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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

# プロフィール

ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№835]方南商店会

■■■・・・賑わいは過去のものになってしまったような尾根筋の商店街
歩いた日 R02.01.25 【杉並区】 

 杉並区商店街マップによると、環七通りの泉南交番裏の交差点を挟んで東西に「方南商店会」が形成されているのがわかり、実際、柱にその名を刻んだ街路灯が続いています。西端は泉南交番のところで和泉通りにぶつかります。ただ、和泉通りと環七の間100mほどは商店街らしさはほとんどありません。
 で、環七を渡って東へと進みます。入口両側には無粋なビルが建ち、商店街の導入部としては残念な光景です。ただ、入るとすぐ、中華料理店や美容室などの並びがあり、生活型の商店街らしさがわずかながら漂ってきます。向かいにあるのは極真カラテ道場。その隣の和菓子店「清風堂」は、店頭の幟に「はなびらもち」の文字が印象的で、ガラス越しに除くと美味しそうな和菓子が並んでいたので帰りに買って帰ろうと思ったのですが、結局帰りはここを通らず、惜しいことをしました。
 その先、店舗の並びは途切れ、空き店舗や倉庫風の建物、あるいは民家が続きます。その中で「本多精米店」は、土曜のせいかシャッターが降りていましたが、立派な建物の造りが印象的でした。
  <環七からの入口近く(左に極真カラテ道場と和菓子の「清風堂」>
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  <「本多精米店」の建物>
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 その先、商店の並びが復活しますが、空き店舗化していると思しきものも散見されます。「富士薬局」が営業しているあたりが一番商店街らしいところでしょうか。舗装工事中だった小さな交差点の角に西京信用金庫の支店があるので、この界隈が一定の集客力を持っていた時代があったということでしょう。この交差点から少し進んだ「山田内科」のあたりで商店街の街路灯も終わってしまい、今は賑わいとはほど遠い風景となっています。むしろ交差する道沿いのセブンイレブンが最も商業的な香りが強いスポットともいえます。
  <空き店舗などが並ぶ>
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  <最も商店街らしい雰囲気の「富士薬局」付近>
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  <商店街東端付近(左方に西京信用金庫)>
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 ところで、ここは地形的に尾根筋にあたるようです。左右はいずれも下り坂で、神田川の支流が刻んだ谷筋です。いつのまにか中野区南台の領域ですが、このあたり、細い道沿いにアパートが多い印象もあります。マンションというよりアパートです。杉並、中野、渋谷の区境のエリアで大きな道からも離れ、商店街も含めて古き良き時代の香りが残されているというところでしょうか。
 「方南商店会」の所在地は杉並区方南ですが、地下鉄方南町駅からはかなり遠く、結局、10分ほど歩き、賑やかな十号通りを通って京王線笹塚駅に出ました。あっ、結局昼食にありつけなかった。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№834]和泉通り商店会

■■■・・・目立った特徴もない商店街だが新風を吹き込む行列店も
歩いた日 R02.01.25 【杉並区】 

 土曜日ですが、京王線代田橋駅近くに仕事上の用事があったので、駅周辺を少々ぶらつきました。
 代田橋駅近くの杉並区和泉地区の商店街といえば、「沖縄タウン」として有名な「和泉明店会」がありますが、敢えて有名どころは避け、その入口前を素通りして環七通りを北へと進み、右から水道道路がぶつかってくる泉南の交差点までくると、左斜めに入る道が見えます。入口に商店会名入りの門型アーチがあり、フラグが下がる街路灯が続いているので、ひと目でわかります。
 因みに、水道道路は、明治31年に玉川上水を淀橋浄水場に導くために建設された新水路の跡で、環七通りから新宿側はバス通りとなっていますが、ここから西は狭い路地のままです。そんなことにも関心が向いてしまうのですが、ここは商店街に足を踏み入れます。
 この和泉通りは、環七から斜めに分かれてまた環七に合流するので、環七通りの裏道的な存在で、一方通行路ながらそれなりの道幅を持ちます。でも、交通量は多くないので右へ左へと自由に横断しながら歩けます。全体の印象としては、生鮮品店があるわけでもなく、核となるスーパー等も見当たらず、中層の建物が多く並ぶ中で目立った特徴もない、といったところです。
  <商店街の南側入口付近>
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  <あまり特徴を見いだせない印象の通り>
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 そんな中で、ひとつだけ行列ができている店がありました。店名をみると「バターマスター Living room」。カフェのようですが、フランス仕込みの「フィナンシェ」の専門店だそうです。昨年オープンしてあっと言う間に人気店になったとのことで、ネット情報によると、「本場フランスで修行したパティシエシェフが作るこだわり素材を使用したおいしい洋菓子」だそうです。通りが全体に古びた感じなので、新風を吹き込むようで良いですね。
 このほかに、「珈琲舎イズミ」や「カフェマングローブ」といった、ちょっと寛ぐのに良さそうな喫茶店もあるのですが、この日はちゃんとした食事をとりたかったのに、それらしき店も見つからないまま、次へ歩を進めたのでした。中央部にあるやや年季の入った建物の交番脇から東へ進む道沿いに別の街路灯が見えます。そちら(方南商店会)に期待して空腹のまま和泉通りに別れを告げました。
  <行列店「バターマスター Living room」>
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  <商店街の北半区間の風景>
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・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№789]西永福協栄会

■■■・・・南北で賑わいが異なる駅前商店街・・・そば店の昼食で満足
歩いた日 R01.05.18 【杉並区】 

 杉並区松ノ木方面を散策しましたが、昼食にありつけなかったので、永福町行のバスで西永福まで来てランチの店を探すことにしました。和田堀公園、大宮八幡を見ながら走ってきた小さなバスは方南通りから西永福で井の頭通りへ鋭角に曲がり、西永福のバス停に停まります。この井の頭通り沿いにも「西永福睦会」という商店街組織があるのですが、ランチスポットがありそうな駅への道の入口には「西永福商店街」と大きな文字を掲げたアーチがあります。組織名は「西永福協栄会」のはずですが、駅前商店街としては「西永福商店街」の方がわかりやすいですね。
  <井の頭通り沿いの商店街入口>
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 で、そのアーチをくぐり、商店街に足を踏み入れるとすぐに見つけました。「大江戸そば」。お得なセットメニューの表示に誘われて迷わず入店です。時刻は午後2時半を回っていますが、中休みなしで開いているところがうれしいですね。後で調べると、日曜も含めて夜11時まで営業しているようです。豊富なメニューの中から、天丼と冷たい蕎麦のセットを注文。人の好さそうなご主人が作ってくれた冷たい蕎麦は、せいろではなく冷たいつゆに浸されていて、これが旨かった、です。この日のランチは正解でした。
  <右が「大江戸そば」>
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 商店街は、踏切を挟んで駅の南北にまたがり、また、駅の南北での線路沿いの道も範囲に含まれます。駅ホームからも見える「遊食家あら川」は、土曜はランチがないようですが、ホームで電車待ちをしていたカップルが「良さそう」と話題にしていました。カフェ「EAGA」は、踏切近くの絶妙な位置にありますが、おじさん一人では入りにくいお洒落な雰囲気です。
  <駅付近、北側の商店街の様子>
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 踏切から南は道幅がゆったりしますが、駅前なのにシャッターを閉ざした店が多く、寂しい雰囲気です。むしろ、線路沿いに進んだところに居酒屋などがあるのに好感が持てました。賑わいは北側に偏っているようですが、地図で見る限り近くに脅威となりそうな大型店はなく、地域の買い物の場としてそこそこ役割を果たしているようです。
  <駅南側の寂しい街並み>
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  <線路に沿った南側の店舗の並び>
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 駅北側で、この商店街に包まれるように理性寺という寺院があり、何やらイベントが開かれているようで、境内が賑わっておりました。
  <理性寺(イベント開催中)>
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・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№788]松ノ木銀座通り商店会

■■■・・・名前が語る賑わいの時代の想像もつかない過去形商店街
歩いた日 R01.05.18 【杉並区】 

 松ノ木八幡通り立正通りと歩いてきましたが、杉並区商店街マップ(杉並区産業振興センター作成)を見ると、もうひとつこの近くに「松ノ木銀座通り商店会」という小さな商店街がありそうで、地図を頼りにそちらを目指します。
 東京立正高校の校門付近から北へ、五日市街道方向に向けて歩いていくと、幅4m程度の道沿いですが、忽然と、白くて大きな丸い街路灯の並びが現れます。「あっ、ここか」と足を踏み入れてみましたが、数軒ある店舗建築の大半はシャッターを閉ざし、空き店舗化している模様です。「あらら」という感じ。わずかに店を開いているのは南端の「魚芳」くらい。
  <目立つ街路灯の下で唯一頑張る鮮魚店>
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  <往年の栄華を感じさせる風景>
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 すぐに、妙法寺方面に向かう道路と交差し、その交差側にもいくつか同じ街路灯がありますが、商店として目立つのは角の酒店くらいで、こちらも商店街らしさは感じません。その交差点から先は道路工事中で、様子がよくわかりませんが、商店街区間はすぐに途切れ、店舗らしきものはほとんど見られません。
  <東西方向の道路沿い>
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 「松ノ木銀座」というくらいですから、多くのお客さんを集めて賑わっていた時代があったのでしょう。位置的には五日市街道に近いことから、同街道や青梅街道方面から松ノ木、堀之内方面への玄関口としての役割を果たしていたとも推測されます。閉ざされたシャッターの上に、色あせた「ファッションクリーニング」の文字が残る風景に時代の変遷を感じます。
  <商店街の残照>
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 200mほど北へ進むと五日市街道に出ますが、この右側に、大法寺をはじめいくつかの寺院が集積する部分があります。大法寺は日蓮宗の寺で、区ホームページによると、もともと新宿区牛込榎町で開創されたものが、江戸時代の2回の火災に遭い、明治42年に現在地に移転したとのこと。
 このあたりの武蔵野台地一帯は、その後の関東大震災後に都心から人口が大量に移動してきたところで、松ノ木地区などの住宅地に細い道が多いのも、急速な住宅地化の歴史を物語っていると言えます。寺院の墓地の間の道を歩きましたが、山の手に移り住んだ住民たちにこれらの寺は頼りにされたことでしょう。その大法寺前のバス停から永福町行きのバスに乗りました。

・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№787]立正通り商店会

■■■・・・学校名を冠するも、静かな住宅地で、商店街としては過去形
歩いた日 R01.05.18 【杉並区】 

 松ノ木八幡通りの松ノ木公園のところから東へ向かう道があります。杉並区商店街マップでは、この道が「立正通り商店会」となっており、少し進むと確かに「立正通り商店会」のフラグが下がる綺麗な街路灯の並びが始まります。が、しかし、商店は時折見られる程度で、ほぼ住宅地の様相です。山の手らしい2~3階建ての住宅や中層のマンション等が並びます。
 東西に300mほどの区間の東端に、東京立正高校と東京立正短大があることからの「立正通り」の命名でしょうが、それら学校の学生たちの通学路としてどれだけ使われているかも疑問です。
  <商店街の西端部付近>
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 ふとん店、理髪店、クリーニング店、接骨院などが住宅に埋もれるような形で点在するという状況で、そんな中に蕎麦店「亀屋」をみつけたので思わず立ち止まりました。暖簾が出ているのに開け放しの店内はガラガラで、声をかけても誰も出てこず、結局諦めて先へ進みました。
  <蕎麦店「亀屋」があるあたり>
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 普通の住宅街の中に商店街の街路灯が続くという、やや奇妙な風景ですが、やっと表れた店舗は「かごしま」。鹿児島関係の店かと思いきや、「神子島米店」でした。生活必需の米を扱う店が残っていることがわずかな救いという感じもします。その先に、またポツンと孤立した形で、店頭を葦簾で覆った生花店があり、店内から子どもが元気に飛び出してきて、これもまた生活感が濃厚です。
  <「かごしま」米店>
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  <住宅街の中でポツンとある生花店>
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 ここが商店街らしさを見せていた時代もあったのでしょうが、今の風景は過去形の商店街としか言えません。一見交通不便なエリアですが、十数分も歩けば丸ノ内線新高円寺駅があり、その駅前にはクイーンズ伊勢丹などもあるので、買い物はそれらの利用で満たされているのでしょう。それでも、ここの真新しい街路灯を良くみると、その柱に、平成24年(7年前)に都の補助を受けて整備したらしい記載があり、これを維持管理できる力が残っていることが不思議でもあります。
  <東京立正高校>
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 立正高校の校門の先にある寿司店あたりまでが商店会の範囲のようで、この道をさらにずっと行くと、日蓮宗本山の除厄けで有名な堀之内妙法寺に行くことができ、その周囲にも商店街がありそうなのですが、またの機会にします。それにしても、大きい道路から離れていることもあって静かで、住宅地としての環境は優れているかと思います。
  <商店街東端付近の寿司店など>
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・なつかし度  ☆☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№786]松ノ木八幡通り商店会

■■■・・・鉄道駅から離れた細いバス通り沿いの商店街は現役感が濃厚
歩いた日 R01.05.18 【杉並区】 

 杉並区松ノ木という地名を、杉並区在住の方でも知る人は少ないのではないでしょうか。鉄道駅や幹線道路からも距離がある住宅地区です。大宮八幡宮の北と言えばおわかりでしょうか。この「松ノ木八幡通り」は、松ノ木地区の南北方向の道路で、大宮八幡へ向かう道ですが、道幅は車のすれ違いがやっとという程度です。
 20年ほど前の地図を見ると、永福町方面からのバス路線が「松ノ木住宅」で途切れていたのですが、今のバス路線図では高円寺駅までつながっています。それで、高円寺駅から永福町行きのバスに乗りました。細い道を通るので小型のバスです。バスは新高円寺駅前から五日市街道に入ります。五日市街道沿いにも商店街組織はあるのですが、商店はまばらなのでそのまま目的地を目指します。
 「松ノ木」バス停を過ぎると左折していよいよ細い道に入ります。くねくねと曲がっていくとやがて前方に商店街街路灯の並びが見えてきます。その街路灯が途切れたところの「松ノ木住宅」停で下車。北に戻る形で商店街を散策です。
  <「松ノ木住宅」バス停から見た商店街南端部>
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 松ノ木住宅は都公社の住宅と合同宿舎(公務員住宅)のようで、中層棟が並んでいますが、合同宿舎は耐震化工事中です。ここを南端とする商店街は、延長300m弱。街路灯には、子どもが描いたと思われる花や動物の絵が「ゆめ縁日」の文字とともにフラグとして下がり、微笑ましく思えます。人や自転車の通行もそれなりにありますが、商店街としては静かです。シャッターを閉ざした店や空き店舗化したと思われるものも見られますが、それでもなお現役で機能している空気を感じます。
  <とうふ店等が健在な商店街風景>
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 とうふ店が懸命に仕込み作業をしていたり、文具店が上履きや体育着を大きくアピールしていたり、「西京漬」の文字も鮮やかな魚店に「うなぎ蒲焼」の幟がはためいていたり、という光景が印象的です。ここを頼りにしている周辺住民もそれなりに多いと思われます。
  <体操着等のアピールが強烈な文具店>
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  <蒲焼の幟がはためく魚店など>
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  <商店街北部の状況(この道をバスが走る)>
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 中央に松ノ木公園があり、年配者が一人ベンチで休憩していました。時折通る路線バスが対向車を巧みに交わしていくのが感動的でもありますが、ここを南に進むと、大宮八幡の手前に都立和田堀公園があり、善福寺川の流れを眺めることもできます。
  <松ノ木公園>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№710]西荻窪北銀座本町会

■■■・・・短いが良き雰囲気の商店街を歩き、喫茶店ランチでほんわか気分
歩いた日 H30.06.30 【杉並区】 

 西荻窪駅前から北方向へアーケード街の「北銀座街」(銀商会区間)を百mほど進み、最初の信号交差点から先、アーケードが片側だけになるものの街路灯も「西荻北銀座」の表示のままなのですがそのデザインが変わり、どうも変だと思ったら、ここから「本町会」という別組織の区間なのです。
 同交差点の角右側には「手作りソーセージハウス」という「もぐもぐ」が客を集めており、左側角は中華・定食の「坂本屋」に行列ができています。その隣は神戸牛・但馬牛の「とらや肉店」。商店街の入口部分に名店が揃っているようですね。
  <手づくりソーセージの「もぐもぐ」から始まる商店街>
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  <行列の「坂本屋」などの並び>
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 灼熱の太陽を避けてアーケードのある右側を歩くとインド料理店などがありますが、この西荻界隈にはエスニック系の店が多いような気がします。そのアーケードも次の交差点で終わってしまいますが、しばらく同じ街路灯が続きます。しかし、徐々に住宅街の雰囲気が濃くなるようにも感じます。
  <アーケード下のインド料理店など>
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 両側のアーケードがなくなってから少し歩くとまた街路灯が変わり、そこから先は「西荻北銀座商友会」の領域となります。この北銀座通りは、ずっと歩けば上石神井方面まで行くことができ、商店街も善福寺川を渡った先あたりまで続くようなので、どうしようかと悩みましたが、炎天下で暑いし、空腹でもあったので引き返しました。こんどは西側の歩道を駅方向に向け歩きます。
 蕎麦店「寿庵」があったのでそこに入ろうとも思いましたが、今日は喫茶店ランチと決めていたこともあり、東側アーケードの北端部分の角の二階にある喫茶「ラズベリー」に入店。ご夫婦でやっているお店のようです。時間が遅かったせいか先客はなく、ランチメニューを見ていたら定食もあるとのことで、生姜焼き定食にアイスコーヒーをつけて注文しました。そのうちにお客が増えてきましたが、ご近所さんたちのたまり場になっている様子。なんだかほんわかした雰囲気で良かったです。満腹にもなったし。
 西側の一歩奥まったところにも喫茶店があるようですし、和菓子の喜田屋などもあって、良き商店街という感じです。それにしてもこの日は、暑さに負けず駅周辺に凝縮した商店街群をずいぶん効率的に歩いたぞ。
  <和菓子の「喜田屋」などがあるあたり>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№709]西荻窪北銀座銀商会

■■■・・・昭和風情のアーケードだが変貌途上。なぜか「シルクロード」も
歩いた日 H30.06.30 【杉並区】 

 西荻窪駅北側には小さなバスロータリーがあり、バスが窮屈そうに折り返していきますが、そのバスが通ってくるのが北銀座通りです。駅前側の入口に「にしおぎ北銀座街」の門型アーチがあり、その下から両側歩道にやはり昭和風情のアーケードがある商店街が続いています。バス通りですが道幅はそれほど広いとは言えません。
  <駅側の「にしおぎ北銀座街」入口>
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 歴史のありそうな目抜き通りという位置ではありますが、左側(西面)はマンション化が進んでいたりしてレトロ感も薄れつつあるようです。アーケード下に今はなくなった店舗の標識が残っていたりもして、変化を物語っています。マンション化した一階に和菓子の「三原堂」があるのが救いですね。ホームページをみると「おかげさまで82周年」とのことで、昔からの店がリニューアルして続いているのですね。塩せんべいや大最中が名物ということで、しまった!買えばよかった。
  <左のビル一階に和菓子の「三原堂」>
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 その先、カレーの「ココイチ」の手前に青果店「八百泰」が元気に営業しているのもうれしいです。商店街はこうでなくちゃ。
  <元気に営業中の青果店「八百泰」など>
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 一方の右側(東面)は、あまり見るべきものがないという感じですが、今は銀行や駐車場となっているところも昔は老舗店の並びが見られたのでしょうか。
  <商店街東面の状況>
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 で、最初の信号の先には右側だけアーケードが続き、角には「手作りソーセージハウス」という「もぐもぐ」が客を集めています。街路灯表示は「西荻北銀座」で同じ商店街の延長のように見えますがどうも変です。杉並区商店街マップで確かめると、ここから先は「西荻窪北銀座本町会」という別の商店街組織の領域となるのです。まあ、消費者にはどうでも良いことですがね。商店街組織ごとにこうしてレポートしている私には重要なことなのです。はい。
 逆に、同マップによれば、駅前交差点から東方向(線路の北側)の「西荻シルクロード」というアーチがかかった区間がこの「銀商会」の領域となっており、何か釈然としない気分です。シルクロード区間も歩いてみましたが、屋根がなく暑いのと店舗密度も薄いのとで、なぜ「シルクロード」なのかわからぬまま駅前に引き返してしまいました。
  <「西荻シルクロード」の入口>
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  <「シルクロード」の風景>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№708]西荻マイロード(西荻ステーション街商店会)

■■■・・・文字通り自分の生活に合わせて利用できそうな明るい高架下商店街
歩いた日 H30.06.30 【杉並区】 

 炎暑の夏の散策はやはり屋根のあるところが良いですね。屋根下の商店街で間違いないのは鉄道高架下です。西荻窪駅の東側の高架下にあるのが「西荻マイロード」。正式名称は「西荻ステーション街商店会」で、ホームページがあり、イベント情報やお知らせなどがこまめに更新されています。
 そのホームページによると、「2012年9月に40周年を迎える事が出来ました」とのことなので、もう半世紀近くの歴史を刻んでいることになります。1969(昭和44)年の中央線高架複々線化の3年後からですね。高架下商店街ということで、通路中央に四角く太い柱が等間隔で並ぶのが特徴です。200m程の延長の中に、その中央通路を挟んで両側に三十数店舗が並びます。途中にワンクッション置く感じの構成ですが、東方向の住宅地から駅への通り抜け通路として使われているようです。
  <「マイロード」の駅側入口に近い部分>
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 入口にマクドナルドと京樽が並び、中にもサイゼリアをはじめチェーン店も目立つのですが、入ってすぐに「トヨダヤ靴店」と女性衣料店「ストック西荻店」の向かい合いから始まり、食料品や生活サービス、飲食等を中心に生活密着型の店舗が並びます。高架下という暗い印象はなく、文字通りマイロードとして自分の生活に必要な店を選んで買い物しながら帰宅できるという感じで、飲食店も健全な雰囲気です。
  <飲食店などが並ぶ>
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 東端には、精肉店、青果店、鮮魚店のいわゆる生鮮3品の店舗が並んでいるのが良いですね。これだけでスーパーと同じ機能です。まだ昼過ぎですが、食材を買って家路につく風の人も多く見られます。精肉店の名前が「ジャンプ西荻窪店」。鮮魚店は「日南水産(飫肥屋)」ですが、宮崎県の方の関係でしょうか。「大岩食堂」は「西荻窪で唯一の本格南インドカレー&スパイス料理」とのこと。友人同士か家族で入るには良いかもしれません。
  <東側入口付近、生鮮品店が並ぶあたり>
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 「完全手造りハム・ソーセージ」の店という「フランクフルト」ではパンも扱っており、そちらに惹かれて入店しました。当日の間食用の菓子パンを購入。肉屋さんでパンを買うというちょっと変わった体験をしました。
 この南には「西荻平和通り」という商店街も並行するのですが、この日は炎天下なのでパスです。
  <パンも扱うハム・ソーセージ店「フランクフルト」>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№707]サカエ通り会(西荻窪)

■■■・・・西荻らしくびっしり飲食店が並ぶ通りを真夏の昼に歩くのは・・・
歩いた日 H30.06.30 【杉並区】 

 ピンクの象の仲通りのすぐ西側に並行するのが「サカエ通り」です。細いレンガ舗装の通りで、アーケードはないのですが、短い商店街なので南から北へ日陰を選びつつ歩いて抜けました。夜の飲食店街の印象が強く、仲通りと一皮違うだけでだいぶ役割は異なるようです。
  <南側入口(右角は蕎麦店「鞍馬」)>
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 南側入口の角には古風な建物の蕎麦店「鞍馬」が存在感を放ちます。そこに若者グループが入っていったので、ほぉーと思って眺めましたが、自家製粉石臼挽きの十割蕎麦を提供するという名店のようです。惹かれましたが、この日は喫茶店ランチと決めていたのでスルー。ここで接する南側の道は松庵通りに続くのですが、その角の向かいにも古き良き雰囲気の建物が残ります。
  <サカエ通りの街路灯>
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 さてその喫茶店ですが、すぐ隣に「ロッジダンテ」があるものの、ここはコーヒー専門店風でランチメニューが乏しそう。その向かいに事前情報で候補のひとつにしていた「エトワール」がありますが、少々お洒落っぽく、おじさん一人がぶらりと入る雰囲気とはちょっと違うかも。他に候補がなければまた戻ってこようと思いましたが、結局来なかった(ごめんなさい)。
  <喫茶「エトワール」など>
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 そこから駅寄りは焼き鳥店などが並ぶ飲食街の雰囲気です。日差しの強い昼はやや白けた感じですが、昼呑みできそうなところも見られます。その中に行列のラーメン店「はつね」があります。でも真夏のラーメンは暑いだろうなあ。若い頃なら並んだかもしれませんけどね。
  <焼きとり店等が並ぶ夜の街の昼の風景>
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 全体にこの通りも店舗の間口は狭いものがびっしり並んでいる感じで、これが西荻窪の魅力のひとつなのかもしれません。
 北端でこの商店街がぶつかる線路沿いの道を大量の女子高生がキャーキャー言いながら歩いていて圧倒されましたが、これは西の方角にある吉祥女子高の生徒たちでしょうか。この線路沿いの道は、女子高生たちが歩いてきた西方向へ進むと松庵通りという商店街となっていますが、暑いのでこれもまたいずれということに。「西荻案内所」という組織が駅で配布している「西荻まち歩きマップ」によると、「松庵」という地名は松庵という医師が新田開発に貢献したことに因むとのこと。松庵川は今は暗渠になっているようです。
 <商店街北端付近から南を見る>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

 
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[№706]西荻窪銀座会

■■■・・・昭和風情のアーケードの下に「お茶」関係の店が並ぶ?
歩いた日 H30.06.30 【杉並区】 

 ピンクの象で有名な仲通りのすぐ東に並行するバス通りが「西荻窪銀座会」です。ここも両側歩道の大半にアーケードがあり、厳しい直射日光を遮ってくれます。このアーケードも明るいけれど、いかにも昭和風情です。バス通りといってもそれほど広くはなく、駅高架下の信号から西荻南2の信号まで100m程度の商店街です。今回は仲通りから折り返す形なので南からの進入です。
  <商店街を南側から見る>
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 南端の同交差点の角にあるのは「趣味の小物・雑貨・スリッパ」と銘打つ「木村家」。店内には入らなかったのですが、器類も目につき面白そうな雑貨店です。ドトールの隣に「新茶」(NEW TEA)という喫茶店があるのもユニーク。人気店らしく賑わっている様子です。オープン間もない店のようで、タピオカドリンク専門店とのこと。店頭表示写真のフルーツティーはいかにもインスタ映えしそうなビジュアルです。隣が焼き鳥店というのが何とも言えませんが。そのほかに、コーヒーとビーフシチューの店「カフェルーラル」というのもありますね。ちょっと高級喫茶の雰囲気ですが。
  <商店街の西面のアーケード下>
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  <タピオカドリンクの「新茶」>
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  <コーヒーとビーフシチューの「カフェルーラル」など>
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 同じ並びの駅側の角には正真正銘の銘茶店「山利屋」もあります。それらに混じって、「西荻窪四百倍美容室」というのがあるのですが、何が四百倍なのでしょうか。以上の店舗はいずれも道の西側にあります。
  <銘茶店「山利屋」などの並び>
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 東側も歩かないと片手落ちなので、そちらへ渡って北から南へ戻ってみましたが、特に目に止まるようなものはなかったと思います。暑さでぼーっとしていて見落としたものがあるかもしれませんが。
 また、駅近くから東へ分かれる道沿いの一部も銀座会の範囲だったようですが、そちらも見落としてしまいました。アーケードがなかったので本能的に避けてしまったようです。やはり夏の晴天では屋根の下を歩いている方が涼しいですね。すみません。
  <商店街東面のアーケード下>
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 西荻窪は商店街が数多く分布しており、この商店街の南の交差点から先も「西荻南中央通銀盛会」という商店街が続き、東方向には「西荻東銀座会」が伸びています。これらはいずれまた暑くない季節にゆっくり歩くとしましょう。そういうところに意外なレトロな良さの発見があるのかもしれないので。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№705]西荻南口仲通り商店会

■■■・・・「ピンクの象」がぶら下がるカラフルアーケードは健全な駅前商店街
歩いた日 H30.06.30 【杉並区】 

 6月中に梅雨が明けてしまうという異常事態。身体が炎暑に慣れておらず炎天下を歩くことに躊躇し、アーケード商店街が多いという西荻窪に向かいました。レトロな風景も多いとも聞いていたので。土休日は快速が通過するこの駅は、駅の規模はそれほど大きくなく、駅前広場も北口のみで小振りです。各方面へのバスが窮屈そうに発着しています。
 南側へ出ると正面にお目当てのアーケード街「仲通り」が見えます。カラフルな明るいアーケードの下の道幅数mの商店街は延長100mにも満たないのですが、南側の住宅地への通り抜け通路として利用され、人通りは多く健全な空間の印象です。
  <駅南口からの「仲通り」の入口>
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 間口が狭い店が並ぶのも特徴です。建物は一部が新しくなっており、そのひとつが文具店というのも妙に新鮮な感じ。向かいの「西荻焼肉」の看板の下は空き店舗のようです。らくだ鍼灸治療院の隣に広島お好み焼きの「かずみや」があるのもうれしく、夜ならビールとのセットでいきたいところ。
  <明るいアーケード下の商店街>
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 TSUTAYAの向かいが生花店で、中華の日高屋やドトール、コンビニと店舗構成は雑多です。そして、洋品店「オークランド」前の上にぶら下がっているのが、あの有名な「ピンクの象」。西荻窪の名物ともいえるこの象は実は3代目だそうで、初代は昭和52年に登場したとのこと。神輿を担げない幼児たちのために調達されたのがきっかけという象のハリボテは、何度目かの修理の際の塗装でたまたま赤と白のペンキが使われたためピンク色になったそうで、まあ愛らしい顔と大きな耳が印象的です。それにしてもなぜ象が天井からぶら下がっていなければならないのか。大阪天神橋商店街のアーケード内にぶら下がる鳥居を思い出させます。
  <西荻名物のピンクの象>
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 「桂花飯店」は昔ながらの中華食堂という感じ。南側出口の「西荻餃子」の建物と焼肉や氷など看板が賑やかな建物はいずれもシャッターが閉じていました。
  <商店街南端部付近>
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  <商店街の南側の出口>
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 商店街の南側出口は小さな交差点で、その先は「西荻窪駅南通り会」という商店街がさらに延々と続きますが、屋根がなくて暑いので今回はパス。すぐの右側にある「フレンチカレー」の店という「スプーン」に女性たちの行列ができていたことだけ記しておきます。
  <西荻窪駅南通り会>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№679]東高円寺銀座商店会

■■■・・・区境の青梅街道沿いは商店街「らしさ」薄いビルの連続
歩いた日 H30.02.17 【杉並区】 

 地下鉄丸ノ内線は新宿から荻窪まで青梅街道の下を通っていますが、その東高円寺駅の地上出口から青梅街道上の東方向、杉並区と中野区の区界までを範囲とする商店会、ということが杉並区商店街マップから読み取れます。ただ、道幅が広い幹線道路であり、沿道は中高層のビルのマンションや事務所などが多くを占めるため、生活臭のある商店街という雰囲気ではありません。
 この日は、より生活臭漂う東高円寺駅通り商店街(ニコニコロード)を歩いた後、その入口部分からまずは北側歩道を東へ、そして南側歩道を西へ戻る形で歩きました。東端で街路灯が変わるところが区界で、そこから先は中野区の「新中野商和会」の領域になるようですが、今回はそこで引き返しました。南北側とも商店の連続性は乏しく、商店街らしさはあまり感じないままの往復となりました。
<「リトルアジア」などがある駅近くの部分>
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 駅近くでまず目についたのは「リトルアジア」というアジア料理店。アジア各国の料理を楽しみながら仲間で語らうには良さそうな店です。そのほか足を止めた店としては、「野菜カレー」の看板を掲げる店やその隣のやや古びた感じのビルの青果店など。ちょっと冷たい雨がパラついたりしたので足が早まり、他にも良い店なのに見落とした部分があるかもしれません。
<野菜カレーの店と青果店などの並び>
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 地図で見ると、この南の方に「新渡戸文化短大」と「新渡戸文化高校」、さらにその先には「女子美術大学」があり、学生の通学路になっている部分もありそうですが、そんな雰囲気もあまり感じません。「新渡戸」はあの旧5千円札の肖像で知られる新渡戸稲造氏ですが、この短大が今の名前になったのは最近のことのようです。昭和2年創立後の初代校長が新渡戸稲造氏だったとのこと。
 ニコニコロードも含めて、東高円寺駅周辺にはラーメン店が多い印象を受けました。この日の昼食もそのひとつで。急に九州ラーメンが食べたくなったので「九州とんこつ長浜や」にしました。
<ラーメン店等もある駅近くの南側部分>
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 そのあと、駅西側で商店街区域からは外れますが、「蚕糸の森公園」を訪れてみました。かつての農林水産省蚕糸試験場の跡地に作られた区立公園で、運動場や散策路、噴水などがありますが、旧試験場のレンガ造りの正門が残されていたり、守衛所だった建物が管理事務所として使われていたりと、歴史が伝えられています。ここを散策後、地下鉄駅に戻りました。
<蚕糸の森公園>
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・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№678]東高円寺駅通り商店会(ニコニコロード)

■■■・・・生活密着型でいろんな面白さがあるが、「ニコちゃん」はどこに?
歩いた日 H30.02.17 【杉並区】 

 降りたことがない駅に初めて降りるのは何となくわくわくするものです。今回降りたのは丸ノ内線の東高円寺駅ですが、区商店街マップで2つの商店街組織を確認しただけで、事前情報ほとんど無しのまま来てしまいました。地上の青梅街道に出て、まずは北側のニコニコロードへ突撃取材です。
<青梅街道側の入口近くの部分>
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 中野駅に向かうバス通りのすぐ東に並行する狭い道から始まり、一度バス通りに接してからまた右に分かれ、大久保通りにぶつかるまでの300mほどが商店街範囲とみて、歩きだしました。入口部分の薬局は土曜が休業日。そこから始まる最初の区間は、ミニスーパーのマイバスケットのほかは飲食店が多いのですが、左側はバス通りとの間隔が狭く、両側に入口を持つ店もあります。右側にある「太陽食堂」は夜は面白くなりそうな大衆居酒屋風です。
<生花店や四川料理店などの共同店舗建築>
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 道の接点部分には小さな百円ショップがありますが、その先には生花店や四川料理店などが入る店舗長屋風の建物が続き、それを見ながら進むと、この商店街の核的存在といえるスーパーのオオゼキが見えてきます。その手前に、お洒落な美容室と昔ながらの青果店が並ぶと思えば、その向かいには地中海風とも見える「喫茶生活」と、台湾焼き菓子のパイ饅頭を売る「pie manju 886」があります。このパイ饅頭店は昨年オープンしたばかりのようですね。それにしてもいろいろ混在です。
<昔ながらの青果店など>
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<「喫茶生活」と「pie manju 886」>
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 「ひかり書店」やクリーニング店も渋いです。オオゼキの向かいはクリニックに並んで「ニコニコ薬局」が構えます。通り名に合わせた店名なのでしょうが、「ニコニコロード」は、平成6年にキャラクターの「ニコちゃん」とともに公募で決まった愛称名なのだそうです。
<スーパーのオオゼキと「ニコニコ薬局」など>
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 その先の小さな四つ角から先は店舗密度が薄く、一般住宅も多くなるのですが、そんな中にある「魚源」は魚屋が経営する料理店だそうで、地域のちょっとしたハレの場というところなのでしょう。
<「魚源」などがある北半の部分の風景>
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 大久保通りに出たところの信号は「田中稲荷前」。漫然と信号名を眺めて引き返したのですが、渡った先に商店街の守り神であるという田中稲荷神社があるのを後で知りました。これを拝まなかったのは大失敗です。また、先ほどの小さな交差点から西へ行く部分もこの商店街の範囲だったのですが、そこも見落としてしまいました。やはり事前情報不足だと失礼な結果になってしまいますね。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№626]エトアール通り商店会

■■■・・・古き良き時代を語る夕日が印象的な商店街もまだまだ健在
歩いた日 H29.07.15  【杉並区】 

 高円寺駅から明るいアーケードの高円寺パル商店街を進み、その南の端近くで右(西)方向に入る道沿いがこの「エトアール通り商店街」です。高円寺の中心的存在とも見られるパル商店街の人波から外れて目立ちにくい位置にはありますが、80以上の加盟店舗があり、ここはまた独特の魅力を持っています。その魅力を、商店街ホームページは「住宅地に隣接し、高円寺の中でもどこか落ち着いた大人っぽい雰囲気」と語っています。
<高円寺パル商店街からみたエトアール通り>
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 エトアールの名は、かつてここにあった映画館「エトアール劇場」に由来するとのことで、その跡地には現在、スーパーの西友(上階はマンション)があります。エトアールはフランス後で星を意味し、「通りの奥に向かって夕日が沈んでいく光景も印象的」とロマンチックな記述もありますが、古き良き時代の魅力を語りかけるように、懐かしい構えの商業建築の並びなども見られます。
<エトアール劇場があったという地点の西友など>
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 西へ進むほどに人通りは少なくなりますが、寿司店、精米店など老舗らしき店が立派に営業しているのが心強いです。古着店や若者受けしそうな新しい店などもあって、さらに店舗改装工事中のところも見られ、それなりに新陳代謝も進んでいるようで、周辺人口に支えられてまだまだ健在な商店街といったところです。
<落ち着いた雰囲気の商店街中央付近>
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<商店街の西端部分>
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 エトアール劇場跡の角から北に進むやや広い道もこの商店街の範囲で、その突き当たりには長仙寺があります。不動明王を本尊とする真言宗の寺で、宝永年間から約300年の歴史を持つとのことです。「一歩入れば都会の喧騒を忘れてしまうほど静かで美しい庭を有している」とのことですが、炎暑の中を歩き疲れ、腹も減ったので山門で引き返してしまいました。
<長仙寺門前の商店群>
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 さてその空腹を満たすため、「富士川食堂」に入りました。定食メニューが並び、一番高い定食でも500円台という財布に優しい店。学生さんが常連になりそうですね。ここでロース生姜焼き定食550円也をいただいて元気を回復しました。
 ところで、今回の高円寺散策ではいろいろな発見がありましたが、長仙寺は見たものの肝心な「高円寺」を訪れそびれました。吉祥寺に吉祥寺という寺はないそうですが高円寺には高円寺があるのです。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

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[№625]高円寺パル商店街

■■■・・・高円寺を代表するA級商店街の元気さと賑わいに圧倒される
歩いた日 H29.07.15  【杉並区】 

 大変申し訳ないことに、高円寺の街についての予備知識をほとんど持っていなかった私は、高円寺での「A級」商店街は北口でねじめ正一の小説で有名になったいわゆる純情商店街のみで、あとは皆「B級」と勝手に決め込んでおりました。それが誤りであるという叱責を、この商店街に足を踏み入れた途端に受けた感じです。
<駅側の商店街入口>
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 実はこのあと、純情商店街(組織名は高円寺銀座商店会)も歩いたのですが、チェーン店が増えたりして「純情」さが薄れている感を持ったのに対して、南口側のこちら「パル商店街」は、もちろんチェーン店もあるものの老舗と思われるものも含めて、様々な業種の店舗で埋めつくされ、東側に並行するバス通りをはるかに上回る人波であふれ、まさに高円寺を代表する商店街という認識を得た思いです。こちらこそ「A級」商店街と言うべきですね。
 南に向けて緩やかな下り勾配の250mほどの商店街全体が明るい全蓋型アーケードで覆われ、夏の暑い日射しを避けながら健全なショッピングが楽しめるというところです。業種も様々で、若い店主らしき人物が健気に客の呼び込みに立っている姿が印象的でした。
<商店街中央付近>
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 ここは「東京高円寺阿波おどり」の発祥の地ということで、阿波おどり用品専門店もあります。8月最終の土曜日曜に盛大に催されるわけですが、商店街中ほどに商店街事務所があってそこで阿波おどりの写真展も見ることができるとの情報が商店街ホームページにありますが、喧騒に気を取られて見落としてしまったのが悔やまれます。
<商店街の南端近くから北方向を見る>
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 「A級」に再認定したので詳細なレポートはしませんが、高架下の高円寺ストリートに本店がある「仲屋むげん堂」の支店がここにもあって賑わっていること、老舗らしきうなぎ店や蕎麦店がしっかり営業しているのが頼もしいと思ったことだけを記しておきます。
 この商店街を抜けた先には、さらに新高円寺通商店街が延々と青梅街道まで続いているのですが、そこはまた別の機会に歩くことにします。両者の境界を横切るのは桃園川緑道で、「旧宝橋」の親柱がさりげなく残され、歴史を語っています。
<南側の入口(桃園川緑道「旧宝橋」がある)>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

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[№624]高円寺駅西商店会(高円寺ストリート)

■■■・・・ディープな高架下に続く魅惑的空間の独特な空気が刺激的
歩いた日 H29.07.15  【杉並区】 

 炎天下、セントラルロードとも別称される「高円寺中通」「北中通」の商店街を散策した後、日陰を求めて中央線の高架下にもぐり込んだら、なんとも魅惑的な空間が線路の下に続いているではありませんか。
 たこ焼き店の左からその薄暗い空間に歩を進めると、すぐ左には「元祖仲屋むげん堂」が独特の雰囲気で衣料品等を満載して営業しています。ネット情報によれば昭和53年創業のアジアン雑貨の老舗ともいえる店だそうで、都内に複数の店があるようです。その先、CD店のところで鍵型に曲がると、さらに線路下に延々と商店街空間が続いているのが見えます。
<「元祖仲屋むげん堂」などがある駅側入口付近>
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 最初は古書店ですが、その先は居酒屋がずっと軒を連ねるという感じで、昼なのでほとんどの店は開いていませんが、夜は雰囲気が一変するものと思われます。昼の、まるでシャッター街のようなところを歩いただけでレポートするのははばかられるのですが、この頽廃感が漂う独特な空気もまた十分に刺激的なのです。
<古本店の先は居酒屋の連続>
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 中央付近に案内図が掲示されていて、それによると1番街から7番街までの区分があるようですが、結局、昼の白けた高架下飲食店街を往復歩いてしまいました。総延長は300mほどでしょうか。外の炎暑を避けるにも都合よく、ここも駅への通路として使われていて、夜はおやじたちが管を巻く喧騒空間になるはずのところでも、昼は健全な?中高校生たちが談笑しながら通りすぎていきます。
<昼なのでシャッターが閉まった居酒屋街>
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 6番街のはずれでラーメン・カレーの店が営業しているのが逆に異質に見えたりするから不思議です。居酒屋の看板を眺めながらゆっくりと駅方向に戻りましたが、「じじばば」なんていう店はどのような方が切り盛りされているんでしょうね。
<ストリート西端付近>
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<居酒屋「じじばば」などがあるあたり>
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 駅近くの一角は2層の構造物となっていて、その2階部分を通り抜けてみましたが、ちょっと普通とは違う妙な雰囲気でした。高円寺といえば若者の街というイメージを持っていましたが、考えてみれば「純情商店街」の時代の若者も今はじじばばの世代でしょうから、こういうディープな空間があっても全然不思議ではないと、改めて気づいた次第です。はい。

・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№623]高円寺北中通り商栄会

■■■・・・「セントラルロード」の北西側半分は渋さの中に新しい業態も混在
歩いた日 H29.07.15  【杉並区】 

 高円寺中通商店街を北西に向かって歩いてきたら、街路灯は同じなのに、いつの間にかその柱に貼られた名称が「北中通り」に変わっていました。セントラルロードとも別称される一体の商店街のようですが組織は別で、それぞれ独自のホームページを持ってアピールしています。
 その境界あたりにあるのが「猫の額」というユニークな店。猫雑貨と猫ギャラリーの店とのことで、ギャラリーでは展示会を行っているようです。その先で、古民家風の建物を棟割りで使っているうちのひとつが「コクテイル」という店で、いわば「古本酒場」というところでしょうか。外見は一件古本店なのですが中を覗くと居酒屋スタイルとなっていて、このコラボレーションには思わず「なるほど」と膝を打ちたくなります。
<古本酒場というべき「コクテイル」>
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 そのすぐ隣の同じ棟割りが「藪そば」というのも古風な感じで良いですね。道にはゆるやかな起伏があって、再び昇りきったところでコンビニに突き当たって商店街の終点ですが、その手前あたりには古そうな商業建築が良く残り、私好みの街並みを見せてくれています。「三晴食堂」や洋食の「フジ」などが渋い構えを見せているのもうれしいですね。
<洋食「フジ」などがあるあたり>
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 このあたりまでくるとだいぶ人通りは少なくなってきます。駅からの距離は400mくらい。私個人的には、中通商店街の喧騒も良いけれど、こちらの北中通も気分が落ち着いて良い感じに見えます。
<懐かしき看板建築等の並び>
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 先ほどの中通と共通に見える街路灯ですが、商店街ホームページによれば今年の4月にLED照明として新しくなったばかりのようです。そういう力もなくなった商店街が多い中で、立派なことです。
 そのホームページもこまめに更新されているようで、そこに記された「商栄会の変遷」によれば、昭和4年に、この先にあった陸軍の通信学校への通路として「通信学校通り睦会」の名で発足し、戦後、旧来の地名に従い「馬橋中通り商栄会」と改めた後、さらに地名変更により昭和40年に現在の名前に変更したとのことです。
 4月〜12月の毎月第三日曜日には「北中夜市」が開催され、フリマの出店等で賑わうそうですが、訪れたのは第三土曜日。なんと翌日ではないですか。
<商店街を西端から見る>
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・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№622]高円寺中通商栄会

■■■・・・駅近接の混沌とした雰囲気の商店街はあらゆるニーズを吸収か
歩いた日 H29.07.15  【杉並区】 

 高円寺という街には実はあまり馴染みがなく、中央線沿いの若者に人気の街、駅前に「高円寺純情商店街」がある街、という程度の認識しかなかったのですが、実態はいかに?というわけで、猛暑の土曜日ですが中央線に乗って高円寺駅に降り立ってみました。北口側に出て正面に「純情商店街」の目立つアーチがありますが、有名過ぎて、私の中では勝手に「A級」に区分しているので対象から外し、左の線路沿いに入口が見える「高円寺中通商店街」へ足を踏み入れます。
<商店街の駅側入口付近>
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 狭い道沿いにびっしりと店が並び、その業種も豊富です。飲食店系が多く、洒落た構えの寿司店から定食店や居酒屋、アジア系やイタリア料理店など内容も多彩ですが、古着ファッション店や眼鏡店、そして薬局や理髪店といった生活密着店、またピンク系らしき店なども含め様々なものが混ざり合い、混沌とした雰囲気です。駅へのアプローチ動線軸として立派に機能していて人の流れが絶えず、あらゆるニーズを吸収しているというところなのでしょう。
<真夏の昼の商店街風景>
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 入って100mほどのところから北に向かう道沿いもこの商栄会の範囲で、そちらにも興味深い店が並びます。「プラザ高円寺」という集合店舗の一階の一角に行列ができていたのは、「てんぷら 天すけ」の揚げ玉子ご飯がお目当てでしょうか。「しげくに屋ベーカリー」は若い人たちに人気のパン屋さんのようです。その隣にある「食の専門店街」と題した「大一市場」は入ると屋体街風の濃厚な雰囲気で、駅方面への抜け道にもなっています。
 スーパーの「ユータカラヤ」までが商栄会の範囲で、そこから先は高円寺庚申通り商店街が早稲田通りまで続きますが、暑さに負けて引き返してしまいました。
<北側の高円寺庚申通り商店街との境界付近>
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 もとの道に戻り、日陰になっている左半分に身を寄せながらさらに西に進みます。新旧混在の建物の店舗を眺めながら進むと徐々に人通りは少なめになってきますが、様々な店にカップル等が吸い込まれていきます。「産直酒場」と題した「北の国バル」は最近できた店のようですね。新陳代謝があるのは良いことです。と、いつの間にか「北中通り商栄会」の領域に入っていました。
 この日の翌週日曜にはこの商店街の「プレ阿波おどり」が開催されるようです。
<商店街西半部分の状況(1)>
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<商店街西半部分の状況(2)>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№587]下高井戸北口商店会(北口レンガ通り)

歩いた日 H29.03.04 【杉並区】 
 下高井戸駅前踏切の脇で昭和の香り濃厚な「下高井戸駅前市場」の中央通路をくぐり抜けた先の北側にこの商店街があります。駅前市場の北側に沿う「買物横丁」となっている通りが区境で、それより北に向かうこの通りは杉並区となります。甲州街道にぶつかるまでの100mほどで、さらに北のエリアへの通り抜けに便利な道のはずなのですが、思ったより人通りは少なめです。「レンガ通り」の名のとおり、きれいなレンガ舗装が妙に目立つところです。
 入口の左角が「バオバブの木」という名の自然食品の店で、山の手らしい風景ではありますが、向かいの右角がいかにも男臭さ濃厚なやきとんの「日本橋紅とん」で、その対照が面白いところです。しかし、ここから先の商店街内には生鮮など食品関係の店がほとんどなく、飲食系も喫茶店と居酒屋がわずかにある程度です。食品関係は、駅前市場がこれまでは強力な吸引力を発揮してきたでしょうし、他に駅前商店街や西友などで需要は満たされているというところでしょうか。
 そんな商店街を進むと、古書の「豊川堂」で思わず足が止まります。「太陽」や「東京人」などのバックナンバーが平積みになっており、店も昔のつくりです。
 そしてその先左に現れるのが重厚な日本建築の「柏木精米店」。既に営業は終了しているように見えますが、建物はそのまま残っています。昭和初期のころの建築でしょうか。よくぞ今まで残ってくれたと、しばし見とれてしまいました。
 そのほかでは、「神馬クリニック」や歯科医院、整骨院など、医療関係が多く立地しており、このため日曜などは人通りがわずかになってしまう、とは、このあと食事に入った「みつ乃家」(次記事で書きます)で聞いた話です。歩いたのは土曜の午後ですが、それでも賑わいは感じません。
 商店街の北端でぶつかる甲州街道(国道20号)は、頭上を高速道路が覆い、息苦しい雰囲気です。その東西の歩道沿いにも店舗がありますが、これは北口商店会の範疇ではないと思われます。手前右には新しそうなマンションもあり、商店街の性格が薄れてきつつあるようにも見えました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

静かな商店街の入口風景
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重厚な日本建築「柏木精米店」
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古書の「豊川堂」などの並び
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[№561]はまなん横丁(浜田山芳興会)

歩いた日 H28.11.05 【杉並区】 
 浜田山駅の南側で線路・駅ホームに並行する位置にあり、車の通行もやっとと思われる道幅のレンガ舗装の商店街で、確かに駅裏で「横丁」を名乗るのが頷ける商店街です。この日は、東側の「南レンガ通り」から続けての散策で、東側の角にある銘茶店「茶金」はどちらの商店街に属するのかわかりませんが、両商店街とも同じ(たぶん)街路灯で、きっと仲良し商店街なのでしょう。
 隠れ家的雰囲気の飲食店やブティックなどに、ラーメン店や居酒屋などが混じるのが面白いところで、夜は独特な「横丁」らしさが発揮されるのかもしれませんが、クリーニング店や理髪店などもあって、昼に歩く限りではやはりここも性格が何とも評価しにくいところです。ただし、頽廃感はほとんど感じません。駅近だけあって現役店が多い印象です。
 ちょうど駅ホームの長さ分ほど進むと、駅西側の踏切から続く路地がぶつかり、その角には「靴の美容室」と「ベトナム食堂シクロ」があります。改札口から出た人の流れがこの踏切を渡ってくるので、ここがこの商店街の中心と言えますが、踏切の手前にはその名も「ふみきり」という居酒屋があり、その向かいには青果店があって、ここでやっと私好みの生活臭の濃い商店街風景に出会った気分です。駅からの人の流れはここから東西に散り、「はまなん横丁」は通り抜け通路として重宝されている様子です。
 商店街を西に抜けて突き当たる道の向かいは小公園になっていて、その入口部分に杉並区のコミュニティバス「すぎ丸(さくら路線)」の停留所があり、かわいいバスが停車しています。下高井戸方面と結ぶ南北交通路線で、駅北側発着の「同(けやき路線)」と合わせ、浜田山駅は結節点になっているわけで、商店街の西の部分は乗り換え通路の役割も持っているということです。それにしても、すごくこじんまりしたロータリーで、バスはくるりと小回りをきかせて転回していきます。
 その向かいの、商店街の西端の店は日本茶専門店の「茶風」で、日本茶喫茶というべき店のようです。東端の「茶金」と合わせ、両端がお茶の店というのが面白いですね。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

ブティックやラーメン店等が混在する「横丁」
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踏切前の居酒屋「ふみきり」や青果店
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商店街西端の日本茶専門店「茶風」
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東端の「茶金」脇から見た「まなん横丁」
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[№560]浜田山中盛会(南レンガ通り)

歩いた日 H28.11.05 【杉並区】 
 浜田山駅前から線路の北側を並行する「浜田山壱番街」を東の端までやってきて、そこで交差するのが鎌倉通り。この南北の道は古来鎌倉へ通ずる鎌倉街道の一部をなし、この通り沿いにも「浜田山鎌倉会」、「鎌倉通り睦会」という商店会があるようなのですが、踏切から南、北を見渡してもあまり商店街らしさが感じられないので今回はパス。線路の南側から駅方向に戻ろうとして自然に吸い込まれたのがこの「南レンガ通り」です。
 幅4mほどの文字通りレンガ舗装の道で、駅の裏に相当しますが、一般によくある駅裏飲み屋街という風情でもありません。焼鳥店「ことり」があり、しばらく進むとまた焼鳥の「ミヤザキ商店」がありますが、店舗が連続しているわけでもなく、さらにその先には自転車店や新聞店があったりと、どうも性格が不鮮明な商店街です。生鮮品店はないので、少なくとも日々の食材提供の生活型商店街とは言えないようです。
 で、百メートルほどでまた南北の道に突き当たり、その道も、駅ホーム東端に接する踏切から南へ数十メートルほどが南レンガ通りの範囲なのが街路灯からわかりますが、南半にはほとんど店らしきものはなく、踏切側の3階建てビル一階に「焼きとん和田屋」などが並ぶのが唯一商店街らしき風景です。焼鳥、焼きとんと、まあここは、山の手住宅街の浜田山にありながらも庶民的空気が濃い一角といえそうです。
 東西と南北の道の角には、「浜田山南レンガ通り商店街マップ」という立派だったはずの案内板が寂しく色あせてあり、剥がれかけた店舗表示が哀愁を漂わせます。かつては店舗数もそこそこあったようですが、駅北側の賑わいとは対称的な衰退ぶりです。土曜の昼の踏切付近は多少の人通りがありますが、東西の道は人影まばらです。夜は焼鳥を求めるお父さんたちの姿がどれだけあるでしょうか。
 踏切手前に大きな寛永通宝を看板にした銘茶店「茶金」があり、その角からさらに西へ「はまなん横丁」が続きます。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

人影のない昼の南レンガ通り(焼鳥「ことり」前)
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自転車店や新聞店など
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やきとん「和田屋」などがある踏切付近
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踏切脇の銘茶店「茶金」
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[№559]浜田山壱番街

歩いた日 H28.11.05 【杉並区】 
 浜田山駅から出たところに面し、駅の北側で線路に並行する商店街が「壱番街」です。レンガ舗装にセンターラインが引いてありますが、対面通行道路としては狭く、歩道もありません。でも自動車の通行は少ないので、比較的ゆったりと歩けます。
 駅のすぐ近くの交差点から北に「浜田山メインロード商店会」が接続していますが、街並みの景観が良くオシャレ感が漂うメインロードに対して、こちら壱番街は駅前だけあってさすがに庶民的な雰囲気があります。駅から東に少し行ったあたりで、共同ビルの一階に焼肉店や支那そば店などが並ぶ光景は、どこか下町風とも感じられ、私の感性にはこちらの方がしっくりきます。
 そのさらに先の左側にはスーパー「コモディイイダ」があって、規模はそれほど大きくないものの庶民の味方的な核になっているようで、メインロード入口にある成城石井とは異なる客層をつかんでいるというところでしょう。山の手高級住宅街に乗り込んできた意識の私をほっとさせてくれます。
 「コモディイイダ」からさらに東は少々場末感が漂うようになり、人通りもぐっと減ります。ブティックがあると思うと、そこから店主らしきおじさんが出てきて店頭の服の並びを直したり、そんな心和む情景も味わえました。交通量がやや多い南北の鎌倉通りと交差するところで商店街は終わります。鎌倉通りにも商店街組織はあるようですが、あまり商店街らしさは見られません。
 戻って逆の西側の突き当たりにあるとんかつの「かつじん」で食事にしました。ロースかつ定食830円。威勢の良い感じのお兄さんが切り盛りしていました。そこと駅の中間あたりにある松阪牛の「丸正」には行列ができています。こういう人気店の存在が商店街の命でもありますね。
 駅出口の脇に、杉並区のコミュニティバス「けやき路線」の停留所があります。区の南北を結ぶ交通手段として重宝されているようで、15分間隔の運行。「コモディイイダ」の角からひょっこり出てきて、駅前に停まり、「かつじん」の前を右折して戻っていきます。かわいいバスがこの商店街のアクセントになっているともいえます。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

駅東部分の庶民的な店舗の並び
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コモディイイダから東の区間の「ブティック」など
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駅前に停車中の「すぎ丸」
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行列の精肉店「丸正」
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[№558]浜田山メインロード商店会

歩いた日 H28.11.05 【杉並区】 
 京王井の頭線という電車は、渋谷と吉祥寺を結ぶ山の手高級住宅街縦貫路線のイメージがあって、下町大好きおじさんの私には東京で最も縁遠い路線と思い込んでいるわけですが、この日は敢えて冒険心を奮い立たせ、京王線明大前から乗り換えてみました。目指すは、杉並区商店街マップで最も商店街数が多そうな浜田山駅。
 駅北側の出口前は、線路に並行する浜田山壱番街ですが、まずはすぐ左から北に伸びる「浜田山メインロード商店会」へ。自ら「メインロード」と名乗るのは相当な自信・プライドからか、あるいはメインであり続けたいという願望からか。そんな山の手の「メイン」に突入です。
 で、いきなり高級スーパーの成城石井が。このあたりの住民は皆ここで毎日の食材を買うのか、などと考えながら進みますが、全体にオシャレな空気を感じるのは高級住宅地に潜入しているという卑屈な先入観によるものでしょうか。何となく落ち着かない気分です。でも、気づきました。オシャレ感の要因のひとつは、全体に2階程度に抑えられてすっきり揃ったファサード、街並み景観であると。協定などがあるかどうかはわかりませんが、各店主がメインロードの一員として意識した店づくりをしているということであれば好感が持てます。
 中ほどに西友、ドトールもあって、徐々に身構えが緩んできました。山の手オシャレタウンでも駐車場化しているところも多く、また空き店舗らしきものも見られます。きれいなレンガ舗装ですが、車の通行を許しているのが少々残念です。モール的な雰囲気のリラックス感が時々中断されます。
 端正な長屋風の店舗群が向かい合っていたりして、全体にセットバックした中に生花店などが並ぶのがまたドラマの舞台にでもなりそうな情景ですが、その中にさりげなく現れる「ライブタウン浜田山」のゲート。どうやら商店街に口を開けた本当の高級住宅群の区画のようです。
 茶蕎麦「いな垣」を見つけましたが、何となく落ち着かない感が再燃してパスしてしまいました。商店街は井の頭通りに突き当たるところまでです。通りの向こう面には普通の店舗群があり、「浜水会」という別の商店会となっているようですが、眺めただけで駅方向に引き返してしまいました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

商店街の駅側入口付近
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美しく整えられた街並み景観
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西友もあってほっとする
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「ライブタウン浜田山」のゲート
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[№523]向陽商店会

歩いた日 H28.05.28 【杉並区】 
 京王線桜上水駅の東側踏切から桜上水商店睦会の道を北に進み、甲州街道を横切った正面の道を入ると、玉川上水跡の帯状の公園が左右に現れます。玉川上水が流れていたのは高いところで、その先が下り坂になりますが、そこから頭上の街路灯に「向陽商店会」の表示が続きます。街路灯には桜上水商店睦会と同じ「杉並 FC東京」のフラグも下がります。しかし、入口部分では民家の軒先のような構えの「コインランドリーミネ」はあるものの、商店街らしさは見られません。
 坂を下ってそのまま歩いて行くと、ポツポツと商店が現れますが、半ば以上が普通の住宅という様相で、商店街らしい賑わいや華やかさはありません。それでも「向陽商店会」の街路灯は延々と続きます。商店の並びが見られるのは、中間付近の牛乳店やヤマザキパン店、中華料理店等の並びの部分、及びその先の青果店と一歩脇に入ったベーカリーの並びというくらい。街路灯が並ぶ延長は400mほどに及びますが、商店は少数。小さな電器店等を見ながら進んだ先に「ひろ永福クリニック」があるところが北端になります。ここから神田川を渡ると井の頭線の西永福駅も近い位置です。
 この北端近くに、注意しないと見落としそうな小さな鳥居と社があります。注連縄が張られた鳥居をくぐると、「田中稲荷大明神」で、かわいいきつね様が睨みをきかせています。ゆっくり南方向へ戻ると、やはりお客さんの姿があるのは先ほどの青果店くらいです。奥に並ぶ「藤乃木ベーカリー」は「手づくりのパン」と掲げるつつましい構えのパン屋さん。全体に4mほどの一方通行の細い道で、時折クルマが通りますが、静かな住宅街の様相が続きます。
 「向陽商店会」の名は、付近にある向陽中学校に由来すると思われます。向陽中学校ホームページによると、昭和31年に「下高中学校」から校名変更したとのことですが、その名の由来は定かではありません。そういう地名があったのでしょうか。陽に向かうという良いイメージということかな。
 ところで、杉並区の商店街マップによると、この商店街の入口部分にあたる甲州街道から玉川上水跡の間付近に「公園通り商店会」の表示があり、実際そこは向陽商店会の街路灯はなく、ごく少数の商店や空き店舗の並びが見られるのですが、商店会としての実体は確認できませんでした。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

最も商店街らしい一角の店舗の並び
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一番元気に見える青果店
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田中稲荷大明神
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玉川上水跡の公園
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[№522]桜上水商店睦会

歩いた日 H28.05.28 【杉並区】 
 京王線の快速停車駅である桜上水駅に初めて降り立ちました。京王線と甲州街道(国道20号)がずっと並行していますが、このあたりでは、線路と国道の中間の小道が世田谷区と杉並区の区界になっていて、桜上水の地名は駅がある世田谷区側であり、杉並区側は下高井戸です(隣駅の下高井戸駅は下高井戸にない)。ということで、まずは杉並区側へ。
 駅東側の踏切から続く道の区界から甲州街道にぶつかるまでの短い区間と甲州街道沿いの一部が「桜上水商店睦会」を形成しているようです。世田谷区側の「桜上水商店会」に「睦」の一文字を加えた名称は紛らわしいですが、区も違えば組織も違うということですね。区が違う証拠に、街路灯に下がるフラグの文字は「杉並 FC東京」です。
 区界すぐの角にあるカフェレストラン「ティファニー」は、ご近所住民の憩いと語らいの場と言うにふさわしい雰囲気。そこからの幅4~5mほどの道の両側には、オリジン弁当や松屋などのチェーン店も目立ちますが、生花の「はなよし」や文具店、美容室、中華料理店、居酒屋、郵便局などもあります。「鮮魚 甲州屋」は土曜のせいか閉まっていました。人通りは多いですが、自販機が店頭を覆った空き店舗も見られ、快速停車駅の駅前商店街といえども厳しさを伺わせます。
 甲州街道沿いには、「茶道具ゆがわ」や神戸が本店という「瓦せんべい亀井堂本家」などの看板も見えますが、頭上を高速道路が覆い、交通量が多い国道沿いでは可哀相な感じもします。年季の入った「あぶらーめん」の店は若者には受けそうです。「COFFEE万国屋」は欧米アンティークグッズの店らしいですが、不思議な雰囲気です。
 そんな感じで、ややとりとめがないようでもあり、どこへ入ろうというのでもなく、さらに甲州街道を渡った先にあるはずの商店街へと足を進めてしまいました。この先の玉川上水の堤に桜並木があったことが「桜上水」の名の由来とのことですが、その由来の地も下高井戸三丁目。何か妙な感じです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

商店街の南側入口(手前は世田谷区の桜上水商店会)
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商店街中ほどの風景
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甲州街道に近い部分
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甲州街道沿いの不思議な「万国屋」
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[№491]阿佐谷北口駅前スターロード商店会

歩いた日 H28.01.23 【杉並区】 
 阿佐ヶ谷駅を北口に降りてすぐ左側に見えるのが「スターロード」です。線路沿いも含めて東西方向の道沿いと、それに接続する南北方向の路地で構成され、ほとんどが「路地」的な細い空間に小規模な店舗が密集する形態ですが、東西に200m以上の規模を持っています。
 全体に夜の飲食店という感じの店が多いですが、背後の住宅地と駅を結ぶ位置にあるため、昼も通り抜けの歩行者が多くあります。混沌とした空間という様相ではありますが、昼間歩く限りでは健全な印象です。ランチも含め昼も営業する店も多く、頼もしい限りです。この空間内に挟まるように、スポーツ・フィットネス施設や、小劇場・映画館等の複合文化施設「ラピュタ」があったりするので、それらに出入りする人たちの通り道でもあります。ちょうど、ラピュタからの帰りでしょうか、若い女性の集団が狭い路地に押し寄せてきました。
 建物は概して古いものが多く、道も狭いので防災面が気になりますが、狭い道だからこそ、温かみのある空気が充満し、車に邪魔される心配もなく歩けるのが良いところです。雑多な飲食店群ですが、それぞれにこだわりの味が用意され、夜ともなれば固定客もそれぞれについていることでしょう。そんな中に、青果店や鶏肉専門店などが混じっているのもまた魅力です。幅広い年齢層に愛される駅隣接の癒し空間というべきところで、路地の中に「商店街集会所」もしっかりとあって、全体の結束の強さも推察されます。
 駅周辺を歩き回り空腹になってきたので、「元気もりもり営業中」の看板を掲げる「男の晩ごはん」に思わず入りました。昼食だけど「晩ごはん」です。肉系メニューが主体で、若者男性向きの店ですね。ボリューム満点です。
 満腹になって駅に戻りますが、南に隣接する高架下商店街「ダイヤ街」を抜けて行きました。ここはJR系のショッピングセンターで、上下2層の良く管理されたテナント構成のきれいな空間。スターロードの混沌とした雰囲気の対照がまた面白いところです。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

飲食店が居並ぶ混沌とした路地空間
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「男の晩ごはん」などがある一角
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南北方向の路地
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[№490]阿佐谷一番街商店会

歩いた日 H28.01.23 【杉並区】 
 中央線阿佐ヶ谷駅の南口側では、賑やかなアーケード街の「阿佐谷パールセンター」が目を引きますが、その入口手前から東方向へ、線路の南側に沿う形で「一番街」はあります。入口付近の道幅は狭いので、駅前飲食店街の路地として敬遠されそうですが、足を踏み入れてみると間もなく道幅が5~6m程に広がり、線路北側の新進会と同様に約250mも続く商店街であることがわかります。
 ほぼ飲食店で埋めつくされ、夜型飲食店が多くを占めますが、そんな中でも、「やってるよ」の看板を掲げるなどしてランチ営業をしている店もかなりあります。人の通行、通り抜けもそこそこあり、夜の雰囲気はわかりませんが、昼は猥雑な感じはほとんどありません。
 居酒屋・スナック系はもちろんのこと、和食、洋食、アジア系、ラーメン、お好み焼きなど様々なジャンルが揃っているといえます。昼下がりの時間帯で、小さな子どもを含む家族連れがお目当ての店に入ろうとして、貸切り満席で断られ残念がっている光景も見られました。昼夜問わずの様々な飲食需要に応える明るい飲食街のようです。
 駅側の入口付近にはマクドナルドがあったりするのですが、その先に「中華そばホープ軒」などという店があるのも、いかにも中央線駅前という感じで往年の漫画雑誌の一コマを見ているようで良いではないですか。いろいろなジャンルの店が特に規則性なく混在しているのも魅力の要因かと思われます。中には最近お洒落に建て替わったと見られるイタリア料理店があったりもしますが、雑多な景色の中にそれが違和感なく調和しているように見えるのもさすが、というところです。
 中央部付近に案内板「ストリートマップ」があり、そこには「人と人のつながり、安心の個人商店が並ぶ街」とのキャッチコピーが記され、確かに大手チェーンの匂いがほとんどしない空気が独自の魅力を作り出しているとも見られます。東の端はまた道幅が狭くなり、高架下で北側の新進会と合流しますが、その先の高架下には「阿佐ヶ谷アニメストリート」という全く異質な空間が続いているのも面白いところです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

「ホープ軒」の看板も見える駅側入口付近
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商店街東半部分(様々な飲食店が混在)
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[№489]阿佐ヶ谷アニメストリート

歩いた日 H28.01.23 【杉並区】 
 ほとんど予備知識なく降りた阿佐ヶ谷駅から線路の北側の新進会商店街を東の端まで進み、引き返そうとしたら、線路の高架下に何やら不思議な空間を見つけました。薄明るい照明で演出された高架下中央の通路を挟んで左右に複数の店舗らしきものが見えます。入口の案内表示には「阿佐ヶ谷アニメストリート」の文字。ここから高円寺方向へ100m余に、アニメ関連の店舗や施設を集めたもののようです。
 正直、現代のアニメ文化には全く門外漢、無関心の私は、どこを覗いても何がなんだかわかりません。しかし、アニメは日本が世界に誇るソフト文化(サブカルチャー)で、「クールジャパン」を牽引する優れたクオリティを持つ、というくらいは知っています。その拠点の役割を目指したのでしょうね。後でサイトをチェックすると、クリエーターとファンのつながりの場となりつつ、ファンの拡大、新人クリエーターの創出を目指して約2年前の平成26年3月にオープンしたものだそうです。
 開業時の資料では15くらいの区画が埋まっていたようで、話題を集めたようですが、その後の状況はどうなのでしょうか。今の案内では10店舗ほどで、空き区画や営業しているのかよくわからない部分もありました。改装工事中の区画もありましたが。
 アニメグッズショップや、男装コスプレの店、アニメ上映カフェらしき店舗などが営業していますが、無知識のおじさんが中を覗く勇気はありません。一番東側には、「ヒューマンアカデミー阿佐ヶ谷アニメストリート校」という専門学校もあり、人材育成の役割を果たしているようです。
 鉄道敷地の有効利用としてはユニークですが、駅から距離があり、しかも阿佐ヶ谷駅との間の高架下商店街のゴールド街が改装閉鎖中で、アクセスを悪くしています。アクセスが悪くても本当に価値があるものならばそれがわかる人を集められるのでしょうが、ネット上の評判はあまり芳しくないものも見られます。まだ2年目なので性急に評価すべきではないのでしょうが、何らかのテコ入れも必要になりそうです。場違いなおじさんの私は、早々に引き返しました。
・なつかし度  ☆☆☆☆☆
・ぬくもり度  ☆☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ☆☆☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

空き区画も目立つ「アニメストリート」
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アニメ関連のグッズショップやカフェなど
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[№488]阿佐谷新進会商店街

歩いた日 H28.01.23 【杉並区】 
 土休日は快速が停まらない阿佐ヶ谷駅ですが、駅の南北には大小の商店街が密集し、賑わいを見せています。特に予備知識なく降りてしまい、周囲を見回して何となくB級感のあるこの商店街にまず足を踏み入れました。時計付きの門型アーチをくぐり、星マークの下に何ともユニークなキャラクターが描かれたフラグをたどる形で進みます。中央線の北側に沿いながらも微妙に屈曲する250mほどの区間がメインです。
 中央線沿線のこのあたりは若者に人気の街との先入観を持っていたのですが、商店街を歩く人波は老若男女入り乱れ、「新進会」の店舗も、新旧混在という様相です。カフェやフラワーショップ、お洒落なベーカリー(石窯パン)があるかと思えば、いかにもガッツリ系のステーキ・ハンバーグ店、きものリサイクル店、大衆感あふれる中華料理店等が見られます。
 看板建築の「大提燈米穀店」は昔ながらの米店かと思いきや、「お米ソムリエ」がいて店内の一部がギャラリーにもなっているという先進的なお店のようです。その並びには、農家の直送野菜を扱う「地産マルシェ」があって、その向かいは蕎麦店、という具合。
 東へ進むほどに人通りは少なくなり、道が二手に分かれた先は商店密度も薄くなります。空き店舗らしきものも目立つようになりますが、「ヘアサロンセブン」や古本店、コインランドリー等が渋さを見せる中に、さりげなくコーヒー喫茶が混じっていたりします。山の手住民の駅へのアクセス動線上で程よく生活需要に対応しようとしている感のある商店街です。道幅は全体に狭く、レンガ舗装されているのですが、自動車の通り抜けが多いのが玉に傷ですね。
 ところで、駅側入口すぐの分かれ道を北に進むと、突き当たりに阿佐ヶ谷神明宮の立派な鳥居が見えてきます。天照大御神を祀り、伊勢神宮との関係も深い由緒ある神社で、この地の象徴的存在です。緑に抱かれた境内は厳粛な雰囲気で、鳥居前の道路で本殿方向に向かって拝礼していく人も見られました。なお、この鳥居前の道路は、「阿佐谷進交会」の領域のようです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

「大提燈米穀店」や「石窯パン」などの並び
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渋みが増す商店街の東端付近
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阿佐ヶ谷神明宮
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[№428]荻窪すずらん通り商盛会

歩いた日 H27.06.06 【杉並区】 
 荻窪駅の北口側をぶらぶらしてから、ショッピングセンタービル「タウンセブン」の脇で線路を跨ぎ、こんどは南側にやってきました。跨線橋から見下ろすと、一帯が商業地ですが、中でもひときわ立派なアーチがあるけれど実際はB級度が高そうな「すずらん通り」へ踏み込みます。東西方向の線路沿いと南北の環八通りを斜めに結ぶ抜け道になっているらしく、自動車の通行が多くて落ち着きませんが、全面レンガ舗装の商店街基盤は整っています。
 「御膳そば松月庵」や「ぎょうざの満州」などの看板が目立ちますが、その他には、整骨院、薬局、不動産店、ラーメン店、中華料理店などが続きます。人通りは多いのですが食料品関係の店が少ないからでしょうか、駅直近の商店街としてはやや物足りない感じです。「自家焙煎」を掲げる珈琲店などは良い感じですが。
 ほぼ直線の緩い下り坂だった道がやや右に折れると、南北の交通大動脈である環状八号線にぶつかります。商店街組織としては、この先信号を渡って善福寺川にかかる界橋まで続いているようですが、環八で完全に分断され、商店街は実質環八までというところです。
 さて、戻りながら遅めの昼食場所を探します。環八近くにもふと足を止める店があったり、駅近くの「松月庵」も魅力的だと思ったのですが、この日は体調が少々思わしくなかったので、元気をつけようと「とんかつ力」へ入りました。昼食には遅い時間なのにグループ客や一人客などで半分くらいの席が埋まり、多くの人に愛される店ですね。ランチAセットの「ロースカツ定食」を注文。820円也。なんとなく「力」がついたような感じ。御夫婦で30年以上やっているそうで、その地道な姿勢にも好感が持てます。
 商店街として物足りないなどと失礼なことを書きましたが、「力」をつけて満足の気分で駅に戻り、この日の荻窪散策を終えました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

駅側入口付近からみた商店街
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力をもらった「とんかつ力」など
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[№427]荻窪寿通り商店会

歩いた日 H27.06.06 【杉並区】 
 荻窪駅から超庶民的な荻窪銀座街を抜けて、インテグラルタワーのところで青梅街道に出たところで信号を渡ると、正面には「天沼八幡通り商店会」のアーチがありますが、このもうひとつ西側に並行して、よりB級度が高い「ことぶき通り商店街」があります。道は狭く、南北に100mほどと途中で交差する東西の短い区間というごく小規模な商店街ですが、小さいなりに個性を主張しています。
 街路灯ごとに取り付けられた「ことぶき通り商店街」の銘板の下に下がるフラグがなんともカラフルで、そこには愛嬌のあるキャラクター漫画が描かれています。よくみると、「なないろこみち」の文字とともに、色ごとに異なるキャラクターとして「トントンビョウシ」、「パンコクテン」、「フクフクロウ」、「ポンポコティ」、「ピョンピョコテン」など。中ほどの店先にはその可愛い像たちが置かれています。七福神の妖精だそうで、他に、確認はできませんでしたが「メデタイニャン」、「マカセトケン」もいるようです。
 このように遊び心満載ですが、この「なないろこみち」は商店街としてはかなり地味などころです。キャラクター像が置かれていてもシャッターが閉まっていたり、空き店舗化しているものもあり、抜け道としては使われているようですが、商業的なにぎわいは乏しいようです。
 そんな中で、店名が面白いのが「炒飯の万博」。チャーハン好きには見逃せない店のようですね。たばこ店の隣には陶芸教室の「土いじり工房」。また、台湾料理店の隣にあるラーメン店の名が「なないろ」というのも偶然か意図的かわかりませんが微笑ましく見えます。他には、理髪店、不動産店、そば処、居酒屋など。いわゆる生鮮三品の店は見当たりません。
 せっかく妖精たちを集めたのですから、各店がそれを活かしながら個性を強調していけば良いのにと思います。かなりユニークな試みと思いますが、ネット検索しても意外にその話題性は乏しいようです。イベント等は行われているのかもしれませんが、もっと外向きにアピールしていけば、注目度を高めることもできるのではないでしょうか。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

店先の「フクフクロウ」と「パンコクテン」
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「炒飯の万博」などが並ぶ一角
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[№426]荻窪銀座商店会

歩いた日 H27.06.06 【杉並区】 
 商店街の看板は「荻窪銀座街」。中央線の車窓からも見えます。線路と青梅街道の間の路地を含めた一帯を範囲としますが、駅寄りの「荻窪北口駅前通り商店会」は別組織のようで、また、「アサヒ通り」という路地も混在します。全体に、山の手のお洒落な雰囲気とは程遠く、土地に根ざしたという感じの中小店の集積で、実に庶民的な空気で満たされています。
 駅から線路沿いの道では、焼き鳥の「鳥もと」や名物串かつ「田中」といった大きな看板が目立ちますが、「肉汁餃子製作所」「餃子とビールは文化です」と謳う居酒屋もインパクト大です。道が線路沿いから青梅街道方向へ曲がってすぐのところにあるのが中古レコードの「月光社」。CDではなく「レコード」です。良き文化が守られている感じです。
 青梅街道にぶつかるところの右角に近代的で立派な再開発ビル「インテグラルタワー」があるのが逆に異質に感じるから不思議です。このビルには、区の施設や杉並区商連の事務所なども入っているのですが。
 この違和感に背を向けて引き返し、今度は路地を覗きます。縦横に狭い路地があり、赤提灯や飲食店、ラーメン店、インド料理店、洋品店などがあります。昼から酒盛りの男女で賑わっている店もあります。建物は概して古く、全体の雰囲気はかなりディープです。夜はさらにディープさが増すことでしょう。特に「アサヒ通り」は明らかに夜の街の雰囲気で、中には空き地もあって少々不気味な空間です。闇市が原点の街らしく、「戦後」を濃厚に感じます。そしてこれらの中に、手押し式の井戸も見つけました。よくぞ今に残してくれたと思います。
 荻窪というと若者に人気の街というイメージを先入観として持っていましたが、かつての若者も歳をとる。おじさんたちも気取らずにくつろげる庶民空間がこうして残されているのはある意味必然でしょうか。車も入れないような路地は防災上も問題でしょうが、この昭和の若者たちにマッチした空間の雰囲気はできるだけ残していきたいものです。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

線路沿いの庶民的店舗の並び
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懐かしい空気で満たされた路地空間
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中古「レコード」店など
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[№425]荻窪北口駅前通り商店会

歩いた日 H27.06.06 【杉並区】 
 JR中央線と青梅街道が交差する街、荻窪。新宿からも近く、高所得層が多く住み、学生にも好まれる山の手タウンなどという勝手な先入観で捉えていた荻窪にも、郷愁ただようレトロ商店街があると知り、やって来ました。この日はなぜか都心から地下鉄丸ノ内線で到着。駅前広場がある北口に出ると、青梅街道沿いを含めて大小の商店街が混在しています。
 右(東)を見るとすぐにB級度が高そうな「荻窪銀座街」が始まりますが、その前に、事前情報で興味を持っていた「荻窪北口駅前通り商店会」の入口を見つけ、先にこちらを散策です。入口角に牛丼の松屋があるものの、古い透明トタン屋根のアーケードの下の空間はなんとも庶民的な空気で満たされています。その延長は、青梅街道に突き当たるまでの50m程度の短いもの。でも、駅改札からほんの数十メートルの位置にこんなにもノスタルジックな場が残されていることにまず感動です。
 駅前広場の西側からこの一帯を眺めると、低層で年季の入った建物が密集し、実情はわかりませんが駅前再開発を頑なに拒んだという風情に見えます。駅前の土地の使い方としては効率は悪いのでしょうが、昭和おじさんにとっては、近代的なビルになるよりはこの方がよほど親しみを持てます。
 線路側から入ってすぐ右側にはラーメン(中華)店が3軒並びます。「荻窪ラーメン」が話題になったのはいつごろだったでしょうか。ブームは去っても地道に味を競い合っているようです。その向かいにはキラキラ看板のDVD店。でもこの通り全体にいかがわしさは感じません。むしろしっとりとした郷愁に満たされています。気をつけないと気づかず通りすぎてしまいそうな喫茶「邪宗門」や居酒屋の「川勢」などが並ぶ風景も和ませてくれます。
 そして、青梅街道側出口角にあるのが日用品の「報恩商店」。その昔ながらの店頭風景がたまりません。青梅街道アーケードの「荻窪駅前商店街」は歩行者の通行が多いのですが、こちらのアーケードに足を向ける人は少なく、無視するように通りすぎていきます。それでも、根強いファンがいるから商店街が維持されているのでしょう。この昭和空間を今後も永く保ち続けてほしいものです。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

ラーメン店の並びやDVD店など
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青梅街道側出口角の「報恩商店」
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[№395]和田商栄会

歩いた日 H27.02.14 【杉並区】 
 地下鉄中野富士見町駅から「佼成会通り商店会」のバス通りを西に進み、角に「立正佼成会発祥の地」の施設がある和田一丁目の交差点を北に折れると、突き当たる道沿いに何軒かの商店の並びが見られます。ここが「和田商栄会」のようで、同じ杉並区和田の二丁目の環七近くには「和田商店会」がありますが、一文字違いで全く別のところです。
 建物が新しくなっているものもありますが、電器店、金物店、小さな青果店などがあり、看板建築ながら店名がかすれて読めなくなりかかっている食料品店の跡なども並びます。道を西に進むとシャッターを閉ざした店が数軒あってすぐに商店街区間が終わってしまうので、逆の北東方向へ進むと、微妙にカーブを繰り返す道沿いにちらほらと商店が残っています。そう、「残っている」という表現がふさわしいような状況です。
 最も現役度が高そうに見えるのは「丸中そば店」ですが、この日は「佼成会通り商店会」で昼食にしてしまったので、店頭を眺めただけでした。商店会の範囲は、街路灯から判断して道が狭くなるところまでのようですが、この道はそのまま進めば中野通りを横切って鍋屋横丁、新中野駅方面へと抜けられるはずです。逆に、この道を西に進めば救世軍の本部などがあるはずで、和田地区は本当に宗教色を濃厚に感じるところですが、この商店街周辺は普通の住宅地の様相です。
 新しいマンションの建設現場も複数あり、北側に入る道の奥には高級そうなマンション等も見えますが、このあたりの生活消費ニーズは新中野駅や中野駅方向に向かってしまうのでしょうか。地域の生活ニーズに応えるには、この商店街の現状はあまりにも寂しく、既に役割を終えてしまったようで、ご贔屓のお客様は古くから住むお年寄りが主というところでしょうか。何かの刺激を求めて来てみたものの、少々虚しい思いを募らせつつ、この日の現実逃避行は終わりにしました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

マンション建設現場前の古い商店の並び
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商店密度が薄く商店街らしからぬ雰囲気
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[№394]佼成会通り商店街

歩いた日 H27.02.14 【杉並区】 
 仕事が忙しい時期なのですが、土曜日に所用で都心に出た後に現実逃避行動に走りました。地下鉄丸ノ内線の方南町支線に久しく乗っていないなあと思い、中野坂上駅で乗り換え。降りたのは終点のひとつ手前、中野富士見町駅。駅を出て左すぐの神田川に架かる富士見橋を渡れば、そこは最寄り駅の名に反してもう杉並区の和田。頭上に「佼成会通り商店会」の門型アーチがあります。
 そう、ここから西の一帯は新宗教「立正佼成会」の本部をはじめ施設が集積するエリアで、この通りはその門前町に相当する位置にあるのです。しかし、「門前市をなす」という賑わいは見られず、バス通りの両側も商店は多くはなく、シャッターを閉ざした店も複数という状況です。100mほどで商店街らしさは途絶えてしまいますが、同じ街路灯が続いているのでそのまま歩いていくと、次の信号角に立派な門構えの「立正佼成会発祥の地」の施設があるなど、宗教タウンの様相が濃厚です。
 母子寮前のバス停付近で引き返しましたが、その先には佼成会本部の大聖堂をはじめ学園など拠点的施設がひしめいているはずです。一般人の私が興味を持つこともなく、何か空虚な思いで駅方向に戻ってくると、そのバス通りの北側一本裏や富士見橋から北への通りも商店会の領域であることに気づきました。蕎麦店、中華料理店などのほか、炉端焼き店がランチを提供していたり、「バンコックの風」という名のタイ料理店があったりもしますが、商店が密集というほどではありません。
 富士見橋脇の交差点角のとんかつ店「伊津美」で昼食にしました。普通の街の食堂という感じです。「佼成会通り」という通り名を由来とする商店会名なのでしょうが、実情からみて「佼成会」の恩恵がそれほどあるようにも見えず、そのあたりを尋ねようかとも思いましたが、他のお客さんもいたので遠慮しておきました。
 中野富士見町駅の南には都立富士高校などもあり、地下鉄の車庫も近く、普通の住宅地域でもあるのですが、駅前商店街らしき賑わいが乏しいのは、新宿への近さ故でしょうか。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

富士見橋からみたバス通りの商店街
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富士見橋から北方向の商店群
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