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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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[№468]亀戸十三間通り商店街

■■■・・・変貌を続ける下町繁華街の駅前メインストリート
歩いた日 H27.11.03 【江東区】 

 東京東部で錦糸町に連なる繁華街をなす亀戸。その中心の位置をなすのが、この亀戸十三間通りと言って良いと思います。明治通りの亀戸駅から北、亀戸4丁目交差点までの400mほどの区間で、亀戸天神への参拝・観光客も多くがここを通ります。「十三間」の名の由来はいくつか説があるようですが、1間=1.8mで計算すると23.4mとなり、道幅と考えるのが自然ですね。
 亀戸を代表する通りですが、最近はチェーン店が増え、ローカル色、個性が薄くなったように感じます。この日の昼食を、と考えていた蕎麦店もいつの間にかなくなっていました。そんな中で、駅前広場側入口の左角の靴店「サンコーシューズ」が昔ながらの風情で営業しているのには救われます。
 商店街中ほど、亀戸五丁目中央通り商店街入口角に建つ老舗衣料スーパー「いなきや」も、12月20日限りで完全閉店とのことでセール中でした。どうしても、パチンコ店やカラオケ店、コンビニ、ファストフード店などばかりが視野を占めてしまいます。そんな中で、下町らしい衣料品店の「マル三」や看板建築で残る「伊勢禄酒店」などをみつけるとホッとします。亀戸大根で有名な和食の「枡本」は、本店が蔵前橋通りに面してありますが、この十三間通りにも「すずしろ庵」という支店を出しており、亀戸天神帰りのお客さん等に受けているようです。
  <「いなきや」のある商店街中央付近>
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 北端の亀戸4丁目交差点の脇に、江戸時代にこの地にあったという梅屋敷に因む複合施設「亀戸梅屋敷」が一昨年(平成25年)にオープンしました。観光・物産の拠点でホール等も備え、水陸両用バス「スカイダック」も一部ここに発着します。下町土産となる物産販売が充実しており、新たな核として活用が期待されますが、十三間通りの各商店との連携がどれだけできるかが気になります。
  <商店街北端にある「亀戸梅屋敷」>
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 この通りは、土日祝日は12時から歩行者天国になります。ちょうど12時で、駐車中の自動車も追い出して歩行者に開放する光景を眺められました。昼食は、結局商店街の延長上の右側にある手打ちそば店「美津田」でいただきました。そして、亀戸梅屋敷向かいの角の「但元いり豆店」で豆菓子を買って駅に向かいました。歩行者天国となった車道では大道芸に人だかりができていました。
  <歩行者天国となった十三間通り>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

再び歩いた日 H31.01.05 【江東区】 
 年が明けて最初の土曜日の昼、ふと思い立って亀戸駅に途中下車し、亀戸天神方面へと歩きました。この十三間通りから天神通りが天神様へのメインルートであるため、お正月だけあってかなりの人通りがあります。
 この通りの店舗も新陳代謝が激しいですね。ちょっと目を離すと、あったはずの店がなくなり違う店になっていたりします。「いなきや」がなくなったあとには新たな雑居ビルが建っています。私が最近時々入るのが、メニューが自由に選べる定食店「わが家の食堂」です。24時間開いているので便利です。
 亀戸梅屋敷は相変わらず多くの人で賑わっています。その向かい角の「但元いり豆店」が健在で頑張っているのが頼もしく見えます。

  <「いなきや」の跡は雑居ビルに>
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  <24時間定食店「わが家の食堂」>
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[№467]中井商友会

歩いた日 H27.10.24 【新宿区】 
 西武新宿線中井駅の南側に位置する短い区間の商店街です。駅踏切前後から西武線の北側一帯に展開する「中井商工会」と似た名前ですが、別組織で、妙正寺川の橋を境とし、橋の南に時計つきの立派なアーチがあります。西武の駅に直接接してはいませんが、実質的な駅前通りの一部で、さらにここに、都営大江戸線中井駅のA2出入口ができているので、乗り換え客もここを通ります。
 実際に商店が並び人通りが多いのは、都営線出入り口の前後までで、その南の上り坂になる部分ではぐっと「渋み」が増します。この日はこの南側から商店街に入ったので、坂の上から見下ろした後に下っていく形となり、この坂の「渋さ」が第一印象として焼きつきました。
 幅4mほどの狭い坂道区間は、東京信用金庫から始まりますが、その向かいにあるのが「喫茶とお食事」の昭和ムードな「La Neige」、そのすぐ下には、贈答品や陶器の「後藤商店」がレトロ感満載で現れるほか、惣菜店と青果店の向かい合い、さらに営業中かも疑わしい「クリーニング」の煤けた看板建築と続きます。駅直近なのに、この渋さは貴重ですね。
 坂を降りたところで時代が何十年か進むような感じです。クリニック、書店、串揚げ店、駅前コミュニティストア「IZUMI」、牛丼の松屋などが並ぶ中に、真新しい地下鉄出入り口がぽっかり口をあけています。異次元空間の入口のようにも見えます。
 このあたりは偉大なる漫画家、赤塚不二夫ゆかりの地であるとともに、アニメ版「時をかける少女」の舞台でもあったそうです。短い区間を歩く間に、まさに「時をかけた」感触も味わえる商店街でした。住所は上落合二丁目なのに「中井」を名乗るのも何かミステリアスです。
 北側入口にあるベーカリーの「サンメリー」で、間食用のパンを買いました。チェーン店ですが、おそらくここの限定販売と思われる「中井あんぱん」に思わず手が出てしまいました。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

地下鉄出入り口付近の商店街風景
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ぐっと渋みが増す南側の坂道区間
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妙正寺川の橋の南の商店街アーチ
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[№466]上落合銀座商盛会

歩いた日 H27.10.24 【新宿区】 
 この商店街は、西武新宿線と都営大江戸線の中井駅が最寄りですが、とても目立たないところにあります。住所は上落合三丁目。東西方向に谷を刻む妙正寺川から南へ向けて細い坂道を昇ってくると出くわしました。車一台やっとの道沿いです。
 新宿区の西のはずれにありながら、時代から取り残されたような風情の光景です。商店の連続性は希薄化し、空き店舗化した商業建築も目立つという状況ですが、町内から中井駅方向への生活動線となっているようで、左右の坂道からひょいと人が現れたりします。人口密度は高そうですが、この商店街で買物をする人はどれだけいるでしょうか。
 でも、この雰囲気、なかなか良いです。いかにも昔ながらという感じの青果店と鮮魚店が向かい合っていたり、今は見ることも少なくなった「日立チェーンストール」の看板の電器店があったり、その先にはご近所の皆さんのたまり場になりそうな気さくな構えのうなぎ料理店があったりします。重厚な構えの「五十嵐硝子店」は時代を感じさせます。
 そこを過ぎると、「上落合銀座商盛会」の街路灯は続くものの住宅地の様相となり、やがて落合斎場となります。そう、ここは、落合斎場へのアクセスルートのひとつなのです。商店街の街路灯はこの斎場の手前で途切れます。しかし、道幅がとても狭いので、車でのアクセスは別ルートなのでしょう。喪服の集団が歩くという光景には出会いませんでした。
 斎場前から引き返しました。400mほどの商店街を戻ると、広幅員で立派に整備された山手通りに出ますが、その出口脇にあるのが最勝寺という立派な寺院。この寺院の塀があるため商店街が山手通りに直接接していないのが、この商店街を目立たなくさせている一因のようです。知る人ぞ知る商店街、と言ったところでしょうか。大江戸線の駅入口もすぐそこなのですが。
 山手通りの喧騒と、しっとりした昭和の商店街との対比がとても印象的です。いやあ、新宿区にもいろんなところがあるものです。そして、いろんな「銀座」があるものですね。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★★☆☆☆

昔ながらの青果店と鮮魚店が向かい合う
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重厚な「五十嵐硝子店」などの並び
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[№465]中井商工会

歩いた日 H27.10.24 【新宿区】 
 中井駅は、西武新宿線で高田馬場から2つ目の駅。この駅の東側駅前踏切を挟む南北の道と、その北で接続する東西の道沿いに展開するのが中井商工会です。商店会ではなく商工会を名乗っていますが、「工」の要素がどれだけあるでしょうか。実際、中井駅周辺で最も規模が大きく、中心的役割を果たしている商店街に見えます。この日は、南の落合駅方向から妙正寺川を渡り、この商工会区間の一番東の端あたりにたどり着きました。ここから西に向けて歩きます。
 東西区間は幅6~8mほどですが、新目白通りとの接点から山手通りをくぐって中井駅の西側まで600m程度も続いています。東の端が中落合公園。最初のうちは商業色がそれほど濃くありませんが、商工会の名入りの街路灯はずっと続いています。この道の北側に接続する道は、見晴坂、六天坂などすべて上り坂となっており、崖に沿った妙正寺川が刻んだ谷沿いに歩いていることがわかります。
 さて、駅に近づくにつれ店舗密度も高まってきますが、あまり垢抜けた感じはなく、懐かしい香りが漂っています。昭和建築の呉服店や名店と言われる「白雪鮨」、電器店、和菓子店などをほのぼのと眺めながら、気がつくと駅からの道がぶつかるところまで来ていました。駅前通りらしく人通りが多く、メロンパン店など今風の店もありますが、やはり垢抜け感はなく親しめる感じです。この中の蕎麦店「尾張屋大吉」で昼食にしました。ランチタイムは過ぎていましたが、サービスメニューのミニ玉丼セットを、ランチと同じ700円でいただきました。
 踏切を渡った線路南側の一部区間や駅南側の妙正寺川沿いも商工会の範囲ですが、線路北側から東へ入る小さな路地も面白い空間です。夜に賑わいそうな路地空間ですが、猥雑感はそれほどありません。その路地を抜けていくと先ほどの「白雪鮨」の脇に出ました。
 東西区間は西へ続きますが、山手通りをくぐった先で商店街は終わります。やはり北側には坂道が接続しますが、この先に林扶美子記念館があります。「浮雲」等で知られる林扶美子が晩年住んだ地だそうです。そんな文化も背負った商店街ですが、やはり全体に昭和の香りが残る良好な印象でした。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★☆☆

昭和ムード漂う東西区間の店舗群
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南北の駅前通り区間もやはり懐かしい雰囲気
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駅北東側の飲食店等が多い路地空間
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[№464]上落合発展会

歩いた日 H27.10.24 【新宿区】 
 新宿区商連のサイト上の商店会リストに「上落合発展会」の文字があり、すごくラフなマップですが、落合、下落合、中井の駅の中間地点あたりのようなので、どのように「発展」しているのかと思い、訪れてみました。地下鉄東西線落合駅からのアプローチです。
 落合駅の東側出口から北へ向かいます。しばらくは住宅地の中の狭い道で、その道が東方向へ向きを変えた先にいくつかの店舗が現れます。が、あるのは米穀店、クリーニング店、銭湯、とんかつ店くらい。人通りが少なく、商店街とは言い難い雰囲気です。本当にここ?、という感じ。
 そして2車線歩道つきの道に出ます。地図によるとこの道は上落合中通りと呼ぶようで、南から東へ折れる前後にやはりコンビニを含むいくつかの店舗が点在する形で貼りついています。しかし、やはり商店街らしさは感じません。位置はおそらくここで間違いないのですが、どうやら名前の勇ましさとは裏腹に、衰退してしまったようです。商店街の存在の目安となる独自の街路灯もありません。
 空き店舗らしきものも見られることから、かつてはもっと店があったのでしょう、街路灯もあったのかもしれません。しかし今は商店街の役割をほぼ終えてしまったように見えます。周囲は住宅地で多くの人が密度高く住んでいるのでしょうが、どの駅からもやや距離があり、立地条件面での不利が拭えなかったのかもしれません。ここが新宿区内であることが嘘のようです。華やかな新宿のイメージとは程遠い、静かな光景がここにあります。
 光徳寺などを見ながら東へ進むと、落合水再生センターがあり、その周囲が公園になっています。水再生センターとは下水処理施設のこと。緑は多いですが賑わいはありません。そこまでの途中で、和定食を提供する店が呼び込みをしていました。その先には蕎麦店が健気に営業中。商店街らしさはなくなっても元気に営業を続けてほしいところです。
 この日は、もう少し腹をすかしてから昼食にする予定で、北を流れる妙正寺川から中井商工会の方向へ歩を進めました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

商店街の「名残」のような風景
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上落合中通りに点在する店舗等
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健気に営業を続ける古そうな蕎麦店など
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[№463]旗の台稲荷通り商店会

歩いた日 H27.10.10 【品川区】 
 「愛があふれる旗の台愛タウン」と銘打つ旗の台駅の東・北側の3つの商店街を歩き、電車に乗ろうとしましたが、一回りして西口から乗ろうと、駅南側の三間通りに出ました。この通りは、大井町から二葉、荏原町を経てここまで続き、商店街が延々と続いていると言っても良い道です。特に荏原町駅付近はA級に格付けしても良いと思える優良商店街ですが、その延長上でこのあたりも、旗の台四丁目、旗の台中央、旗の台五丁目の商店街が連続しています。
 少々疲れてきたので、ここはまたの機会にゆっくり、と思い、踏切から駅西口に入ろうとしたら、同じ通りの踏切の先にB級度が増した商店街がさらに続いているのを見て、ついそのまま足を踏み入れてしまいました。それが稲荷通り商店街です。
 連綿と続く商店街群の一番西の端に位置し、駅に近いのに全体に昭和ムードが濃厚です。踏切の入口には鳥居を模した大きなアーチがかかり、昭和スタイルの店舗長屋に入る焼き鳥店や、その先の鮮魚店、とんかつ店、さらにその先の渋い看板建築の青果店などが懐かしさをかきたてます。やがて道がやや上り坂となり、そこにある蕎麦店や文具店「ほうらいや」なども良い雰囲気です。
 この坂の途中の一歩奥まったところに、商店街名の由来である「旗の台伏見稲荷神社」があります。まっ赤な鳥居をくぐって進むと、小さな社ですが神聖な空気に満たされた感のある特別な空間で、思わず柏手を打って頭を下げてしまいます。由緒書きには、大正15年建立で、太平洋戦争時にここに出征祈願した兵士120名が全員生還したこと、この地域が空襲を免れたこと等が記され、「神通力」の文字が誇らしげに見えます。
 駅に戻る途中、惣菜の「さかえや」でこの日の間食用にコロッケを2つ買いました。130円也。決して賑わっているとはいえない渋い商店街ではありますが、伏見稲荷の神通力に守られ、この「B級度」を保ち続けていってほしいなどと勝手なことを考え、今度こそ電車に乗りました。私をここに導いたのもお稲荷さんの神通力だったのでしょうか。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★☆☆

渋い雰囲気が濃厚な商店街(青果店など)
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商店街の西端付近
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神通力の「伏見稲荷神社」
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[№462]旗の台三丁目商店会

歩いた日 H27.10.10 【品川区】 
 旗の台駅を東口に降りて、踏切から昭和大学病院方向に向かう東口通り商店街とは逆の南方向で、十字型の狭い道沿いに展開するのがこの三丁目商店会です。東口通り旗ケ岡商店街とは仲良しのようで、3者合同のイベント等を行い、「愛があふれる旗の台愛タウン」と盛り上げているようです。この東に文教大付属中学・高校があり、ちょうど下校の高校生の大群が駅に向かってきました。
 ユニークな街路灯で商店街の範囲がよくわかりますが、改札の正面に見える2本の細い路地にも同じ街路灯があります。そこに貼りついているのは居酒屋やラーメン店など。ちょっとディープな空間です。
 南北の通りは東口通り商店街に連なる駅前通りで、飲食店やカラオケ店等が目立ちます。東西の通りとの交差部の角にあるのが銘茶・海苔の「兼六」。渋い佇まいに惹かれます。ここから東方向へ、立会川緑道までの150mほどの商店街区間は高校生の通学路でもありますが、活魚料理の店「三友」や寿司店、広島お好み焼きの店などがあり、大人の雰囲気も漂わせています。
 「兼六」の角に戻って反対の西に向かうと、人通りが少なくなり、終端の居酒屋、スナックなどは哀愁が漂います。その途中にある蕎麦店「笛家」で昼食にしました。静かで落ち着いた雰囲気の店です。せいろの大盛りを頼みましたが、ガラス越しにご主人が蕎麦打ちしているのが見えます。打ちたて茹でたてというところです。店内に「常陸そば」の古いポスターが貼ってありましたが、震災後は入ってこないとのことで、今は福井や北海道産を使っているそうです。
 駅隣接の商店街ですが、道が狭いので車の通行がほとんどなく、人間サイズの生活型商店街に見えますが、実はここも生鮮食料品店がほとんど見られません。中学高校の通学路であっても学生向けの店が多いわけでもありません。ここから大井町線のガードをくぐった先で交差する三間通りに庶民派の商店街が連続しており、ここはそちら方面への通過地点になってしまっているようにも見えます。人通りは十分にあるので、さらに個性を持たせて人の足をとどめさせる余地はありそうです。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

飲食店等が多い南北の通り
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文教大学中高校へ続く東西の通り
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駅前の濃厚な路地空間
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[№461]旗ヶ岡商店街

歩いた日 H27.10.10 【品川区】 
 旗の台駅東口からの「旗の台東口通り商店街」が昭和大学病院前で中原街道にぶつかる信号のところから右側に、中原街道のカーブの外側に逆L字型を描く旧街道があり、この道沿いと、そこから南の池上線線路方向に向かう2本ほどの道沿いが、旗ケ岡商店街の範囲です。旗の台東口通り商店街の東に隣接し、立会川緑道がその境になっているようですが、人波が絶えない東口通りとは対照的に静かな雰囲気の商店街です。
 昭和26年ごろまで、池上線に旗ケ岡駅があり、そのころは駅前商店街として喧騒を極めたとのことですが、大井町線との駅統合で現在の旗の台駅となってから衰退したとのことで、駅前の賑わいを今の東口通りに奪われてしまったという格好です。中原街道の付け替えもこの商店街にとっては痛手だったのでしょうね。
 旧中原街道の部分は、「毛染専門店」の看板を掲げる美容室に始まり、洋菓子店、クリーニング店などが並びますが、道がほぼ直角にカーブしてから北に向かう区間では店舗密度も薄くなり、新しい建物も多いものの、どことなくレトロ感も感じるようになります。左右が空き地化して孤立した感のある看板建築の竹内金物店は側面に蔦がびっしりと絡まり、思わず見とれてしまいます。
 ちゃんこ料理店、魚料理店等を見ながら進み、この日の昼食にと思っていた蕎麦の「百々亭」は、現中原街道との合流点まで歩いて戻る間に「仕込中」になってしまって、残念!。他には夜型飲食店がいくつかありますが、食料品店はほとんど見られません。
 旧中原街道から南へ向かう道は、かつての駅前通りだったと思われます。商店街のフラグが下がった街路灯は続いているものの、商店はポツポツしかなく(唯一の生鮮品店「肉の丸萬」がありますが)、閑散とした感じです。線路手前のマンション敷地の脇に「子育て地蔵尊」があります。商店街ホームページによれば、池上線が開通した際に地域の安全を祈願して祀られたとのことです。線路を見ると、プラットホームの遺構のようなものが見えますが、これが旗ケ岡駅の跡でしょうか。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★☆☆

旧中原街道沿い・・蔦の絡まる竹内金物店など
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旧旗ケ岡駅の駅前通りだったと思しき部分
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子育て地蔵尊
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