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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№509]帝劇ビル・国際ビル地下街

歩いた日 H28.04.13 【千代田区】 
 有楽町駅に近く、お堀を隔てて皇居前広場とも向かい合う帝劇ビルは、ご存じ帝国劇場のあるビルで、連日の興業に多くの観客が押し寄せるところです。帝劇は東宝の直営劇場ですが、このビルに出光興産の本社が入っている関係で、ビル上階には出光美術館もあります。国宝や重要文化財を含む多くの書画などの古美術を収蔵し、ここの企画展には何度か訪れたことがあります。
 このビルの地下1・2階に飲食を中心とした店舗街があり、両階で隣接の国際ビルの地下街とつながっていて、一体の飲食街として利用されています。両ビルとも昭和41年の建設で、50年という時を経てだいぶ年季が入っているようにも見え、地下店舗街も、テナントは随時入れ代わっているとはいえ、全体の雰囲気はひと時代前のビル地下空間という感じです。
 入居している飲食店は、ビジネスマンのランチや気軽な飲み会用という感じのリーゾナブルな店が多く、どこも気軽に入れる感じなのが良いところです。その中で異色なのは、国際ビル地下一階にある「丸の内タニタ食堂」です。健康計測機器メーカー「タニタ」の社員食堂のレシピを再現して提供するもので、オープン時にはマスコミ等で大きな話題になりました。訪れた平日13時ごろには行列もなく、お客を呼び込む声が響いていました。
 もうひとつ、同じ国際ビル一階に「鹿屋アスリート食堂」があります。全国で唯一の国立体育大学である鹿屋体育大学と鹿屋市(鹿児島県)と健康食企業の連携によりスポーツ健康食を研究して提供するものだそうで、多くのビジネスマン等がランチタイムを過ごしていました。この地下階は「健康」指向が目立つようになったとも言えそうです。
 この日のランチに入ったのは帝劇ビル地下2階の蕎麦店「しなの路」。大山鶏の親子丼とそばのセットを注文しました。ビジネスマンたちのほか、観劇客と思われるご婦人たちも交じり、賑わっていました。同じ帝劇ビル地下2階の喫茶店「カフェ・ド・セントロ」も入ったことがありますが、懐かしい香りで落ち着いた時間を過ごせる空間です。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ☆☆☆☆☆

飲食店が並ぶ帝劇ビル地下2階
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「丸の内タニタ食堂」などがある国際ビル地下1
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階喫茶店「カフェ・ド・セントロ」等がある帝劇ビル地下
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出光美術館もある帝劇ビルの入口
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[№508]貫井中央商店会

歩いた日 H28.04.02 【練馬区】 
 貫井(ぬくい)の地名は、弘法大師がこの地の水不足を憂い、杖で地面を突くと泉が湧きだしたという伝承によるのだそうです。貫井の範囲は、中村橋、富士見台の駅周辺から北の目白通りを越えた石神井川までと広いのですが、この商店街は文字通りその中央部付近にあり、駅周辺の喧騒からは無縁の環境です。周囲は貫井中学校などもある住宅地です。
 中村橋駅方向からだとサンツ中村橋商店街から左に折れてしばらく進んだ先にありますが、まず下り坂、その後上り坂で、横切る谷筋には暗渠化された貫井川の緑道があります。このあたりの光景が非常にレトロで、看板建築のふとん店や寿司店、営業しているかどうかわからない喫茶店、薬局などの表示の建物が郷愁をそそります。そこから南に入る路地などは、うらぶれたスナックなどが残る古い建物密集の横丁空間で、時の流れから取り残されたようです。
 西に坂を上っていくと、マンションなども混じる中に、長屋風商業建築の一区画を最近リニューアルしてできた風の「おみせ」という看板の店があります。箱物道具とイベントスペースの店だそうで、レトロ商店街に新風を吹き込むものとして興味深いですが、それにしてもその左右が空き店舗ばかりで寂しすぎるというところです。
 坂を上がりきってしばらく進んだ先には、居酒屋、スナック、中華料理店などが並ぶ一角が現れますが、その中に「貫井浴場」がさりげなくあるのが意表をつきます。どっこい生きてる東京の銭湯という感じで、中では飲食もできるようです。しかしここも周囲は昭和風情で、人通りもまばらです。
 さらに西の突き当たりは区立の「ガラクタ公園」。ちょうど桜が満開で、予定外の花見ができました。それにしても、小綺麗な小公園なのに「ガラクタ公園」とは。あとで調べると、かつて民間所有の荒れ地でそう呼ばれていたところを区が公園に整備して名前はそのまま、ということのようです。商店街の西端をなす公園向かいの角には、農業用倉庫のようにも見える建物があり、とにかく懐かしい空気が充満している商店街なのでした。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

ふとん店や寿司店が営業中の坂下の部分
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「貫井浴場」などがある区間
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レトロなスナックなどがある古い横丁空間
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「ガラクタ公園」の桜
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[№507]坂下通り商工会

歩いた日 H28.04.02 【練馬区】 
 練馬区の地図情報「ねりまっぷ」によれば、貫井二丁目の目白通りの南に、南北方向の「坂下通り商工会」の表示があり、中村橋駅から駅前通りの2商店街を抜けた後に足を伸ばしてみました。目白通りの下り勾配を降りたあたりから左へ入る道に、確かに「坂下通り商工会」の表示があります。
 「坂下」の命名は、この通りのすぐ西側を緑道化された貫井川が並行し、谷沿いに位置することによるものと思われます。北から南に進む形で、右にややカーブした後に道は直線状になりますが、商店街らしき実態はありません。沿道はほぼ住宅地化しており、マンションや戸建て住宅等が目立ちます。
 点在するという感の事業所の中には、「商工会」の名のとおり、印刷業、プラスチックフィルムの「新生紙工」などもあり、あとは、学習塾、台湾料理の「欣来」、呉服の「まるやま」、美容室、クリーニング店、電器店といったところ。これでほぼ全てです。人通りもほとんどなく、静かです。それでもこれだけの区間で「商工会」という組織を保っているから立派とも言えるでしょう。
 空き店舗らしき様相の建物もあるので、昔はもっと賑わっていたのでしょうか、想像もできませんが、今は特に覗き込みたくなる店もなく、あっという間に通り抜けてしまいました。
 突き当たる道は貫井中央商店会で、そちらもいきなり昭和風情の喫茶店らしき建物が見えるなど、かなり衰退感があるレトロな雰囲気ですが、まだ商店街らしさが多少は残されており、それと比べても「坂下通り」は寂しさが際立ちます。
 ところで、この谷筋を構成する貫井川は、上井草方面からうねうねと約4㎞、石神井川に合流するまでの流路とのことですが、全区間が暗渠化されており、地図上でも河川としてたどることはできません。いろいろ調べると、このあたりにはかつて貫井池という池があったようで、そのころの風景はどのようなものだったのか、練馬の台地を刻む谷と池、タイムトラベルして見てみたいものです。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

商店街らしさのない通り
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南端近くの店舗の並び
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[№506]中村橋駅前通り貫商会

歩いた日 H28.04.02 【練馬区】 
 賑やかな「サンツ中村橋商店街」の北に続くのがこの商店街です。従って「駅前通り」であっても「駅前」ではありません。「貫商会」の「貫」は地名の「貫井」によると思われます。独自の街路灯が並びますが、この区間に入ると急に寂しくなり、「サンツ」側との賑わいの差が歴然です。駅から離れるだけ不利ではありますが、この差は少しショックでもあります。
 シャッターを閉じた米店「こいずみ」から始まり、骨組みだけになった庇の空き店舗、その周りに歯科医院や居酒屋など営業店がいくつかあるもののすぐに店舗は途切れ、そこから先は時間貸し駐車場などを挟んでミニスーパー「マイバスケット」などが点在するという感じで、目白通りに突き当たるまで続きます。商店街としての体裁をなしているとは言いにくい状況です。
 沿道にはマンションなどもあって、半ば住宅地化している様相でもあります。練馬区を代表する商店街のひとつとの評もある「サンツ中村橋商店街」にすぐ隣り合ってのこの衰退ぶりは、思わず「あらぁ」とため息が出ます。「サンツ中村橋商店街」ホームページに記載されている商店街の歴史では、昭和40年代に千川通りから目白通りまでが「中村橋駅前通り商店会」となり、平成3年に商店会を法人化して「サンツ中村橋商店街振興組合」となったとありますが、この「貫商会」分離の経緯には触れられていません。何か切り捨てられたようで、少々可哀相でもあります。
 ところで、「サンツ」も含めてこの道は、都道である「中杉通り」の最北端部を構成します。中杉通りは中村橋駅南の千川通り以南では阿佐ヶ谷方面までバスも走る幅員がありますが、この区間は狭いままで自動車は一方通行です。東京の山の手地区には、このような狭いままの「都道」がいくつかあって、面白いところですが、これが拡幅されて幹線道路ネットワークに組み入れられることはまずないでしょうね。目白通りに出ると大型コンテナトラック等が轟音とともに駆け抜け、圧倒されます。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

「サンツ中村橋商店街」側の入口部分
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店舗密度の薄い中間部分
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目白通りに近い部分
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[№505]サンツ中村橋商店街

歩いた日 H28.04.02 【練馬区】 
 池袋から西武池袋線に乗って練馬のひとつ先、中村橋駅に降りると、駅の南北に賑やかな商店街があります。これがサンツ中村橋商店街。「サンツ」は商店街を意味するフランス語に由来するそうで、ここは練馬区を代表する商店街のひとつという評もあることを帰ってから知りました。B級として語っては申し訳ないですが、なかなかユニークな一面もあるので敢えて紹介します。
 街路灯に下がるフラグには「猫飛」のキャラクターの下に「美術館のある街」の文字もあり、練馬区立美術館への矢印をたどっていくと、確かに立派な美術館があります。「国芳イズム―歌川国芳とその系脈」の企画展を開催中でした。ここへの道沿いも商店街の一部です。
 さて「猫飛」ですが、「にゃんぴー」と呼びます。ラーメン店横に小さな祠があり、溺れかけた猫を助けた権兵衛さんが、その猫に恩返しされたという「伝説」の主人公で、金色の像の下に説明書きがあります。イベント等の際には着ぐるみが街に繰り出し、そのしっぽを触ると良いことが起こるのだそうで、ニャンピーせんべいなどという名物もあるようです。
 歴史ありそうなお茶の「山下園」の隣はその名も「下町食堂中村橋」。和菓子の「風月堂」の並びにはスイーツ専門店の「どんぐりの木」もあり、生鮮市場の「アキダイ」も大賑わいで、線路高架下の「西友」とともに集客の核になっています。その向かいのカラフルなベーカリーの「nukumuku」は名物店のようで、ここも大繁盛の様子です。
 そんな中で、蕎麦の「辰巳屋」で食事にしました。鮭いくら丼とそばのセットを注文。2時近くでもお客さんが絶えません。ここでも「みんな猫ちゃんが大好き」と聞きました。楽しそうな商店街です。年3回、「猫飛夕市」のイベントがあるほか、阿波踊りも盛大で、40年続いているそうです。
 北側はそのまま「中村橋駅前通り貫商会」へと続きますが、南側起点の千川通りに出ると通り沿いの桜並木が見頃でした。この角にも「富士見庵」という蕎麦店があります。やはり歴史あるパンの「YOU」で間食用の菓子パンを買いました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

生鮮市場「アキダイ」があるあたり
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商店街の千川通り側入口
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祠と「猫飛」の像
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練馬区立美術館
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[№504]錦糸町駅北口正面の通り(名前なし)

歩いた日 H28.03.12 【墨田区】 
 実は最近、「純喫茶」の魅力に惹かれ、その筋のブログなどで店を物色しているのですが、下町で良さそうな店が点在する街のひとつが錦糸町です。商業ビルのアルカキットなどがある北口に出て正面の通りはよく歩くところですが、この日は、その通りの一本左(西)にある「トミィ」を目指したのです。が、なんと長期のお休みの表示。で、このあたりをブラブラすることになったのです。
 他にも喫茶店はあるのですが、この一帯は中華はもちろん、タイ、インドなどアジアン系の店が集積するところで、久々にそんな面白さを見て歩こうと思い直し、右に左に徘徊しました。墨田区商連のホームページによると錦糸町北口商店会という組織があるようなのですが、その実態が不明で、通りごとに個性があるので、組織範囲にはこだわらずに歩きます。
 その中心軸となっているのが駅北口から正面の通り(吉野家の脇から入る)ですが、ここでは、アジア系のほかに、ふぐ等の割烹「さくら井」や「洋食斉藤」なども興味深いところです。そのほか、蕎麦店や和風の居酒屋など様々な世界が混沌と入り交じっています。
 この日はもともと昼食目当てだったので、インドカレーの「リトルインディア」、ではなくて、その並びにある、いかにも下町食堂風の「三好弥」にふらりと入りました。「スパゲティとんかつ付」の表示に誘われて。「三好弥」の看板はあちこちで見かけますが、暖簾分けした先でそれぞれに工夫あるメニューを創っているのですね。とんかつが乗ったスパゲティナポリタン、なぜか新鮮でした。壁のメニューを見ると「ディッシュ定食」なんていうのも。いったいどんなものでしょうか。
 通りの名を尋ねてみましたが、やはり名前は特にないようです。スカイツリーを間近に控えながらも、それぞれマイペースで混沌の世界をつくっている、という印象のエリアです。
 なお、後日、このエリア内の喫茶店「ロジェ」で食事をしました。昔よくあったゲーム機付きテーブルもあるところで、なんと24時間営業です。深夜にどんな客が来るのでしょう。錦糸町周辺にはまだ興味をそそられる喫茶店も多くあるので、さらに探検してみたいところです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

「洋食斉藤」などがある一角
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混沌としたエリアの中軸をなす通り
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[№503]三味線橋通共栄会

歩いた日 H28.03.05 【中野区】 
 三味線橋とは、また粋な名前じゃないですか。中野駅からもみじ山共栄千光会の商店街を通り抜けて、突き当たる道路を右へ、堀越高校の校舎を見ながら下っていくと大久保通りとの交差点に出ます。これを横切った先から始まるのがこの商店街です。交差点から入口部分を見る限りでは商店街らしい雰囲気はあまりありません。
 すぐに「三味線橋」に出会います。「橋」と言っても暗渠化された桃園川緑道を横切る小さな橋の跡で、「三味線橋」の銘板がついた親柱と、ユニークな波模様の欄干の一部が残されています。橋の名は、いつも近くで三味線の音が聞こえたことによるとのことで、風流ですなあ。
 事前情報をあまり持たずに行ったため、商店街は橋の前後だけと思っていて、橋の脇にシャッターを閉じた古い商業長屋建築があったりするので、これは衰退しきった商店街かとも思いましたが、その先のカーブした上り坂の先が気になり、上っていくと、商店街らしさが増してきました。しかもそれがなかなか良い雰囲気なのです。
 新しいマンション等もありますが、長い歴史を刻んでいそうな看板建築の連なりや、なかには昭和中期の劇場建築のような構えの建物もあります。空き店舗化、住宅化したところも少なくないですが、自転車店や食堂、寿司店や豆腐店など、興味を引く店が点々と続き、全体に懐かしい香りが漂うおじさん好みの商店街です。
 2車線道路ですが交通量はそれほど多くなく、左右の歩道を行き来しながら、この商店街はどこまで続くのだろうと歩き続けます。中野駅行きのバスが走る道なので疲れたらバスに乗ればいいや、と思っていたら、あれっ、青梅街道との交差点、鍋屋横丁まできてしまいました。「三味線橋」の名にとらわれていましたが、なるほど、青梅街道から三味線橋に向かう商店街だったわけですね。
 ちょっと右に進むともう丸ノ内線新中野駅の入口があります。「鍋横」も興味深々ですが、この日は歩き疲れたのでまたの機会とし、地下鉄に吸い込まれました。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

懐かしい構えの建物が残る商店街
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このしっとりした雰囲気が鍋屋横丁まで続く
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三味線橋の親柱
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[№502]もみじ山共栄千光会

歩いた日 H28.03.05 【中野区】 
 中野駅の東方にもみじ山公園という公園があり、地名は中野二丁目ですが、この一帯で「もみじ山」の名が様々な施設等に使われているようです。この商店街もそのひとつ。駅南口から線路に沿って東に進むと、商店街が始まります。東向きの一方通行路の両側に歩道がつき、電線類が地中化され、すっきりときれいな景観です。
 業種面では、飲食店もありますが、生活密着型のサービス業等も多く、整った景観とともに健全な昼型商店街の印象です。路面舗装だけでなく街路灯も美しく演出され、また、歩道上に「ペガサス」などの彫塑作品も置かれていて、文化的な香りがします。
 それもそのはず、この商店街通りの東の端に中野区の文化・生涯学習の拠点施設で大小のホール等を持つ「中野ZERO」があるのです。ちょうど何かのイベントの開場待ちらしく入口前に多くの人が集まっていました。もみじ山公園はその裏手にあります。
 さて、このあたりで昼食をと思って歩くと、蕎麦店とカレー店が並んでいるのを発見。悩んだ末、蕎麦の「立浪」に入りました。ご夫婦で切り盛りする「まちのそば屋」と呼ぶに相応しい小さな店で、カウンター席に座ってもりそばとミニ天丼のセットを注文。蕎麦は腰があって旨く、揚げたての天麩羅もさくさくしていました。隣に座ったのは87歳というお元気な女性。天ザルを美味しそうに食べていました。このお店、昭和53年からやっているそうですが、こういうお店、私は好きです。
 このほか、共同ビルの一階に「すし政」と並んであるティールーム「アモン」は、落ち着いて時間を過ごせそうな純喫茶というべき佇まいです。
 この商店街の北側は、JRの中野電車区です。構内はほとんど見えないのですが、鉄道と連携した個性化はできないものか、などと勝手に考えてしまいました。商店街東端には島忠のホームセンターがあるのですが、これも含めて清潔で明るい印象の商店街で、電車区・線路を隔てた北側のブロードウェイ周辺の混沌とした飲食店街とは対照の妙をなしていると言えます。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

電線類が地中化されたきれいな商店街
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そばの「立浪」があるあたり
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 「中野ZERO」と島忠ホームセンター
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