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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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[№386]大師昭和通り商店街

歩いた日 H27.01.10 【神奈川県川崎市川崎区】 
 ここは文字通り、昭和の空気、それも昭和30~40年代ごろの風情が濃厚に感じられるすばらしきレトロ商店街です。正月2日に川崎大師周辺の賑わいから微妙に外れた位置にある大師銀座を歩いた時に、古色蒼然たる「昭和マーケット」なる一角と、その脇から続くこの「昭和通り」を発見したのですが、その時は時間がなくて断念し、翌週末に再訪したという次第。
 2日は全て正月休み中でしたが、翌終末は各店が営業中(とは言っても、空き店舗化した部分が多いですが)。大師銀座側の角にある「昭和マーケット」は、おそらくこの商店街の一部なのでしょう。L字型の内部通路は薄暗く、覗くのも怖いくらいですが、高度経済成長期前半ごろの「マーケット」がそのまま残ったという感じ。入口にある青果店は、私が子どもの頃によくあったような佇まいで、店内は薄暗いものの野菜果物類をいっぱい並べて現役ぶりをアピールしています。
 しかし、その向かいで、おそらくこの商店街の核的存在であったであろう「マルケイ食品」は閉店して固くシャッターを閉ざし、その先の日用衣料ディスカウント店と思しきものも閉店セール中。古き良き風景が急速に失われていくようです。それでも、先ほどの青果店のほかに「やお秀」が営業していたり、その隣で店頭によしず張りして「富士屋豆腐店」が開いていて、懐かしい空気を発散してくれており、店先では商店街の方同士が世間話に花を咲かせています。南端近くの「小関海苔店」も渋さ全開です。
 そして、これも長い歴史を感じさせる蕎麦店「美好屋」の扉を恐る恐る開けると、地元民らしき先客が2人。店主が調理場にいるものの気づかず、先客の一人が「お客さんだよ」と声をかけてくれました。力そばを注文。餅が腹を満たして、冷えきった身体も暖まりました。御勘定時には女将さんがいて、「古い商店街だね」と声をかけると、「寂しくなっちゃってね」と、本当に寂しそう。
 それにしてもよくぞ今に残ったこの魅惑のレトロ空間。でも閉店が進んでいるようなので、懐かしい空気に浸りたい方はお早めに、というところです。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★★☆☆☆

懐かしさ炸裂の「昭和マーケット」入口
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なんともレトロな商店街の南端付近
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[№385]大師銀座商店街

歩いた日 H27.01.02,10 【神奈川県川崎市川崎区】 
 川崎大師周辺に分布する商店街の中で、大師銀座はその名に反して参詣客のルートからも外れ、正月でもひっそりとした佇まいを保っています。東門前駅から南へ、東門前駅前通商店街を抜けて、右(西)へ折れれば大師本通り商店街で、大師参詣の人の波はそちらへ続きますが、逆の左(東)方向に続くのがこの大師銀座です。
 川崎大師の周辺案内図では「大師銀座商店街」と表示されており、出来野商店街に変わるまでの約350mの区間がひとつの商店街だと思っていたら、どうも違って、中間で2つの商店街に分かれているようです。西半分で「子育地蔵通」を表示するのが「大師銀座会商業協同組合」、残りの東半分が「大師銀座商店会」と組織が二分され、街路灯も微妙に異なるのですが、ここでは一体の商店街として扱うことにしましょう。
 正月でもここは車両通行止めではなく、時折車が行き交います。センターラインが引かれていますが歩道はなく、立地条件とともに環境としてはやや厳しいものがあると思われます。不連続に並ぶ店舗は古くから続くと思われるものが多く、空き店舗化している部分も目立ち、しっとりとした中にも寂しさが漂います。東へ進むほど店舗密度は薄くなります。
 「子育地蔵通」の中ほどに「子育て地蔵尊」があります。お地蔵様は木造のしっかりした祠に収まっており、最初に彫られたのが享保8(1723)年で、それから約130年後の安政2(1855)年に再刻されたものとの由来書きがあります。元々は今より大師寄りの交差点付近にあったものが大正の終わりごろ現在地に移されたとも。長きにわたりたくさんの子どもたちを見守ってきたのでしょう。少子化時代の現代には特に大事にしたいですね。
 お地蔵様の向かいに蕎麦店が営業中で、その他にも正月営業中の蕎麦店があるのですが、初回訪問時には時間がなく、再訪時にはこの通りに接続する昭和通り商店街というすばらしくレトロな空間が目当てで、そちらで食事もしてしまったため、ここは通りすぎただけになってしまいました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★★☆

子育て地蔵尊(左)がある西半の部分
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寂しさが増す東半の部分
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[№384]川崎市東門前駅通商店街

歩いた日 H27.01.02,10 【神奈川県川崎市川崎区】 
 正月の寄り道で川崎大師へ。ただし、それほど時間がなく、本当にお大師様(平間寺)へ参拝するには大行列なので、初詣の賑わいの恩恵を受けているであろう周囲の商店街だけ歩くつもりで、京急大師線を川崎大師駅ではなくひとつ先の東門前(ひがしもんぜん)駅に下車。駅前の踏切から南へ続くのが東門前駅通商店街です。こちらはメインの参道ではないので人波はそれほど激しくないですが、それでも参拝帰りの善男善女たちが駅に向かって流れてきます。でも歩くのに苦労するほどではありません。当然、3が日は車両通行止めです。
 川崎大師周辺の商店街を正月2日に見ても、それはふだんの姿ではないわけですが、ここで大師様と何らかの関わりを持っているとすれば、書き入れ時の正月の姿もまた意味があるというものです。正月休みで、業種によってはシャッターを閉ざしている店も多いですが、そういう店の前には屋台が出ていたり、他の店も路上に商品を出してお客を呼び止めているところが多く、賑やかです。蕎麦店や喫茶店などはもちろん営業しており、居酒屋が店頭で甘酒を売っている光景も。正月以外のふだんの様子はどのようなものなのでしょうか。
 実は翌週土曜日(10日)にも、近くの「昭和通り商店街」を見るべく、ここを歩いたのですが、車両通行止めは解除されているものの、まだ正月景気の色彩が濃厚で、駅近くの東門前小学校脇には屋台が並んでいました。その中で、私の好物の干し芋を売る屋台があり、迷わず購入です。この商店街を抜けた交差点から右に続くのが大師本通り商店街で、お大師様へはそちらがルートですが人がいっぱいで、逆の左方向の大師銀座へ歩を進め、昭和通りを目指しました。
 なお、京急大師線はほぼ全線を地下に埋める連続立体化事業が始まっており、完成すれば東門前駅の周囲の環境も変わるのでしょうが、地下鉄で大師詣でというのもどんなものでしょう。日本最古の電車路線が見えなくなってしまうこと、港町駅付近で名物の半径90mというS字急カーブがなくなってしまうことも惜しい気がします。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★★

正月10日の少し落ち着いた商店街
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参詣客で賑わう大師本通りに近い部分
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[№367]武蔵小杉駅前仲通り会(センターロード小杉)

歩いた日 H26.11.03 【神奈川県川崎市中原区】 
 高層マンション街に大変貌を遂げつつある武蔵小杉エリアの中で、東横線武蔵小杉駅西側の西側でかろうじて昔の風情をとどめる武蔵小杉駅前通り商店会の中に埋もれるように、この仲通り会があります。縦横のT字型の路地で構成され、各入口に「センターロード小杉」の黄色いアーチがかかります。赤提灯マークの中に「いらっしゃいませ」の文字も。そう、ここは夜の魅力街です。
 訪れたのが昼なのでシャッターを降ろした店も多く、夜の賑わいはなかなか想像できませんが、それでも若者たちが群れていたり、カップルが肩寄せ合って通り抜けていったりして、新しいマンションや洗練されたショッピングビルとは全く違った空気が漂っています。昼から飲める居酒屋もあるので、リラックスした空気が流れている感じです。かつての武蔵小杉周辺は工場が多いところで、大昔は東横線に「工業都市」なんていう駅もあったくらいなので、ここも工場労働者の憩いの場として栄えたのでしょう。歴史を感じさせる小路ですが雰囲気はだいぶ変わったのでしょうね。
 それでも、「やるき茶屋」、「塚田農場」といったチェーン店だけでなく、常連客が毎夜通ってきそうな温もり感ある居酒屋も並びます。それぞれに個性的な大将や女将さんがいそうです。目の前には城壁のような武蔵小杉駅と近代的な東急スクエアがそびえ立ちますが、その向かいで、マイペースでくつろげる空間を提供しているといえます。お洒落な街、近代的な街もいいけれど、どこかにこういう人間的安らぎを得られる場がやはり必要ですね。
 マンションの急増で、地域の人口構成も大きく変わってきていると思いますが、高層マンションに住むビジネスマンのお父さんたちもたまにはこういうところに降りてきてストレスを解消していくことでしょう。駅周辺のそこかしこで再開発が進められていますが、ここだけは手をつけずに残しておいてほしいと思います。因みに今回ここへ足を踏み入れたのは、テレビの「アド街ック天国」で紹介されたのを思い出したからでした。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

「センターロード」の北側入口
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多くの居酒屋が密集する路地空間
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[№366]武蔵小杉駅前通り商店街(こすぎ壱番街)

歩いた日 H26.11.03 【神奈川県川崎市中原区】 
 文化の日に品川区内で所要があって、昼食にと横須賀線でちょっとだけ東京を飛び出して武蔵小杉に降りました。武蔵小杉は変貌著しい街で、ほんの十数年前までは工場が多い下町的雰囲気のみでしたが、近年は工場跡地等の再開発で超高層マンションが林立し、イメージが大転換したところです。今や「住みたい街」の上位にランキングされるそうで、4年ほど前、横須賀線の駅ができた直後に降りた時はまだ開発途上で殺風景だったことが嘘のようです。
 ここに昼食に来たのは、蕎麦の「味奈登庵」がお目当てだったからです。横浜を中心に複数店展開し、旨い蕎麦が安く大盛りで食べられるのが評判で、東京に一番近いのが武蔵小杉店というわけです。で、数年前の記憶を頼りに南武線の線路脇へ来てみると、ガーン!。店があったはずの並びがすべてなくなって道路用地として工事中。その脇には真新しい再開発ビルが。
 街の変貌に翻弄された気分で近くの「こすぎ壱番街」に迷い込みました。ここは、東横線駅西側の古くからの商店街で、変わることなく賑わっているのでほっとさせられます。このエリアでは、「協同組合武蔵小杉商店街」がいくつかの商店会を束ねる形で市商連に加盟しており、武蔵小杉駅前通り商店街はその傘下のひとつのようです。アーチに表示の「こすぎ壱番街」はその別名なのか、メイン通りの名称なのかよくわかりません。駅からは、この商店街を挟んで、小杉銀座通り、法政通りなどへ行くことができます。
 壱番街の片側は聖マリアンナ医科大学とイトーヨーカドーで、その向かいに中小の飲食店等が密集しています。その中の一軒、中華料理の「一番」で神奈川名物サンマー麺を食べ、先ほどのショックを癒しました。気さくな雰囲気の街の中華屋さんという感じで和みます。お洒落に変わりゆくエリアの中でもこういう雰囲気はずっと残ってほしいと思います。
 因みに、帰ってからネットで確認したら、「味奈登庵」は何とさっきの再開発ビル内に移転していたとのこと。再び、ガーン!でした。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

病院に面する「こすぎ壱番街」
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ヨーカドー前の中華「一番」など
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