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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№339]中野新仲見世商店会

歩いた日 H26.08.16 【中野区】 
 中野駅北口から伸びる「サンモール」の北端、「ブロードウェイ」入口前で交差する「白線通り」を人波をかき分けながら東へ進むと、まもなく左手(北側)にかなり異質な空気を感ずる空間が現れます。何ともいえないレトロ感というか、昭和の裏路地の再現というか、その大いなる無秩序さが逆に郷愁をそそるような一角で、これが「中野新仲見世商店街」です。
 ここは多くのブログ等にも紹介されていて、「昭和の大迷宮」などと形容されるように、猥雑さがにじみ出る混沌の極みという雰囲気の空間です。夜はおやじたちの隠れパラダイスとなりそうな怪しさが漂います。若い女性には間違いなく敬遠されそうですが、十分におやじ世代の私はこの頽廃的ムード満点の昼の空間に足を踏み入れ見学です。
 中野区商連ホームページの紹介文に「昭和24年発足当時の面影を残す町並み」とありますが、戦後のどさくさで誕生した裏町の空気がそのままとどまっているような印象です。東に接する「ふれあいロード」がかつて「仲見世商店街」と名乗っていたのに対しての「新仲見世」のようで、仲見世の改称によって「新」だけが残ったわけですが、「新」ではなくて「旧」をつけてあげたい感じです。
 料理店「神威古潭」から始まり、土曜の昼でほとんど営業時間外ではあるものの、焼き鳥の「仲野」、炭火ホルモンの「やみつき商店」、中華の「北京亭」などが「雑然」という風情で並びます。その突き当たりには古くて派手な雑居ビルというべき「ワールド会館」なるものが立ちはだかり、そこはブロードウェイの東隣に相当するはずですが、この怪しさも格別です。
 小さな区画を囲むように一周できるのと、ふれあいロード側に抜ける路地があって、桜の木が生い茂っているのが印象的です。昼はほとんど閉まっていますが、「鳥聖」、「ふくはら」、「廣」などの居酒屋が密集する中で、蔦がからまった「八百政商店」の建物はレトロ感爆裂です。
 夜はどうなるのか興味深いですが、十分に昭和遺産に推挙したい香りに出会ったひとときでした。ただ、接するのが狭い道路ばかりなので、法規制を考えると長くこのムードを残せるのか心配です。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

昼の頽廃ムード漂うレトロ空間
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昭和遺産的な空気が濃厚
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[№338]中野北口白線通商店会/中野北口狸小路商店会

歩いた日 H26.08.16 【中野区】 
 中野駅北口は、近年、警察学校跡地の再開発により複数の大学やオフィスビル等ができるなどの変貌をとげていますが、駅正面から東側の一帯は複数の商店街がひしめく混沌としたエリアで、この独特な雰囲気は変わらずにいてほしいものです。
 訪れたのは真夏の土曜の昼時ですが、駅正面のアーケード街「サンモール」とその先の「ブロードウェイ」はまっすぐ歩けないほどの大変な人出です。そしてこのラインから主に東側にも、一番街、二番街、三番街、五番街などすごい密度で路地型商店街がひしめいています。まずは、サンモールとブロードウェイの境をなすように東西に横切る「白線通り」へ。
 延長150mほど、幅3m程度の小道ですが、ブロードウェイからの滲み出し客などでここも大盛況。レンガ舗装に惹かれた一本の白線が通り名の由来らしいのですが、ブロードウェイ入口付近はその白線も見えなくなるほどの人の密度です。飲食店主体で構成され、ランチ時の選択肢も豊富。餃子の激戦区という情報も。行列の店もあり、タイ料理店やフィリピンパブが混じるなど多国籍ムードでもあります。洋品店や不動産店もあるのですが目立ちません。夜の雰囲気はまた異なるのでしょうが、昼も飲食店の呼び込みが立って競争状態。活気満点ですがどうも落ち着かない感もあります。
 このすぐ南側(サンモールから東)に並行するのが「狸小路」で、街路灯には「ゆめ 味 まち」の文字が。こちらは夜の街の色彩が濃く、昼の人通りは比較的少なめです。もちろん昼も営業のラーメン店や天ぷら店、洋食店等もありますが、私の昼食は、その中央付近で強い存在感を見せる蕎麦店「さらしな総本店」にしました。ここは中野北口店で南口にも店舗があるそう。テーブルには店の歴史の解説も置かれ、老舗のプライドを示しています。三色そばを賞味しましたが、季節の味の三種盛りで、しっかりとした噛みごたえのある良い蕎麦でした。
 この2つの通りだけでも中野の魅力を十分に感じ取れますが、まだまだこの周囲には深い味わいの商店街が密集しており、それらを求めてさらに散策を続けます。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

足元に白線がある賑やかな「白線通り」
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狸小路に堂々と構える「さらしな総本店」
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[№337]大塚三業通り商店街

歩いた日 H26.08.09 【豊島区】 
 2年以上前に大塚を訪れた時から、駅南東側の信号下にある「大塚三業通入口」の看板が気になっていました。三業とは言うまでもなく、料亭、待合、芸妓屋(置屋)で、三業地はかつての花街の代名詞ですね。戦前は、池袋などより大塚の方が数段賑やかな都会だったそうで、そこに最盛期には600人以上もの大塚芸者がいたとのこと。今はその名残がわずかに見られる程度ですが、そんな大塚三業通りに昨年(平成25年)末に新たに商店会が発足したとのことです。
 昨年9月の大塚駅ビル(アトレヴィ)開業を契機に有志が集まって組織化したそうで、今後の展開が期待されますが、まずはかつての栄華の跡をたずねながら現状を観察することとしましょう。
 上記看板の下から入る道が三業通りですが、この道は大正期ごろまでは谷端川という川筋だったようで、右に左にとカーブしています。道なりに進むと右奥に、料亭の老舗という「なべ家」が見え、さらに進むと左に料亭「和可月」がしっとりと構えています。その途中にはラブホテルがあったりして、色街ならではの取り合わせと苦笑させられます。
 やがて道幅がやや広がる一角があり、このあたりがかつて見番もあった三業地の中心部だったようで、後で検索すると、マンションとなった一室に今も三業組合の事務所があるそうです。一歩裏の道へ入ると、いかにもという構えの「大豊」や「浅元」などの料亭があり、興味をそそられます。大塚三業地にはまだ芸者さんが現役で残っているそうで、その活躍の場があるということですね。
 川筋跡の道沿いには、天ぷらやうなぎ、寿司、蕎麦店、割烹等の昔からと思わせる店が点々とあって、花街らしさを感じさせます。逆に、一般的な商店街にあるような食料品などの物販店はあまり見られない一方で、上記中心部跡の角のたばこ店はなぜか存在感があります。またわずかに青果店や花店などがあるのが、生活との接点を感じさせます。
 もっとゆったりと雰囲気に浸りたいところでしたが、雨が降り出しそうだったので足早に駅方向に戻ってしまいました。でも、何か「特別な」空間に入り込んだ感覚を得たひとときでした。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

かつて見番もあったという三業地の中心部
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路地裏にしっとりと佇む料亭「大豊」
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[№336]サンモール大塚商店街

歩いた日 H26.08.09 【豊島区】 
 台風接近で今にも雨が降りだしそうな空でしたが、2年以上ぶりに大塚駅に降り立ちました。今回は南口へ。南口側にはいくつかの商店街があって、それらが「南大塚ネットワーク」として共通のホームページを作成しており、各商店街のマップもあるので便利です。天気も怪しいので駅の目の前の「サンモール大塚商店街」へ。天祖神社の手前の縦横の道沿いに展開する商店街です。駅正面の入口アーチは鳥居型で、天祖神社とともに歩む商店街であることを主張しているようです。
 全体に飲食店が多い構成ですが、夜の町というわけでもなく、和菓子店や洋品店、靴店など物販店も混じり、駅から背後の住宅地方面へ抜ける人の流れがあるので賑わいがあります。路地を覗くと、鮮魚店や精肉店なども元気に営業中で、独特の雰囲気を醸しだしています。雑然とした感じではあるけれど、神社のお膝元だけあって健全な雰囲気で、地域の台所空間として機能している様子です。
 天祖神社は天照大神を祭神とし、かつての巣鴨村の鎮守であったとのこと。賑やかな商店街に囲まれた位置にあっても石段を昇った境内は緑豊かな木々に囲まれ、清浄な空気に満たされているように感じました。訪れる人が途切れず、石段下の道路から鳥居越しに手を合わせていく人も見られます。地域の人々の心のよりどころとなっていることがよくわかります。
 さて、訪れた日の2週間後の8月23日(土)には「東京大塚阿波踊り」が盛大に催されるそうで、商店街内には告知のバナーフラグが各街路灯に掲げられています。今年が第42回とのことで、広域的集客イベントとして大いに定着しているようです。サンモールのほか、会場の南大塚大通りを囲む盛和会や商興会といった商店会等が一体となっての阿波踊りは、大塚の元気の源なのでしょう。
 サンモール内の路地で威勢の良い鮮魚店の向かいにある蕎麦店「みとう庵」で、かき揚げせいろそばを賞味しました。板そば風の盛りつけで、都心部のビジネス街にも店舗を持つチェーン店のようです。「千成もなか本舗」や和菓子の「桃太郎」、「林精肉店」の前などでも思わず足を止めつつ、降り出した雨の中を駅に戻りました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

雑多だが健全な雰囲気の商店街
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地域の守り神「天祖神社」
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[№335]言問橋商店会

歩いた日 H26.08.02 【墨田区】 
 今や一大観光地となった東京スカイツリーと浅草の中間に位置しますが、なぜか忘れ去られ時が止まったたような一角です。地下鉄本所吾妻橋駅から三ツ目通りを北へ、北十間川にかかる源森橋から言問橋東の交差点までの通り沿い両面を中心とする商店会のようですが、広い車道を観光バスなども多く行き来するのに、歩道は人通りもまばらです。地名は向島一丁目。
 源森橋は、北十間川と高架上の東武電車を交えたスカイツリーのショットが撮れるポイントとして橋上でカメラを構える人がいますが、彼らがこの商店会区間に歩を進めることはほとんどないようです。かなり以前に商売をやめてしまった雰囲気の建物が多く、スカイツリー効果を受け止めるには遅すぎたということでしょう。人の流れのメイン動線から外れてしまっているように見えます。
 これらの「かつて商店だった」建物群は、昭和の残像を味わうには格好の題材といえますが、ここの現状を商店街と認めるには少々躊躇を伴います。しかし、そんな中にも、営業している米店や生花店、蕎麦店、不動産店、喫茶店等がポツポツとあり、ほっとさせられます。
 この通りが人で埋まる時期がおそらく年に3回あって、それは、花見の季節と隅田川花火大会、そして9月の牛嶋神社祭礼でしょう。この通りの一歩裏の西側は墨田公園で、桜の名所です。そして、7月最終土曜の花火大会は、川面の打ち上げ場所がすぐ近くなので最高の観賞スポットです。ここを訪れたのはその翌週の土曜日で、ひっそりとしていました。
 牛嶋神社はこの公園の北にあり、平安時代の創建という由緒ある神社で、5年に一度、盛大な大祭が行なわれるとのこと。しかしふだんは訪れる人も少なく、観光散策コースからも外れてしまっているようですが、外国人客が熱心に見学しているのが印象的でした。
 墨田区商連ホームページの店舗リストでは、向島二・三丁目にも加盟店が点在しているようですが、この日は本所吾妻橋駅に引き返しました。途中、「荻野医院跡」の案内板があります。明治期の日本の女医第一号とされる荻野吟子開業の地だそうで、苦節の人生を歩んだとの説明が記されています。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

商業色がほとんど感じられない通り
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ひっそりとした牛嶋神社
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[№334]菊川通商店街

歩いた日 H26.08.02 【墨田区】 
 隅田川と荒川の間の都営新宿線の各駅はすべて江東区内と思いきや、菊川駅だけは墨田区なのです。この付近で墨田区が南に膨らんでいるのですね。駅があるのは新大橋通りと三ツ目通りの交差点の下ですが、この前後の新大橋通り沿いを中心に展開するのがこの商店街です。
 実はここに降りたのは、事前情報を得ていたお目当ての昼食スポットがあったからですが、そこに入る前に、真夏の太陽の下を汗をかきながらの散策です。交差点から東は店舗が少ないですが、そんな中でどっしりと構える「ヤマヤス」は包装資材等の会社のようです。交差点に戻って三ツ目通りを南へ進むといくつかの飲食店等の先にスーパーの赤札堂があります。日常の買物需要はほぼここで間に合いそうで、実際、商店街には食品店類はあまり見られません。
 新大橋通りを西へ進むと、「東あられ」が下町らしさを感じさせますが、その並びは寂しい感じの店が多く、賑わいに乏しい状況が続きます。向かいには「珈琲ちろる」なんていう可愛い店もありますが、初志貫徹でいよいよお目当ての店へ。「うどん処 夢茶房」は交差点に近いビルの一階にありました。「夏限定」等の意欲的な創作メニューもあるのですが、ここは店名入りの「夢茶房うどん」を注文。これがものすごく腰の強いうどんで感動しました。旨かった。暑い中を来た甲斐があったというものです。
 食後に裏道も散策してみると、地名が菊川二丁目から立川三丁目に変わったあたりに「みすゞ」という和菓子店があり、そこに「カフェオレ大福」という興味深い文字の幟が。引き込まれるように入店。「カフェオレ大福」はこの店自慢の品だそうで、生クリーム入りで冷やして食べると良いとのこと。「生どら焼」と合わせて購入すると保冷剤を入れてくれました。帰ってからとろりと甘い上品な食感を楽しみました。この「みすゞ」もこの菊川通商店街の一員です。
 商店街としてのまとまり感はいま一つですが、満足な味に出会えて充実感を得たひとときでした。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

地下鉄駅上の商店街
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銭湯隣で「カフェオレ大福」が自慢の「みすゞ」
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[№333]千住東町商店会

歩いた日 H26.07.26 【足立区】 
 東武スカイツリーライン(伊勢崎線)は、北千住駅に入る手前で牛田駅から右に大きく90度以上のカーブを描きます。この円弧の内側を短絡する直線状の道沿いにあるのが千住東町商店会です。地名は千住東(あずま)二丁目。北千住駅周辺には多くの商店街がひしめきますが、それらから離れた位置で「我が道を行く」的な風情でゆったりと構える商店街と見えます。
 牛田駅は道路を挟んで京成関屋駅があり、隠れた乗換駅として知られますが、駅前自体にはあまり商業色はありません。駅北側には柳原の古風な商店街もあるのですが、この日は西側の踏切を渡って東町の通りへ。踏切近くには焼肉店等がありますが、しばらくは商店街らしくない風景が続きます。
 中ほどの、左に都の建設事務所、右に東京電機大のグランドになった部分がある先から、商店街らしい街並みとなります。全体に古い建物の店舗が多く懐かしさが漂いますが、まず感動するのは、「加藤政商店」という酒店などの立派な看板建築の並びです。そしてその先のどっしりとした木造建築として残る青果店。店名表示が見当たりませんが、そんなことにはお構いなく長年地域に奉仕してきましたという立派な構えです。年配のお客さんと店の女将さんの温かいやりとりが繰り返されます。
 そして、さらに進むと見えてくるスーパー「TANAKA」の看板がつく建物も時代を感じさせる感動ものです。その先右側には馬頭観世音の小さな祠があります。きっと古い歴史を刻むエリアなのでしょう。JRや東武、東京メトロ等の線路で北千住の繁華街とは分断されてしまったような土地柄ですが、線路群を挟んだ西は日光街道の千住宿で、荒川放水路がない時代は千住宿から葛飾方面への街道のひとつだったのではないでしょうか。
 そんな感慨に浸りながらたどり着くのが大きな踏切です。その手前に見える「スナックマリン」などがこれまでの雰囲気とやや異なり、微笑ましく見えます。地下鉄日比谷線とつくばエクスプレスは高架ですが、東武線とJRの線路の踏切がなかなか開きません。右には真新しい東京電機大の建物が見えますが、それとの間には数十年の時間差があるように感じます。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

どっしりした構えの青果店など
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懐かしい風情が漂う商店街風景
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[№332]大井三ツ又中通商店会

歩いた日 H26.07.16 【品川区】 
 大井町駅の南西側、身代わり地蔵がある三ツ又の交差点から西へ、光学通りと合流するまでの300mほどの区間です。ここは、この先の光学通りと合わせて拡幅事業が行なわれ、最近完成した区間のため、沿道の建物は新しいものが多くなっています。三ツ又交差点から駅方向の三ツ又商店街と比べると賑わいには大きな段差がありますが、道が広がったため明るさがあります。
 交差点にかかる古い歩道橋に上ると、大井本通り商店街と合わせてこの商店街のほぼ全景を見下ろすことができます。昭和58年の映画「時代屋の女房」にも登場したこの歩道橋は、今や渡る人は非常に少ないですが、こうして街を見渡すのには重宝な存在です。
 最近、この商店街の比較的新しい建物に、旨いランチスポットを2軒みつけました。ひとつは、交差点から入ってすぐ右側の「幸丼」。同じ大井町の品川区役所近くに本店がある炙り焼豚丼等の人気店の支店で、この2月にオープンしたものですが、テイクアウトが主で店内の椅子は3席のみというミニ店です。しかしこれが旨い。柔らか肉が絶品で、後半はスープ割を薦められます。
 もうひとつは、少し先の左側にある「ハピネス」という洋食店。店外にはメニュー表示もないので入るのに少々躊躇しますが、ここは超大盛りスパゲティで知られる店。ナポリタン、ミートソース、カレースパ等が、普通でも山のような盛りで登場します。間違って「大盛り」と注文しないようにしましょう。暑さで汗をかいて入店したらクーラーの下の席を薦めてくれました。
 「幸丼」といい、「ハピネス」といい、ここは幸せがいっぱいの街ですね。私には満腹の幸せ感ですが。通りの名前を「幸せ通り」などにしてあげたいくらいです。「幸丼」の隣の「玉寿司」もお手頃の値段で「蒸し寿司」のランチを提供しているようですが、水曜日はお休み。またいつか訪問してみたいと思います。目立たない位置にあるものの、何かほんわか気分になれる商店街です。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

三ツ又交差点の歩道橋から見下ろす商店街
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洋食「ハピネス」のある並びの風景
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[№331]大井本通り商店街

歩いた日 H26.07.16 【品川区】 
 大井本通り商店街を含む池上通りの拡幅事業が始まるとの情報を聞いたので、今の状況を記録しておこうと歩きました。大井三ツ又商店街が接する三ツ又交差点から南へ、鹿島神社前までがこの商店街の範囲ですが、既に道路幅員は16mほどあり、これを20mに拡幅ということのようです。相当以前に都市計画決定済みのため、新しいビルは3階以上をセットバックして建てられており、拡幅は折り込み済みですが、古い建物で営業中の商店や建物も多く、今後の推移が気になります。
 ここは、大井町の駅からやや離れ、かつては周辺市街地の商業軸として機能していましたが、今は商店街としては衰退感が強いところです。古びたアーケードも既に片側は全面撤去され、普通のマンション等もずいぶん増えてきました。
 大井本通り商店街は自前のホームページを持っていて、そこに会長氏の興味深いコメントが掲載されています。曰く、「沿道及び周辺の商工業者や企業者、会の主旨に賛同する区会、都会、国会議員や区内の企業者約100名で構成される区内初のとても珍しい会員構成の商店街」ということで、産業振興や社会貢献活動で地域活性化をめざし、安全・安心なまちづくりを推進する組織として2005年に生まれ変わったとのことです。商業だけにこだわらない組織形態としても注目されます。
 アーケードが残る片側区間には、懐かしい感じの商店の連なりが見られます。家具の「和田屋」は30年近く前に私が本棚を買った店です。呉服店の「武蔵屋」や「まるなか」なども古くからある店と記憶しています。蕎麦の「吉田屋」は人気店らしいですが私はまだ入ったことがありません。この日は、海苔の「美味工房くぼい」の店頭に「しながわ観光協会」の銘が入った「品川煮」を見つけ、これに惹かれたので購入。「しながわ名物」と題した海苔の佃煮です。商店街内ではこのほか、和菓子・あられの「明楽」なども興味深く、鮮魚の「魚吉」なども頑張ってもらいたいところです。
 この通りが今後どのように変貌していくのか見守りたいと思いますが、懐かしい風情が失われてしまいそうなのは、勝手ながら少々残念とも思えてしまいます。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

拡幅が予定される大井本通り(池上通り)
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海苔の「美味工房くぼい」
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再び歩いた日  H26.08.11
 この日は、三ツ叉交差点に近い寿司店「十喜や」で昼食にしました。3種類のネタを選べるミックス丼が900円。店内の雰囲気も良く、ネタも良質で、900円以上の価値を十分に味わいました。

寿司店「十喜や」
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