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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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[№399]2k540 AKI-OKA ARTISAN

歩いた日 H27.03.07 【台東区】 
 ここは、山手線、京浜東北線、上野東京ラインの列車が走る秋葉原~御徒町駅間の高架線路の下です。当然JRの土地で、「ジェイアール東日本都市開発」が平成22年に開業し、運営している商業施設ですが、この周辺の下町地域が江戸時代から職人のまちであったことや、現在も様々な工芸品等の職人が多く住むまちであることから、「ものづくり」をテーマに、現代の職人による販売店舗を集め、工房やものづくり体験ができる場を併せたユニークな空間としています。
 「2k540」とは、ここが東京駅から2.540kmの地点であることからの命名だそうで、歴史ある高架橋下の空間イメージをうまく生かして、駅間の不便な地点ではあるものの話題性を高め、外国人観光客も含め多くの人を集めています。「ARTISAN」は「職人」を意味するフランス語だそうです。皮革製品やジュエリー等を扱う店のほか、木工クラフト製品、陶器、陶芸品、草木染めなどなど、手作りの魅力満載の店が連なります。どこも、制作者の顔が見える、職人との会話をしながら製品を手にとって吟味できる、というのが良く、ついつい引き込まれてしまいます。
 どんなところかをサラッと眺めるだけのつもりで行った私ですが、陶器の「器屋ツク」や「高取焼鬼丸雪山窯元」、桐製品の「桐屋田中」、木製雑貨の「ノクラ」などには自然に店内に足を踏み入れ、商品になっている品々に興味を惹かれてしまうのでした。万華鏡だけを扱っている「創心万華鏡」では、女性客が飽きずにいろいろな万華鏡を手にして覗き込んでいるのが印象的でした。
 南端にある「日本百貨店」は日本各地の逸品を集めた店で、同じ「2k540」内に木工家具等を専門とした「日本百貨店ふるどうぐ」も出店するほか、やや離れた秋葉原駅近くの高架下に日本各地の美味しいものを提供する「日本百貨店しょくひんかん」も運営しています。「作り手と使い手の出会いの場」をコンセプトとしているそうで、普通の「百貨店」とは違う新鮮さがあります。
 商店街とは言えないでしょうが、面白い試みで、これからも次々と新しいものを生み出していくことで、人を引き寄せる魅力の空間であり続けてほしいと思います。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

鉄道高架下の独特な雰囲気の「2k540」
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桐製品など興味を引く店舗が並ぶ
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[№398]品達

歩いた日 H27.03.04 【港区】 
 ここは商店街ではなく、フードテーマパークというべきところですが、飲食店が連なっているという意味で強引に商店街として扱います。場所は品川駅の高輪口から第一京浜国道を線路沿いに2~3分歩いた京浜急行の高架下。「品達」と銘打って「麺達七人衆」がオープンしたのが平成16年、「どんぶり五人衆」がその2年後の開業です。鉄道高架下空間の有効利用としても興味深い企画でした。
 品川駅とその周辺は、同駅がリニア新幹線の始発駅となることや、駅北側にあった広大な車両基地用地の再開発により今後大きく変貌します。東京都が先ごろ発表した「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン」によると駅自体も再編され、特に現在高架構造となっている京急の駅を地平化するとしています。そうなると「品達」があるこの高架下空間はなくなるわけで、記録の意味も兼ねて、平日の都内移動の途中で昼食に立ち寄ったというわけです。
 開業後10年前後が経ち、店舗の入れ代わりもありましたが、今も行列ができる店があるようです。「麺達」の方はラーメン店の競い合いという様相が続いており、各店独自のこだわりで固定客も掴んでいるようで、「土産処しなたつ屋」もあってテーマパークらしさを保っています。
 一方で「どんぶり」の方は、現状で5店のうち丼主体は2店のみで、他は、刀削麺を売りにする店、ゴーゴーカレー、そして最近オープンしたタンタンメンの店です。オープン当初は丼物主体の店を集めていたと記憶しており、コンセプトの維持は難しいようです。「どんぶり」の方が駅からの距離があり、目の前は交通量の激しい国道で、立地条件も厳しいものがあるのかもしれません。
 そんな中の「ホエーどん亭」に入り、十勝豚丼を注文しました。「ホエー」はチーズ製造の際に出る「乳清」ですね。これで育てられた豚の肉丼というわけで、肉が丼からはみ出るように盛りつけられており、魅力的なビジュアルで満腹感が助長されます。
 線路の地平化と言っても、JRの線路群をまたぐ必要から、この位置は相当の急勾配になると思われ、将来の姿も気になりますが、「品達」の行く末も大いに気になります。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

ラーメン店が並ぶ「麺達七人衆」
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「どんぶり五人衆」の外観
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[№397]自由が丘ひかり街/自由が丘サンリキ会

歩いた日 H27.02.21 【目黒区】 
 自由が丘駅から東横線の線路に沿って、「自由が丘デパート」の先に続くのが「ひかり街」です。自由が丘デパートと同様に細長いビルの1階内部中央に通り抜け可能な通路があって、その両側に小規模な店舗が並んでいます。やはり様々な業種が混在し、山の手ファッションとはかなり異なる雰囲気の空間を形成しています。
 レディースファッション店、というより婦人服店と言う方がしっくりするような店も目立つ中に、生花店、小物店、靴・バッグ店などが混じります。中ほどでトルコ方面のインテリアを扱う「ペルシャンバザール」は店内にペルシャ絨毯を積み上げて、気の良い店主が巧みな日本語で客を呼び込んでいます。猫の置物など雑貨類も女性客の目を引いています。
 ペットショップや惣菜店もあり、和菓子の「大文字」も異彩を放っています。この雰囲気をどう表現したら良いものか、おしゃれタウン自由が丘にあってこの独特な飾らない空間を表すうまい日本語が見つかりませんが、上述の店名にもあるように一種の「バザール」的な場と言って良いかもしれません。下町的な「仲見世」とはちょっと雰囲気は異なると思います。
 ここを抜けると自由通りが線路を斜めにくぐる交差点で、その向かいにはヨーロッパの陶器を扱う店があったりして、「普通の」自由が丘らしさが広がります。改めて「ひかり街」のビルを外から眺めると、「居酒屋一休」の看板があったりして、どうやら2階もあるようですが今回は覗きませんでした。
 駅方向に戻って振り返ると、「自由が丘デパート」と向き合う入口には「サンリキ&ひかり街」の大きな看板表示が。良く見ると駅側手前のビルの先に「ひかり街」のビルがつながっているようで、手前のビルは6店舗のみで「自由が丘サンリキ会」を構成しているようなのです。でも中に入ると一体の空間に見えるので、仲良く共存しているのでしょうね。「自由が丘デパート」と合わせて、ひとあじ違う自由が丘を知ったひとときでした。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

惣菜店もある「ひかり街」の内部
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「ひかり街」の整った外観
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[№396]自由が丘デパート

歩いた日 H27.02.21 【目黒区】 
 山の手おしゃれタウンの代表のひとつとも言える自由が丘は、私のようなおじさんはお呼びじゃないというところですが、東急東横線と大井町線の乗り換えの際に久々に降りてみました。X字状に2線が交差する自由が丘では駅を中心に四方に街の賑わいが広がっていることが特徴で、その中に12もの商店街があるのですが、それらを束ねた自由が丘振興組合の組織力が強く、街の魅力の維持はそのしっかりとした指導力に依る部分も大きいようです。
 さて、「洗練されたファッション」に身を包んだ男女が行き交う街を歩くのは落ち着かないものですが、駅から北東方向の東横線線路に沿った「自由が丘デパート」とその先の「ひかり街」は、それぞれ長細いビルの中で屋外とは一種異なる雑多な魅力満点の空間で、こういうところなら下町派おじさんでも心落ち着けて散策することができます。
 自由が丘デパートは駅前からすぐのところにあり、地上4階から地下1階までに店舗等が入居し、特に1階と地下1階は狭い中央通路を挟んで小規模な間口の店が所狭しと並び、その業種もまちまちで面白いところです。必ずしも若者対象とも言えない衣料ファッション系の店もあるかと思えば、化粧品店や貴金属店のほか、青果を扱う店や和菓子、駄菓子の店、バッグや小物の店、佃煮の店なども混じっており、地下1階には占いの店もあります。
 2階だけは唯一、道路に面する側にオープンの通路があり、飲食店が並んでいます。ベトナムやインド料理の店のほか、寿司やとんかつの店もあって、この取り合わせ、混在ぶりが不思議な魅力を醸しだしています。まさにいろいろなものに出会える「デパート」ですね。1階の入口角の店が家庭用品満載の金物店というのもいいです。
 考えれば山の手だって様々な年代層が住み、高齢化も進んでいるでしょうから、先進ファッションだけでない複合的な魅力空間が必要でしょう。歴史を刻んできたであろうこの「デパート」は、これからの時代にむしろ価値を高めていくかもしれませんね。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

自由が丘デパートの駅側の入口
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様々な業種の店が連なる1階内部
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[№395]和田商栄会

歩いた日 H27.02.14 【杉並区】 
 地下鉄中野富士見町駅から「佼成会通り商店会」のバス通りを西に進み、角に「立正佼成会発祥の地」の施設がある和田一丁目の交差点を北に折れると、突き当たる道沿いに何軒かの商店の並びが見られます。ここが「和田商栄会」のようで、同じ杉並区和田の二丁目の環七近くには「和田商店会」がありますが、一文字違いで全く別のところです。
 建物が新しくなっているものもありますが、電器店、金物店、小さな青果店などがあり、看板建築ながら店名がかすれて読めなくなりかかっている食料品店の跡なども並びます。道を西に進むとシャッターを閉ざした店が数軒あってすぐに商店街区間が終わってしまうので、逆の北東方向へ進むと、微妙にカーブを繰り返す道沿いにちらほらと商店が残っています。そう、「残っている」という表現がふさわしいような状況です。
 最も現役度が高そうに見えるのは「丸中そば店」ですが、この日は「佼成会通り商店会」で昼食にしてしまったので、店頭を眺めただけでした。商店会の範囲は、街路灯から判断して道が狭くなるところまでのようですが、この道はそのまま進めば中野通りを横切って鍋屋横丁、新中野駅方面へと抜けられるはずです。逆に、この道を西に進めば救世軍の本部などがあるはずで、和田地区は本当に宗教色を濃厚に感じるところですが、この商店街周辺は普通の住宅地の様相です。
 新しいマンションの建設現場も複数あり、北側に入る道の奥には高級そうなマンション等も見えますが、このあたりの生活消費ニーズは新中野駅や中野駅方向に向かってしまうのでしょうか。地域の生活ニーズに応えるには、この商店街の現状はあまりにも寂しく、既に役割を終えてしまったようで、ご贔屓のお客様は古くから住むお年寄りが主というところでしょうか。何かの刺激を求めて来てみたものの、少々虚しい思いを募らせつつ、この日の現実逃避行は終わりにしました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

マンション建設現場前の古い商店の並び
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商店密度が薄く商店街らしからぬ雰囲気
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[№394]佼成会通り商店街

歩いた日 H27.02.14 【杉並区】 
 仕事が忙しい時期なのですが、土曜日に所用で都心に出た後に現実逃避行動に走りました。地下鉄丸ノ内線の方南町支線に久しく乗っていないなあと思い、中野坂上駅で乗り換え。降りたのは終点のひとつ手前、中野富士見町駅。駅を出て左すぐの神田川に架かる富士見橋を渡れば、そこは最寄り駅の名に反してもう杉並区の和田。頭上に「佼成会通り商店会」の門型アーチがあります。
 そう、ここから西の一帯は新宗教「立正佼成会」の本部をはじめ施設が集積するエリアで、この通りはその門前町に相当する位置にあるのです。しかし、「門前市をなす」という賑わいは見られず、バス通りの両側も商店は多くはなく、シャッターを閉ざした店も複数という状況です。100mほどで商店街らしさは途絶えてしまいますが、同じ街路灯が続いているのでそのまま歩いていくと、次の信号角に立派な門構えの「立正佼成会発祥の地」の施設があるなど、宗教タウンの様相が濃厚です。
 母子寮前のバス停付近で引き返しましたが、その先には佼成会本部の大聖堂をはじめ学園など拠点的施設がひしめいているはずです。一般人の私が興味を持つこともなく、何か空虚な思いで駅方向に戻ってくると、そのバス通りの北側一本裏や富士見橋から北への通りも商店会の領域であることに気づきました。蕎麦店、中華料理店などのほか、炉端焼き店がランチを提供していたり、「バンコックの風」という名のタイ料理店があったりもしますが、商店が密集というほどではありません。
 富士見橋脇の交差点角のとんかつ店「伊津美」で昼食にしました。普通の街の食堂という感じです。「佼成会通り」という通り名を由来とする商店会名なのでしょうが、実情からみて「佼成会」の恩恵がそれほどあるようにも見えず、そのあたりを尋ねようかとも思いましたが、他のお客さんもいたので遠慮しておきました。
 中野富士見町駅の南には都立富士高校などもあり、地下鉄の車庫も近く、普通の住宅地域でもあるのですが、駅前商店街らしき賑わいが乏しいのは、新宿への近さ故でしょうか。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

富士見橋からみたバス通りの商店街
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富士見橋から北方向の商店群
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[№393]恵比寿銀座

歩いた日 H27.02.11 【渋谷区】 
 以前から、JR恵比寿駅西口正面の「恵比寿銀座」のアーチが気になっていました。建国記念日の昼時に昼食の寄り道をしようと山手線に乗り、恵比寿駅に下車しました。駅は巨大な「アトレ」に包まれるようにありますが、それを背に西口側広場正面のアーチ方向に向かいます。
 アーチは「恵比寿銀座」なのですが、図上の街路灯に下がるフラグには「恵比寿新栄会」の文字。同じフラグは、南に並行する道や前後の交差道路にも連なり、つまり、「恵比寿銀座」はひとつの商店街組織ではなく、周囲も含めた「恵比寿新栄商店会」の一部ということなのです。
 さて、この街路灯、ネット情報によれば「ソーラーハイブリッド街灯」だそうで、ソーラー関係地元企業と商店街が連携してこの恵比寿銀座の街路灯を更新したのがつい昨年とのこと。確かによく見ると街路灯の上部に太陽光パネルがついています。ライトはもちろんLED。これによって商店会(つまりは各商店)が支払う電気代が大幅に節約できたとのことで、なかなか先進的商店街組織なのです。
 ところで、恵比寿駅の西側一帯は、何か得体の知れない街という印象を私は長く持っていて、それは若いころに何かの宴会の後の流れで訳もわからず連れて行かれたところが確かこのあたりのニューハーフのバーだったという記憶によるものなのですが、今回、祝日の昼間に踏み込んだ商店街は、人通りこそ多いものの怪しげな印象は特にありません。
 飲食店やパチンコ店、コンビニ等が混在し、飲食店はちゃんこ料理店や24時間営業の磯丸水産などが目立ちますが、平日夜には目立つ店はまた違ってくるのでしょう。昼は目立たない佇まいの飲食店も夜は様々なこだわりの輝きを見せるのであろうと思うのは、私の先入観のなせる技でしょうか。「プレハブ酒場」などという看板の店も気になります。
 気軽に昼食に入れる店は意外に少なく、結局、「旭川らあめん うえだ」にしました。店内には旭川冬まつりのポスターや北海道方言を列挙した暖簾が貼ってあったりして、いたって健全な店です。身体が暖まったところで駅に戻りました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

雑多な雰囲気の「恵比寿銀座」
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「プレハブ酒場」などの店が並ぶ
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