さらに豆腐店とおでん種店の向かいの「内田屋呉服店」が激渋です。お茶の「丸美屋」も看板建築。鮮魚の「松本水産」はどっしりの旅籠風で良いですねえ。向かいの「味の大関」は惣菜が旨そうです。
 商店街東端にもアーチがありますが、その手前の米店「野瀬商店」はほぼ昭和です。その脇にまた「旧川越街道の歴史を活かしたまちなみ協定 北町旧跡研究会」の高札があり、下宿には鍛冶屋、紺屋などがあり、鷹狩りの餌となる「けら」を扱う「けらや」もあったこと等が記されています。何気なく訪れた商店街群でしたが、歴史散歩気分を味わえ、「来てよかった」と満足して駅に戻りました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

しっとりとした宿場町の商店街
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風格ある「松本水産」など
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「田端屋呉服店」のある環八交差部付近
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渋い!「内田屋呉服店」など
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東端付近の「野瀬商店」はほぼ昭和
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