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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№116]堀切菖蒲園通り商和会

歩いた日 H24.09.22 【葛飾区】 
 堀切菖蒲園は、駅名にもなるくらいの名園ですが、見頃の季節が限られるからでしょうか、どうも目立たなくなってしまったように思えます。堀切菖蒲園駅と菖蒲園の間も微妙に距離が離れていて、駅前周辺からは菖蒲園の存在感があまり感じられません。季節を問わず散策の客が絶えないのなら、その間の商店街も賑わうのでしょうが、菖蒲園に最寄りのこの商店街もひっそりとしています。
 駅から南へ、堀切一番街商店街を抜けた先に、左方向の矢印で菖蒲園への方向を示す看板の先に続くのが堀切菖蒲園通り商和会ですが、延長が長いわりに店舗密度は全体に薄く、住宅街の中に商店が点在、という感じです。
 商店街入口に構えるのが生鮮品などを扱う「カネコマート」というミニスーパーで、生活密着の香りが強く、菖蒲園へのお客向けの観光的雰囲気はほとんどありません。唯一あるとすればその先の「鮒真」でしょうか。佃煮や鰻の蒲焼などを販売する店のようで、大きな木製の店名看板と「うなぎ」のミニ暖簾が目印です。
 その先、鳥肉店の先で、「菖蒲園はどっちかな」と迷う交差点から左に幅が狭まった道に菖蒲の街路灯が続いているので、そちらがルートだとわかります。直線で続く道に街路灯も延々と並びますが、やはり商店密度は低いです。中華料理店や寿司店もありますが、観光客向けではなく地元住民向けの色彩が濃厚ですね。直線の中程で菖蒲園の入口への道が分かれますが、9月という季節柄、観光客らしき人影はありませんでした。
 この商店街の終わりのところにあるのが極楽寺という真言宗のお寺。ここには「いぼとり地蔵」があり、このお地蔵様に塩をふりかけてその塩を擦り込むと良く治るのだそうです。ちょうど彼岸の中日だったので、墓参りの人たちが出入りしていました。このお地蔵様がメジャーデビューできれば商店街も活気が出るかもしれないな、などと考えるのはお地蔵様に迷惑でしょうか。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

「鮒真」などがある北側部分
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菖蒲園や極楽寺に近い南側部分
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[№115]堀切小橋通り栄和会

歩いた日 H24.09.22 【葛飾区】 
 京成堀切菖蒲園駅から南へ伸びる堀切一番街の先に、さらに道なりに続くのがこの堀切小橋通り栄和会商店街です。が、商店街とはいうものの、商店らしきものは数えるほどしかありません。菖蒲園へのルートからも外れ、突き当たりには荒川放水路・綾瀬川とその上で巨大なジャンクションを形成する首都高速道路の高架が立ちはだかり、独自の商圏が維持しにくい立地なのでしょう。街路灯だけが立派に並びますが、その下の家並みは時が止まったようです。これでは街路灯の維持も大変だろうなあ。
 数えるほどしかない店らしい店のひとつに、釣り具・えさの店がありますが、大河川を目前にする立地上の特性が生きているようで、少しほっとしました。荒川は埼玉県方面までハゼが遡るそうで、釣りが楽しめるんですね。きっとこの店も釣りファンの顧客をつかんでいるのでしょう。
 ところで、商店街名の「小橋」とは何か・・・・。きっとそういう橋があるのだろうと突き当たりの川に行ってみたところ、ありました。手前側の綾瀬川に架かる「堀切小橋」が。この橋を渡ると荒川河川敷の運動場などへ行くことができます。しかし頭上に覆い被さる首都高速の堀切ジャンクションは、上下線が二段構造で異様な存在ですね。
 実はこの商店街に足を踏み入れたのはひとつの目的がありました。一番街側から入ってすぐのカーブのところにある蕎麦店「やぶそば」で蕎麦を食べることです。事前にネットで堀切菖蒲園駅周辺の蕎麦店を検索した中で良さそうな店としてチェックしていたのです。建物は最近建て替えられたらしく真新しい佇まいですが、ちょうど出前に出かけるところのご主人は昔ながらの「街のそば屋」という風情でした。注文した「おおもり」600円也は、期待に違わず腰があって美味しい蕎麦でした。聞けば大正時代から続いているとのこと。寂しい商店街の中で光を見た感じです。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★☆☆

美味しい蕎麦の「やぶそば」
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一般住宅街の色彩が強い小橋通り
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[№114]堀切一番街商店会

歩いた日 H24.09.22 【葛飾区】 
 京成電車の堀切菖蒲園駅の下を横切る道は、ここを走るバスの車窓から眺める機会が多いのですが、暑さも一段落した秋分の日に改めて歩いてみることにしました。改札前のバス通りが堀切中央通りですが、堀切一番街は改札前から南側(菖蒲園方向)の区間を範囲としています。そして、バス路線が右左折する交差点から先にも商店街が続きますが、この交差点を境に雰囲気が一変し、2つの性格の商店街が併存しているように見えることが一番街の特徴です。
 駅と交差点の間は歩車道が分離され街路樹やバス停もあって人通りも多く、全国チェーン店なども混じる駅前通りの風情です。駅の隣のおせんべい・あられ店の「三州総本舗」から始まり、その隣には古くからやっていそうな「こみやえん茶店」がありますが、すぐに交差点に着いてしまいます。
 交差点から先は道幅も狭まり、ぐっとB級度が高まります。ラーメン店のような構えの「壱心家」は実は牛丼店。その隣には寿司店、その向かいにはパンと和洋菓子の「ほりぐち」が店を開けています。
 その先は空き店舗や空き地化したところもあって店舗密度が低下しますが、両側が空き地化して逆に目立つのが、懐かしさ満載のおかき・あられ処「富士美商店」です。その向かいに、コロッケの表示もある精肉店がありますが、祝日で閉まっていたのが残念です。堀切地区5商店街の共同ホームページ「ほりきり発見伝」からこの店の紹介をみると、店主さんがバンド活動をしている「歌う肉屋(ポークシンガー)」だそうで、ぜひその声を聞きながらコロッケを買ってみたかった。残念!。
 その先、セブンイレブンのところでこの商店街は終わりますが、駅名が示す菖蒲園への通路でもあるはずなのに進むほどに寂しさが増します。菖蒲の季節はどの程度賑わうのでしょうか。セブンイレブン前の信号から先には堀切小橋通り栄和会商店街が続き、堀切菖蒲園への案内看板の矢印が示す方向には堀切菖蒲園通り商和会が、そしてもう一方向には堀切ラッキー通り商店街が伸びており、4つの商店街が出会う交差点なのですが、賑わいとは無縁の交差点です。いずれも寂寥感漂う他の3つの商店街も歩いてきましたが、それらは別レポートで報告しますね。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

駅前部分の店舗群(三州総本舗など)
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富士美商店などが懐かしさを見せる南側部分
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[№113]小岩中央通五番街

歩いた日 H24.09.17 【江戸川区】 
 この通りは、「湯宴ランド」がある通りと言った方がわかる方が多いのではないかと思います。「湯宴ランド」は、観劇とお風呂がセットで楽しめるレジャーランドで、食事や宴会もできる都会のオアシスといったところでしょうか。ビンゴゲーム大会などの催し物も連日行われ、公演ではなかなか渋い役者さんのお芝居などが観られるようです。
 「湯宴ランド」が24時間営業していることもあって、この五番街は夜型の歓楽街の印象が強いようです。昭和通りと並行しつつ途中で鋭角に交わり、昭和通りよりも道幅が広く2車線の車道に歩道もついていますが、こちらの方が「裏まち」的な感じです。
 祝日の昼間に歩いたので夜の雰囲気はよくわかりませんが、看板類だけを眺めても居酒屋等の飲食店類が多く、その中にホテルや風俗店らしきものなども混じっていて、猥雑性漂う大人の歓楽街というところでしょう。夜歩いたらそれらの店に呼び込まれそうです。
 しかし、昼間の顔も見られますよ。駅に近い北側のサンロードからの入口角には青果店が存在感を示しており、その先の左側には「薄皮たい焼」の「たい夢」ががんばっています。商店街中程にはミニスーパーのマイバスケットがあり、日常の食材ニーズにも応えています。医院などもありますね。
 中程の中華料理店等がある路地も五番街に属しており、ここを抜けると昭和の香りがする昭和通りに出られます。硬軟とりまぜた混沌とした小岩の街の回遊の楽しさを味わえます。それにしても、この商店街が「中央通」「五番街」を名乗る所以は何でしょうか。三番街や四番街があるわけではなく、さりとてマンハッタンの情景を思い浮かべるにも少々無理があると思いますが。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

夜の情景はご想像におまかせ
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薄皮たい焼の「たい夢」など
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[№112]小岩昭和通り商店会

歩いた日 H24.09.17 【江戸川区】 
 いやはや紛らわしい。南小岩昭和通り商店街の南側に小岩昭和通り商店会が続くのです。舗装と街路灯とアーチでその区別はつくのですが、どちらも昭和通りの名を譲らないというところなのでしょうね。
 駅から離れた方のこちらは、より「昭和度」が高まるように見えます。小岩中央通りとの鋭角交差点から先、柴又街道・千葉街道との交差点までがこの商店街ですが、入口角には鮮魚店があり、中程には祝日で休業ですが2軒の青果店が向き合っていて、生鮮品の扱いがある点が、北の「南小岩昭和通り」との違いです。
 南に向かって右側、自転車店の隣に「かつおぶし・結納品」と表示する店「さとう」が昔ながらの構えであり、そのほかにも、花屋、酒屋、「おはきもの」店など、懐かしい雰囲気の個人商店が見られます。南の端近くにある家電の「わたでん」は、店の上の壁面にオレンジ色の車のボディーらしきものを5つ並べて貼り付けているのが面白いですね。
 ただ、明らかに閉店、空き店舗化している建物や、真新しい一般住宅になってしまった区画もあり、昭和もだんだん色あせていくように感じます。しかし、この商店街にはなんだか強力な応援団がいるようです。ネット検索すると「小岩昭和通り商店会を勝手に盛り上げちゃおう祭り!」が2009年の結成以来年3回くらいのペースでお祭りをやっているようです。直近の今年7月の第12回では盛大なフリーマーケットのほか、江戸川区地域密着型アイドル「エドKB」のミニコンサートなども華を添えたようです。主催の「勝手祭実行委員会」は、商店会と地域住民が結束して誕生したようで、地域と連携する商店街のモデルとして注目できそうです。
 この実行委員会のホームページでは、この商店街を「昭和通り(片山)商店会」と表示しており、連携するのが片山自治会とのことで、「片山」地区のプライドと意気込みを感じ、その勢いでの活性化を期待したいところです。
 因みに、この商店街は、その両端にインド料理店があるのが面白いと思いました。また、中程に小さな水天宮の祠があり、地域や商店会の方々に大切に守られているように見えました。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★☆☆

佃煮・漬物の「さとう」など
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右側電器店の壁面(車のフレーム5台)に注目
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[№111]南小岩昭和通り商店街

歩いた日 H24.09.17 【江戸川区】 
 残暑が厳しい連休の最終日、夏バテ気味の身体での散策はどうしても駅近くにとどまってしまいます。そういう意味でJR小岩駅周辺は実に多くの商店街がひしめいていて、うれしいところです。南口に降りると駅前広場から放射状に道路が伸び、右斜め方向のアーケード街「フラワーロード」(小岩駅前通り美観商店街)が有名ですが、それを横目で見て、正面方向の昭和通りに足を踏み入れます。
 日曜の午後は歩行者天国なので安心して歩けます。入口には「昭和通り商店街」の立派なアーチがかかりますが、全体に古くから続いていると思われる個人商店が多く、懐かしい雰囲気で、文字通り昭和の風が吹いているようです。入ってすぐ右側には佃煮・漬物の「マルイ」、その先には「手前みそ」の幟を掲げる「藤家」、さらに、祝日で閉まっていますが菓子の「ぜにや」など、昭和の香りを感じる個人商店が点在しています。
 連休中の祝日ということもあって休業日の店が多いのが残念ですが、駅前繁華街というよりも周辺住民の駅への通路を兼ねた生活ニーズ対応型の商店街といえそうです。ただし、生鮮品の店は見当たりません。野菜や肉や魚は近隣や駅ナカのスーパーで満たされてしまっているのでしょうか。そんな中で、「DAILY WEAR」の 「ABC FAMILY」や「ディスカウントブティック」の「BE」などはオープンな雰囲気で親しみが持てます。休業日の珈琲「ビアンコ」なども、開いていれば休憩に立ち寄りたいところです。パン店「ルチア」の隣で日用雑貨などを扱う「オオタニ」もいい味を出しています。
 どこかで食事をしたかったのですが、飲食店は少ないようですね。鮨店などはありますが。
 「オオタニ」の先、小岩中央通りと鋭角に交差する信号までがこの商店街ですが、さらにその先に「小岩昭和通り商店会」が続きます。振り返ると今歩いてきた商店街の街路灯に「南小岩昭和通り商店街」の文字が。北にある方に「南」の文字がついて紛らわしいですが、一般には二つまとめて「昭和通り」と認識されているのだと思います。良い意味で競争し、共存共栄していければ良いのだと思います。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

「手前みそ」の店など親しめる店舗群
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「DAILY WEAR」の店など
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[№110]高橋商店街高盛会

歩いた日 H24.09.15 【江東区】 
 高橋(たかばし)といえば戦前からの人気マンガ「のらくろ」の作者出生地にあやかり「のらくろード」として街づくりをしている高橋商店街が有名ですが、今回は清澄通りからその高橋商店街とは反対方向に足を進めます。江東区商連のマップによればここに高橋商店街高盛会なる商店街があるはずなのですが、どうも商店街らしくありません。
 ただ、桜並木が立派です。夏なので緑濃く繁っていますが、春は明るいお花見ストリートになりそうです。通り入口右側には和菓子の「深川栄太楼」がありますが、店舗が連続せず、人通りもまばらです。しばらく進むと「田口屋」という古風な酒店が見えてきます。明治20年創業と解説する立派なホームページがあり、日本各地の銘酒や世界のワイン等を幅広く扱っているようです。
 他に目を引く店らしい店があまりないこの通りは、「深川芭蕉通り」という愛称を持っていて、西側の突き当たり右には芭蕉記念館があります。芭蕉が延宝8年(1680)から住んだ草庵(芭蕉庵)があったとされる地です。途中にやや道が盛り上がり、2本の道が斜めに交差するのは、そこにかつて水路があった名残で、水辺の環境が失われたのは惜しいですね。
 あとで調べると、この商店会は清澄通り沿いの店舗群も含むようで、そこには「伊せ喜」というどじょう料理の名店の情報が多く見られるのですが、それらしきものが見当たりません。それもそのはず、2年間の休業中とのことで、なんだか拍子抜けの感じです。
 そんなわけで、商店街から外れて周辺を歩くと、元水路沿いの斜めの道沿いに深川めしの老舗「みや古」が魅惑的なたたずまいで構え、そしてまた、近くには深川を代表する神社のひとつ「深川神明宮」が鎮座しています。
 この商店街、確かに小名木川にかかる高橋には近いですが、地名は大半が常盤で、のらくろードと差別化するなら芭蕉を前面に出した名前にしてアピールした方が良いのではないか、そんなことを考えながら歩きました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

桜並木の深川芭蕉通り
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古風な構えの田口屋酒店
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[№109]森下商店街

■■■・・・下町の生活感と非日常感がミックスする中で、蕎麦やらホットケーキやら
歩いた日 H24.09.15 【江東区】 

 実はこの商店街にお気に入りの蕎麦店があるのです。新大橋通りと清澄通りが交差する森下交差点すぐ近くの「京金」というお店で、何度か行って好きになりました。この日も森下商店街散策で汗をかいて入店。靴を脱いで上がる店内は落ち着いたムードです。粗挽きの田舎そばをいただきました。
  <蕎麦店「京金」がある街並み>
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 この森下商店街は、交差点から4方向の十字型に伸びていて、LED化された街路灯が全て「纏」の形をしており、祭り好きの江戸っ子の心意気を表現しているようです。交差点角には築地銀だこと焼き鳥店がどかんと目立ち、下町の気さくな雰囲気が満載のように見えますが、そんな中にかなりすごそうな店も混じっています。交差点から北方向左側、京金の斜め向かいあたりにアンティークウォッチ専門店の「CARESE」(ケアーズ)が店を構えます。表参道ヒルズにも出店しているそうですがここが本店で、修理工房も併設しているようです。ホームページを見ると数十万円のものがたくさん。
 一方、交差点から東方向左側には、大江戸線車内で森下駅到着時にCMが流れるさくら鍋の「みの家」が、ビルに挟まれながらも堂々と古い店構えを守っています。「馬豚鍋」の看板がわかりやすいですね。そのほか、南方向には「元祖浪花家」という鯛焼き店や和菓子の「伊勢屋」などがありますが、和風だけでなく、ハンバーグ料理店やインド料理店、さらに銀だこの反対角にはきれいな横文字のケーキ店などもあって、すばらしき和洋折衷の世界が展開しています。「イシイの甘栗」では「甘栗プリン」なども販売していて、商品も和洋折衷。
  <さくら鍋の「みの家」。その先にはハンバーグ洋食店が>
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 森下駅は、地下鉄の都営新宿線と大江戸線の乗り換えでよく使いますが、こうしてたまに地上に出てみるとなかなか面白い街だということが改めてわかります。歩道上を自転車が疾走するのは少々困りものですが、都心に近いながら全体に日常の生活感と非日常感が程よくミックスされたところです。清澄通り沿いで「元祖カレーパン」と表示するパン店「カトレア」で、そのカレーパンを買いました。ミートショップでコロッケも所望してみましたが、ケースは空っぽで揚げ物は夕方4時からとのこと。時計は2時なので諦めて地下鉄に乗りました。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

再び歩いた日 H30.08.18 【江東区】 

 商店街歩きから派生した趣味としての「喫茶店ランチ」で、先般、錦糸町の「ニット」でホットケーキを味わってから魅了され、さらに他店でもと「喫茶店ホットケーキ」を検索して、ここ森下の「小野珈琲」にたどり着きました。今回森下駅に降りた目的はずばりそのホットケーキです。
 交差点からすぐのその店は清潔感があり、銅板で焼くホットケーキはここの看板メニューですが、事前情報で「ホットケーキ2枚540円」があるはずのところ、土日はメニューが異なり、1枚(300円)のみとのこと。ナポリタンとアイスコーヒーをセットでいただきました。分厚いホットケーキは、表面がカリッとし中はむっちりという感じの美味でした。年甲斐もなくはまってしまいそうです。
  <絶品ホットケーキを味わえる「小野珈琲」>
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 下町風情の中にもバリエーション豊かな商店街の印象は変わっていませんが、以前レポートした蕎麦店の「京金」は、「十七」という名の蕎麦店に変わっていました。後で調べるとお弟子さんが引き継いだということのようですが、高級感が増して敷居がより高くなったという感じです。
 この日は暑さも多少和らいでいたので、日陰を選びながらここから両国駅まで散策しました。
  <交差点角の「纏」>
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  <変わらぬ佇まいの和菓子店「伊勢屋」>
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[№108]東十条南口通り商店会

歩いた日 H24.09.09 【北区】 
 東十条駅周辺の人の流れは、東十条商店街などのある北口側が中心のようですが、南口側にも商店街はあるのです。線路を跨ぐ位置にある南口の小さな駅舎の前から東側に、新幹線の下をくぐって坂道か階段を降りた一帯に、この商店街がさりげなく広がっています。北口側の賑わいとは対照的で、静かな雰囲気に満たされています。
 駅からの坂道が下りきったところの信号交差点から4方向に店舗がありますが、その密度はそれほど高くありません。この交差点の角にある老舗の和菓子店「黒松本舗 草月」と、その向かい角で「手打蕎麦懐石膳」の看板を掲げる「富美野」の2軒が、この商店街を代表する存在といって良いでしょう。
 「草月」は、美味で手頃な価格のどら焼きが有名だそうで、ネット検索するとどら焼き関係のブログレポートが多くみられ、行列のできる和菓子店と紹介されていますが、この日も早々に売り切れたようで、行列は見られません。「お並びになってお待ちください」の表示はありましたが。昭和5年の創業以来変わらぬ味とのことで、贈答用に箱買いする人も多いとのことです。また、「富美野」もその堂々たる構えを見ると食してみたくなりますが、この日は日曜日でお休みでした。
 この2店以外は、交差点から各方向とも集客の核になりそうな店は見られず、スナックやパブ、居酒屋、韓国料理店などが点在する状況で、全体が裏町的な風情です。美容室「ミーコの店」の看板が微笑ましいですが、店舗はどこも地味な印象です。いずれも、近隣の常連客で成り立っているという感じの店舗群ですね。こういうところのスナックや居酒屋などは、個性的なマスターが仕切るディープな世界を醸しているところが多そうですが、一人酒を飲まないよそ者の私には、とても中を伺い知る勇気はありません。想像だけを膨らませて駅への階段を昇りました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

交差点角の「黒松本舗 草月」
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交差点から東方向をみる
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[№107]東十条銀座商店街

歩いた日 H24.09.09 【北区】 
 JR東十条駅北口から続く東十条商店街をずっと進むと、そのままこの東十条銀座商店街につながります。舗装も普通のアスファルトになって、駅から遠い方が「銀座」を名乗るのも愉快ですが、手前の東十条商店街が、賑わっているのだけれど何となくインパクトを感じにくかったのに対して、この「銀座」に入った途端にぐっと惹きつけられるB級感を感じ、思わずうれしくなりました。なお、これはあくまで私個人の感想です。
 「おむすびころりん」というおにぎり店やたこ焼き店、餃子店、韓国食材店などが雑多な感じで並ぶ感じが良いです。良く見ると横長の共同住宅ビルの一階部分だったりするのですが、店だけ眺めているとそれを感じさせません。その向かいにはだんごやいなり寿司などを扱う「伊勢屋」が懐かしい雰囲気で構えています。親子連れが日曜の夜のおやつ用に買い求めていきました。そんな並びの中にさりげなくイタリア料理店がたたずんでいたりします。
 この商店街の核になっているのが、スーパーの「コモディイイダ」ですが、商店街に対して全然威圧感がありません。むしろ一体感です。砂町銀座の「魚壮」の支店もあって、元気良い呼び声に多くの人が足を止めています。
 商店街の東の方はさすがに店の数が減りますが、片側が印刷工場となるせいでもあります。しかし人通りや自転車の通行量はかなりあります。そんな中、印刷工場の向かいにある「いせがね酒店」もなかなか渋い雰囲気で好感が持てました。北本通りにつきあたる手前で商店街は終わるので引き返しましたが、この北本通りの下の間近な位置に地下鉄南北線の王子神谷駅があることにあとで気づきました。東十条駅よりも王子神谷駅の方が近い。そして、この商店街の片側は地名が東十条ではなく神谷でした。
 この商店街では、カラフルな街路灯に吊り下げられた三色のバナー(フラグ)が目立ちます。「虹がみえる街『絆』」の文字が書かれており、雑多な商店街のように見えても実は崇高な夢とロマンを持っているのかなと、勝手に想像しました。商店街のホームページも充実していて、バリアフリー化やワークショップなど、なかなか精力的に活動していることがうかがえます。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

雑多な感じに好感が持てる商店街
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渋い雰囲気の「いせがね酒店」など
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[№106]東十条商店街

歩いた日 H24.09.09 【北区】 
 はじめて降りる駅というのは何らかの期待感があります。東十条には、かつて国鉄時代に京浜東北線の「下十条電車区」がありました。ここに所属する車両は、車端部に所属を示す略号「北モセ」が記されていて、面白いと思っていたものです。東京北鉄道管理局下十条電車区の略で、下十条が「モセ」になるのは「しもじうぜう」という旧仮名遣いによるものです。今は運転士を配置する下十条運転区が残りますが、電車の留置線があるため東十条行きという列車が時々見られ、馴染み深い駅名ではあります。駅名も昭和32年までは下十条駅だったそうですが今は「東十条」が地名とともに定着しています。
 さて、日曜の夕方近く、北口改札から右側に進むと、正面に東十条商店街が見下ろせます。きれいにカラーレンガ舗装された通りは、駅前商店街らしく賑やかです。頭上のアーチには「秋祭りサンバ来たる」の横断幕が掲げられ、その下を多くの人が行き交っていますが、どうも落ち着かない気分なのは、駅近くの部分で全国チェーン店の看板が多いこと、いきなりパチンコ店の喧騒があることのせいでしょうか。下町らしくはあるのですが、あまりローカル色を感じないのです。
 それでも歩くにつれて、お茶と海苔の「小見山園」や「ハットリ帽子店」などが現れ、ほっとさせられます。下町の商店街に帽子店というのが面白いです。懐かしいガラスケースの煎餅店にも惹かれますが、食品スーパーのオークラが「世界の食品」の看板を掲げているのもユニークです。婦人服店や店先に商品を山積みにした小さな靴店なども混じっていて、少しずつ気分が落ち着いてきました。生産農家直売所という表示を掲げた青果店がありますが、鮮魚、精肉店が見当たりません。日曜休業の店もありそうなので私が見落としたかもしれませんが。だから鯛焼きは買えてもコロッケは買えず、です。
 途中に2車線道路を渡る信号交差点が2箇所あり、2箇所目を渡ってしばらく行くと急にそそられる店舗群が現れますが、そこは東十条銀座という別の商店街。これについては別項で紹介いたしましょう。帰ってから東十条商店街のホームページをみると、10月のサンバパレードのお知らせがありました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

人通りが多い日曜夕方の商店街
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懐かしい構えの煎餅店
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再び歩いた日 H27.12.05 
 神谷方面の商店街を歩いた行き帰りに3年ぶりに東十条商店街を通りました。駅からまっすぐのメイン通りだけ歩いた前回レポートではあまりプラスイメージの書き方をしていなかったかもしれませんが、今回、特に帰りに北側の枝道を歩いたりして、意外に渋い良さもあるじゃないかと再認識しました。
 いかにも下町風情の洋品店や、そっと佇むきものと帯の店、また年季の入った建物で元気に営業する「旭スーパー」という名の青果店などなど、おじさん好みの商店街風景が展開されています。「スーパーみらべる」が深夜1時まで営業というのは若い人にも便利ではないかと思います。
 そして、メイン通りを南に横切ったところのビル一階に「身守地蔵尊」を発見。文字は「身守」ですが、大切に守られながら商店街の繁栄を「見守って」いるようです。

「旭スーパー」などがある北側の枝道の一角
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商店街を見守る「身守地蔵尊」
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[№105]昭延会

歩いた日 H24.09.01 【品川区】 
 中延駅前通り商店街を歩いて、ずいぶんB級度が増してきたなと思っていたら、いつの間にか街路灯が変わっていました。街路灯には「昭延会」の文字が。そういう名前は区商連のリストにも載っていません。こういう未加盟組織は現地を歩いて始めて確認できるという場合が多いのです。
 中延駅前通り商店街の延長上で、西にむかって緩やかな下り坂ですが、店舗密度は薄くなり、シャッターを閉ざしたままの店や一般住宅化、駐車場化したところも目立つようになります。下り坂が終わるところの小さな交差点まで、100mにも満たない短い商店街で、その交差点の向こう側角には文化堂というスーパーがあって、「FRESH FOOD STORE」の看板どおり生鮮品等の日常生活ニーズはそこに吸収されているのでしょう。商店街内の店舗は古い構えのものが多いですが、その中で「オーガニック整体院」は新しくきれいな感じで営業しています。
 そして、ぐーんと私の目を捉えたのは「キッチンなかよし」。洋食店のようですが昭和の香り濃厚の「食堂」という風情の店です。土曜の13時半ごろで昼食をとりたかったので思い切って入ってみました。他に客はおらず、ここの自慢メニューと思われるハヤシライスを注文。壁に小さな貼り紙があって、この日がちょうど中延で開店して53年目と書かれていました。私の母くらいの年齢と思しきご婦人がお一人で切り盛りしており、それ以前は大井町の郵便局付近でやっていたとのこと。上京してそこに嫁がれて、以来ずっと商売を続け、18年前にご主人を亡くされてもずっと頑張ってきたそうです。
 店名の「なかよし」はご主人の姓と名から一文字ずつを仮名読みしたものだそうで、店内には大井町時代の店の写真も飾られていました。私が生まれたころから続いているわけですが、その間の街の変化をしんみりと語ってくれました。最近は商店街のお店も苦しさが増し、後継ぎもなく、人を雇う余裕もなくなっている店が多いと。この商店街も中延駅前通り商店街の一部だったものが、負担が大きいため分離したとのことです。
 で、ハヤシライスを美味しくいただき、お会計の際に、思いがけず53周年のお祝いだからと赤飯のおにぎりをいただきました。ほんのり温かい気分になって商店街をあとにしました。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

53年の歴史を刻む洋食店「キッチンなかよし」
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ゆるやかな坂道の商店街
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[№104]中延駅前通り商店街

歩いた日 H24.09.01 【品川区】 
 中延といえば「スキップロード」の愛称がついた中延商店街が有名ですね。立派なアーケード街でマスコミ露出も多く、「街のお助け隊コンセルジュ」の配置など話題性も豊富で、それはもうA級商店街と言って良いでしょう。で、今回はその入口部分に接する中延駅前通り商店街です。地下鉄都営浅草線と東急大井町線の乗り換えの際に一部を歩くことになるのがこの商店街で、大物商店街を後ろに控えて駅前の立地を活かして頑張っているけれども、大物の力に圧倒されているという感が強いところです。
 第二京浜国道から地下鉄入口、東急改札前を経てスキップロード入口の先あたりまでは人通りも多く、全国チェーン店も混じって賑やかです。地下鉄から出た正面にあるのが甘味処の「みなもと」。和菓子類に混じってここでもおにぎりを売っています。その並びには、中華ファンの間では評価が高い「天心」。そして、東急改札前を通りすぎた右側にあるラーメン店「でびっと」も、ラーメン好きサイトの世界では高評価です。俳優でお笑い芸人のデビット伊東さんの経営だとか。私も何度か入ったことがありますが、なかなかの美味です。
 そんな名店が並ぶ商店街も、スキップロード入口を過ぎると人通りが少なくなります。人の流れはアーケードの中に吸い込まれてしまうようです。しかし、歩いてみると面白い発見もありますよ。おっ、こんなところに、と思うようなインド料理店「カナ・カジャナ」があったり、古そうな寿司店があったり、「とこやのやまだ」と大書した理髪店があったり、そしてランドリーを併設する「金春湯」がデンと構えていたりします。「軟水風呂」の表示の下にサウナや打たせ風呂などのメニューが書かれており、スーパー銭湯というべきものでしょうね。
 スキップロード入口角のパン屋「リヨン」のパンは私の好みですが、この日はその向かいの精肉店でコロッケを買いました。この両店はアーケード側に店を開きスキップロードに属していそうですが、地下鉄出口前の中延駅前通り商店街案内図にも記載があります。まあ、あまり対立構図で見てはいけないのでしょうが、A級を目の前にしてB級度炸裂という感じの商店街であります。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

地下鉄と東急の間の店舗群(甘味など)
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右がスキップロード入口。商店街はさらに続く
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[№103]地下鉄中延東口商店会

歩いた日 H24.09.01 【品川区】 
 中延は都営浅草線と東急大井町線の乗換駅なので時々降りるのですが、第二京浜国道から西側の商店街を歩くことはあっても、東側に渡ることはこれまでありませんでした。浅草線改札前の壁の地図を眺めていたらこの商店街の名前が目に入り、誘われるように足を踏み入れました。
 「東口」を名乗っていてもこの商店街に直接出られる出口がないのが悔しいところです。第二京浜から東へ、150mほどの商店街で、区商連のリストにはありません。一方通行ですが抜け道になっているらしく車の通行が多いのが気になります。さほど広くない道ですが、なかなか道の真ん中を歩けません。
 国道から入ると右側にラーメン店が3店もあるのが注目されます。ほとんど1軒おきに並んでいると言ってもよく、壮絶なバトルが展開されているのなら活力源になって良いのですが、土曜の昼間でも人の出入りする姿は見られませんでした。その先左側には「松の湯」があります。銭湯が健在なのはうれしい限りで、少し離れてみると黄色く縁取られた立派な甍の屋根が見えました。
 信号がある小さな交差点の先には和菓子の「倉田屋」があり、みたらし団子などとともにおにぎりも販売しています。その先にある「岸田道具店」は、何のお店なのでしょうか。調度品などを売っているようですが、外から覗いた限りその品揃えにはちょっと説明しづらい不思議なものがあります。
 その先、コンビニのサンクスがあるところまでがこの商店会の範囲で、道はさらに戸越公園方面に続きますが、この道路には「大原通り」という愛称がついています。大原は、江戸時代から昭和初期まで続いた古い地名だということで、近くには大原小学校もあります。この商店街部分は今の地名では豊町六丁目と戸越六丁目の境をなしていて、駅名、商店街名の「中延」とは一線を画しているように見えます。いずれにしても、スキップロード(中延商店街)で有名な第二京浜西側の中延地区とは少々雰囲気が異なるひっそりとした商店街でした。住宅地を控える「駅前」商店街なのに生鮮品店がないのが寂しいところですね。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

立派な甍屋根の「松の湯」のある商店街
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和菓子の「倉田屋」など
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[№102]白梅商店会

歩いた日 H24.08.25 【文京区】 
 文京区湯島と台東区上野は、境がどこかわからないほど入り組んでいて、文京区商連に属するこの白梅商店街は、湯島が上野に食い込んでいる一帯で、一部台東区にもまたがりながらかなり面的な広がりを持つ組織のようです。千代田線湯島駅がある湯島天神下交差点を中心に、東西方向の春日通り沿いが主軸ではありますが、その裏道やそれらを結ぶ路地など様々な顔を見せています。
 春日通り沿いは幅広い層を対象とした飲食店が主体の店舗構成です。インドカレーの名店「デリー」は相変わらず盛況ですが、その隣は立体柱車場となっています。天神下交差点の和菓子店「つる瀬」は紅梅だんごなどを買い求める人たちの行列がいつもできており、その向かい付近にはかつてよく通った美味しいとんかつの「かつ進」が小さいながら小奇麗な店で健在です。その隣あたりにかつてチャーハンがとても美味しい小さな中華料理屋さんがあったことも思い出します。
 松坂屋周辺の上野側と渾然一体となっている感じですが、一本脇道に入るとそれぞれに違った雰囲気を味わえます。かりんとうの「ゆしま花月」には、以前関西からの客人が買い求めたいとのことでお連れしたことがあります。湯島天神の女坂の下あたりには、その名も「白梅亭」という小料理屋がさりげなくあったり、男坂側にはいつできたのか「東京うどん天神」がちょっとお洒落に店を構えていたりします。仲町通りに面する部分には「池之端藪蕎麦」が品良く構えていますが、春日通りとの間の路地群は完全に大人の夜の街です。最近の夜の景気はどうなのでしょうか。
 この日は、天神下交差点角にできていたセルフサービス形式のそば店で、昼食を済ませましたが、本当の湯島の魅力を味わいたければ、財布の中身をそれなりに膨らませてから来たいですね。混沌とした中にも高級感漂う部分もあり、天神様のお膝元で文化を感ずるところでもあります。白梅商店会のホームページには湯島の歴史が綴られており、学問の神様となった湯島天神との関わりや、隣駅近くにある根津神社との関係なども綴られています。喧騒から離れて「湯島の白梅」を愛でる余裕を持ちたいですね。でも夏の盛りには男坂や女坂を上って参拝するのも大変です。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

「かつ進」など飲食店が並ぶ春日通り沿い
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かりんとうの「ゆしま花月」など
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