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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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[№280]日暮里銀座友交会

歩いた日 H26.01.11 【荒川区】 
 尾竹橋通り沿いで、「日暮里銀座ピアチューレ」の南にそのまま続くのがこの「日暮里銀座交友会」です。ここも「商店会」を名乗らず、「交友会」としているのは、北の三河島駅付近の「親交睦会」と同じく「仲良くやりましょう」という姿勢の現れか、とも考えてしまいますが、現状は、シャッターを閉ざしたままの空き店舗らしきものが多く、「銀座」の名の方にも違和感を覚えます。
 駐車場や非商業系のビルなどもあって、商店街らしさが乏しく、空き店舗群の間に挟まって営業する銘茶店や飲食店などが気の毒に見えます。それでもここは生粋の下町。見えないところで深い「交友」が展開されているのかもしれません。中央付近にスーパー「いなげや」があるのが、ここではむしろ救いと感じます。これを商店街の一員と捉えれば、生鮮品が揃うという点で、北の「ピアチューレ」に対抗できているとも見えます。
 尾竹橋通りは台東区根岸との区境でやや屈折しますが、その交差点から右(西側)の区境の道沿いの一部もこの「交友会」に含まれるようで、その台東区側の家並みがすばらしくレトロです。その中に現役店もあるようなのが嬉しく思います。
 さて、ここらで昼食に蕎麦でも、と思ったのですが、「交友会」には蕎麦店は見当たらず、洋食の「三好弥」に入りました。通りの寂しさからの予想に反して、店内は気さくで温かい下町の洋食店の風情で、メニューも豊富。常連客だけでなく通りすがりのお客も取り込んでいる様子です。「カニクリームとポークピカタセット」を注文。うん、こういう味、好きです。この店の存在もこの商店街の救いのひとつかもしれません。
 ここまで来ると、JR鴬谷駅が近いのですが、台東区根岸に入って尾久橋通りとの合流点の先には豆富料理の「笹の雪」があります。創業三百年以上の超老舗ですね。そして結果的に、三河島駅から鴬谷駅まで3つの商店街を踏破しました。と言っても約1.2㎞ほどですがね。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

レストラン「三好弥」がある尾竹橋通り沿い
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台東区との境(台東区側)のレトロな街並み
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[№279]日暮里銀座ピアチューレ

歩いた日 H26.01.11 【荒川区】 
 三河島駅から南北にまっすぐの尾竹橋通りを南下すると、大下(おおさがり)バス停を過ぎた付近でアーケードの「親交睦商店街」が終わり、「日暮里銀座」に入ります。ここから鴬谷駅に近い台東区との境までの間に、「日暮里銀座ピアチューレ」と「日暮里銀座交友会」の2つの商店街が連なっています。まずは「ピアチューレ」から。
 「ピアチューレ」(piacere)はイタリア語で、お気に入り、喜び等の意味で、「初めまして」という挨拶の言葉でもあるようです。どんなにお洒落な街かと思いきや、下町らしさ満載の幹線通り沿いの、懐かしさも残る街並みです。アーケードはなく、両側歩道にガス灯風の街路灯が続きますが、面する建物は、昭和の香りも残す古い商店に新しいマンション等も混じるという雑多な感じです。
 華やかさには乏しく、真新しいビルに挟まれて営業する古い洋品店や飲食店等を見るともの悲しささえ感じてしまい、ここが「銀座」、そしてイタリア語のハイカラ名称を名乗ることの違和感も覚えます。ハイカラな街を目指したのかもしれませんが、逆に下町らしさを前面に出した方が良かったかもしれません。昭和を知るおじさんの私としては、この古い店たちの佇まいが懐かしく、時代の流れに逆らい踏ん張っている姿がけなげにも見えますが、いつまでそれらの姿を見られるでしょうか。
 そして、ここもまた韓国系の店が多少見られますが、三河島駅周辺ほどの集積ではないようです。角に「牛豚肉」の古風な店がある交差点で交差する大きな通りが日暮里中央通り。ここから西の中央通りはいわゆる日暮里繊維街で、そちらも興味深いのですが、ここは南へ直進します。
 ただ、この交差点に近い中央通り沿いの第二日暮里小学校は、童謡「夕焼け小やけ」を作詩した中村雨紅が大正時代に赴任した学校とのことで、「夕焼け小やけの記念碑」があったりします。この交差点の少し南で街路灯のデザインが少し変わって、「ピアチューレ」がここまでとわかります。因みに、ここの正式な組織名は「日暮里銀座実業会」で、「商店街」を名乗らないのは繊維関係を意識したことによるのでしょうか。足はそのまま「日暮里銀座交友会」へと進みます。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

日暮里中央通りとの交差点から北方向を見る
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こんな店もあります
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[№278]親交睦商店街

歩いた日 H26.01.11 【荒川区】 
 JR常磐線の三河島駅と山手・京浜東北線の鴬谷駅の間は、列車では日暮里乗り換えで2駅分の距離がありますが、線路が大きくU字型を描いているため直線距離では1.2㎞ほどしかなく、ほぼ南北に直線状の尾竹橋通りを歩けば20~30分の散歩コースです。荒川区内のこの通り沿いに、北から3つの商店街が連なっており、一番北の三河島駅に接するのが「親交睦商店街」です。
 「しんこうむつみ」と読むのでしょうか。親しく交わり睦まじく、とても仲良さそうな名前ですね。このあたりは韓国料理や韓国食材の店が多いコリアンタウンとして知られ、この商店街名には国際親善の意味も込められているのかと思ってしまいます。
 概ね両側歩道上の商店街がアーケードで覆われています。全体に昭和の下町商店街の印象ですが、三河島駅に隣接する街区は再開発工事中で、これができると駅前の雰囲気は大きく変わりそうです。また、この尾竹橋通りでは電線類地中化の事業中です。ただ、これらがこのアーケード商店街を変化させる力になるかは未知数で、むしろ新旧対照の妙を見せ続けてくれることになるかもしれません。
 歩くと確かに韓国料理、韓国食材の店が多いですね。看板にもハングルが多く見られます。店から出てきたグループが、韓国語で会話しながら駅方向へ歩いていきました。地域の生活に密着しているのでしょうが、本当の生鮮品の店はあまりないようです。近くには、以前紹介した「荒川仲町通り」などの庶民的雰囲気濃厚な商店街もあり、それなりに使い分けされているのでしょう。
 さて、南へ歩いて行くと、右(西)方向に入る道に「七五三通り」の標識があります。ここは今は東日暮里六丁目ですが、かつては日暮里三、五、七丁目を結ぶ道だったことによる名のようです。七五三のお参りとは無関係ですね。そして、もう少し南下したところにあるバス停が「大下」。「おおさがり」と読みます。この由来はよくわからないのですが、「東日暮里」などという新町名の下に隠されたこのような古い地名を、地域の文化として大切にしたいものです。
 このバス停のあたりでアーケードが途切れて、次の「日暮里銀座ピアチェーレ」の領域に入ります。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

下町のアーケード商店街
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新旧の建物が混在する通り東面の風景
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[№277]八重洲一丁目中商店会

歩いた日 H26.01.08 【中央区】 
 東京駅は、丸の内側駅舎の「復原」に続いて、先ごろ八重洲口側に南北の高層ビルをつなぐ「グランルーフ」ができたということで、どんなものかと立ち寄ってみたのですが、「ふーん」という感じですぐに退散し、八重洲通りを渡って北に向かいました。さくら通りの入口を越えて、八重洲通りが永代通りと交差する呉服橋交差点の手前で右に入る一方通行路が数本ありますが、中央区資料や区商連HPを見る限り、そのあたりが「八重洲一丁目中商店会」の領域のようです。
 実は、今回ここを訪れたのは、商店街散策というよりも、ネット情報で知ったランチスポットがお目当てだったのです。その店とは「ローマ軒」という名の大阪からやってきた「ロメスパ」店。夜は「ローマ酒場」という洋風居酒屋になる二毛作店です。
 「ロメスパ」とは路面スパゲティの略で、近頃都内に増殖している業態です。従来、コストパフォーマンスを追求する男性サラリーマンのランチにスパゲティという選択肢は入りにくかったのですが、おじさん一人でも気軽に入れるこの種の店が増えてきたのは喜ばしいことです。
 呉服橋交差点のひとつ手前から右への道沿いにその店はありました。韓国料理店や中華料理店などと並んで、「昼は焼きスパ ローマ軒、夜はローマ酒場」というとてもわかりやすい看板の店に入ると、20席ほどの狭い店内は1時過ぎというのにサラリーマン集団で賑やか。焼きスパは普通盛りでも400gというボリュームで、どれもワンコイン500円。醤油ベースの「ジャポネーゼ」に100円のビッグなトッピング「ジャンボウィンナー」を乗せて600円はかなりお得感があります。十分に満腹感を味わえました。ここではナポリタンにミートソースをトッピングすることもできるようです。
 なんだかグルメリポートのようになってしまいましたが、商店街としては隣接の八重洲仲通りの方が数段充実していて、ここは「商店会に加入しない店も増え」ていることもあって、その範囲さえも判然としません。ローマ軒の並びには歴史ありそうな「活魚料理 三州屋」などもあるのですが、店舗の集積感は乏しく、それらを横目で眺めただけで早々に日本橋駅方向に向かってしまいました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ☆☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

いくつかの飲食店が並ぶ通り
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焼きスパ「ローマ軒」で満腹
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[№276]東京大神宮通り・飯田橋西口通り商業連合会

歩いた日 H26.01.04 【千代田区】 
 平成26年が明けて最初の土曜日、まだ大半の人が正月休み中ということで、多くの商店街が本稼働していないだろうと思い、敢えて初詣客が集まりそうなところとして、東京大神宮のあるここを選びました。JR飯田橋駅のホームに降りると「靖国神社、東京大神宮は西口へ」のアナウンス。西口に出て神楽坂とは反対の方向に向かうと、確かにたくさんの人出です。
 最初の交差点の手前に青森県会館のビルがあり、その一階にアンテナショップ「北彩館」があります。青森はりんごの産地。りんごそのものだけでなく、りんごカレーやりんごハンバーグなど様々なりんご商品が売られています。
 さて、その交差点を挟んで左右に大行列ができていて、誘導員が少しずつ行列を区切って交差点を渡らせています。東京大神宮の参拝はこの行列に並ばなければいけないのです。私の参拝はまたの機会として、この行列を横切ってまずは飯田橋西口通りの商店街を見学です。さすがに飲食店系が店を開けて客を誘っています。街路灯に下がる日の丸が場所柄を感じさせます。
 大神宮通りの行列沿いに歩くことはできないようなので、別の道から大神宮の正面に出ることにします。その途中に、企業のビル群に挟まれて木造の風格ある建物がいくつかあり、住宅なのか何なのか不明ですが住宅だとしたらどのような御仁が住んでいるのでしょうか。ときおり行き交う車は高級車が多いですが。
 で、大神宮の鳥居の前に来ると、先ほどの行列がやはり少しずつ区切られて境内に導かれています。とりあえず外から拝んで、大神宮通りを鳥居の右側へ下る方向を見ると、こちらは飲食店が少なく、駅とは反対方向となるために静かです。緩やかな坂道を下りきると目白通りに出ます。正月休み中ということで覗ける店もあまりなく、行列見学で終わった感が強いですが、また普通の時期に来ることもあるだろうと割り切って、九段下の駅に向かいました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ☆☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

飲食店が営業する飯田橋西口通り
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大神宮鳥居前から九段下方向を見る
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[№275]大井銀座商店街

歩いた日 H25.12.29 【品川区】 
 JR大井町駅の上を直角にまたぐ都道補助26号線沿いの、駅から東側部分の商店街です。西側部分には以前紹介した「サンピア商店街」がありますが、駅を挟んで東西の対をなします。歩道上の大半をアーケードが覆っていますが、一部途切れたところもあります。
 JRの駅東口のほか、東急大井町線とりんかい線駅の駅入口にも接するので、その直近部分は人通りが多く、全国チェーンの飲食店など多く、賑わっています。ただ、この賑わいも100mほど先のゼームス坂通りが分岐するあたりまでで、そこから先はガクンと静かになります。
 この手前、左にすずらん通りが分かれる角に、2年ほど前まで衣料品店の「ヤワタヤ」がありました。かつて一時期大井町に住み、今でもよく所用で訪れる私は、ここでワイシャツやら下着やらを買ったものです。小さいながら品揃えが良く、かつ安かったのです。気軽に入れる衣料スーパーという感じでした。63年間営業したとのことですが、残念ながら閉店し、今は1階と地下にマクドナルドが入っています。すずらん通りを挟んだその並びで、私が良く入ったドトールもなくなってしまいました。思い出がひとつずつ消えていきます。
 その向かいあたりで、かつてはちょっとしたローカルデパートのようだった時代もあると記憶している建物も、たしか電器店になったかと思いますが、今は「洋服の青山」です。そんな回想に浸りながら歩くと、やがて沿道に真新しいマンションも見えるようになり、仙台坂上の交差点に着きます。
 仙台坂は、仙台藩伊達陸奥守の下屋敷があったことによる名で、この交差点に面して仙台味噌の醸造所がありました。第一京浜へ直進する26号線道路の整備で仙台味噌は用地の大半を削られましたが、今も残された土地にログハウス風の店舗があり、遠方から買いに訪れる人も多いようです。
 駅直近部分以外は寂しくなった印象のある商店街ですが、駅やその周辺でのアトレやヨーカドーの立地などに加え、駅東側は西側に比べ商圏の奥行きが少ないことも影響していると思われます。ただ、大井町は鉄道3線が交差する乗り換え駅。駅前通りとしての個性づくりを望みたいものです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

大井銀座の駅前隣接部の賑わい
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駅から50mほどの地点の歩道風景
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[№274]新小岩小松通り商店街

歩いた日 H25.12.28 【葛飾区】 
 新小岩駅南側の船堀街道から斜めに入る小松通りは以前から気になっていたところですが、今回、初めてゆっくり歩きました。商業色が極めて薄い新小岩親商会からぐるっと回って、東側から駅方向に戻る散策です。東の端は駅から600m以上の距離がありますが、それでも商店街らしい雰囲気が濃厚でほっとします。片側に幅2mほどの歩道がついた一方通行路ですが、交通量はそれほど多くなく、歩車道の区別なく比較的安心して歩けます。入ってすぐ「肉の石毛」が目に飛び込んで、覗くとコロッケを販売しているのが見え、当日の間食用に2つほど購入です。
 一部に駐車場化していたり店舗でない建物があったりもしますが、商店街としての連続性は保たれていて、歳末の土曜日とあって人通りも多く、青果店や惣菜店、銭湯などもあって、地域住民の生活需要に応えられているといえます。
 煎餅店、蕎麦店、焼き鳥店、唐揚げ専門店などに興味を惹かれながら歩きます。商店街のホームページによると、全体が5つのブロックに区切られていて、駅に近い第一ブロックから順に、主な店舗が地図形式ではなく文章で紹介されています。それによると、脇道にもいくつかの加盟店舗があったようですが、メインの通りをひたすらまっすぐに歩いてしまいました。
 第一ブロックと第二ブロックの境の角には、商店街としては珍しい石材店があります。その前庭にはドカンと送電線の鉄塔が建っているのが異様に見えます。ここから船堀街道までの第一ブロックはやや喧騒感が強まるのに対して、地域密着型商店街の色合いが一番濃いのは第二、第三ブロックあたりのようです。新小岩駅の南口側には、立派なアーケード街の「ルミエール商店街」がありますが、それらとは一線を画してうまく使い分けられているように見えました。
 この商店街内で食事もしたかったのですが、実はこの日は商店街入口の船堀街道沿いにある「ジャンカレー」がお目当てだったのです。以前、東陽町で入って気に入ったカレー店の支店です。小松通りでの食事はまたの機会にします。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

日常型商店街の雰囲気が濃厚な中央付近
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「肉の石毛」などがある商店街東端付近
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[№273]新小岩親商会

歩いた日 H25.12.28 【葛飾区】 
 テクノプラザかつしか(葛飾区地域産業振興会館)が提供する葛飾区の商店街マップを眺め、商店街が密集する新小岩駅周辺地区の中で駅からやや離れたこの商店街を訪ねてみようと、駅南口から東に向かいました。菅原橋方面へのバスが走る道沿いは船堀街道沿いと同じ「新小岩商交会」の領域で、歩道はないものの商店が連続して人通りも多いのですが、その通りから斜めに入るこの「親商会」の通りは商店街らしさがなく、ほぼ住宅街の様相で、その落差が歴然です。
 それでも「親商会」の表示のある街路灯が続くので間違いはないのですが、商店街を求めてやってきたのに住宅群の中に点在する商店を見つけて歩くという感覚です。そんな情景が、小松川親水公園をまたぐ小御立橋まで400mほどにわたって続きます。
 上記マップのデータではこの商店街の構成店舗数は20軒となっているので、商店密度の薄さは想像がつくと思いますが、「スナックニュー友」、「カラオケ道場たまりば」から始まって、日用品の「佐藤商店」などが孤立するようにあるのを見ながら歩くと、「そば処新井屋」と鮮魚の「魚州」が向かい合う一角が現れますが、複数の商店を視野に収められる貴重な空間という雰囲気です。
 空き店舗と思しき建物もちらほらある家並みを見ながら行くと、「デン薬局」、「第一クリーニング」などがありますが、やがて親水公園が見えて商店街は終点です。その手前に、やや場違いな風情でインド・ネパール料理店があり、彼の国の方らしき店員が店前で客待ち顔をして立っていますが、「なぜここにこの店が?」と聞きたくなってしまいます。
 その手前から南に入る道にも同じ街路灯が数本あり、その下の米穀店「福島商店」の前に野菜の移動販売車が停まって高齢のお客さんが数人買い求めている場面に出くわし、先ほどの鮮魚店と合わせて、生鮮品の販売機能がかろうじて残っていることが救いと感じました。そして私の足は、さらに商店街らしさを求めて、この南にある小松通りへと進んだのでした。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

「ここが商店街?」と思わせる入口の風景
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そば店と鮮魚店が向かい合う一角
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[№272]しょうぶ沼公園商店会

歩いた日 H25.12.21 【足立区】 
 地下鉄千代田線には、綾瀬から北綾瀬駅に向かう支線があります。車両基地へ向かう線路を活用したもので、3両編成のワンマン電車が日中は一時間に3~4本程度行ったり来たりというのどかな路線です。綾瀬駅からひと駅、3分ほどで終点の北綾瀬駅に着きますが、この駅の高架下に沿って形成されているのが「しょうぶ沼公園商店街」です。
 「しょうぶ沼公園」とは駅の南西側にある公園ですが、商店街はこの公園から高架の線路を挟んで東側にあります。改札口を出た先に立ちはだかる環状七号線道路から南の線路沿い150mほどが主ですが、東への脇道の一部にも「寄り道モール」の文字と商店街名入りのフラグが下がる街路灯があります。
 駅開業とともに形成された商店街らしく、小綺麗ではありますが、老舗らしい店があるわけでもなく、個性は乏しい感じです。洋菓子の不二家や大手ドラッグストア、銀行などが目立ち、個人商店は、生花店等が目を引きますが、他に興味をそそる店は見当たりません。商店街が終わった先の南側にあるのは「法立寺」(ほうりゅうじ)です。格式ありそうな寺院とみえました。
 駅の高架下空間も「メトロセンター」と称する商店街となっていて、おそらく東京メトロ系のテナント街なのでしょう。この中にスーパーの「ワイズマート」などがありますが、ここも商店街組織に含まれるのでしょうか。ただ、それ以外の多くは土曜のせいかシャッターが閉ざされていました。
 さて、しょうぶ沼公園ですが、季節が良ければ美しく菖蒲が咲き誇る光景を楽しめるのでしょうが、冬枯れの様相で人影もまばらです。ただ、水生植物園風に園路等の整備がなされ、沼地には花の種類等の立て札が整然と並んでおり、きちんと管理されている様子です。花の季節にまた来てみたいものです。それにしても、足立区北東部にあたるこの一帯は、意外に公園が多く、生活環境としては恵まれていると言えそうです。しかし寒いので、公園散策もそこそこに駅に戻りました。
 ところで、ここは「谷中二丁目」。駅名が「北綾瀬」というのがどうも合点がいきません。終点駅ですが駅前広場もなくターミナル性も弱い印象で、商店街ももう少し個性が欲しいところです。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

個性を感じにくい商店街
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冬枯れのしょうぶ沼公園
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