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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№164]品川銀座商栄会

歩いた日 H25.01.23 【品川区】 
 品川銀座と聞いて品川駅周辺を想像してはいけません。品川駅は港区で、そこから京急線で南に向かうと次が北品川。そして次の新馬場、青物横丁にかけて並行する旧東海道沿いが品川宿だったところです。その旧東海道沿いには意欲的にまちづくりに取り組む商店街が連続していますが、品川銀座はそこからやや外れ、第一京浜国道を西に渡った先の南品川4~5丁目に位置します。
 大井町駅方面からゼームス坂通りを下りてくるとこの商店街に入ります。歩道つきの2車線道路ですが、旧東海道の商店街のような賑わいはありません。「銀座」を名乗っていても店舗が連続するわけではなく、空き店舗と思しき建物もあって、通行する人々も単なる生活道路として使っている様子です。
 「野菜・精肉・惣菜」の「ピアゴ」や、精肉店があるのはうれしいですが、仕事途中の寄り道散歩なので好物のコロッケを買うわけにもいいません。閉まっていますが「カット&パーマ」と「Fashion Life」の「イマムラ」と書かれた建物は、昭和風情たっぷりの瓦葺き2階建てです。これらの店が多くの客で賑わっていた時代もあったのでしょうね。
 商店街の体裁はなしているものの何となく散漫で、時代に取り残された感が否めないですが、ビル1階の「酒処よっちゃん」は珍しく今風なつくりでほっとします。が、そういう店は他には見当たりません。そんな雰囲気のまま天龍寺の門前で道が直角に右に曲がり、第一京浜にぶつかります。旧宿場町に隣接するこのあたりは寺が多いのも特徴です。この交差点周辺だけでも、海蔵寺、願行寺、妙蓮寺など。
 第一京浜を渡った先には京急の高架がまたぎ、その左に新馬場駅の南口があります。この駅は、地平時代は南馬場、北馬場という2つの駅だったものを高架化の際に統合したもので、こちらの改札は旧南馬場駅の位置になります。改札からホームまではかなりの距離を歩くことになります。
 13時を過ぎていたので商店街内で昼食をとろうと、これまた懐かしい構えの「洋食富士」に入りました。客は私一人で、メンチカツライスをいただきました。歴史ありそうな店ですねと問いかけると、もう40年やっているそうで、南馬場駅だったころは良かったと懐かしむ店主さん。今も、第一京浜の向こう側の会社関係のお客さんが来てくれるとのこと。こういうお店が長く続いてほしいものです。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

古い店が目立つ品川銀座
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40年の歴史を刻む「洋食富士」
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[№163]ゼームス坂通り会

歩いた日 H25.01.23 【品川区】 
 ゼームスとは、幕末期に来日し、維新後には海軍省で測量や航海術の指導にあたったというJ.M.ジェームスという英国人の名に由来します。来日後、日蓮宗に深く帰依したというジェームスはこの地に住み、急坂だった浅間坂を私財を投じてなだらかな坂に改修し、地元民に喜ばれたとのことで、以来この坂をゼームス坂と呼ぶようになったとのことです。
 JR大井町駅東口から大井銀座商店街を少し行ったところから左に入る道がゼームス坂通りで、大井銀座側は人通りも多く店舗密度もそれなりに高いですが、坂を下るにつれて店の数も少なくなり、古いままの店も目立つようになります。坂の途中に上記の由来を記した碑が立っていますが、そこで立ち止まる人は私の他にはいません。ジェームスが住んだところは、今は三越のマンションになっているところのようです。
 坂の下半分だけに「ゼームス坂通り会」の桃色の提灯が掲げられていますが、商店会の範囲は坂の上の方は含まれないのでしょうか。下の方だけだとすると、古びた店が多くを占め、寂しい商店街と見えます。坂下の端付近にある自転車店などはかなり年季が入った風情です。
 大井町駅から少々距離があるため、人々の流れから外れてしまっているようにも見えます。坂の中ほどに、ミニスーパーのマイバスケットとドラッグストアがあるため、近隣の日常的な消費ニーズはそこで間に合ってしまうのでしょう。大井町駅から渋谷に向かう東急バスが片方向だけこの道を走り、坂の上の方に「ゼームス坂」のバス停がありますが、下半分の範囲にはバス停がありません。
 そんな中で足を止めたのは、骨董や古民具を扱う「古今洞」という店。かつて大井町駅の反対側方向に映画にもなった「時代屋」という店がありましたが、それを思い出させます。古い店にもそれぞれの良さはあるのでしょうが、仕事の合間の寄り道散歩なのでゆっくり覗いて回る時間もなく、坂を降りきってしまいました。左前方に天理教の教会がある信号から先は、品川銀座商栄会に続きます。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

商店会名の提灯があるゼームス坂通り
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思わず足を止めた骨董の「古今洞」
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[№162]押上ガーデン通り商栄会

歩いた日 H25.01.20 【墨田区】 
 東京スカイツリーを間近に見上げる押上通り商店会に続く四ツ目通りの延長上の商店街です。押上通り商店会では東京スカイツリータウンから溢れた人の流れもありながら、日曜日のせいかシャッターを閉ざした店が多かったのですが、さらにここまで来るとその人波も途切れ、周辺地区住民が時折行き来する程度で、やはり日曜で休業の店舗が目立ちます。
 押上三丁目の信号から道幅が狭くなりますが、両側に歩道があり、東武亀戸線踏切までの400mほどがこの商店街の範囲です。墨田区商連ホームページによる紹介文では、「下町の温かさを残しつつ、スカイツリーや新しい町並みとの調和を目指していきます」とありますが、確かに、踏切手前には「もんじゃ・お好み焼き」の店があったり、赤提灯をぶら下げた居酒屋があったりと下町らしさはあるものの、スカイツリーの賑わいとは無縁の様相を呈しています。押上通り商店会もそうですが、それ以上に生活サービス主体の店舗構成で、顧客対象は周辺地区住民のみに限られたままという感じです。
 喫茶店の「伽羅」などは渋さを感じさせる佇まいですが、スカイツリーの観光客がここまできて休憩することはほとんどなさそうです。ただ、押上三丁目交差点脇の「満留賀そば店」は午後3時過ぎなのに覗くと満席に近くて入店をあきらめましたが、入口にスカイツリーの模型が置いてあって、かろうじて非日常的な下町風情を味わう雰囲気を提供しているようにも見えました。
 もともと地域の日常的空間として長年推移してきたところなので、無理に非日常色に塗り替える必要はないのでしょうが、逆に、日常性を「売り」にしていく工夫はあっても良いと思います。商店街は「生活の庭」とはよく言われる言葉ですが、「ガーデン通り」とはまさにズバリの名称とも言えるでしょう。外の人も招き入れるガーデンとしてのしつらえやおもてなしを意識すれば、新たな展開の可能性もあり得る立地だと思いますし。
 なお、商店街内に「飛木稲荷神社」の案内標識があります。東武、京成の線路を挟みますが、墨田区一の銀杏の大木がご神木ということで、何か商店街とのつながりを強調できないものでしょうか。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

珈琲専門店「伽羅」などの店舗の並び
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スカイツリーの模型がある「満留賀そば店」
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[№161]押上通り商店会

歩いた日 H25.01.20 【墨田区】 
 東京スカイツリーが昨年開業しましたが、周辺の商店街に人があまり流れず期待外れ、という報道が先ごろありました。押上駅は乗り換えでよく利用しますが、いつも観光客で賑わっているので、周辺の実態はどのようなものかと、日曜日でしたが外へ出てみました。
 スカイツリーとその下の店舗群「ソラマチ」等を総称して東京スカイツリータウンと呼びますが、それに接する駅前広場は相変わらず上を見上げる人々で賑わっています。墨田区内循環バス「すみまる・すみりん」や観光バスなどが発着するのを横目に、押上通りに出てみると、京成橋から続く四ツ目通りにスカイツリー開業前と変わらぬ昭和風のアーケードが連なりますが、店舗は大半がシャッターを閉ざしています。開いているのはモスバーガーなどのチェーン店や脇道も含めた一部の飲食店のみ。
 もともとの業種構成が、電気店や眼鏡店、不動産店など、生活支援型で観光とは縁が薄いものが多かったとはいえ、目の前に第一級の観光施設ができて特に週末には多くの人が訪れ、そこから溢れてくる人の流れもあるというのに、この光景はなんぞや、という感じ。日曜は休みだ、などと頑固に主張しているようで、これではせっかくのチャンスを自ら放棄しているのと同じ、売上不振も当然でしょう。
 風景としては、超近代的なスカイツリータウンと懐かしい下町商店街の取り合わせは面白く、訪れる人の興味もそそるでしょうが、それを受け止める意気込みが感じられません。このチャンスに業種転換したり新たな商品開発をしたりという動きがあっても良いと思うのですが。おそらく店主のほとんどが高齢化し、そういう元気を失ってしまっているのでしょう。閉院したままの医院などもみられました。ここで新商売をしたいという人に店を貸すなどという発想も出にくいということでしょうか。共存共栄するにはスカイツリー開業が遅すぎたということかな。
 全国的に注目されるエリアでさえも典型的な商店街衰退の様相が顕著なことを嘆きつつ、開いていたとんかつ店「とこだい」で食事をしました。店内にスカイツリーの模型が飾ってありました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

以前から変わらぬアーケードのある商店街
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生活型店舗が主体で活気に乏しい日曜の店舗群
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[№160]篠崎七丁目商店会

歩いた日 H25.01.19 【江戸川区】 
 土曜の昼時に、都営新宿線の篠崎駅で途中下車してみました。篠崎駅は東京都内で最も東にある駅ですね。ひとつ隣の本八幡は、都営地下鉄なのに千葉県です。江戸川区商店街マップによれば、この駅の西側に篠崎七丁目商店会があるはずで、地上に出て西側に向けて歩を進めます。が、歩道がタイル舗装の道を歩いても、サミットストアはあるもののそれ以外は住宅地で、商店街らしき雰囲気はありません。郵便配達の方に聞いてみると、「商店街?」と首を傾げながら、一本北側にいくつかの店舗があると教えてくれました。どうやら道をひとつ間違えていたようです。
 で、そちらに行ってみると、確かに小さな信号交差点に隣接して、青果店、精肉店など3店舗ほどが並んでいる一角がありました。ビニールの日除けを歩道の上一杯に張り出して常設のアーケードのようにしています。昔から地域に溶け込んで商売を続けているという風情の店ですが、前後を見回してもそのほかに商店らしきものがほとんど見当たりません。ここから西方向はほぼ純粋な住宅地の様相です。
 東へ戻っても、駅近くのブロックに酒店、不動産店等がありますが、空き店舗が連なっていたりして商店街と言うには寂しすぎる光景です。郵便配達の方が首を傾げるのも無理はありません。どうも区の商店街マップの記載も誇張があるようです。篠崎駅の開業は昭和61年ですが、駅近接の商店街として人を集めるには力不足だったということでしょう。駅の上にはスーパーの「ライフ」などがありますが、この駅は全体に、周辺の商業的広がりが薄いようです。
 因みにこの日はこのあと、駅北側でやはり商店街マップに表示のある「ニコニコ奉仕会」、「上篠崎フレンド商店会」を目指してみましたが、マップ表示に誇張やズレがあるのか、ついに発見できませんでした。徒労感を強く感じながら駅に戻りました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

青果店などの店舗が並ぶ一角
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駅近くで空き店舗も目立つ通りの様子
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[№159]日本橋八重洲仲通り商店会

歩いた日 H25.01.12 【中央区】 
 東京のど真ん中、東京駅八重洲口から徒歩数分に位置し、外堀通りと中央通りの中間で両通りに並行する道沿いの商店街です。八重洲と日本橋の境をなす道で、都心の繁華街の一角ですが、大規模な再開発の波に飲まれず、中小のビルがひしめく様相の街です。
 ただ、この「日本橋八重洲仲通り」という商店会組織の範囲が少々判然としません。中央区商連のホームページによる紹介記事では、仲通り(旧・西仲通り)の約300mの沿道にある商店の集まりとされ、加盟店舗は約40店とのことです。東京駅の真っ正面にぶつかる八重洲通りから、地下鉄東西線が通る永代通りまでの仲通り沿道と思われますが、一方、区のホームページからたどると、これに交差する道ごとにも商連未加盟のものも含めいくつかの商店街組織があるようで、少々複雑です。
 実際改めて歩いてみると、交差する通りも街路灯が共通だったりします。で、肝心の仲通りですが、街路灯の何カ所かに表示されている名称は「八重洲仲通り」です。最近名前が変わったのかな。
 それはともかく、八重洲からも日本橋からも裏通りという風情のところで、飲食店が多くある中に物販店も混じり、都心にありながらなんとなく人間臭さを濃く感じるほっとする空間といえます。人の流れは、この通りの中央付近で交差して東京駅と日本橋高島屋方面を結ぶさくら通りがメインで、その交差部周辺からこの通りに人が滲み出しているという感じです。
 島根県と新潟県の地酒を扱う居酒屋など、特定の地方と結びついた店もいくつか見られ、さくら通りに面するプラザビル1階には山梨県と山口県のアンテナショップもあります。
 そして、通りの永代通り側の入口近くに、何度か行って気に入った蕎麦店「やぶ久」があります。明治35年創業の老舗だそうで、小さいながら落ち着いた雰囲気で美味しい蕎麦がいただけます。この日は季節ものの「かき南ばん」をいただきました。それにしても、この「やぶ久」の隣には立ち食いそば店、さらにその並びや周辺にも蕎麦店が何店かあり、一見激戦区のようですが、それぞれに客層が分かれているのでしょう。蕎麦だけでも飽きない一角です。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

「八重洲仲通り」の八重洲通り側入口付近
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蕎麦の老舗「やぶ久」など
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[№158]浅草橋駅前商店会

歩いた日 H25.01.07 【台東区】 
 JR総武線と地下鉄都営浅草線が交差する浅草橋駅の周辺には多くの店がひしめいていますが、実は商店街組織の実態がよくわかりません。台東区商連のリストには、駅西口付近の「浅草橋駅西口大通り商店街共盛会」しか記載がなく、それ以外は空白地帯のよう。そんなはずはないと様々なサイトをあたると「浅草橋駅前商店街」が駅高架下にあるようです。商連未加盟の商店街や、未組織の商業地も多くあるというわけです。で、とりあえずこの高架下沿道を今回の対象とします。
 この界隈は日頃よく歩くところで、この日も昼食時に駅に降りたのですが、駅の高架が美しい曲線ラインを描き、その下にいかにも下町らしい混沌とした空間が展開しているのにいつも感心させられます。駅開業は昭和7年ですが、高架の美しいデザインはその時代の建築美を象徴するものと言えそうです。
 浅草橋周辺は、人形や花火などの問屋の集積で有名ですが、ほかにも多様な問屋や小売店、飲食店等が入り乱れています。数多いビーズショップには女性客が絶えません。高架の真下は、柱と柱の間にすっぽりと収まるように店が隙間なく埋まり、長い歴史を感じさせる構えの店も多くあります。高架沿い両側の道の向かい側も、それぞれ個性的な店が並び、庶民的で気さくな雰囲気に満たされています。
 古めのビルの一階に昭和ムードの陶器店があったり、畳店なども混じっています。江戸通り側の入口近くにある「美家古鮨本店」は安価に楽しめる立ち食い寿司店です。「亀屋近江」は駅の乗降客が入りやすい和菓子店です。ラーメンの「幸貴」は席数が5席ほどの小さな店ながら美味しい店です。
 この日の昼食は、駅南側でお気に入りの蕎麦店を目指したのですが、なんと12月末で閉店の貼り紙が。ショック!。気を取り直して、これまたお気に入りの土佐料理「げんさん」に入り海鮮丼を注文。食材は高知から直送しているそうで、店内には坂本龍馬の「船中八策」などが掲げられています。店主が野球狂らしく、壁一面に大学や社会人野球チームのサインがびっしり。ここのランチメニューは全て680円でボリュームが多いのが魅力。大名丼は巨大なあなご天が丼から大きくはみ出す勢いです。
 店主曰くでは、商店会は高架下だけとのこと。組織に入るメリットがなくなってきているのですね。しかし、街全体は活気があるので、商店街組織の存在意義を考えさせられてしまいます。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

駅高架が美しい曲線を描く下の商店街(駅北側)
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土佐料理「げんさん」がある駅南側の通り
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[№157]西新井中央商店会

歩いた日 H25.01.05 【足立区】 
 「西新井中央」とはいっても、西新井駅からはだいぶ離れています。西新井大師裏の大師銀座商店街を南から北に抜け、そのまままっすぐ進むと、右側に「西新井中央商店会」と書かれた緑色のフラグが下がる道が現れました。この東西の道と交差する南北の道、さらにそれと交差するバス通りの一部が商店会の範囲のようですが、やはり1月最初の土曜日などに訪れたのは失敗だったようです。ほとんどシャッターが閉ざされ、開いている店がわずかしかない。それともいつもこのような状況なのでしょうか。明らかに空き店舗らしきものも多く見受けられますし。
 南北の道の北の先には西新井第三団地が控え、南には第二団地もあるのですが、見る限り生鮮品を扱う店もなく人通りも少なくて、冬の寒さも手伝い、寂寥感が濃厚です。見上げれば緑色のフラグもかなりくたびれて見えます。このフラグが下がる部分が商店街の範囲だろうと南北の道を南にたどっても一般住宅が多く、あるのは居酒屋と学習塾くらい。面する袋在家公園も真冬では憩う人の姿もありません。
 バス通りとの交差部あたりが一応の中心のようで、蕎麦処「とさきや」と向かいの「新井餃子店」が営業しているのが救いです。「とさきや」には惹かれますが、この前に大師銀座商店街で力そばを食べてきたばかり。バス通りでは薬局が一軒、店を開けていました。
 近くにマルエツとツルハドラッグがあり、日常の買い物ニーズはそこで済んでしまうのでしょうか。正月の西新井大師の喧騒を見てきた後だけに、それと対象的なこの静けさは少々ショックでもあります。それでもこの商店会は足立区商連に加盟しており、ぎりぎりのところで存在感を保っていると言えそうです。バス通りの「第三団地入口」バス停には西新井駅行きの2系統が毎時計5本程度やってきますが、私は再び喧騒を求めて初詣客で賑わう大師前駅方向に歩いたのでした。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

蕎麦処「とさきや」がある商店街中央付近
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バス通りは商店会の範囲が短い
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[№156]大師銀座商店街

歩いた日 H25.01.05 【足立区】 
 1月最初の土曜日でしたが、普通の商店街はまだ正月休みの店が多いだろうと思い、大きな寺社の近くならばと西新井大師に足を向けました。といっても、門前の西新井大師商栄会は、それはそれで古い建物も多く魅力的なのですが、人波でごったがえす正月は日常の姿ではないので別の機会にし、大師の裏に位置する大師銀座商店街を目指します。
 その前に、せっかくなので大師にお参り。本堂の左脇には弘法大師の像があります。それを拝みながら裏へ抜け一方通行道路を左に進むと右に大師銀座商店街が現れます。歩道つき2車線の南北の直線道路で、街路灯に「大師銀座」の赤いフラグが下がり、歩道には「花は桜木 人は武士」などの文字入り絵タイルが埋め込まれています。
 大師参詣の人や車がここまで溢れてきており、両側の歩道に面して新旧の店が一部途切れながらも続いていて寂しさはあまり感じません。和風の構えの「はんなり」は珈琲ショップで、落ち着いて休憩できそうです。向かいには、「丸大青果」と精肉店が並んでいて、大売出しの幟が目立ちます。ブティック「JUPITER」では婦人服を赤札値で販売しており、その隣が韓国食材店というのも面白いところ。
 その先の「鶴間青果店」で私の好物の干し芋を見つけました。なんと一袋150円。安い!。ご主人と言葉を交わしながら買い求め、帰ってから食べると甘くてやわらかい美味に満足でした。さらにその先にあるちゃんこ鍋の「大心」は休業日のようでしたが、元幕内の大心さんが店主のようです。
 さて昼食ですが、蕎麦の「はせ川」で力そばを頂きました。焼きたての餅が二つも入っているのが感動で、身体が温まりました。さすがに大晦日から正月三が日は忙しかったそうで、普段はどうかとたずねると、周辺の会社関係の需要もあるとのこと。必ずしも住宅地だけというわけではないのですね。で、商店街はどうかと重ねてたずねると、「商店街はダメ、死んじゃったね」と女将さん。あらら。
 そんな商店街の北の端は、交差点手前の「コジマ電気」と「東京靴流通センター」。商店街と競合というよりは、商店街の端の押さえとして存在感を示しているという感じです。いずれにしても、ここは門前町とは一線を画した生活型商店街といえるでしょう。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

干し芋を買った「鶴間青果店」など
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おそば「はせ川」など
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[№155]東陽弁天商店会

歩いた日 H24.12.29 【江東区】 
 江東区東陽一丁目に細々と残るアーケード街ですが、この一帯はかつて「洲崎パラダイス」とも呼ばれた洲崎の遊郭街。昭和21年の公娼制度廃止後もいわゆる赤線地域として生き延びましたが、昭和33年の売春禁止法施行によって姿を消しました。明治のころの根津遊郭からの移転が始まりで、長く隆盛を極めたとのことですが、ここはもともと埋立地、洲崎運河に隔てられた島でした。
 地下鉄東西線の木場駅と東陽町駅の中間、東陽商店街のある東陽3丁目交差点から大門(おおもん)通りを南に入るとすぐに洲崎橋です。といっても下にあった洲崎運河は埋め立てられて公園となり、今は「洲崎橋跡地」の碑が残るのみ。ここに遊郭街の正面玄関たる大門があったそうですが、もちろんそんな痕跡もありません。ここを渡ると広いメインストリートが続きます。
 このメインストリートの東面に、途切れながらもアーケードがあり、「東陽弁天商店会アーケード通り」と表示されています。このあたりをレポートしたブログ記事などは多く見られ、数年前までの記事ではこの表通りにも遊郭の名残らしき建物があると書かれているのですが、ここ数年でまた急速にビル化が進んだようです。この通りを歩く限りではそれらの風情はほとんど感じられません。
 アーケードの下には、花店や「とんかつ」の幟を掲げる食堂、薬局などが並びますが、全部で十店にも満たないようです。最近建てられたらしいビル一階の店舗も含まれますが、これらの店舗のうち「洲崎パラダイス」のころから続くのはどれだけあるでしょうか。アーケードが切れた先にはこれまた真新しいビルの一階に、ミニスーパーの「マイバスケット」があって、日常の買物ニーズを吸収している様子です。通りの向かいにも商店がいくつかありますが、この商店会に属しているのかわかりません。
 通りの先はさらに橋が架かって塩浜方面に道が続いていますが、洲崎のころはここから先は海だったそうです。脇道を探索すれば昔の面影を残す建物も見られるのでしょうが、商店街歩きが目的であり、時間も限られていたので、橋の上から対岸の深川第八中学校を眺めただけで引き返しました。
 歴史的風情が失われていくのは寂しいですが、新しいマンションなどに住む人たちには洲崎遊郭の跡だなどと言われること自体が迷惑かもしれませんね。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

ビル化された店も混じるアーケード通り
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高層化が進む旧洲崎のメインストリート
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[№154]東陽商店街

歩いた日 H24.12.29 【江東区】 
 江東区東陽三丁目に位置する商店街ですが、東西線の東陽町よりも木場駅の方がやや近いところです。永代通りと大門通りが交差する東陽三丁目交差点を中心に両通り沿いに展開する商店街で、大門通り沿いの交差点北側部分には、途切れながらもアーケードがあって、古そうな店も多いようです。
 大門(おおもん)通りとは、この通りを交差点から南へ進んだところがかつて「州崎」の遊廓街で、その入口にあたる州崎橋に「大門」があったことに由来します。地下鉄の駅間という不利な立地にこのような商店街があるのは、遊廓街の正面玄関を控えていた地の利によるものと納得できます。赤線廃止は昭和33年ごろですから、以後50年以上も商店街としての体裁を保っているわけですそね。
 永代通り沿いは大半がビル化して、新しそうな店が多いですが、その中に、「金高米店」のように二階建て建築で頑張っている店も見られます。永代通りは幅が非常に広く、南北で分断されて全体に散漫な感じが否めません。東陽町駅方面の商店街との境もどこかよくわからない状況です。
 これに対して、大門通りは交通量もさほど多くなく、両側の行き来も容易で温かみがある風情です。入口角にある「安田屋はきもの店」(靴店でなくはきもの店というところがいいですね)から始まり、「越中屋酒店」、和菓子の「花月堂」、趣ある建物の「三河屋」などが現れます。中ほどに「木村屋書店」があるのもうれしいですね。書店が減少している昨今、文化の支えとしての書店が商店街にあるとほっとします。「飾りのアマノ」も面白そうな店です。
 それにしても、ラーメン店が多いですね。細かく記録していませんが、7店舗以上はあるのではないでしょうか。昼食時ということもあり、いずれも人の出入りが多く見られました。激戦区のようです。生鮮食品店はほとんど見られませんが、州崎橋の手前に小さいながらも精肉店があって、店内がお客で埋まっていたのが救いです。私の昼食は、交差点角の歴史ある「志の田そば」でと思いましたが満席なので、「ジャンカレー」に入りました。結構大盛りのカレーで美味でした。
 今は駅間の目立ちにくい立地の商店街ですが、周辺にマンションなども増えており、歴史を大事にしながらも地域のニーズに応えていってほしいと思います。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

アーケードがある大門通り沿いの商店街
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永代通り沿いの店舗群(ジャンカレーなど)
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