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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№286]有楽町高架下センター商店会

歩いた日 H26.02.15 【千代田区】 
 首都圏がこの冬二度目の大雪に見舞われた翌日、所用があって出かけた有楽町で昼食をと思い、この異空間に足を踏み入れました。交通会館を正面に見て左側、東京駅に続く新幹線の高架下です。このあたりの高架下は魅惑的な空間が多いのですが、華やかな銀座や近代的な東京国際フォーラム等に隣接する位置で、この何十年もタイムスリップした感覚に浸れる場は貴重です。
 ドトールコーヒーの脇の入口上には、商店会名とともに古色蒼然たる店名列挙のアーチ看板が。そこに記された店名は、夜のおやじたちを魅了するに十分な懐かしさがいっぱい。昼はもの悲しさが漂っていますが、仕込みに忙しそうな居酒屋もあって、夜の喧騒ぶりが伺えます。隣接地に都庁があったころはお役人の常連たちも多かったのでしょうが、周囲の環境が一変した今もこれらの店が変わらず健在なのがうれしいですね。
 「みんなの居酒屋」という楽しい看板を掲げて準備中の「ヒノマル食堂」などを見ながら少し進むと、左側(在来線高架下部分)に入る通路が鉄格子の扉で閉ざされ、その上に「丸三横丁」の大きな文字が。夜だけオープンの居酒屋横丁といったところでしょう。「焼き鳥」などの文字が踊っているのが見えます。
 昼に営業している店は少なく、入口付近の居酒屋に「かつカレー600円」の表示があるのにも惹かれましたが、さらに奥へ進んだカレー専門店「ふくてい」の「本日ステーキカレー580円(通常は800円)」の表示に誘われて店内に。着席するとすぐに出されたステーキカレーは、カレーライスの上にミディアムレアのステーキがずらりと並んでいます。満足しました。
 完全なおやじ仕様の空間ですが、鍛冶橋方面への抜け道としても使われているようで、さらに奥へ進むと新幹線と在来線の隙間の道となり、積雪に足をとられながら見ると在来線側の高架下にもいくつかの店があります。どこまでがこの「商店会」の範囲かわかりませんが、「我が道を行く」という感じのこの一角は貴重な昭和遺産です。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

駅からすぐの高架下異空間の入口
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昼も営業するカレーの「ふくてい」など
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[№285]ニュー新橋ビル地下商店会

■■■・・・おやじビル地下の昭和空間でゆったりとしたランチタイム
歩いた日 H26.02.12 【港区】 

 ご存じ新橋駅前のSL広場に面するニュー新橋ビル。ここは戦後、日本最大の闇市があったところで、そこを再開発して11階建てのビルになったのが昭和46年。闇市跡に密集していた飲食店等も入居したとのことで、開業から40年以上経った地下1階から地上4階までの商業階は混沌とした昭和の雰囲気が漂っています。それらの店舗群のターゲットは専らサラリーマン層。だからおじさん一人でも気軽に入れるのが魅力で、私もしばしば愛用しています。
 ここの商店会はフロアごとに組織されていて、今回は昼食を求めて入った地下階をレポートします。階段かエスカレータで地下に降りると、そこは全体が昭和時代の懐かしさ。細かく区割りされて各店の規模は小さく、この階だけで60~70軒はありそうです。夜だけの営業で昼はシャッターを閉ざした店も多いのですが、ランチ営業をしている店はおじさんたちで賑わっています。
 焼き魚系の定食メニューを提供する店が多く、夜はそのまま赤提灯風の居酒屋になるのですが、それらに混じって、寿司や中華、韓国料理等の店もあって毎日通っても飽きないでしょう。しかも値段は皆リーゾナブル。上階のオフィスに勤めるサラリーマンたちは幸せですね。いつも長い行列ができる人気店もあります。
  <魚系の昼定食を出す店が多い飲食街>
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 そんな中で、「特製欧風カレー」の黄色い看板が目に入り、思わず入りました。店名は「瑞藻」(みずも)。カウンターのみのつくりでメニューは欧風カレー(ビーフ)の1種類のみ。お値段は500円。なかなかマイルドなカレーです。マスターは気さくな方で、「夜は?」と尋ねると、後ろのカーテンをチラッと開けて見せてくれました。棚に洋酒のボトルがズラリ。洋風居酒屋に変身する「二毛作店ですよ」って。夜はママさんがいるそうで、きっとファンが多く集まるのでしょう。
  <「瑞藻」の黄色い看板がある一角>
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 この懐かしい空間はずっとなくならないでほしいと思いますが、建物の築年数を考えるとどうでしょうか。新橋で乗り換えることが多いため、今のうちにできるだけ昭和を堪能しようと、これからも気軽に訪れようと思います。地上階はまた別の機会にレポートします。

・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

再び歩いた日 H30.07.07 【港区】 

 この街歩き趣味から派生して私の密かな楽しみのひとつとなっているレトロ喫茶巡り。「巡り」と言うほど数多く入っているわけではないけれど、喫茶店ランチで寛ぐひとときは心身の癒しタイムとして最高です。
 おやじビルとして知られ、戦後闇市の雰囲気を残すニュー新橋ビルを含む新橋駅西口一帯の再開発も間近と報じられ、このエリアに残る懐かしの店舗たちを目に焼き付けておかねばならず、何度も入ったビルではあるものの全体がレトロな魅力に包まれたニュー新橋ビルにまた足を踏み入れました。
 まず目指したのは2階で未入店の喫茶店「POWA」。ここのナポリタンセットがネット上で好評価なので、ぜひ、と思ったのですが、土曜日でお休み。2階は相変わらず怪しげなマッサージ店の呼び込みが盛んですが、それを振り切って地下の「フジ」へと目的の店を変えました。
 ここも昭和の喫茶店の風情満点で、チキンライスにアイスコーヒーのセットを注文。近くの席ではグループ客が声高に打合せなどしていて少々耳障りですが、まあ気にせず、ゆったりと読書などしながら時を過ごしました。人生にはこういう時間が必要ですよ。でもこの風景もあと何年か。時代の流れには逆らえませんね。

  <喫茶店「フジ」がある一角>
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[№284]東大島メトロード商店会

歩いた日 H26.02.01 【江東区】 
 地下鉄都営新宿線の東大島駅は、旧中川を跨いで作られた高架駅で、東岸側は江戸川区の小松川、西岸側は江東区の大島で、出口を間違えると大変なことになります。東大島メトロード商店街は江東区側の高架下にあって、計画的に配置された商店街ですね。新宿線の岩本町~東大島間の開業が昭和53年なので、この商店街ももう30年以上の歴史を刻んでいるのでしょう。
 高架北面の新大橋通り沿いと、高架下中央通路に面して店舗がありますが、中央通路は以前と比べて寂しくなった印象です。中央通路から2階に上がれますが、2階は保育園、こどもクラブが大きな面積を占めています。駅前保育園は働く女性の強い味方ですね。
 1階の構成店舗は、不動産店、中華料理店、インド料理店、洋食店、喫茶店、銀行、書店、クリーニング店、理髪店など。商店街の規模としては小さいですが、駅前という立地から、各店はそこそこ成り立っていると言えそうです。しかし、生鮮品の店があるわけではなく、周辺でのマンション立地とともにその下層階に店舗が増えたりして、駅前の優位性はそれほど強くはなさそうです。
 かつては、駅前のバスターミナルが北側の新大橋通り側にあって、バス待ち客の目にも入りやすい位置にあったのですが、新たなバスターミナルが南側に整備され、その優位性も薄れました。南側のバスターミナルに抜ける通路の駅側にも、生花店やラーメン店などがありますが、それらが「メトロード」に属しているかはわかりません。
 歴史的に自然発生した商店街ではないわけですが、駅前にあり人通りにも恵まれていながら何か哀愁を感じてしまうのは私だけでしょうか。決してレトロというわけではないのですが、懐かしささえ覚えるのは、私がたまたま30年以上前からここを知っているからでしょうか。
 なお、ここから南へ数百mの中川沿いに、最近「旧中川・川の駅」ができました。スカイツリー方面からやって来る水陸両用バスがここでザブンと川に入る光景が見られます。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

高架下で新大橋通りに面するメトロード
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人通り少ない高架下中央通路部分
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[№283]大島八丁目中央商店会

歩いた日 H26.02.01 【江東区】 
 とても目立たないところにある小さな商店街です。大島にかつて住んだこともあって今もしばしば通う私も、ここは今まで足が向きませんでした。地下鉄都営新宿線が荒川を越えるために大島駅の先で地上に出て高架の東大島駅に向けて駆け上がるのですが、ちょうどその勾配区間の線路が壁になって、大島地区のメインストリートである新大橋通りから見えにくい位置にあるのです。
 江東区商連ホームページの情報を頼りに、新大橋通りから南に入りますが、線路で分断された道路から階段の跨線橋に昇ると、正面の延長線上に「大島八丁目中央商店街」の名入り街路灯が見えました。小さな電器店と理髪店、居酒屋だけがぽつんぼつんとある道を進むと、交差する道の左(東)方向に渋い商店街風景が現れました。
 その小さな交差点角の「肉の津南」でコロッケを所望すると「4時から」とのこと。時計は2時ごろなのであきらめて東へ進みます。シャッターを降ろした店たちを眺めながら行くと、これまた渋く「スーパーいとん」が営業中。その店先では懐かしい「ちり紙」の束を積み上げて売っています。トイレットペーパーが普及する以前は、トイレに「ちり紙」を置いて使ったものです。今の若者は知らないだろうなあ。
 その先の「手作り清津屋豆腐店」も、建物は新しいけれど中身は昭和という感じ。クリーニング店と中華料理店のあるところで商店街は終わりと思いきや、北への道に同じ街路灯が2本ほどあり、その下、「大衆酒場八丁目仙台屋」の先に「そば処小進庵」が暖簾を出しています。そーっと入るとお客のいない店内で女将さんがテレビを見ています。肉南蛮そばを注文。冷えた身体が暖まります。昭和37年から営業しているそうですが、昔は近くに工場や会社が多くあって良かったとのこと。やはり地下鉄で道が遮断されたのがショックだったそうで、「商店街も寂しくなっちゃった」って。
 鉄道の壁の陰に隠れたこのミニ商店街。それでも、街路灯に掲げられた「いらっしゃいませ」の文字が健気に感じられます。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★☆☆☆☆

「肉の津南」前から見る商店街
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店頭で「ちり紙」も売る小さなスーパーなど
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[№282]大森ララ

歩いた日 H26.01.22 【太田区】 
 ここは、商店街ではなく駅ビルです。JR大森駅の駅ビルといえば、中央口に直結し東急ストア等も入る「アトレ」がメジャーな存在ですが、この駅には北口もあり、その改札から山側の池上通りの間にあるのが「大森ララ」です。
 実は私は昭和60年代初めに通勤でこの大森駅北口を使っていた時期があり、基本的にはそのころと佇まいは変わっていません。駅前の池上通り沿いは、かつてヨーカドー(さらに以前は京成百貨店)があったビルも今は雑居ビル状態となるなど、全体に雑多な印象が強いのですが、その中に埋もれるようにこの「ララビル」はあります。改めて外観を眺めると、やはり周囲と同様の雑居ビルの印象が濃厚。駅に降りる階段があるので駅ビルとわかるという状況です。
 駅ビルとしては年月を経て「薹が立った」感じで、道路に面した一階と改札に直結する地下一階は通路を兼ねた商店群として機能しており人通りも多いですが、他のフロアはその存在も目立たず、人の姿もまばらです。実際、2階は全てがセガワールド、4階はカラオケ店が大半を占めるなど、もともとそれほど大きなビルではないので、フロア貸しに近い状態となっています。地下一階は全部が「肉のハナマサ」。エスカレータを昇っていくと上階はとても静かで、5階には飲食店、6階にはゴルフスクールがあるようなのですが、日中とあってエスカレータは4階までしか動いておらず、そそくさと降りてきました。
 改札のある地下一階の通路に、ラーメン店と蕎麦店が並んでおり、その名も「駅そば」という蕎麦店で「天おとし」なるものを食しました。冷たいそばを温かいつゆに付けて食べるというもので天ぷらつき。「肉おとし」もあります。味のほか、店員の声かけなどサービスの印象は良好でした。
 ホームに降りると、「日本考古学発祥の地」の碑があります。モース博士が発見した大森貝塚はこの駅のすぐ北側です。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

雑居ビルの印象が強い池上通り沿いの外観
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改札口通路を兼ねた地下一階
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[№281]四谷駅前新道会

歩いた日 H26.01.18 【新宿区】 
 土曜の昼に所用で都心に出たついでに、ちょいと地下鉄で四谷へ。駅前の新宿通りと外堀通りが交わる四谷見附交差点は相変わらず交通量が激しく喧騒に包まれています。四谷地区では、ここから西への新宿通り沿いをはじめいくつかの商店会が共同で「四谷タウン」というホームページを開設していて、二丁目、三丁目方面へと進めば、荒木町など個性濃厚な商店街もあるのですが、この日は時間も限られていたため、駅前の新宿通りのすぐ北側に並行する「しんみち通り」だけを歩きました。
 「四谷駅前新道会」という組織名で新宿区商連に属しているようですが、上記「四谷タウン」では記載がなく、独自の道を歩んでいるという感じです。飲食街の性格が強く、近くに上智大学などもあるせいか土曜なのに若者たちが多く通行し、平日のビジネスマンの需要と合わせてランチや「飲み会」の場として重宝されている感じです。
 駅前の外堀通り側から入るとすぐ、「かつれつ四谷たけだ」に行列ができているのが目を引きます。平成23年に人気洋食店からリニューアルオープンしたそうで、このような「行列ができる店」があることは商店街にとっても良いことですね。他の店もそれに刺激されて全体がレベルアップする、というのが商店街活性化の王道だと思うのです。
 その先200mほどの商店街内には、種々雑多な飲食店等が密集しており、昼なのに店から出てきたグループが奇声を上げてたむろするという風景も見られます。古くからの店もあるのでしょうが、乱立する看板群からよそ者がそれを見分けるのは難しいものです。何となく圧倒される感じで商店街を抜けると、出口に駅側と同じ「しんみち通り」のアーチがかかります。
 再び駅方向に戻って、中ほどの庶民的定食屋というべき赤い大きな看板の「BAMBI」で昼食にしました。「和牛ハンバーグステーキ」が売りのようで、これとカニクリームコロッケのセットの700円は満足できます。他にもセットメニューがいくつかあって、幅広い年齢層に愛されているようです。胃袋が満たされた満足感を得て、駅に急ぎました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

飲食店の看板が乱立する商店街
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庶民的定食「BAMBI」前から駅方向を見る
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