FC2ブログ

ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

# プロフィール

ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

# 最新記事

# 累積ご訪問者数

# おたよりはこちらから

皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

名前:
メール:
件名:
本文:

[№492]巣鴨駅南口一番街

歩いた日 H28.02.06 【豊島区】 
 巣鴨といえば高齢者たちに人気の地蔵通り方面への人波が絶えませんが、そちらはもはやA級商店街でしょうから、この日は駅から逆の南側へ白山通りを歩こうと山手線の線路を跨いだのですが、ロータリーを挟んだ正面に「巣鴨駅南口一番街」の門型アーチが見えました。白山通りの一本裏の通りです。ちょっと覗くだけで、ここが夜型の歓楽街であることがわかります。
 長さ100mちょっとの区間ですが、大きく2区画に分かれ、特に最初の1区画は「○○サロン」等の風俗店集積地帯です。昼時はさすがに白けた雰囲気で、駅前なので普通に通り抜ける通行人もあるのですが、入口角のビルの窓には「ガールズバー2000円飲み放題」の大広告が貼られ、途中には呼び込みのお兄さんが立っていたりします。そんな中に「純喫茶」と言うべき「伯爵」が存在感を出しているのが救いですが、こちらは実はその裏口で、白山通り側が店の正面です。
 カメラを構えながらの散歩なのでさすがにお兄さんに声をかけられることもなく無難に1区画目を通過すると、2区画目の入口角は健全で綺麗な美容室。そして、さらに進むと左側に、まさに「昭和の残像」と言うべき風景が目に飛び込んできます。長屋風の古びた2階建ての建物で、スナック系が5~6軒並んでいます。ただの古長屋と言ってしまえばそれまでですが、昭和世代は思わず声を上げて立ち止まって眺めてしまいます。
 まあ、こういう感動も昼に見るからであって、夜は時代がかった建物もネオンや照明の華やかさに隠れ、酔どれの世界に人を誘うことでしょう。駅側の区画は特にギラギラでしょうね。「おばあちゃんの原宿」とは別の、巣鴨のもうひとつの顔を垣間見た気分です。でも、そういうところでも、ここは豊島区商連加盟のリストに名を連ねる商店街のひとつなのです。
 さて、改めて駅前ロータリーに戻り、多くの人と車が行き交う白山通りの「巣一商店街」に歩を進めました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

駅前ロータリー側の商店街入口
DSC039712.jpg

感動すら覚える昭和長屋建築のスナック群
DSC039842.jpg
スポンサーサイト



 | ホーム | 

[№491]阿佐谷北口駅前スターロード商店会

歩いた日 H28.01.23 【杉並区】 
 阿佐ヶ谷駅を北口に降りてすぐ左側に見えるのが「スターロード」です。線路沿いも含めて東西方向の道沿いと、それに接続する南北方向の路地で構成され、ほとんどが「路地」的な細い空間に小規模な店舗が密集する形態ですが、東西に200m以上の規模を持っています。
 全体に夜の飲食店という感じの店が多いですが、背後の住宅地と駅を結ぶ位置にあるため、昼も通り抜けの歩行者が多くあります。混沌とした空間という様相ではありますが、昼間歩く限りでは健全な印象です。ランチも含め昼も営業する店も多く、頼もしい限りです。この空間内に挟まるように、スポーツ・フィットネス施設や、小劇場・映画館等の複合文化施設「ラピュタ」があったりするので、それらに出入りする人たちの通り道でもあります。ちょうど、ラピュタからの帰りでしょうか、若い女性の集団が狭い路地に押し寄せてきました。
 建物は概して古いものが多く、道も狭いので防災面が気になりますが、狭い道だからこそ、温かみのある空気が充満し、車に邪魔される心配もなく歩けるのが良いところです。雑多な飲食店群ですが、それぞれにこだわりの味が用意され、夜ともなれば固定客もそれぞれについていることでしょう。そんな中に、青果店や鶏肉専門店などが混じっているのもまた魅力です。幅広い年齢層に愛される駅隣接の癒し空間というべきところで、路地の中に「商店街集会所」もしっかりとあって、全体の結束の強さも推察されます。
 駅周辺を歩き回り空腹になってきたので、「元気もりもり営業中」の看板を掲げる「男の晩ごはん」に思わず入りました。昼食だけど「晩ごはん」です。肉系メニューが主体で、若者男性向きの店ですね。ボリューム満点です。
 満腹になって駅に戻りますが、南に隣接する高架下商店街「ダイヤ街」を抜けて行きました。ここはJR系のショッピングセンターで、上下2層の良く管理されたテナント構成のきれいな空間。スターロードの混沌とした雰囲気の対照がまた面白いところです。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

飲食店が居並ぶ混沌とした路地空間
DSC039652.jpg

「男の晩ごはん」などがある一角
DSC039492.jpg

南北方向の路地
DSC039452.jpg
 | ホーム | 

[№490]阿佐谷一番街商店会

歩いた日 H28.01.23 【杉並区】 
 中央線阿佐ヶ谷駅の南口側では、賑やかなアーケード街の「阿佐谷パールセンター」が目を引きますが、その入口手前から東方向へ、線路の南側に沿う形で「一番街」はあります。入口付近の道幅は狭いので、駅前飲食店街の路地として敬遠されそうですが、足を踏み入れてみると間もなく道幅が5~6m程に広がり、線路北側の新進会と同様に約250mも続く商店街であることがわかります。
 ほぼ飲食店で埋めつくされ、夜型飲食店が多くを占めますが、そんな中でも、「やってるよ」の看板を掲げるなどしてランチ営業をしている店もかなりあります。人の通行、通り抜けもそこそこあり、夜の雰囲気はわかりませんが、昼は猥雑な感じはほとんどありません。
 居酒屋・スナック系はもちろんのこと、和食、洋食、アジア系、ラーメン、お好み焼きなど様々なジャンルが揃っているといえます。昼下がりの時間帯で、小さな子どもを含む家族連れがお目当ての店に入ろうとして、貸切り満席で断られ残念がっている光景も見られました。昼夜問わずの様々な飲食需要に応える明るい飲食街のようです。
 駅側の入口付近にはマクドナルドがあったりするのですが、その先に「中華そばホープ軒」などという店があるのも、いかにも中央線駅前という感じで往年の漫画雑誌の一コマを見ているようで良いではないですか。いろいろなジャンルの店が特に規則性なく混在しているのも魅力の要因かと思われます。中には最近お洒落に建て替わったと見られるイタリア料理店があったりもしますが、雑多な景色の中にそれが違和感なく調和しているように見えるのもさすが、というところです。
 中央部付近に案内板「ストリートマップ」があり、そこには「人と人のつながり、安心の個人商店が並ぶ街」とのキャッチコピーが記され、確かに大手チェーンの匂いがほとんどしない空気が独自の魅力を作り出しているとも見られます。東の端はまた道幅が狭くなり、高架下で北側の新進会と合流しますが、その先の高架下には「阿佐ヶ谷アニメストリート」という全く異質な空間が続いているのも面白いところです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

「ホープ軒」の看板も見える駅側入口付近
DSC039362.jpg

商店街東半部分(様々な飲食店が混在)
DSC039272.jpg
 | ホーム | 

[№489]阿佐ヶ谷アニメストリート

歩いた日 H28.01.23 【杉並区】 
 ほとんど予備知識なく降りた阿佐ヶ谷駅から線路の北側の新進会商店街を東の端まで進み、引き返そうとしたら、線路の高架下に何やら不思議な空間を見つけました。薄明るい照明で演出された高架下中央の通路を挟んで左右に複数の店舗らしきものが見えます。入口の案内表示には「阿佐ヶ谷アニメストリート」の文字。ここから高円寺方向へ100m余に、アニメ関連の店舗や施設を集めたもののようです。
 正直、現代のアニメ文化には全く門外漢、無関心の私は、どこを覗いても何がなんだかわかりません。しかし、アニメは日本が世界に誇るソフト文化(サブカルチャー)で、「クールジャパン」を牽引する優れたクオリティを持つ、というくらいは知っています。その拠点の役割を目指したのでしょうね。後でサイトをチェックすると、クリエーターとファンのつながりの場となりつつ、ファンの拡大、新人クリエーターの創出を目指して約2年前の平成26年3月にオープンしたものだそうです。
 開業時の資料では15くらいの区画が埋まっていたようで、話題を集めたようですが、その後の状況はどうなのでしょうか。今の案内では10店舗ほどで、空き区画や営業しているのかよくわからない部分もありました。改装工事中の区画もありましたが。
 アニメグッズショップや、男装コスプレの店、アニメ上映カフェらしき店舗などが営業していますが、無知識のおじさんが中を覗く勇気はありません。一番東側には、「ヒューマンアカデミー阿佐ヶ谷アニメストリート校」という専門学校もあり、人材育成の役割を果たしているようです。
 鉄道敷地の有効利用としてはユニークですが、駅から距離があり、しかも阿佐ヶ谷駅との間の高架下商店街のゴールド街が改装閉鎖中で、アクセスを悪くしています。アクセスが悪くても本当に価値があるものならばそれがわかる人を集められるのでしょうが、ネット上の評判はあまり芳しくないものも見られます。まだ2年目なので性急に評価すべきではないのでしょうが、何らかのテコ入れも必要になりそうです。場違いなおじさんの私は、早々に引き返しました。
・なつかし度  ☆☆☆☆☆
・ぬくもり度  ☆☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ☆☆☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

空き区画も目立つ「アニメストリート」
DSC039072.jpg

アニメ関連のグッズショップやカフェなど
DSC039032.jpg
 | ホーム | 

[№488]阿佐谷新進会商店街

歩いた日 H28.01.23 【杉並区】 
 土休日は快速が停まらない阿佐ヶ谷駅ですが、駅の南北には大小の商店街が密集し、賑わいを見せています。特に予備知識なく降りてしまい、周囲を見回して何となくB級感のあるこの商店街にまず足を踏み入れました。時計付きの門型アーチをくぐり、星マークの下に何ともユニークなキャラクターが描かれたフラグをたどる形で進みます。中央線の北側に沿いながらも微妙に屈曲する250mほどの区間がメインです。
 中央線沿線のこのあたりは若者に人気の街との先入観を持っていたのですが、商店街を歩く人波は老若男女入り乱れ、「新進会」の店舗も、新旧混在という様相です。カフェやフラワーショップ、お洒落なベーカリー(石窯パン)があるかと思えば、いかにもガッツリ系のステーキ・ハンバーグ店、きものリサイクル店、大衆感あふれる中華料理店等が見られます。
 看板建築の「大提燈米穀店」は昔ながらの米店かと思いきや、「お米ソムリエ」がいて店内の一部がギャラリーにもなっているという先進的なお店のようです。その並びには、農家の直送野菜を扱う「地産マルシェ」があって、その向かいは蕎麦店、という具合。
 東へ進むほどに人通りは少なくなり、道が二手に分かれた先は商店密度も薄くなります。空き店舗らしきものも目立つようになりますが、「ヘアサロンセブン」や古本店、コインランドリー等が渋さを見せる中に、さりげなくコーヒー喫茶が混じっていたりします。山の手住民の駅へのアクセス動線上で程よく生活需要に対応しようとしている感のある商店街です。道幅は全体に狭く、レンガ舗装されているのですが、自動車の通り抜けが多いのが玉に傷ですね。
 ところで、駅側入口すぐの分かれ道を北に進むと、突き当たりに阿佐ヶ谷神明宮の立派な鳥居が見えてきます。天照大御神を祀り、伊勢神宮との関係も深い由緒ある神社で、この地の象徴的存在です。緑に抱かれた境内は厳粛な雰囲気で、鳥居前の道路で本殿方向に向かって拝礼していく人も見られました。なお、この鳥居前の道路は、「阿佐谷進交会」の領域のようです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

「大提燈米穀店」や「石窯パン」などの並び
DSC038902.jpg

渋みが増す商店街の東端付近
DSC038972.jpg

阿佐ヶ谷神明宮
DSC038862.jpg
 | ホーム | 

[№487]深川資料館通り商店街

歩いた日 H28.01.16 【江東区】 
 深川江戸資料館は、だいぶ前に一度訪れたことがありますが、江戸時代の下町の街並みを再現したり、歴史・風俗等を紹介する文化施設で、江東区文化コミュニティ財団という団体が運営しています。この資料館前の、東西の通り沿いが深川資料館通りで、清澄通りから三ツ目通りまでの700mほどの商店街となっており、清澄白河駅から東京都現代美術館へのアプローチ路ともなっています。
 そういう立地のため、下町散策客向けの観光的な色彩が濃くなりつつあり、飲食や食料品等の店も観光仕様になっている店がちらほら見受けられます。しかし、ここはもともとは地区の生活に密着した商店街だったはずで、下町らしい青果店やクリーニング店、豆腐店、呉服店、文具店、古書店等が今も点在しています。
 そもそも、深川江戸資料館の位置にはかつて江東区役所があり、昭和49年の東陽町への移転までは商店街名も江東区役所通りだったとのこと。深川江戸資料館のオープンが昭和62年、さらに平成7年に東京都現代美術館ができてから、新たな活路を見出しつつ性格も変えてきたというところでしょう。平成12年(大江戸線)と平成15年(半蔵門線)の清澄白河駅開業も大きな後押しになったことでしょう。
 霊厳寺、善徳寺などの寺院が面するのも特徴で、また、観光化を裏付ける現象として、ギャラリーが多く見られるのも興味深いところです。「深川いっぷく」などという店頭に案山子が飾られた店があり、これもギャラリーのようです。深川めしの「深川釜匠」や佃煮店など、下町散策には絶好の立ち寄りスポットもあります。
 ちらほら空き店舗も見られるなど、700mという距離が少々長すぎる感もありますが、今後さらに変わっていくことも期待されます。それにしても、商店街の核施設であるはずの深川江戸資料館は、開設から30年近くを経て、その集客力はどうなのでしょうか。両国の江戸東京博物館の陰に隠れて地味な感じですが、貴重な資料をさらに生かして魅力を増していってほしいものです。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

江戸みやげの店などが並ぶ清澄通り側入口付近
DSC038752.jpg

木場の歴史も伝える商店街風景
DSC038372.jpg

深川江戸資料館
DSC038662.jpg
 | ホーム | 

[№486]仲通り商店会(清澄白河)

歩いた日 H28.01.16 【江東区】 
 名前だけ聞いたのではどこにあるかわからないですね。最寄り駅は、地下鉄半蔵門線・都営大江戸線の清澄白河。清洲橋通りとその南に並行する深川資料館通りの間を南北に結ぶ通りのひとつで、延長は100m余の短い区間です。この駅周辺は、近年、ブルーボトルコーヒー1号店の立地等により俄に注目を浴びていますが、そんなトレンドとは無関係にひっそりと佇む「仲通り」です。
 半蔵門線清澄白河駅の東側の出口は、「三つ目通り方面」となっていますが、ここから三つ目通りはまだだいぶ遠いです。でも、地上に出てすぐ西側に「仲通り」のネオンアーチを見つけました。資料館通り側の南端にもネオンアーチがあり、この間が「仲通り」というわけですが、100m余の区間内に店舗らしきものは数えるほどです。かつてはもっとたくさんの店があったのでしょう。これだけの店舗数になっても独立した商店会を維持し、区商連にも加盟しているのは立派とも言えます。
 北の清洲橋通り側から入って間もないところにあるのが「コルネ」というベーカリー。落ち着いた良い雰囲気です。しばらく先の、商店街区間中央付近に数店の集積があります。いかにも下町の肉屋さんという風情の「関川精肉店」の向かいに理髪店、その横の二軒並びは「若松魚店」と洋品の「WAKAMATSU」という取り合わせ。黄色い日除けも共通で、若松ファミリーで同じ屋根の下を分かち合っているのでしょう。
 ここから南はほとんど店がなく、以上がこの商店街の全てと言っても良いのですが、それでも夕方は車両通行止めの歩行者天国にしています。肉、魚という生鮮品が残り、地域の日常生活に密着できている強みでしょうね。すごく小さいけどしっとりした懐かしい気分に浸れる商店街でした。
 深川資料館通りを歩いてから再びここに戻り、「関川精肉店」で間食用にコロッケを2つ買いました。ボリューム感のあるコロッケです。釣り銭と一緒に渡されたレシートには「グルメハウスSekikawa」とありました。店構えは素朴ですが、お洒落な名前で良いではないですか。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

精肉店、鮮魚店が向かい合う中央部付近
DSC038292.jpg

ベーカリーの「コルネ」
DSC038252.jpg
 | ホーム | 

[番外4]勝浦中央商店会/朝市通りほか

歩いた日 H28.01.11 【千葉県勝浦市】 
 外房の勝浦に行ってきました。首都圏中央連絡自動車道の市原鶴舞ICから国道297号を経由して勝浦市街地に入り、漁港近くの市営駐車場に車を止めて市街地内を歩きます。この日の目的はずばり、「勝浦タンタンメン」を食べることです。
 勝浦タンタンメンは60年の歴史を持ち、当初は漁師や海女が海仕事で冷えた身体を暖めるために食されたそうで、今は、平成23年結成の市民団体「勝浦タンタンメン船団」によりご当地グルメとして広く発信され、昨年(平成27年)の第10回B-1グランプリin十和田でゴールドグランプリ(1位)を受賞するに至ったものです。胡麻系ではなく醤油ベースのラー油が辛さの秘訣で、豚挽き肉や玉葱を用いること等が条件になっていて、各店で様々な工夫がされています。現在、正規取扱店として認められているのは41店で、登録商標となっている勝浦タンタンメン船団の幟旗が目印です。
 勝浦市は人口2万人弱の小都市ですが、中心市街地の商店街は活気を感じ、衰退感はあまりありません。居住人口は減少しても、朝市やタンタンメン等の観光資源を持ち、勝浦漁港はカツオ、イセエビの漁獲量が全国有数で、そうした豊かさが活気につながっているのでしょう。勝浦駅前から国道を横切って遠見岬神社にぶつかる道沿いを中心に商店街が形成されていますが、商店会の組織区分はよくわかりません。これに交差する形で朝市通りがあり、午前中なら朝市風景を見られたでしょう。
 目印の幟旗の店をいくつか覗きながら、結局、朝市通りの東端付近にある「あまからや」に入りました。気の良さそうな老婦人が入口にニコニコと座り、店員と地元客の会話がはずむ「地場の中華屋さん」という感じ。確かに辛いですが、旨いです。身体が芯から暖まり幸せな気分になります。
 腹ごなしに街を歩けば、どっしりした木造建築の旅館や立派な構えの漁師住宅の並びなど、豊かな港町を象徴するような風景に出会えます。遠見岬神社の長い石段は、「かつうらビッグひなまつり」で多数のひな人形が埋めつくすところですね。港へ出れば、市場周辺は忙しく稼働しており、首都圏の一大漁業拠点の活力を実感できました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★★★

駅から遠見岬神社へ続く商店街の中心部
DSC037382.jpg

朝市通りの中央部分
DSC037752.jpg

「あまからや」の勝浦タンタンメン
DSC037502.jpg

立派な構えの旅館
DSC037542.jpg
 | ホーム |