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ほのぼの「B級商店街」歩き

東京下町を中心に、決してA級ではないけれど、ほのぼのとした風情ただようB級・C級の商店街を、応援の思いも込めながらぶらぶらと歩きます。

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ほのぶらマン

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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皆さまのご感想や情報など、お便りをお待ちします。

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[№778]小岩五中通り商店会

■■■・・・目立たない立地ながらしっかり健気に現役感を保つ商店街
歩いた日 H31.04.13 【江戸川区】 

 失礼な言い方ながら、「こんなところにこんな商店街があったんだ」というのが素直な感想です。江戸川区商店街マップ上で、その存在は以前から認識していましたが、駅からもバス停からも遠い場所で、意外にしっかりした商店街があることに、少々驚きです。
 春のうららかな日差しの中、JR小岩駅から京成バスに乗って南下、「松本橋東詰」バス停で降りて鹿本親水緑道に沿って東へ歩きます。暗渠の上で、まだ健気に花をつけている桜並木の下を過ぎると、やがて右側に小岩五中が見えてきますが、その反対、左側に「小岩五中通り商店街(振)」の文字も誇らしげな街路灯が並ぶのが見えます。「(振)」とは振興組合の略で、商店街組織の中で振興組合となっているところが少ない中で、しっかりとした運営組織があることの証です。
  <「魚亀」などがある商店街南入口付近>
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 文字通り小岩五中の正門に続く道筋で、延長は300mほど。さすがに商店がびっしり連なっているという様相ではなく、一般住宅化している部分も目立ちますが、それでも現役の商店街としての空気を感じます。魚がし料理の「魚亀」あたりから始まる店舗群を見ながらゆっくり北に向けて歩きます。
  <商店街中ほどの風景>
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 青果店が2軒あるのが良いですね。そのうちの「白鳥青果」と、隣の「酒の伊勢元」、さらに中華料理店の並びあたりがこの商店街のハイライトと言えると思います。手前には自転車店も元気に営業しています。人通りは多くはないですが、ご婦人同士が店先で世間話をしていたり、下町の商店街の良き光景が散見されます。
  <このあたりが中心部>
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 北へ進むとミニスーパーの「まいばすけっと」がありますが、ドカンと目立つというわけではなくさりげなくあるという感じで、この存在が商店街にプラスになっているようにも見えます。
  <商店街の北部>
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 さらに北に進むと南小岩諏訪神社があり、その隣に真新しい戸建て住宅群がありますが、20年ほど前の地図を見るとここにスーパーの「サミット」があったことがわかり、どうやら核を失ってしまった商店街と言えそうです。一歩東へ入ると中曽根天祖神社もあります。中ノ郷信用組合南小岩支店の角が北端で、ここを左へまっすぐいくと小岩フラワー通りにつながりますが、もう一度南へ引き返しました。ちょっと外れた鹿本親水緑道沿いに「新月湯」の閉鎖建物が残っているのが印象的でした。
  <中曽根天祖神社>
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  <「新月湯」の閉鎖建物(右手前は鹿本親水緑道)>
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・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№697]小岩四南通り商店会

■■■・・・昔の地名にこだわる?通りは、無秩序感が強い裏通りの様相
歩いた日 H30.04.28 【江戸川区】 

 小岩駅から全体にレトロ感濃厚な「サンロード」を歩いていくと、中央通りと柴又街道の間、「サンロード一番街商店会」の中程付近で、左(北)方向に「小岩四南通り」の名を掲げる商店街らしき道が見えます。一連のサンロードの商店街とは別物という感じで、総武線の線路下まで続いています。江戸川区商店街マップによると、小岩駅南口周辺にひしめく商店街群の中で、ここだけが区商連未加盟の商店街のようです。でも、独自の街路灯があります。
  <サンロード側の「四南通り」の入口>
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 サンロード側の入口付近の1ブロックではあまり商店街らしさを感じませんが、小岩駅前郵便局があるあたりから店舗の連なりが見られるようになります。それにしても、決して駅前じゃないのに「駅前郵便局」とは、少々「看板に偽りあり」の感を抱きますね。そしてその先の「岩井整形外科内科病院」が、この商店街で最も存在感がある建物というところでしょうか。
  <飲食店が目立つ「岩井整形外科内科病院」の向かいあたり>
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 その向かいも含めて、ここから線路までの区間は小規模な飲食店が目立ち、特に、アジア系の飲食店が多いという印象です。それらの中に、調剤薬局やコンビニ、生花店などが混在し、全体に無秩序感が強いというところです。この通りと駅の間の一帯は地蔵通りを中心とする少々猥雑な空間で、特に夜は女性の一人歩きはお勧めしかねる裏通りの集合体というところなのですが、その雰囲気がここまで滲み出しているということです。
  <商店街中央付近>
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 ところで、この商店街があるのは江戸川区南小岩八丁目ですが、「小岩四南通り」という名称はなぜ?と思っていたら、ここは「かつては小岩町四丁目であり、そこからの命名と思われる」との記事に出会いました。サンロードの中には、区役所が昭和30年代に移転してなくなったのに今も「区役所通り」を名乗る商店会があったりするし、歴史へのこだわりが強い地域ということでしょうか。因みに、江戸川区役所はさらに現在、再びの移転の話があるようで、いやはや、時代の流れを感じますな。
  <「小岩四南通り」の街路灯>
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 「小岩四南通り」は総武線の線路下までで終わりますが、高架の線路をくぐった先には、私好みのレトロ喫茶店「モナリザ」がある「小岩北口栄通会」の道が続くという位置関係になります。
  <北端の線路下付近から南を見る>
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・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№696]小岩区役所通り商店会

■■■・・・区役所がなくなって半世紀以上経っても「区役所通り」の意地
歩いた日 H30.04.28 【江戸川区】 

 小岩駅前からサンロードを東へ進むと、「あけぼの会」、「一番街」の先に続くのがこの「区役所通り商店会」ですが、普通の市民にはそんな組織の違いなどは意識されません。でも、ここだけ「サンロード」を冠しない商店会名です。かつて(昭和30年代までですが)江戸川区役所があったことから、サンロード全体が区役所通りと呼ばれていたのですが、区役所のお膝元だったこの区間だけが今でも「区役所通り」の名を残しているという次第。
 江戸川区商連の紹介文では、「柴又通りから区民館までの商店会です」となっていますが、アーケードの色の違いから判断して、柴又街道との交差点の前後は「一番街」の領域で、交差点を過ぎて「石井文具店」を超えたあたりからが「区役所通り」の領域のようです。アーケードの色が白く変わります。アーケード下の店名標識は一番街と同じ黄色ですが。
  <「区役所通り」の西側の始まりと思われる部分>
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 「エビス薬局」や居酒屋「のんき」などが看板建築で古き良き昭和の風情を伝えています。「松丸製畳所」という畳店が健在なのもいいですね。
  <居酒屋「のんき」などの看板建築>
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  <「松丸製畳所」などがあるあたり>
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 そうした昭和風情とは対照的に、小岩警察と区民館が威容を誇っています。その先の東京東信用金庫の向かいに、これらと張り合うように3階建てで堂々と構えるのが酒店の「山田や」。このあたりまでが「区役所通り」の範囲のようで、ここから先、一里塚交差点までは「小岩サンロード昌栄会」とまた組織が変わりますが、この日の散策はここまでとしました。区民館の向かいに、「角のたばこ屋」という風情の店があるのが、これまた昭和の風景を彷彿させる感じでうれしくなりました。
  <小岩警察、区民館が威容を誇る>
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  <3階建ての酒店「山田や」など>
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 ところで、この区間の南奥に江戸川女子高校があり、土曜の昼の下校時間帯で、女子学生が続々と湧きだしてきて商店街の歩道を駅方向に向かっていきます。賑やかというか華やかというか、でも女子高生たちには商店街のお店にはあまり縁がないのでしょうね。歩道幅が狭いのもこうした集団の通行には少々難あり、というところです。
 この「区役所通り」区間は、小岩駅周辺の再整備エリアからは外れていますが、その影響を受けることは間違いなく、今後どのように変貌していくことでしょうか。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

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[№695]小岩サンロード一番街商店会

■■■・・・昭和の香り濃い良き商店街も、道路拡幅後の先行きが心配
歩いた日 H30.04.28 【江戸川区】 

 小岩駅前から一里塚交差点に向かう「サンロード」で、最も駅寄りの「あけぼの会」に続く位置で、中央通り交差部から柴又街道交差点までの区間がこの「サンロード一番街商店会」です。現状では微妙なカーブを描いていますが、小岩駅周辺の「まちづくり基本計画」ではこの区間は拡幅と直線化がなされることになっており、主に北面(駅を背に左側)が大きく削られるようです。
 「あけぼの会」のアーケードが赤色だったのに対し、「一番街」のそれは青色の簡素な明るいタイプで、その下の店舗標識も黄色に変わります。店名の下に赤文字で「小岩サンロード」とありますが、一部にかつての名称の「区役所通り」の文字も残ります。それもまた歴史を感じるおもしろいところ。
  <微妙なカーブを描くサンロード(「成田や」など)>
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 建物は古いものが多く、ずいぶん前に閉店したままという風情のものもあり、また一部は空地化もしています。そんな中で、私の興味をそそる店舗としては、寿司の「三代目成田や」、うなぎ蒲焼や佃煮の「川福」、蕎麦の「かどや」、たこやき店「じゅうじゅう」など。でもこの日は、駅前の喫茶店「白鳥」でランチと決めていたのでぐっとこらえます。
  <佃煮店「川福」などの並び>
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  <蕎麦「かどや」などが並ぶあたり>
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 柴又街道との交差点近くの小公園に道路拡幅計画の掲示板がありますが、これらの店のうちどれだけが残り、あるいは再生できるのか、気になります。交差点角は「八百幸本店」で、計画図ではこの建物も削られることになりそう。貴重な生鮮品店の将来が心配なところです。「須永表具店」の店舗標識がありますが、そこには既に建物がありません。道路拡幅後に、「商店街」の実態が継続できるのかどうか、見守りたいところです。
  <柴又街道交差点の「八百幸本店」など>
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  <看板だけ残る表具店の跡など>
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 「一番街」は柴又街道までと書きましたが、その先の「石川文具店」のあたりまで同じ青色のアーケードが続いており、同組織のようです。京成バスが頻繁に走りますがこの区間に停留所はなく、篠崎方面行きはサンロードをさらに直進、金町行きは柴又街道へ左折していきます。バスの車窓からのこのレトロ商店街の風景もまたオツなものでしょう。
  <柴又街道から東の石川文具店」など>
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 「近代化」は必要とはわかっていても、遠ざかりゆく昭和の香りを懐かしむ身としては、それが失われてしまうのが勝手ながら惜しくてなりません。

・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№694]小岩サンロードあけぼの商店会

■■■・・・変貌間近の駅前レトロ空間を堪能し、昭和風情の喫茶でランチタイム
歩いた日 H30.04.28 【江戸川区】 

 JR小岩駅南口からは放射状の3方向に商店街が伸びていて、このうち正面方向の昭和通りと並んで、左(東)方向のサンロードもレトロ風情を良く残しているのですが、小岩駅周辺の再開発事業を含む整備計画が動き出しており、今のうちに記録しておかなければと思い、降り立ったわけです。
 サンロードは、千葉街道と篠崎街道が交わる一里塚交差点まで、駅から1㎞ほどの長さを持つのですが、商店街組織は細分化されており、一番駅寄りの百数十mほど、小岩中央通りとの交差部までが「あけぼの商店会」です。この区間は、道路自体が拡幅の対象で、一部は駅前広場拡張に飲み込まれる形となるため、現在の風情は近い将来ほぼ失われることになります。
  <大きなアーチがかかる駅前広場側の入口>
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 駅前広場側の入口には、太陽を模した装飾の大きなアーチがかかり、狭い歩道上の古びたアーケードも時代を感じさせます。この区間の商業核的な存在は、業務スーパーと百円ショップのダイソーといったところですが、生花店のヤマキも広い間口で存在感があります。不動産店が使っている看板建築の建物も魅力的で、南面にある書店の名前が「どですか書店」というのもユニーク。
  <駅前からいきなりのレトロムード(生花店「ヤマキ」も)>
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  <看板建築やらダイソーやら>
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 小岩中央通りとの交差点の角の「大忠青果」は、長く愛されている街の八百屋さんという雰囲気。この交差点から先は「小岩サンロード一番街」という別組織になりますが、町並みとしてはほぼ一体的なものと捉えられます。古き良き親しみやすい町並み風景が続きますが、確かに、区の資料にあるように「商店街の活力低下」が課題であり、しかし、それをごっそり壊して作り替える再整備事業が果たして「活力」を再生させることになるのかと考えると、少々疑問も感じます。
  <懐かし風情のアーケード>
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  <「どですか書店」や「大忠青果」などの並び>
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 さて、あけぼの商店会には属さないと思いますが、駅前広場に面した二階のレトロ喫茶「白鳥」でランチタイムとします。以前から一度入りたかった店ですが、階段脇に「鉄道用地使用許可」のかすれた文字があります。駅高架化以前は鉄道施設があったということでしょうか。新緑の樹木が美しい駅前広場を見下ろしながら、カレーのセットメニューを注文し、くつろぎのひとときを過ごしました。
  <駅前レトロ喫茶「白鳥」>
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 この裏手のペガサスビルも、上部はマンションですが一階部分はちょっと怪しげで不思議な通り抜け空間となっており、小岩の街の混沌とした魅力を増幅させています。

・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№651]リバーウエスト千本桜通り商店会

■■■・・・小松川千本桜にあやかるマンション群内の商店街も孤立感
歩いた日 H29.11.04  【江戸川区】 

 荒川放水路の西側で、旧中川を挟む京葉道路(国道14号)から南のこの一帯は、江東デルタ地帯の防災拠点の形成を目的に、「亀戸・大島・小松川地区市街地再開発事業」として大規模な整備が行われたところで、かつての下町の工場地帯も今は高層住宅群やきれいな公園などに生まれ変わっています。この再開発に関連して、荒川のスーパー堤防整備に合わせ、南北約2㎞にわたって約1000本の桜が植栽され、「小松川千本桜」として新たな名所となっています。
 「リバーウエスト」は、この再開発エリアのうち、京葉道路と首都高速7号線に挟まれた小松川三丁目の中央部分に建てられたマンション群の名称で、A館からD館の4棟からなり、南北に貫く道沿いの各棟の1階部分が商店街区画として設計されています。この道は、北の平井駅から、平井親和会商店街平井笑友会さくら通り春日町商店会と続く道の延長上にありますが、広い京葉道路で隔てられた再開発地区に人工的に作られたということで、それらとの連続性や一体性は見られません。
 訪れたのが祝日と日曜に挟まれた土曜ということもあるのでしょうが、多くの団地内商店街の例に漏れず、各棟の小区画の店舗はシャッターを閉じたところが多く、美しい並木で彩られた街路風景に反して寂しさが否めません。
<商店街の中心をなすA棟の「中村屋小松川店」>
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 そんな中で唯一元気を見せているのがA棟1階にあるスーパーの「中村屋小松川店」です。平井親和会商店街に「総本店」があり、ここはその支店ですが、「平井市場」のうたい文句は共通です。下町の地場スーパーがうまく高層住宅住民のニーズを取り込んでいるという感じで、「ドラッグぱぱす」や「ブックオフ」もあるものの、この商店会はほぼ「中村屋」のひとり舞台という印象です。
 他に目立つ個店としては、C棟1階角でおにぎりや弁当も扱う「渡邉米店」、D棟の南側角でお客に親切な会話を交わしていた自転車店「LIGHT CYCLE」といったところです。
<C棟の「渡邉米店」など>
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<D棟の自転車店「LIGHT CYCLE」など>
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 このあたりは、南にある都営新宿線の東大島駅が最寄り駅で、北の平井方面との間では京葉道路が大きな壁になっているように見えます。桜の季節の春は人通りが増すのでしょうが、豊かな公園空間を活かした日常の活性化のあり方も探りたいものです。

・なつかし度  ☆☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

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[№650]さくら通り春日町商店会

■■■・・・さくら通りなのに桜は遠く、目立ちにくい立地の静かな街並み
歩いた日 H29.11.04  【江戸川区】 

 平井駅から南へ続く平井親和会商店街平井笑友会に続く商店街で、ここも自動車交通の大半は西に並行する新しい都市計画道路に譲り、静かな通りとなっていますが、ちょっと静かすぎるように感ずるのは祝日と日曜に挟まれた土曜のせいでしょうか。小松川区民館前の交差点から京葉道路(国道14号)まで400m近い延長を持ちますが、特に核となる大型店もなく、昔からの商店街が、駅からやや離れていることもあって時代とともに目立ちにくくなってきた、というところです。
<商店街の北側入口付近>
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 「さくら通り」と銘打ちますが、桜並木があるわけではなく、この南の小松川千本桜公園に向かう道という意味からの命名と思われます。「春日町」も今の地名にはありませんが、旧地名なのでしょう。古くからの街の中心商店街だったはずで、平井駅への南側からの唯一のアクセス道路であった頃は賑わったのでしょうが、今はレンガ舗装が親しみを持てるものの、何か集客の目玉となるものが欲しいところです。
 コンビニのほかに生鮮3品を扱う店がほとんど見られないのも残念なところです。南端部近くに総合食品の「たまがわ」があって懐かしい雰囲気で良いのですが、生鮮品は少ないようです。
<南端近くの「たまがわ」など>
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 建物は全体に新旧混在ですが、その中でノスタルジックな風情を感じさせるのは、昔ながらの2階建て木造建築の銘茶店「茶のしんば園」や、いかにも街の酒屋さんという風情の「信濃屋酒店」、大きな赤い看板の「朝日洋傘」、そして「白百合美容室」などなど。
<レトロな「茶のしんば園」など>
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<「信濃屋酒店」など>
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 静かな中にも意欲的な空気を感じるのは、生花の「工房もりはな」や、手焼きせんべい等の「おとぎや」といったところ。「そば処」の看板を見つけ、昼食を、と思ったらシャッターが固く閉ざされており、食べログにも掲載がないので看板だけが残っているということでしょうか。
<せんべいの「おとぎや」等がある部分>
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 京葉道路(国道14号)に出たところで商店街が終わりますが、幅員が余りにも広い幹線道路の京葉道路側からは、「さくら通り」の入口は目立ちにくい感じです。交差点には「平井駅通り」の表示がありますが、商店会組織名はやはり見当たりません。京葉道路を渡った先には再開発で生まれた小松川の高層住宅群が見えますが、何か別の世界のようでもあります。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

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[№649]平井笑友会

■■■・・・片面だけの小さな商店街に「笑顔」の友はいるのか
歩いた日 H29.11.04  【江戸川区】 

 平井駅南側の目抜き通りというべき「ふれあい道路」(平井親和会商店街)を南へ抜けたところで、20年ほど前に開通したバス通り(都市計画道路)と鋭角に交差しますが、それを横切り駅から直進方向に進む道沿いに商店街が続いています。かつてはこの道がバス通りでしたが、今は通行する車も少なく、レンガ舗装の歩きやすい道となっています。
北側からみた「笑友会」区間の全景
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 江戸川区商店街マップでは、鋭角交差点から最初の100mほどの区間が「平井笑友会」ですが、左(東)側は小松川小学校と小松川区民館で、商店街は右(西)面だけです。「笑友会」とはユニークな名前ですが、街路灯を含め現地にそのような名前の表示は見当たらず残念です。区商連HPでは会員数11とのことで、小規模ゆえに共通キャラクター等で売り出す組織力も持ちにくいということでしょうか。
 焼き鳥の「大好き平井店」の隣にある古い看板建築の書店がいいですねえ。昔はこういう「街の本屋さん」がよく見られたものですが、今は貴重です。また、中華の「珍来」の隣には、建物は新しいながら「提灯各種」の「田島商店」があるのが注目されます。「手書きによる名入れ・書けるものならなんでも」とも謳う提灯の店というのもやはり貴重ではないでしょうか。そしてその隣に現代風のベーカリーが並ぶ、というのもなかなか面白いです。
懐かしい雰囲気の街の書店など
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提灯の「田島商店」とベーカリーの並び
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 区民館前の信号交差点から先は「さくら通り春日町商店会」という別の商店街となり、それらを往復した後にまたここへ戻り、おそらく「笑友会」には属していないと思われますが、バス通りとの鋭角交差点に面した喫茶店「カフェ・ド・タロー」に昼食に入りました。連休の中日なのに開いているのがうれしいです。店内は、ちょっと下町離れしたお洒落な雰囲気で、FM放送「J-WAVE」の軽快な音楽が流れますが、お客は私も含めて年配者ばかり。でも全く違和感なく、喫茶店定番のナポリタンとコーヒーのセットで空腹を満たしました。因みに、「タロー」はお店の方の名前ではないそうです。
「カフェ・ド・タロー」
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 小学校に隣接するこの商店街、平日には子どもたちの「笑顔」であふれるのでしょうか。

・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆


●[№59]平井親和会商店街(江戸川区)を再び歩いたので、加筆しました。→こちら


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[№582]船堀メトロ商店街

歩いた日 H29.02.04 【江戸川区】 
 地下鉄都営新宿線の船堀駅は、急行停車駅で、江戸川区中部のちょっとしたターミナルです。駅脇の「タワーホール船堀」は、各種ホールやタワー展望室などを有する区の拠点施設で、そのほかにもオフィスビルやマンション等が林立し、駅前は都営バス路線が集まる交通結節点でもあります。
 この日は、前記事の「船堀商店会」を歩くのが目的でこの駅に降りたのですが、船堀街道を南に向かって歩きだそうとしたら、通りの向こうの地下鉄高架下に「船堀メトロ商店街」の表示を発見したのです。「船堀商店会」へ往復した後に立ち寄ってみました。
 「船堀メトロ商店街」と名乗るものの、区商連加盟の有無を問わず掲載しているはずの区の商店街マップにもなく、商店街としては公的には認知されていないようですが、地下鉄高架下という位置から察するに、一種のテナント会のようなものなのでしょう。
 地下鉄高架と鋭角に交差する道が中央にあるため、三角形が向き合うような構造ですが、信金ATMや不動産店、クリーニング店のほかは、大衆的な飲食店などで構成されています。「やきとり」の赤提灯を掲げる「いなほ」、手作り餃子が売りらしい「幸楽」、立ち食い焼肉の店などがあり、土曜の午後のまだ明るい時間なので夜の情景は窺い知れませんが、この通りの先にはURの団地やマンション群などがあるので、そこに帰るお父さんたちの庶民的な立ち寄り店であると想像されます。
 団地の手前にはダイエー船堀店があり、駅からそこへの通り道でもありますが、スーパー隣接の恩恵を受けるようなテナント構成とも思えません。高架下空間の有効利用としてたまたまこのような店舗群が形成されたということでしょう。ちょっとくすんだ感じが何とも言えず、です。
 さて、まだ昼食をとっていなかったので、「らーめん」との看板や幟をいくつも掲げ営業中の中華店「萃寿」に入りました。「すいよし」と読むのだそうです。ここで、マーボラーメンとライスのC定食を注文しました。実は久々のラーメンなのですが、ここのラーメンは私好みの味でうまいです。「当たり!」という感じ。接客も良い感じ。目立たないところにありますが、また来たくなる店です。
 思わぬ発見をした満足感と満腹感を得て、駅に戻りました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

高架下の三角形の空間を利用した商店街
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赤提灯などが哀愁を誘う午後の高架下
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ラーメンが旨い「萃寿」
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[№581]船堀商店会

歩いた日 H29.02.04 【江戸川区】 
 高架の地下鉄都営新宿線船堀駅の下で交わる船堀街道は、江戸川区の南北幹線道路のひとつですが、この駅の前後は船堀グリーンロードとして歩道部分が快適に整備されています。その南端部分で船堀小学校が角にある交差点から東方向へは、三角方面へ続くバス通りで東船堀商店会となっていますが、そちらはまたいつか来ることとして、反対の西方向の船堀商店会を歩くことにします。
 この道自体が中川と荒川の堤防にぶつかって終わってしまう道のため、商店街としての賑わいは乏しく、店舗の連続性も失われていますが、両側歩道がカラー舗装で続き、何とか商店街のプライドを保っているというところです。自動車交通量も少なめで、静かな印象です。
 入口にあるのは「鈴木屋呉服店」。清潔な店構えです。和菓子の「伊勢屋」がありますが、その先にもホビー・手芸用品の「いせや」があり、その名の取り合わせが微笑ましくも見えます。ベーカリーがありますが、棚はほとんど空でした。良く売れているということでしょう。さらに進むと、「寿司勝」や生花店、文具店などが営業しています。商店街内に理髪店が2軒あって、うまくご近所のお客さんを分け合っているんですね。赤提灯の店がさりげなく佇んでいるのもまたオツなもの。
 商店街中ほどにあるのが浄土宗「法然寺」です。元和2(1616)年開山という歴史を持つ寺院で、幕末の文久年間に書道家塾が開かれ、明治になって今の船堀小学校の前身となったとのこと。複数の文化財も有し、地域の貴重な文化資源でもあるわけです。
 そして堤防に突き当たりますが、それなりの交通量がある堤防沿い道路を渡って堤防に昇り、しばし川風に身を晒しました。再び商店街に降りると、「つりえさ」の幟がはためく「釣房商店」が目を引きます。新川も近いし、釣り人向けの船宿のようにも見えますが、釣餌の卸問屋とのこと。ホームページをみると各地のイベント等にも盛んに出店し、何やら楽しそうな雰囲気です。
 「井野ふとん店」や仕出し割烹の「なかざと」などがあり、こういう店の存在が商店街の健在をアピールしているとも言えそうです。「能登屋餅菓子店」で懐かしのすあま、茶饅頭、吹雪饅頭を買いました。その隣が「野口畳店」というのも何かほっとさせられるものがあります。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

人影の少ない商店街(「寿司勝」など)
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「能登屋餅菓子店」と「野口畳店」の並び
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「釣房商店」がある西端付近
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歴史ある浄土宗法然寺
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中川・荒川の風景
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[№548]小岩北口栄通会

歩いた日 H28.09.03 【江戸川区】 
 前記事で、ラーメン派から蕎麦派に転向したことを記しましたが、それに加えて、1年くらい前から喫茶店を好むようになっています。どんどん数が減りつつあるいわゆる「純喫茶」で、昭和レトロな雰囲気の中でランチなどしながら束の間のゆったりタイムを過ごす、という趣味が加わりました。
 まだまだ経験不足ですが、小岩駅周辺にはその手の喫茶店が多くあります。「白鳥」、「らむぷ」、「木の実」、「ラフォーレ」など、その筋には良く知られた店たちにも惹かれるのですが、駅から少し離れた「モナリザ」に以前一度入ってその落ち着いた雰囲気が気に入りました。で、この日に再訪したのですが、それが「小岩北口栄通会」という商店会の中にあるのです。
 この通りは、線路の反対側の小岩中央通りの延長線上にあり、高架下商店街「シャポー」を東へ抜けた出口から左、蔵前橋通り方向といえばわかるでしょうか。中央通りとはだいぶ雰囲気は異なりますが、やはり駅周りの歓楽街エリア内ということで、普通の生活型商店街の雰囲気はありません。アジア色が強いですね。ここでもタイ古式マッサージなどの看板が目立つほか、韓国料理のセマウル食堂もあり、「BIG5」も韓国系のスーパーですね。蔵前橋通りにぶつかる角にはインド・ネパール料理の店もあります。
 でも街並みは比較的きれいです。両側歩道がついて左右は中層のビルでほぼ統一。どうやら、過去に道路整備に伴う壁面後退を行った経緯があるようです。
 そんな中のビルの一階に「モナリザ」はあります。ここは24時間営業の喫茶店。深夜にはどんなお客が来るのかわかりませんが、昼はいたって普通のレトロ喫茶です。800円のランチメニューがあり、ピラフにアイスコーヒーを注文しました。出されたピラフにはハート型の目玉焼きが乗っています。しかも、マンゴーオレンジのゼリーがサービスデザートとしてついてくるという嬉しさ。
 土曜のせいかランチ時なのに空いていて、皆ゆったりと思い思いの時間を過ごしています。こういう現実逃避的な時を楽しめる空間は貴重であり、なくならないうちにもっと体験しておきたい、などと考えながら駅に戻ったのでした。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

線路側から商店街をのぞむ
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アジア系の飲食や食材店等が目立つ
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ビル一階の純喫茶「モナリザ」
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[№547]西小岩五丁目東栄会

歩いた日 H28.09.03 【江戸川区】 
 5年くらい前から、特に健康を意識したわけではないのですが、年齢のせいかラーメンをほとんど食べなくなり、急に蕎麦派に転向しました。それまではラーメン好きで、サイトで良さそうな店を見つけては、わざわざ電車に乗ってよく食べに行ったものです。そんな中に、ここ小岩の蔵前橋通り沿いにある「若竹」もありました。
 小さな店ですが、魚だし系のラーメンで、満足して帰った記憶がかすかにあります(5年以上前ですからね)。で、江戸川区の商店街マップを見ていたら、その「若竹」が「西小岩五丁目東栄会」という商店会の範囲に含まれることを発見。小岩北口仲通り商店会を見たあと、蔵前橋通りへ出て、久しぶりにそこを歩いてみました。
 上下4車線の幹線道路である蔵前橋通りは完全に街を分断しており、この商店会も通りの北面のみです。通りの反対側とは別世界という感じ。というのも、この蔵前橋通りが、小岩駅周りの歓楽街的エリアと北側の住宅主体の地域を隔てる、いわば堤防の役割を果たしているからです。この小規模な商店街も、居酒屋等が混じるものの、北側住宅地を守る堤防の役割の一端を担っていると見られ、不動産店や理髪店、自転車店などがある健全な雰囲気です。
 北側住宅地の住民たちの日常の買い物は、駅周りのヨーカドー等で満たされるため、ここでは食料品等の店は見られず、「知る人ぞ知る」タイプの店が静かに佇んでいるというところ。まあ、「静かに佇む」とは言うものの幹線道路沿いなので、少々落ち着かない感もありますがね。
 柴又街道との交差点までが範囲のようですが、そのひとつ手前の信号交差点から北方向、愛国学園方向に向かう道沿い数十メートルも商店会に含まれるようで、美容室や薬局、喫茶店などがありますが、立派に手入れされた庭木に囲まれた邸宅に向かい合う台湾料理店が北端となります。これらの店は、「知る人」になれば穴場として良い店になるのかもしれませんが、やはり背後の住宅地の住民が主な顧客なのでしょうね。よそ者の私は、とりあえず「若竹」の健在だけを確かめて、駅方向(小岩北口栄通会)に向かったのでした。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

ラーメン店「若竹」などがある商店街
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北側へ入る道沿いの商店群
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自転車店等がある交差点付近
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[№546]小岩北口仲通り商店会

歩いた日 H28.09.03 【江戸川区】 
 小岩は、駅直近に混沌とした空間が広がっているのが魅力でもあるのですが、そんな部分も含む駅の南北にまたがる一帯に街の改造計画があり、特に、北口のイトーヨーカドーを含む一帯の再開発計画が動き出しているようです。
 今回は小岩駅の北口側に出没してみましたが、この「小岩北口仲通り商店会」は、ヨーカドーの東側に隣接し、線路から蔵前橋通りまでを結ぶ位置にあります。再開発計画は、現在駅前に建っているヨーカドーの敷地が駅前広場となり、その北側に大規模な再開発ビルを建てるというもので、それだけでも街の様相が一変してしまうことになりますが、この通りがそれに伴ってどうなるか、気になるところです。
 現状は、駅近くの雑多の飲食街の印象が強く、特に夜はキラキラムードになるところで、誘惑に弱い男子諸兄には少々危ないところかもしれませんが、でもここは下町の小岩。散財の程度はどのくらいでしょうか。あいにく私はまだ体験していませんが。
 今回も土曜の昼間に歩いただけですが、タイ古式マッサージなどの看板が目立つようです。そのほかに目を引いた看板としては、「まちの酒屋」、「美容室びじん館」、「居酒屋まみ」など。「ぎょうざ丸幸」の看板がかかる建物は昭和風情の懐かしい雰囲気ですが、夜になれば周りのキラキラムードに埋もれてしまいそうです。
 北口再開発エリアの方向に入る路地もこの商店会に含まれますが、そこも含めてラブホテルの集積地帯でもあります。まあ全体に、健全な青少年にはお薦めしにくい街であるように見えますが、少なくとも昼間の風景では、駅からの通り抜け通路としては、様々な人に使われているようです。
 そんな中で、「すし白川」は、雑居ビルの1階ですがちょっと高級感、清潔感のある店で、こういう店があるのを見るとなぜか安心します。でも一人で入るには少々躊躇する感じ。小岩駅の南側にある「鮨処白川」とは関係があるのでしょうか。再開発計画が進んでもこういう店には生き残ってほしい、などと考えながら歩きました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

線路側入口付近の雑多の光景
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キラキラに埋もれるように建つ昭和風情の建物
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怪しげなムードの西へ入る路地
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「すし白川」など
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[№485]トニ・ワン商店会

歩いた日 H28.01.09 【江戸川区】 
 江戸川区の商店街マップで、この商店街名がいつも気になっていました。「トニ・ワン」とは何ぞや? というわけで、地下鉄都営新宿線の東大島駅に下車。この駅は、江東区と江戸川区の境をなす旧中川の上をまたぐ形で設置されており、江東区側(大島)には以前レポートした東大島メトロード商店会などがあるのですが、この日は当然江戸川区側に出ます。地名は小松川一丁目。
 この両岸一帯は、江東デルタ地帯の防災拠点整備を主目的とした「亀戸・大島・小松川地区市街地再開発事業」として大規模な面整備が行われた部分で、大島・小松川公園という大きな公園を中心に高層住宅群等が計画的に配置されています。改札を出て目前に広がるのは、小松川パークマンション、URのセーラ小松川などをはじめとするマンション群の風景。この中で、「メゾンリバーサイド」という複数の棟のうちの2号棟が「トニ・ワンビル」と呼ばれているようで、その1、2階部分が「トニ・ワンショッピングセンター」という商店街となっています。
 建物の外観デザインはユニークですが、中身は、時代を経て少々色あせた感じ。1階正面入口を入ったところに構えるのが百円ショップの「キャンドゥ」だし、奥を占めるスーパーの「ラッキーストア」との間には閉店したらしい区画もあるなどで、ここも多くの団地商店街と同様に斜陽モードに入っている様相です。
 1階にあるのは、クリーニング店、酒店、化粧品店、ベーカリーなど。エスカレータで2階に上がると、理髪店と「メルサ」という喫茶食堂風の店など。この日は他で昼食予定があったので見ただけで引き上げてしまいました。駅の小松川口周辺の商業施設は、ここと、パークマンション1階にコンビニなど数店があるだけなので、マンション住民の日常の買い物の場としてそこそこ機能はしているようですが、商業核機能の維持にはそろそろ抜本的な再生策が必要なように見えます。
 で、結局「トニ・ワン」の名の由来を聞き忘れました。看板の文字は「TONNY ONE」で、Nが2つです。どなたかご存じの方、教えていただけませんか。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

ユニークな外観の「トニ・ワンビル」
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ショッピングセンターの内部
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[№412]松島商交会

歩いた日 H27.04.25 【江戸川区】 
 新小岩駅南口から賑やかなルミエール商店街を中ほどまで進み、交差する新小岩松島通りを右に折れて、その先の信号から南へ続くのがこの商店街です。松島地区の生活幹線道路のひとつで、中川堤防にぶつかるまでほぼ直線で、その延長はルミエール商店街とほぼ同様の600mほどに及びます。同じ街路灯が中川までずっと続いています。
 しかし、商店街らしさを感じるのはルミエールに近い北端の部分のみで、南へ行くほど店舗密度は薄まり、寂しさが増します。北端付近にあるのは、酒店、蕎麦店、クリーニング店、居酒屋など。畳店もあります。「さかなや清ちゃん」なんていう鮮魚店があるのはうれしいですが、その南方にある青果店は、土曜のせいなのかシャッターが閉まっていました。
 長い区間の中に点在するようにコンビニが3軒とブックオフがあり、若い人を含めた生活ニーズを満たす場となっているようですが、そうした「今風」の店の勢いも霞むように、全体が古くからの商店街という印象で、空き店舗も含めて商店のつくりも古いものが目立ち、懐かしい印象です。
 この商店街の南端付近からちょっと東へ入ったところに、高校野球の出場回数多数を誇る関東一高があるのですが、通学路としてこの商店街の道は使われているのでしょうか。土曜なので学生らしき姿も見かけませんでしたが。
 面白い発見は、中ほどの3階建てビルの一階に、2店舗は空き店舗化していますが、残った1店舗が居酒屋「ハリマオ」。庇テントにはドクロのマークとともに「空を自由に飛びたいな」の文字が。「怪傑ハリマオ」は昭和30年代のテレビ映画で、そのテーマソングは「まっ赤な太陽・・・」だったような。「空を自由に飛びたいな」はドラエモンの主題歌の歌詞でしょう。まあ、この店主はユーモア好きなんでしょうね。良いじゃないですか。
 南端まで歩いて中川の堤防に昇ってみました。首都高速が目障りではありますが、悠久の川の流れが時代を超越させるように感じられます。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

ルミエールに近い商店街北端付近
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古い商業建築が目立つ商店街
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商店街南端に近い中川の流れ
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[№411]新小岩松島通り会

歩いた日 H27.04.25 【江戸川区】 
 総武線新小岩駅の南口側は、延長500m以上に及ぶアーケード街の「ルミエール」商店街の賑わいを軸として、その脇道、裏道など多くの商店街がひしめいていますが、このうち、駅から400mほど離れた地点でルミエールと交差する道に展開するのがこの商店街です。ルミエールに並行する平和橋通りにぶつかる地点から、ルミエールを横切って次の信号のある交差点までおよそ200mほどがその範囲で、ルミエールから東は葛飾区ですが西は江戸川区となります。両区の商店街マップに記載がありますが、西側の方がやや延長が長いので、江戸川区として扱います。
 江戸川区側の地名は松島で、信号から先は「松島商交会」という別の商店街が続き、これを合わせた「松島通り」の名がこの商店街の名称になっています。
 ここより駅に近い側に密集するルミエール以外の商店街は、夜型飲食店も多い混沌とした雰囲気の通りが多いのですが、ここは比較的健全な環境です。松島通りの性格が、単なる「路地」ではなく、松島地区の生活中心道路のひとつであることや、それにふさわしいそこそこの幅員を持つこと等がその要因と考えられます。
 葛飾区側にあるのは、精肉店、男性用洋品店等で、そこに居酒屋が数軒混じる程度。江戸川区側にも居酒屋がありますが、そのほかには、和菓子店の「伊勢屋」や私が好きな広島風お好み焼きの店、理髪店など。お好み焼き店は夜に改めて訪れたいところです。いずれも店舗密度はそれほど高くないのですが、ルミエールの賑わいと棲み分けしつつ、商店街の体裁を保っているという感じです。
 松島商交会を往復してからまたここに戻り、この日の間食用にと「伊勢屋」に入りました。それにしても和菓子店に「伊勢屋」は多いですね。時節柄、柏餅が売り出し中でしたが、どら焼と栗饅頭、そして「すあま」を買いました。「すあまって懐かしいね」と言うと、店内にいた老婦人客が「私も子どもの頃から好きだったよ。男の人も食べるのねえ」と妙に盛り上がりました。素朴でシンプルですが、適度な甘みでパクパク食べられる本当に懐かしいお菓子です。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

ルミエールから江戸川区側を見る(伊勢屋など)
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葛飾区側の区間(交差するアーケードはルミエール)
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[№389]平井北口商店会

■■■・・・行列の喫茶店やら、渋い蕎麦店やら、謎のショッピングセンターやら
歩いた日 H27.01.24 【江戸川区】 

 土曜日の昼食を求めて、総武線を平井駅に途中下車です。以前、南口の平井親和会商店街を歩いたので、今回は北口へ。地下駐輪場のある駅前広場周辺と、そこから線路及び蔵前橋通りの中間を北東へ伸びる通り沿いで「平井北口商店会」が構成されています。駅前から蔵前橋通りへ抜ける2本の道沿いにはそこそこの店舗が並び、その中の「ココイチ」でカレーを食べたことが何度かあります。
 メインは北東へ向かう直線の道で、ここは「すずらん通り」という名だったはずですが、「平井北口」という商店会名のフラグが延々と続きます。補助120号線道路との交差部までは電線類がきれいに地中化され、両側歩道がカラー舗装されています。その中ほどで何やら行列を発見。見ると「喫茶店ワンモア」への行列です。行列ができる喫茶店というのを初めて見ました。ホットケーキとフレンチトーストが有名らしいですが、1月の寒空に行列とは、さぞかし絶品の味なのでしょう。
<すずらん通り(左角が行列の喫茶店ワンモア)>
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 その隣が「ナイスミート田中」という精肉店。良い名前ですねえ。Nice to Meat youなんちゃって。並びには「肉のハナマサ」もありますが、そちらはスーパーとして核的な役割を果たしているようです。「Flower Shop 華美」が彩りを添え、中華料理店やインド料理店にも惹かれますが、さらに先に進むと、「小林米店」とクリーニング店がやや渋い感じで交差点の角を押さえています。
 交差点を渡った先も商店会のフラグが続きますが、歩道はなくなり電線、電柱も現れ、雰囲気はぐっと渋さを増します。途中に、寺の山門を思わせる旧家の門があったり、どっしりした古い構えの青果店があったりしますが、店舗密度は薄くなります。商店街の終端近くに蕎麦店「京屋」を発見。店頭にメニューがなく、そーっと入るとそこは普通の大衆食堂風。そば以外のメニューもありますが、肉南蛮そば600円也で身体を温めました。ちょっと暗いけれど落ち着く良い感じです。
<駅から離れた区間のどっしりした青果店など>
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 駅前に戻り、反対の南西へ数十mもこの商店会の範囲で、西友がありますが目立ちません。たい焼き店「なか川」で熱々のを3つ買いました。なお、江戸川区の商店街マップでは、この南西部の線路沿いに「平井駅前睦会」という別組織があるようなのですが、その実態はわかりませんでした。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

再び歩いた日 H30.03.10 【江戸川区】 

 訳あって平井駅周辺をまた歩きました。平井の街は、気取らない庶民の街という空気で満たされているところが魅力です。旧中川と荒川放水路に囲まれた島のような地形ですが、その昔は行徳街道が横切っていたという歴史もあり、蔵前橋通りを渡り脇道に入ったところに関東三聖天のひとつとされる平井聖天燈明寺と諏訪神社があり、街道の道標も残されていて、なかなか奥深い地でもあります。
 北口の商店街を歩くと、この日は「ワンモア」に行列はなく、ホットケーキを、とも思ったのですが、もうひとつ、駅前に興味を惹く建物があり、そちらに向かいました。駅前広場に面して一階にローソンが入る古びたビルの入口に「平井ショッピングセンター」の文字があるのですが、どう見てもショッピングセンターには見えない建物なのです。
 入るとすぐに年季の入ったエスカレーターで二階に導かれますが、その二階は狭い通路に飲食店などがちらほら。一番駅前側の突き当たりが「シャルモン」という喫茶店で、ここがなかなかレトロ。この日のお目当ては実はここだったのです。焼肉ピラフとコーヒーをセットで注文。店内には銀座の木村屋総本店名での「木村屋」号の使用許可証が誇らしげに掲示されていて、聞くと、かつてこの一階でパン屋を営んでいたとのこと。そういう由緒のある店なのです。この駅前レトロ喫茶は、地域の社交場というのがぴったりの雰囲気です。

<「平井ショッピングセンター」の外観(二階は「シャルモン」)>
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<ショッピングセンターの内部突き当たりが「シャルモン」>
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[№359]松江通り商店街(ベルタウン松江)

歩いた日 H26.10.11 【江戸川区】 
 前記事の「松江大通り商店街」と一文字違いで「大」の字がないのです。「ベルタウン松江」という愛称がついており、同じ今井街道上で「大通り」と連続する位置にあり、船堀街道との交差部前後を含みます。両商店街の接点部分に公衆トイレと交番があるのが好ましく見えます。
 ここは実は10年ほど前に私的な商店街観察調査として歩いたことがあって、その時の記憶と照合するとこの10年でかなり寂しくなったように見えます。当時は店舗名を記したマップが掲出してあって、その写真が残っているのですが、それと見比べてもだいぶ店舗数は減ってしまったようです。空き地やシャッターを閉ざしたままの店が増え、「セピア色」感は「松江大通り」区間と同様です。
 「大通り」区間と違うのは、ほぼ中央部にスーパーマルエツという核店舗を持つことです。そしてその向かいにも地元スーパーの「中村屋松江店」があって、見事に客を分け合って共存しているのが興味深いです。その並びには「佐野みそ」松江店が貫祿を示しています。亀戸に本店がある老舗の支店ですね。また、「フルヤ百貨店」という名の日用雑貨店も。この地の歴史的ステータスを感じさせる光景です。石材店や呉服店などもあります。
 船堀街道との交差点周囲も近代化された感は乏しく、喫茶店「イエス」やベビー子供服の「あいち屋」などが昭和の佇まいで営業しています。交通の要衝のはずですが、そんな気負いは全く感じさせません。周囲から人が集まる拠点的地位を占めていたのはかつての話で、やはり鉄道網から外れたのが痛手だったようですね。
 もうこうなったら、レトロを売りにしていけば・・・と思うものの、商店主たちも高齢化してどれだけの元気が残っているでしょうか。歩道上に一定間隔で絵タイルがはめ込まれており、その中にトロリーバスの絵がありました。今井街道をトロリーバスが走っていた時代を知る人も少なくなっているでしょうけどね。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★☆☆

懐かしさ満載のアーケード街
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「佐野みそ」「中村屋」「フルヤ百貨店」など
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[№358]松江大通り商店街

歩いた日 H26.10.11 【江戸川区】 
 今井街道沿いを中心とした商店街で、ここは2年ほど前にニコニコ商店街ハッピーロード七福商店会を歩いた後に少し見たところです。松江は古くからの地名で、江戸川区成立の際に「松江区」が区名候補になったほど。今井街道に沿ってかつては城東電車が走り、その後、街道上はトロリーバスの路線にもなりました。この商店街は松江地区の中心をなした位置にあり、両側歩道上のアーケードがその貫祿を示しています。
 しかし、改めて新小岩駅からバスでやってきて「松江」の停留所で降りると、シャッターを閉ざしたままの空き店舗が目立ち、「かつての栄華」を偲ばせるセピア色の街の印象が濃厚です。建物は新旧混在ですが、時代を感じさせる看板建築が並ぶところもあり、「賑わい」は過去のものとなっています。一之江駅方向に続く「しらさぎ通り」との接点近くのスーパー「アタック」やコンビニなどもどことなく寂しげです。貴重な青果店が呼び声をかけてくれるのも申し訳なく思うくらい。
 一歩南側に並行する部分も商店街の一部のようですが、衰退感は同様で、「松江ス・・」と半分だけ看板が残った廃墟風の建物などが哀愁をそそります。城東電車の線路の痕跡もわかりません。
 現役営業中の蕎麦店「梅川」の大もりそばで昼食にしました。昼過ぎの時間帯でも5人ほどのお客がいますが、平均年齢はかなり高め。でもこういう店はずっとがんばって欲しいものです。
 その向かいにある手作りパンの「エノモト」で、間食用の菓子パンを所望しました。この地で60年以上やっているそうですが、さすがに城東電車の位置は「この裏あたり」としかわからないようでした。東荒川~今井橋間の廃止は昭和27年ですからね。でも、「昔はこのあたりが中心地で、今井の方からも人が大勢買いに来ていた」とのこと。地下鉄反対運動をした歴史もあるそうですが、その結果鉄道網から外れ、「今はシャッター通りになっちゃってねえ」と悲しそう。あんパン、クリームパン、ジャムパンを買いました。ジャムパンって懐かしいでしょ。本当に懐かしい味でした。
 そして、「もし松江区だったら・・」と虚しい空想をしつつ隣の松江通り商店街に歩を進めました。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

空き店舗が多く目立つアーケード商店街
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「かつての栄華」を偲ばせる風景
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[№319]なぎさニュータウン商店会

歩いた日 H26.05.31 【江戸川区】 
 以前から、東西線の葛西、西葛西駅、はたまた総武線亀戸駅からの都営バスの行き先表示「なぎさニュータウン」が気になっていました。江戸川区の千葉県との境をなす旧江戸川の河口近く、葛西臨海公園にも至近な位置にこの「ニュータウン」があるのですが、この団地にも商店会があることを知り、今回初めて訪れてみました。西葛西駅からのバスで到着です。
 この地の歴史は江戸時代の新田開発から始まり、かつては堀江町と呼ばれましたが、ここに旧公団による団地建設が始まったのが昭和50年、「なぎさニュータウン」として昭和52年から入居が開始されています。鉄道駅からは遠いものの、団地内にバス折返所があるため交通は比較的便利と言えそうです。
 バスを降りて、まず案内板で団地全体の配置を確認。7つの大きな棟で構成されるようですが、中央広場に隣接して「店舗」の文字があるのでそちらに向かいます。「店舗」は、7号棟の1階部分とそれに連なる平屋部分にまたがって「く」の字型に配置されています。建物規模が大きいのと全体が白を基調とした塗装で、規則的に並ぶ円柱に支えられた宮殿のような屋根下空間は清楚に見えますが、人の気配が乏しく、どことなく不気味な様相でもあります。
 営業店は10店足らずというところ。空き店舗化した区画も目立つため、空虚感が濃厚です。それでも、青果店「八百梅」とCOOPのスーパーがあることが救いです。他にはクリーニング店、薬局、歯科医院、飲食店など。土曜の午後ですが中央広場も閑散としていて、団地住民が集まる場としての機能は乏しくなっているようです。
 1㎞ほど北にはイトーヨーカドーの大きな店もあり、人々の消費の場は団地外に広く拡散しているのでしょう。ここでも団地商店街衰退の姿を目の当たりにした感じです。造りが綺麗なだけに余計に寂しさが増幅されるようで、複雑な思いです。団地内を東へ抜けると旧江戸川で、釣り糸を垂れる人の姿が見られ、悠然とした流れの対岸は千葉県の浦安市です。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ☆☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ☆☆☆☆☆

白い柱が印象的な店舗群
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宮殿のような空間に「八百梅」が目立つ
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[№318]小島二丁目団地店舗会

歩いた日 H26.05.31 【江戸川区】 
 先ごろ、北区の都営桐ヶ丘団地にある桐ヶ丘中央商店街をレポートしましたが、あのタイムスリップ感が忘れられず、団地商店街も記録しておかなければという義務感のようなものがふつふつと沸き上がってきました。古い団地はいずれ取り壊される運命にあり、その中の商店街も忘れ去られてしまうと思うと、今のうちに昭和の残像を体感しておかなければと、足が団地に向かうのです。
 URの小島二丁目団地は旧公団が昭和50年前後に建設したもので、もう40年ほどの歴史を刻む高層団地です。「小島二丁目」という地名は既になく、現地名は西葛西5丁目(一部3丁目)。ただ、東西線西葛西駅からほど近く、人通りが多い中にあるためか、外見上の古さはあまり感じません。
 団地内店舗会は「小島二丁目団地ショッピングセンター」として立派なホームページを持ち、しっかり運営されているようで、現役度を保っている点が評価できます。二十数軒の店舗があるのは、駅に向かうバス通りを挟んだ4号棟、5号棟、6号棟の1階部分。個人店舗形態が大半で、リサイクル店、婦人服店、居酒屋、インド食材店が各2軒ずつあり、理容・美容も計2軒など、ペアで揃っている点が面白いです。多国籍物産店もあります。パン店が元気に客を呼び込んでいる一方で、筆などを扱う書道洋品店がしっとりとあるのも興味深いところです。学生服店や米店も意外な存在ですね。
 この商店街が古さの割に明るく見えるのは、5号棟前の元スーパーの建物に「GU」が入っているせいもあると思います。これがいわば核店舗の役割を果たしているのです。そして、団地をはずれた交差点の先には、元ダイエーの建物を使った「本物の」ショッピングセンター「サニーモール」があり、「しまむら」や「マルエイ」「ダイソー」など集客力高いテナントが陣取っており、団地商店街はそれらにはとても太刀打ちできないものの、行き帰りの人々にそれとなく訴えかけられるモール的位置を占めていることも幸いしているかもしれません。
 「讃岐直送の生めん使用」の「さいた川」のお薦めという「ちくわ天ぶっかけうどん」で昼食にしました。チェーン店ではないようで、こういう店にも頑張ってほしいと思います。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ☆☆☆☆☆

うどん店等がある4号棟の商店群
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学生服店や書道洋品店等が並ぶ5号棟部分
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[№289]京成江戸川商栄会

歩いた日 H26.03.08 【江戸川区】 
 仕事が多忙を極める年度末ですが、少しは息抜きも必要と、土曜出勤の通勤経路を少し外して途中下車したのがこの京成江戸川駅です。ここは東京の東のはずれ、江戸川を挟んで千葉県市川市と向かい合うところで、江戸川河川敷には小岩菖蒲園などもあります。今の地名は北小岩3・4丁目ですが、かつては伊予田村と称したそうで、「佐倉道」、「元佐倉道」、「岩槻街道」が接続する交通の要衝だったようです。
 小岩・市川の渡しには関所の役割を果たす「御番所」があったとのことで、「御番所町とも云う」との説明板があり、宿場町でもあったようです。そんな誇らしい歴史をもつ町も今は静かな住宅地ですが、それでも旧家らしきお屋敷や、宝林寺、本蔵寺などの寺社が風情を感じさせます。宝林寺の山門前には庚申塚のお地蔵様が並び、伊予田村の鎮守という北野神社には民俗文化財という茅の輪くぐりが伝えられるなど、これら歴史の遺産ともいうべき事物は後世に残していきたいものです。
 商店街は、高架下の駅改札前に面し線路と直行する「佐倉道」、「元佐倉道」に相当する道に面しますが、駅から南の蔵前橋通りとの間にはあまり店舗がありません。錆びついた看板の空き店舗などが寂しく佇みます。駅北側に商店街らしい店舗の連なりがありますが、その区間は短く、その先も商店会の街路灯は続くものの住宅地の様相が濃くなります。
 豆腐店の向かい、米店の隣に構えるのは洋品店ですが、店名は「高級ブランドブティック マダム・トキコ」です。何か歴史あるまちのプライドを感じますね。飲食店は数店ありますが、生鮮系の食品店はなく、日常の買い物需要は、駅改札向かいの高架下にあるスーパー「リブレ京成」で賄われているようです。ここはJR小岩駅にも近く、そちらにはスーパーや商店街が集積していて、ここの商店街の立地環境は厳しそうです。江戸川駅も各駅停車のみが停車する静かな駅ですし。
 駅近くの蕎麦店「三河屋」で昼食にしました。元気をつけたかったので「力そば」を大盛りで注文したところ、大きな餅が2つ入った本当に大盛りが出てきて、苦しいほどの満腹になりました。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★★☆

駅北側の商店の集積
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宝林寺山門前の庚申塚
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[№248]西瑞江四丁目商店会

歩いた日 H25.09.28 【江戸川区】 
 今回途中下車したのは地下鉄都営新宿線の一之江駅。この駅は、環七と今井街道の交差点の南にあって、その双方の側に出口と駅前広場があります。今井街道側に出ると、ここから松江方向に商店街が続くのですが、今回は敢えてB級度濃厚な商店街を求めて反対方向へ。今井街道を瑞江大橋のすぐ手前まで歩いてから南に折れます。
 江戸川区商店街マップによると、西瑞江四丁目商店会は、ここから南西へ向かい新大橋通りを跨いで南東方向へ続くことになっており、まずはそのルートで進みます。新大橋通りまでは歩道つきの2車線道路ですが、沿道は住宅やマンションが多く、商店街らしさはありません。ラーメンや寿司などの飲食店や電器店、理髪店などがパラパラとあるだけです。
 新大橋通りを渡って南東に入る道沿いも商店はほとんどありませんが、しばらく進むと右前方にすばらしくレトロな二軒長屋の看板建築が見えてきます。「味噌醤油」の文字がかすれた明らかに空き店舗の「木村屋」と、これは夜営業しているかもしれない「居酒や」の「たぬき茶屋」。その奥には都営西瑞江第二アパートが控えており、おそらくそれをターゲットにして立地していたのでしょうが、世の流れから完全に隔絶された感じです。
 その先も、住宅の中に商店(の跡)がまばらにある程度で、かろうじて現役風の「季節料理しま」や煙草店なども寂しくたたずみ、これはもはや過去形の商店街という状況です。救いは、スーパー「やなぎや」が客を集めていることで、商店街の核店舗というよりも最後の砦的な存在です。「木村屋」の前から北東方向の路地も街路灯があり商店街の一部ですが、空き店舗が続き、新大橋通りへの出口角にある蕎麦店の「大島屋」だけが生命を感じさせます。ただし昼食時を過ぎて休憩時間のようでした。
 商店街の衰退から消滅に向かう典型的な姿を見せられた気がします。周囲には真新しいマンションも増え、後背人口も多いのでしょうが、それらとは無縁に、忘れ去られているようです。きっとどの店も店主が高齢化して継ぐ人もいなかったのでしょう。何か空虚な思いで足どり重く駅に戻りました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ☆☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

蕎麦「大島屋」が唯一現役風に見える商店街
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レトロ感濃厚な「たぬき茶屋」などの建物
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[№240]西葛西南口駅前商店会

歩いた日 H25.08.17 【江戸川区】 
 江戸川区の商店街マップによると、西葛西駅高架下のメトロセンターの南東側に平行するように「西葛西南口駅前商店会」の表示があります。しかし実際に行ってみると、商店街名を記したアーチがあるわけでもなく、賑わう店舗の集積が見られるわけでもなく、どこがそうなのか迷いそうになります。ただ、良く見ると、バスターミナルのある駅前広場の端から東へ続く2車線の歩道付きの道が、電線類が地中化され、控えめながら商店街らしい街路灯が続く景観を見せ、おそらくここだろうということで歩いてみました。
 両側はほとんどがマンションビルで、その一階部分に商店があったりなかったり、という商店街としては地味な構成です。駅側の入口付近にはロイヤルホストの向かいにリハビリテーション病院があって、患者の送迎風景などが見られますが、その先にある店舗も、紳士服のコナカやモスバーガー、くすりの福太郎などのチェーン店が目立つ様相で、生鮮品店はなく、不動産店の看板が目立ち、駅前なのにやや物足りない感じです。
 唯一ここのユニークな点は、カラー舗装された歩道と車道の境に一定間隔で設置してある車止め(?)が、海老やら魚やら花やらが描かれたミニオブジェのようなものであることです。この連続が商店街であることを語っているとも言えますが、そうした楽しい装置も、猛暑の中で鑑賞する人は私以外にはいないようでした。
 私も、探訪不足だとは思いながら、暑さには勝てず、屋根のあるメトロセンターに戻ってしまいました。上層階のマンション住民たちも、毎日の生活用品はメトロセンターや近隣のスーパー等で購入しているのでしょう。駅から500mほど北にはイオンもあります。商店会を組織しながらも、目の前の消費需要に応えられていない状況に、やや寂しさを覚えます。
・なつかし度  ☆☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

マンション群の下層部に展開する商店街
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これはオブジェか車止めか・・・
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[№239]西葛西メトロセンター商店会

歩いた日 H25.08.17 【江戸川区】 
 猛暑が続く真夏は、どうしても屋根のあるところに足が向きます。安易な選択とは思いますが、地下鉄東西線を西葛西駅で途中下車。一年前のやはり真夏に、同じ理由で葛西駅の高架下の「葛西メトロセンター」を紹介しましたが、そのひとつ隣の西葛西駅にもメトロセンターがあるのです。葛西駅と同じ東京メトログループのメトロ開発株式会社が運営しており、両駅で競い合っているようにも見えますが、それぞれ独自の商圏を持ってがんばっているのでしょう。ここも1番街から4番街まで高架下空間を使って続いています。
 葛西駅と同様、駅の改札や出口階段・エスカレータから直接見えないのが難点ですが、地平に降りて振り返るとそこが2番街。中に入ると、何かほっとする商店街空間が広がっています。まずは西へ。バス通りを渡った先の3番街には、飲食店のほか薬局、百円ショップなどが並びます。そこを抜けた先の4番街は2階建て。ただしエスカレータで昇る2階は店舗も少なく寂しい状況。1階はここだけ中央通路ではなく高架下の左右に開かれたつくりです。「サイゼリア」が大きな位置を占めています。
 2番街へ戻るとそこはやや雑多な雰囲気で、さらに東の1番街の方が店舗も多く、ここが最も活気がある様子です。1時を過ぎても席の大半が埋まっている蕎麦店「長盛庵」や喫茶の「ジン」、パン店の「ニキベーカリー」などが並び、それらが温かみのある雰囲気を醸しだしています。全体にオシャレ感よりも庶民的な空気が濃く、おじさんの私も安心して歩けます。
 葛西駅のメトロセンターと似ていますが、実は西葛西駅は葛西駅よりも新しいのです。東西線開通時にはなく、この駅の開業は昭和54年。南には清新町などの大型団地が控え、若い街のように見えますが、それでも開業から30年以上。やはり落ち着いた感じが強くなっているようです。
 迷ったあげく、一番東のはずれのとんかつ店「だるま」で昼食にしました。先客は老婦人が一人。また、私の後にも老婦人客が一人入店し、定食とビールを注文していました。若者だけでなく着実に増えているはずの高齢者にも暮らしやすい街になっているのでしょうか。老若男女に偏りなく愛される商店街であり続けられればすばらしいと思います。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

温かい雰囲気のある1番街の内部
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2番街から3番街の入口を見る
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[№227]西小松川商店街

歩いた日 H25.07.06 【江戸川区】 
 今井街道という道をご存じでしょうか。古くから江戸と行徳を結んだルートで「行徳道」とも呼ばれ、浅草から平井に至り、そこから江戸川を渡る今井の渡しまでほぼ直線的に続いていた道です。この街道は、小松川の「四ツ又」で千葉街道(元佐倉道)と交差していましたが、「四ツ又」は大正年間に開削された荒川放水路の敷地に消え、代わりに小松川橋が架けられました。この荒川東岸から今井までは、大正末期に城東電気軌道が開通、その後都電となったものの昭和27年に廃止され、その代替として上野公園と今井を結ぶトロリーバスが昭和43年まで運行されました。
 この商店街があるのはその街道上の荒川東岸に接する部分ですが、小松川橋が堤防改良と合わせて高い位置に代わり、バス路線も京葉交差点経由となってこの区間は置き去りにされた格好です。そういう歴史を持つところだけに、かつての栄華を偲ばせる風情の建物が見られます。どっしりとした構えで建材や金物を扱う「宮萬商店」の向かいには、いかにも「商家」を思わせる建物が残るほか、立派な洋館風の「今井医院」も目を引きます。
 全体に空き店舗化したものが多く、営業店は点在という感じですが、和洋菓子の「風月堂」、食料品の「小松屋」などは風格ある看板建築の並びで、歴史を感じさせます。そんな古風な「風月堂」ではマドレーヌが自慢の商品のようです。その向かいに「Meat Shop UMEDA」の文字を掲げる「梅田商店」があり、覗くとコロッケを販売している様子。コロッケとハムカツを求めると美味しく揚げてくれました。ご主人曰く、「昔は良かったね。トロリーバスが走っていたころはね。小松川橋も高くなっちゃって寂しくなったね」と。通りが華やかだった時代から続いているお店なのでした。
 今井方向へ進むと船堀街道交差点手前で上空に首都高速小松川線が覆い被さりますが、その手前の松江橋の袂に、区による「行徳道」の説明板があります。この橋の下は小松川境川親水公園となっています。歴史ある道筋ですが、元々の道筋は現位置よりもやや南だったとこの説明板に書かれ、城東電車の軌道もこの区間は街道上ではなく南側を通っていたようです。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

「風月堂」など古風な看板建築が並ぶ今井街道
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洋館風の「今井医院」の名は街道名から?
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[№226]五分一商店会

歩いた日 H25.07.06 【江戸川区】 
 北区の岩淵水門で隅田川と分かれ、葛西臨海公園の西で東京湾に注ぐ荒川放水路は、首都や近郊の治水を目的に大正2年から昭和5年の17年間の難工事によって開削された巨大な人工河川です。平行する新中川と合わせて幅は700mほどにも及び、この開削により廃村になったところもあるほか、多くの街道も分断され、ルートが変えられたりしました。
 この商店街がある道もかつては千葉街道で、江戸の昔からの「元佐倉道」として多くの旅人が往来し、このすぐ西側に行徳道と交差する「四ツ又」があって、賑わっていたとのことです。しかし、その「四ツ又」は放水路敷となって消え、それに変わる小松川橋も高さの高いものに架け替わって久しく、千葉街道はルートを変えて京葉道路と重なり、この商店街区間は忘れ去られたような形となりました。
 総武線新小岩駅から船堀街道のバスに乗り、江戸川区役所で下車。小岩方面から船堀街道にぶつかる千葉街道(国道14号)の延長上にあたる道を歩きます。すぐに八蔵橋ですが、その下は小松川境川親水公園。緑豊かな水辺空間が作られています。ここに「元佐倉道」を解説する区の案内板があります。
 かつて国道だった時代もあるだけに2車線の幅員を持つ直線道路ですが、交通量は少なめ。しばらく商店はほとんどなく、まもなく「五分一橋」の跡が現れ、ここにも区の案内板があります。昭和57年に川は埋め立てられたものの、「五分一」の名が通り名や商店街名に残っているというわけです。
 ここから放水路にぶつかるまでの区間が商店街のようですが、やはり寂しい感じです。五分一橋の信号角の蕎麦店「ゆたか」で昼食にしました。昔はもっと店もあったけど、やめちゃったところが多いね、と女将さん。「商店街なのにね」って。
 マンション一階のスーパー「アタック」があるのが救いに見えます。あとは全体に古そうな感じの店が点々とありますが、その中で「ハワイアンフラショップKAIKAI」が目を引きます。その斜め向かいあたりの天ぷら店「天ふじ」も元気に営業中でした。
 そして突き当たりには放水路の高い堤防が壁のように立ちはだかり、上空には首都高速道路が視界を塞ぎます。この先に道が続き、交通の要衝「四ツ又」があったころの風景は想像もできません。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★★★☆

元千葉街道だが精彩に欠ける感じの商店街
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五分一橋の跡(区教育委員会の説明板がある)
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[№209]葛西仲町西組商店会/葛西中央商店会

歩いた日 H25.05.25 【江戸川区】 
 葛西は、昭和44年の地下鉄東西線開通後に急速に発展した街です。街自体も若いですが、住む人の年齢構成も比較的若いように見えます。地域の多くは整然と区画整理され、マンション等が林立していますが、古くからの歴史の名残を感じさせる街並みや地名などもわずかに見られます。ここもそのひとつで、葛西駅に近いながらも北西から南東に斜めに伸びる狭い2車線道路とその周辺は区画整理の波に飲み込まれずに残ったようで、この道路沿いを中心に2つの商店街組織があるようです。
 「仲町西組」は、東方にある「仲町東組」とともにバス停名にもなっていますが、現在その地名はなく、中葛西八丁目、東葛西七・八丁目にまたがります。江戸川区の商店街マップを頼りにここを訪れたのですが、2つの商店会の範囲や境界が判然としません。環七の西側(中葛西)から歩き始めましたが、「葛西仲町西組商店会」の範囲であるはずのこちらには店舗があまりなく、むしろ住宅地の様相です。環七から東側に進むと密度低く店舗が立地していますが、商店会名称の表示もなく、どうやらいつの間にか「葛西中央商店会」の領域に入ってしまったようです。
 環七も東西線もないころは、おそらくこの通りが地域のメインストリートで、「仲町」や「中央商店会」の名もその現れなのでしょうが、今はほとんど忘れられてしまったようです。駅近くなのに空き店舗や昼はシャッターを閉ざした夜の店も目立ち、全体がくすんだ感じに見えるのは物悲しい思いです。本当はこの商店街のどこかで食事を、と思っていたのですが、そば店も閉まっていて、願いは達せられませんでした。環七との交差点脇に建つ玉崎稲荷大明神の狐様たちも寂しそうです。
 帰ってから区のホームページでこの商店街の構成店の情報をたどると、どうやら仲よし保育園のあたりが両商店会の境のようです。その並びの神社裏手の道沿いにある「シェルボン洋菓子店」も葛西中央商店会の一員とわかりました。それにしても、周辺人口は多いはずなのに、自己アピールがほとんどなく、商店街としての存在感が希薄になってしまった感が強いところです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

寂寥感ただよう「中央」商店街
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環七交差点付近にたたずむ玉崎稲荷大明神
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[№208]ドレミファ商店会

歩いた日 H25.05.25 【江戸川区】 
 なんとも楽しそうな名前で、思わず鼻歌を奏でながらスキップしてしまいそう・・・そんな空想を抱きたくなる商店街ですが、実態を確かめたくて土曜の昼時に訪れました。地下鉄東西線の葛西駅から環状七号線を南へ向かうバスに乗り、「総合レクリエーション公園」で下車。総合レクリエーション公園は幅100mほどの東西に帯状の大規模公園ですが、その南に公社の堀江団地があって、目的の商店街はその団地の東縁沿い、環七の一歩西側に並行する通り、のはずです。
 で、その通りに足を踏み入れてみると・・・、ドシラソファー。スキップどころか呆然と足が止まってしまいました。団地の脇なので片側は緑が豊富なのですが、その向かいの家並みは、「本当にここが?」と思わせる光景です。確かに商店は数店ありますが、開いているのは中ほどの精肉店「三角屋」くらい。あらら、という感じで通り抜けてしまいました。
 その先の環七沿いの交番でお巡りさんに聞くと、「商店街?」と首をかしげられ、住宅地図を広げて確かに「ドレミファ商店街」の名があるのを初めて知ったという様子。まあ、間違いはないという確証が得られたので、もう一度南から北へ歩き直しです。
 「三角屋」さんで商店街のことを聞いてみると、以前はもっと店もあったんだけど、みんなやめちゃったね、とのこと。隣に鮮魚の「魚芳」がありますが、店を開けるのは夕方からだそうで、全体に夕方にならないと人が来ないようです。「隣に団地があるのに?」と聞いても、「団地の人は来ないね」だって。それではどんな人が買物に来るのでしょうか。
 「三角屋」では焼き鳥が自慢のようで、ここの焼き鳥を求めて千葉方面からもお客さんが来るとのこと。なるほど。誇れる逸品があることが秘訣なのですね。ここで、コロッケとハムカツをひとつずつ、計103円のところ「100円でいいよ」とサービスしてもらい、総合レクリエーション公園の相撲場のベンチで食べました。おじさんが公園のベンチでコロッケを食べている光景はおかしいでしょうかね。結局、鼻歌も出ないまま、再びバスに乗り込みました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

閑散とした通り。左は堀江団地
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鮮魚「魚芳」と肉の「三角屋」
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[№188]三角商店会

歩いた日 H25.03.23 【江戸川区】 
 地下鉄の葛西駅、船堀駅、一之江駅を結ぶ三角形の中心付近、道が三方から集まる三叉路にある都営バスの停留所が「三角」(さんかく)です。ここは、全国の親水公園の先駆けとなった「古川親水公園」があるところですが、今回ここを訪れたのは「新川千本桜」を観るためでした。
 例年になく桜の開花が早い今年、商店街に近くて手近な桜の名所を探したらここになりました。新川は、江戸初期に狭くて屈曲の多い古川に代わって開削された運河で、江東区の小名木川と合わせて行徳の塩や東北の米などを江戸に運ぶ物流の大動脈でした。この新川の両岸に桜を植樹し、江戸情緒の街並みを整備しようとする「新川千本桜計画」が江戸川区により平成19年度から進められているのです。
 葛西駅からバスで新川橋を渡って三角で下車。商店会はこの三叉路から三方向に伸びていて、全体に店舗密度は高くありませんが、新川橋前後のバス通りには、鮮魚店「魚信」や、「ペンと毛筆」の店、和菓子の「伊勢屋」、喫茶「マリン」、きしめんの「ふじや」など個性ありそうな店が続いています。
 さて、新川千本桜です。3月半ば過ぎというのにもう七分咲きくらい。両岸に遊歩道が整備され、川を跨ぐ木製デッキの広場も設けられて、良い風情です。来てよかった。遠くに東京スカイツリーも見えます。桜はまだ若木ですが、立派に根付いています。計画はやや縮小されたようですが完成は平成26年度とのこと。江戸川区を東西に貫く桜の帯ができあがることになります。
 三角の三叉路に戻って、船堀方向の陣屋橋通りへ。特に目を引く店舗に出会わないまま、東船堀商店会の領域に突入してしまいますが、今回はここで折り返し、一之江通りから分岐する二之江中央通りへ。ここも三角商店会の領域のようで、「釣船・屋形船」の店などもあります。このあたりは旧地名が「二之江」というのですね。三角の三叉路に面する部分も自転車店や酒店などがありますが、商業的賑わいは乏しく、むしろ区の葛西図書館の存在が目立ちます。
 三叉路近くのそば処「砂場」で昼食にしました。大せいろをいただきましたが、しっかりした味わいの蕎麦でした。1時を過ぎているのにお客が絶えず、建物は新しいけれど長く親しまれている店のようです。蕎麦の味わいと花見ができた満足感を抱えて、バスで船堀駅に向かいました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★★☆

三角の三叉路(商店密度は高くない)
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新川千本桜
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[№160]篠崎七丁目商店会

歩いた日 H25.01.19 【江戸川区】 
 土曜の昼時に、都営新宿線の篠崎駅で途中下車してみました。篠崎駅は東京都内で最も東にある駅ですね。ひとつ隣の本八幡は、都営地下鉄なのに千葉県です。江戸川区商店街マップによれば、この駅の西側に篠崎七丁目商店会があるはずで、地上に出て西側に向けて歩を進めます。が、歩道がタイル舗装の道を歩いても、サミットストアはあるもののそれ以外は住宅地で、商店街らしき雰囲気はありません。郵便配達の方に聞いてみると、「商店街?」と首を傾げながら、一本北側にいくつかの店舗があると教えてくれました。どうやら道をひとつ間違えていたようです。
 で、そちらに行ってみると、確かに小さな信号交差点に隣接して、青果店、精肉店など3店舗ほどが並んでいる一角がありました。ビニールの日除けを歩道の上一杯に張り出して常設のアーケードのようにしています。昔から地域に溶け込んで商売を続けているという風情の店ですが、前後を見回してもそのほかに商店らしきものがほとんど見当たりません。ここから西方向はほぼ純粋な住宅地の様相です。
 東へ戻っても、駅近くのブロックに酒店、不動産店等がありますが、空き店舗が連なっていたりして商店街と言うには寂しすぎる光景です。郵便配達の方が首を傾げるのも無理はありません。どうも区の商店街マップの記載も誇張があるようです。篠崎駅の開業は昭和61年ですが、駅近接の商店街として人を集めるには力不足だったということでしょう。駅の上にはスーパーの「ライフ」などがありますが、この駅は全体に、周辺の商業的広がりが薄いようです。
 因みにこの日はこのあと、駅北側でやはり商店街マップに表示のある「ニコニコ奉仕会」、「上篠崎フレンド商店会」を目指してみましたが、マップ表示に誇張やズレがあるのか、ついに発見できませんでした。徒労感を強く感じながら駅に戻りました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ☆☆☆☆☆
・ふだん着度  ★☆☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

青果店などの店舗が並ぶ一角
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駅近くで空き店舗も目立つ通りの様子
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[№132]ハッピーロード七福商店会

歩いた日 H24.10.27 【江戸川区】 
 江戸川区の南北方向の幹線道路のひとつである船堀街道から500mほど東側を、やはり南北に走る通りが同潤会通りです。この通りの北からニコニコ商店街を通り抜けて、国道14号京葉道路との交差点を渡るとこの商店街が続きます。かつて同潤会アパートがあった歴史が「同潤会」のバス停名にも残ります。まずそこで、「とんかつレストランちから」が食欲をそそりますが、ここは歩を先に進めます。
 今井街道にぶつかる手前までの7~800mほどに及ぶ長さの商店街ですが、ニコニコ商店街と比べて店舗密度は薄く、空き店舗が目立つほか、マンションや一般住宅化したところも多く、全体にまとまりに欠ける印象です。
 北から歩くとまもなく黄色く大きな建物のヤマダデンキがそびえ、車での客を迎え入れていますが、その隣で目を引くのが、「ファミリーショップTwin’sひまわり」です。無機質な感じのヤマダデンキとは対照的に、雑多な生活用品を溢れんばかりに並べている、というか、実際に道に溢れています。カーペットから半纏、タオル、Tシャツ、スリッパなど「日常」生活の気さくな応援店という感じです。ヤマダデンキの向かいにある三角屋根の洋菓子店が、この「ひまわり」と対照の妙を醸しています。
 商店街らしさがあるのはこのあたりに限られ、そこから南は「ハッピーロード七福」の街路灯が寂しげに続きます。ポツポツとある営業店の中で、昔よくあった「角のたばこ屋」がビル化して近代化したような店があったりするのが面白いとは思いますが、なかなかハッピーな気分にはなれません。「七福」とは七福神にあやかろうとする命名でしょうか。
 首都高速7号線の下をくぐる手前で、青果店と鮮魚店が並んで現れ、ほっとさせられます。しかし人通りは少ないですね。さらに南に進んで寂しげな空き店舗が並ぶ一角を過ぎると、スーパーのいなきや、区の松江図書館があって人通りが増えますが、そこはもう松江大通り商店街の領域です。今井街道を軸としたそちらの商店街も興味深いですが、少々疲れたのでまた別の機会に歩くことにします。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

溢れんばかりの生活用品の「ひまわり」
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青果店と鮮魚店が並ぶ貴重な一角
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[№131]ニコニコ商店街

歩いた日 H24.10.27 【江戸川区】 
 JR新小岩駅の、駅前広場ではなくて駅の下を横切る平和橋通り上の停留所に発着し、一之江駅、葛西駅方面に向かう都営バス「新小29」「新小30」という系統があります。一時間に3本ほどというマイナーな路線ですが、これに乗って「大杉小学校前」で下車します。
 この南北方向のバス通りは同潤会通りと言って、次の停留所はまさに「同潤会」。その周辺にかつて同潤会アパートがあった名残です。関東大震災後の復興での住宅供給を目的に設立されたのが同潤会で、都内各所に同潤会アパートはありましたが、通りやバス停の名に残っているところは少ないでしょう。
 この両停留所の間に続くのがニコニコ商店街で、鉄道路線から離れた地域としてはまとまった規模と言えるでしょう。両側の歩道上にはそこそこの人通りがあり、古い建物の店が多く、必ずしも店舗が連続しているわけではないのですが、地域の生活拠点の役割は果たしている感じです。
 中程で、スーパー「中村屋」と「リビングストアクマゲヤ」が向かい合っているあたりが中心のように見えます。その並びで「モリシタ」靴店もがんばっているようです。南に向かってその少し先の和菓子店「伊勢屋」が古風で魅力的な構えなので覗き込むと、店の奥で製造している歴史ある店のようです。かりんとう饅頭を買い求め、帰ってからいただくとカリッとした食感の美味でした。
 その少し先には桧山水産と青果の「モモヤ」が並び、青果店はさらに先にももうひとつあって、そういう生鮮品店の存在が商店街の活気の維持への力になっているのだと思います。麺一筋という感じの「東屋製麺」を見ながら進むと、「餅を愛し餅一筋に生きる」の看板の「もち吉」がありますが、餅は見当たらず、煎餅店だとのこと。ここでも美味しそうに並ぶ煎餅の中から一袋を買い求めました。
 沖縄物産の「がじゅまる」やパンの「ナミキ」などを眺めて歩くと、間もなく国道14号京葉道路との交差点で、この前後に「同潤会」バス停があります。地図で見るとこの交差点周囲の区画割が整っていて、大正から昭和初期の計画的な整備の跡が感じられます。というわけで、饅頭や煎餅をゲットして少しニコニコできた商店街でした。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

スーパーとリビングストアが向かい合う
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青果店と鮮魚店が隣り合う
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[№113]小岩中央通五番街

歩いた日 H24.09.17 【江戸川区】 
 この通りは、「湯宴ランド」がある通りと言った方がわかる方が多いのではないかと思います。「湯宴ランド」は、観劇とお風呂がセットで楽しめるレジャーランドで、食事や宴会もできる都会のオアシスといったところでしょうか。ビンゴゲーム大会などの催し物も連日行われ、公演ではなかなか渋い役者さんのお芝居などが観られるようです。
 「湯宴ランド」が24時間営業していることもあって、この五番街は夜型の歓楽街の印象が強いようです。昭和通りと並行しつつ途中で鋭角に交わり、昭和通りよりも道幅が広く2車線の車道に歩道もついていますが、こちらの方が「裏まち」的な感じです。
 祝日の昼間に歩いたので夜の雰囲気はよくわかりませんが、看板類だけを眺めても居酒屋等の飲食店類が多く、その中にホテルや風俗店らしきものなども混じっていて、猥雑性漂う大人の歓楽街というところでしょう。夜歩いたらそれらの店に呼び込まれそうです。
 しかし、昼間の顔も見られますよ。駅に近い北側のサンロードからの入口角には青果店が存在感を示しており、その先の左側には「薄皮たい焼」の「たい夢」ががんばっています。商店街中程にはミニスーパーのマイバスケットがあり、日常の食材ニーズにも応えています。医院などもありますね。
 中程の中華料理店等がある路地も五番街に属しており、ここを抜けると昭和の香りがする昭和通りに出られます。硬軟とりまぜた混沌とした小岩の街の回遊の楽しさを味わえます。それにしても、この商店街が「中央通」「五番街」を名乗る所以は何でしょうか。三番街や四番街があるわけではなく、さりとてマンハッタンの情景を思い浮かべるにも少々無理があると思いますが。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

夜の情景はご想像におまかせ
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薄皮たい焼の「たい夢」など
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[№112]小岩昭和通り商店会

歩いた日 H24.09.17 【江戸川区】 
 いやはや紛らわしい。南小岩昭和通り商店街の南側に小岩昭和通り商店会が続くのです。舗装と街路灯とアーチでその区別はつくのですが、どちらも昭和通りの名を譲らないというところなのでしょうね。
 駅から離れた方のこちらは、より「昭和度」が高まるように見えます。小岩中央通りとの鋭角交差点から先、柴又街道・千葉街道との交差点までがこの商店街ですが、入口角には鮮魚店があり、中程には祝日で休業ですが2軒の青果店が向き合っていて、生鮮品の扱いがある点が、北の「南小岩昭和通り」との違いです。
 南に向かって右側、自転車店の隣に「かつおぶし・結納品」と表示する店「さとう」が昔ながらの構えであり、そのほかにも、花屋、酒屋、「おはきもの」店など、懐かしい雰囲気の個人商店が見られます。南の端近くにある家電の「わたでん」は、店の上の壁面にオレンジ色の車のボディーらしきものを5つ並べて貼り付けているのが面白いですね。
 ただ、明らかに閉店、空き店舗化している建物や、真新しい一般住宅になってしまった区画もあり、昭和もだんだん色あせていくように感じます。しかし、この商店街にはなんだか強力な応援団がいるようです。ネット検索すると「小岩昭和通り商店会を勝手に盛り上げちゃおう祭り!」が2009年の結成以来年3回くらいのペースでお祭りをやっているようです。直近の今年7月の第12回では盛大なフリーマーケットのほか、江戸川区地域密着型アイドル「エドKB」のミニコンサートなども華を添えたようです。主催の「勝手祭実行委員会」は、商店会と地域住民が結束して誕生したようで、地域と連携する商店街のモデルとして注目できそうです。
 この実行委員会のホームページでは、この商店街を「昭和通り(片山)商店会」と表示しており、連携するのが片山自治会とのことで、「片山」地区のプライドと意気込みを感じ、その勢いでの活性化を期待したいところです。
 因みに、この商店街は、その両端にインド料理店があるのが面白いと思いました。また、中程に小さな水天宮の祠があり、地域や商店会の方々に大切に守られているように見えました。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★☆☆

佃煮・漬物の「さとう」など
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右側電器店の壁面(車のフレーム5台)に注目
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[№111]南小岩昭和通り商店街

歩いた日 H24.09.17 【江戸川区】 
 残暑が厳しい連休の最終日、夏バテ気味の身体での散策はどうしても駅近くにとどまってしまいます。そういう意味でJR小岩駅周辺は実に多くの商店街がひしめいていて、うれしいところです。南口に降りると駅前広場から放射状に道路が伸び、右斜め方向のアーケード街「フラワーロード」(小岩駅前通り美観商店街)が有名ですが、それを横目で見て、正面方向の昭和通りに足を踏み入れます。
 日曜の午後は歩行者天国なので安心して歩けます。入口には「昭和通り商店街」の立派なアーチがかかりますが、全体に古くから続いていると思われる個人商店が多く、懐かしい雰囲気で、文字通り昭和の風が吹いているようです。入ってすぐ右側には佃煮・漬物の「マルイ」、その先には「手前みそ」の幟を掲げる「藤家」、さらに、祝日で閉まっていますが菓子の「ぜにや」など、昭和の香りを感じる個人商店が点在しています。
 連休中の祝日ということもあって休業日の店が多いのが残念ですが、駅前繁華街というよりも周辺住民の駅への通路を兼ねた生活ニーズ対応型の商店街といえそうです。ただし、生鮮品の店は見当たりません。野菜や肉や魚は近隣や駅ナカのスーパーで満たされてしまっているのでしょうか。そんな中で、「DAILY WEAR」の 「ABC FAMILY」や「ディスカウントブティック」の「BE」などはオープンな雰囲気で親しみが持てます。休業日の珈琲「ビアンコ」なども、開いていれば休憩に立ち寄りたいところです。パン店「ルチア」の隣で日用雑貨などを扱う「オオタニ」もいい味を出しています。
 どこかで食事をしたかったのですが、飲食店は少ないようですね。鮨店などはありますが。
 「オオタニ」の先、小岩中央通りと鋭角に交差する信号までがこの商店街ですが、さらにその先に「小岩昭和通り商店会」が続きます。振り返ると今歩いてきた商店街の街路灯に「南小岩昭和通り商店街」の文字が。北にある方に「南」の文字がついて紛らわしいですが、一般には二つまとめて「昭和通り」と認識されているのだと思います。良い意味で競争し、共存共栄していければ良いのだと思います。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

「手前みそ」の店など親しめる店舗群
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「DAILY WEAR」の店など
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[№94]葛西駅前商店会

歩いた日 H24.08.04 【江戸川区】 
 東西線葛西駅西側の高架下商店街「メトロセンター」を抜けた先の線路沿い道路で上を見上げると、「葛西駅前商店会」の緑色の街路灯が続いていました。蒸し暑い日でしたが、ついつい誘い込まれるように歩き始めてしまいました。葛西駅は環状七号線(環七)側にバスターミナル等があってそちらが表側の感が強く、西のこちら側は、メトロセンターも含めて「駅裏」という風情です。
 街路灯の連なりを追うと、この商店街は線路沿いだけではなく、線路に垂直の南北方向の道も含むことがわかりますが、どうもその範囲がわかりにくいのです。環七西側に並行する南北道路の歩道を北に歩くと、最初の信号までが商店街範囲のようですが、そこで交差する東西道路の一部も同じ商店会に含まれるのでしょうか。この南北道路は、同じ緑色の街路灯の下にパチンコ店やマッサージ店などが連なり、街路樹があるとはいえやはり裏通り的な雰囲気が強い感じです。
 一方、線路沿い北側の道を西に進むと、線路側の一部にはメトロセンターの飛び地的な店舗群がありますが、向かいの北側面を中心に、中華料理店や海苔・お茶の店、婦人服店、煎餅店などが不連続的にあって、やはり表通りという風情ではありません。しかしこちらはパチンコ店もなく、夜の街という環境でもなさそうで、少々散漫な印象があります。線路の南側の一部も商店街に含まれているようですが、そちらも商店が連続しているという風ではありません。
 葛西一帯は比較的若い街というイメージがありますが、東西線の開通からもう40年以上も経っていて、新しさにもそろそろ年季が入っているのでしょう。特にこの商店街の線路沿い部分は、若者向きというよりは、周辺住宅地から駅に行き来する主に年配者に向いているように見えます。核となるような集客店がないのもその一因といえるかもしれません。
 歩いているうちにどうも雲行きが怪しくなり、にわか雨の様相となったのでそれ以上の探索を諦め、再び屋根のあるメトロセンターに戻り、食事をしてから電車に乗りました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

駅西側の線路沿いの商店街
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南北道路もやはり裏通り的雰囲気
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[№93]葛西メトロセンター会

歩いた日 H24.08.04 【江戸川区】 
 連日の猛暑で身体がバテ気味で、探索したい商店街は数あれど長い距離を歩く元気がなく、駅に直結した屋根つきのこの商店街を選びました。地下鉄東西線は、都心方向からくると南砂町の先から終点の西船橋まで高架上を走ります。葛西駅も環状七号線を跨ぐ位置にある高架駅で、メトロセンターは高架下商店街です。東京メトログループのメトロ開発という会社が運営するテナント店の集合体ですが、ちゃんと江戸川区商連に加入しています。
 駅直結とは言っても、改札の正面は環七に面し、バスターミナルがその両側にあったりしますが、メトロセンターへはそれを横目で見て高架下通路を環七とは反対側に行った先のやや目立たないところにあります。「西口」という表示がありますが、いかにも裏口といった感じです。
 で、この高架下の商店街も裏口的ムードが濃厚な雰囲気を漂わせています。ロッテリアや吉野家、ガスト、オリジン弁当などの全国チェーン店もあるのに、どことなく下町の路地裏的な空気が漂い、狭い通路をふだん着姿のおじさんが自転車でのんびり通り抜けていったりします。ここを自転車が走ること自体が意外な気もしますが、見ていると結構普通の風景になっているようです。
 中間で横切る道路を信号で渡り、両側に百円ショップのキャンドウがあったりする間を抜けていくと、線路北側の道路に出されます。この線路沿い道路には「葛西駅前商店街」の街路灯があって、全く別の商店街のようですが、高架下側の一部になにやら異質な構えに見える店舗群が実はメトロセンター会の所属で、中でも韓国料理店の隣の洋品店「クルクルボックス」は店先いっぱいに婦人服を吊るして並べ、独特の景観を作っています。
 さて昼食ですが、「西口」に近い「カレーハウス桃水」でやや辛めのカレーを美味しくいただきました。「ここで一番古いの。もう30年くらいやってる。」だそうで、土地に馴染んでいる様子です。葛西は人口構成が比較的若いはずですが、ちょっとレトロ感さえ感じるこのメトロセンターは、私のようなおじさんにも親しみやすい空間です。葛西駅開業は昭和44年ですが、ここはその当初からあったのかな。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

なんとなく懐かしさ漂う高架下商店街
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右側高架下の一角もメトロセンターの一部
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[№79]京成小岩商栄会

■■■・・・下町ながら落ち着き・上品さも感じる店や街
歩いた日 H24.07.07 【江戸川区】 

 京成小岩駅周辺は、JR小岩駅周辺とは異なる落ち着いた雰囲気を持ったまちです。こじんまりとした橋上駅の改札を出たところから既に静かなムードが漂っています。北口側に降りるとこれまた小規模な駅前広場があって、そこからこの商店街が始まります。
<どことなく落ち着いたムードが流れる商店街>
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 駅前から東への道もこの商店街に属しますが、メインは北に向かう一方通行道路です。商店街の規模や業種構成はそこそこで、人通りもかなりあるのですが、下町なのにどこか上品な空気が流れているように感じるのは気のせいでしょうか。青果店が複数軒ありますが、他の生鮮品店があまり見当たらないせいかもしれません。生鮮品は駅前のスーパー「グルメシティ」でほぼ満たされてしまうのかもしれません。2軒のベーカリー、上品な構えで「カエルのケーキ屋さん」の看板を掲げるケーキ店などがそうした印象に拍車をかけます。
 ただし、駅近くで「みなみ通り」の小アーチを掲げる細い路地は少々興味を引かれます。ここも商店街の仲間のようで、ちょっと異色な夜の街空間を形成していますが、なんとなく肩身が狭そうです。
<ちょっと意表をつく路地空間「みなみ通り」>
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 そしてこの通りは、なんと路線バスが通るのです。京成小岩駅始発で亀有駅に向かう京成タウンバス「小54」ですが、この系統は実に不思議な走り方をします。この一方通行の商店街を北にキリキリと抜けてから右に渦を巻くように南の蔵前橋通りに出てJR小岩駅近くを通ってからまた北上し、細田や高砂などの地区をクネクネと曲がりながら亀有に向かうのです。京成小岩駅前広場が狭いので誘導員が待機しており、そこにヌッと現れるバスには少々驚かされますが、この路線には一度乗り通してみたいものです。
 ぐっと惹かれるようなインパクトにはやや欠けるかなと思いながら、商店街北端まで来たところで、さらにその先に別の興味深い商店街が続いているのを発見しました。千代田通商店会で、ここから葛飾区になりますが、これについては別記事で書きます。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

再び歩いた日 H30.01.27 【江戸川区】 

 久しぶりに京成小岩駅に降りました。北口側に降りると、そこから始まる商店街の雰囲気は以前とほとんど変わっていないので安心しました。この日の目的は、この北にある千代田通商店会がどうなっているかを確かめることだったのですが、その行き帰りにここを通りました。
 まだ買い物客が繰り出す前の昼12時ごろの時間ですが、駅近くの青果店も元気に営業中ですし、「カエルのケーキ屋さん」も以前と同様にお客さんを集めています。「みなみ通り」も健在でした。
<変わらぬ佇まいの商店街>
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 今回、足を止めたのは、途中の交差点角にある「マルヤスベーカリー」です。外向きに掲げられた「ぶたぱん」の文字に思わず目が止まったのです。店内を覗くと、他にも「シベリア」や「もっちょこ」などというユニークなネーミングのパンが並んで、人を惹きつけています。
 駅前に戻ると、亀有行きのタウンバスが肩身狭そうに停まって時間調整していました。その向かいの店舗建築もまた昭和の香り濃厚で、バスの車体に寄り掛かるようにしてカメラを向けていたら、その横が交番(!)でした。
<駅前のタウンバスとその向かいの店舗群>
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[№59]平井親和会商店街

■■■・・・個性的な店たちが目を惹きつける「ふれあいロード」
歩いた日 H24.06.10 【江戸川区】 

 平井駅は総武線の中でも目立ちにくい駅かもしれません。平井・西小松川地区は、東側に巨大な人工河川である荒川放水路、西に蛇行する旧中川がある島状のエリアで、ここが江戸川区だと言ってもピンと来ない人も多いのではないでしょうか。
 しかし、駅南側に伸びるこの商店街はかなりの賑わいです。この通りは、かつては駅への唯一のアクセス道路で、狭い道に人と車が混在していましたが、十数年前に並行する都市計画道路の整備により自動車交通が分離され、カラー舗装、電線類地中化などによる安全・快適な歩行者空間に再生しました。「平井駅通りふれあい道路」として国土交通省による平成10年度の「手づくり郷土賞」を受賞しており、その記念碑が商店街入口にあります。
<商店街の南端より駅方向を見る>
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 駅に近い部分は各地共通の携帯ショップやドラッグストア、コンビニなどが並びますが、南に進むにつれて個性的な個店が現れてきます。「豆大福」の表示を掲げる和菓子の「林家」、うなぎの「日光や」、「カナリヤ」という名のふとん店など、思わず足どりが緩む風情の店が多く、都市計画道路と交差する商店街南端では庶民的な構えの青果店がお客を呼び込んでいます。商店街中程の少し奥にあるスーパー「コモディイイダ」ともうまく共存し、平井・西小松川地区の中心商店街として機能している様子です。
 駅に近い部分では歩道上に停められた自転車の多さに驚かされますが、同じ向きに比較的整然と並べられ、できるだけ歩行者の邪魔にならないようにするルールができているようです。自転車対策に悩む商店街は多いですが、この光景はひとつの参考になりそうです。
<和菓子の「林家」前の自転車の行列>
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 それにしても、商店街名の表示がどこにも見当たらず、ずいぶん控えめな姿勢だなと思っていたら、ひとつだけ見つけました。街路灯の柱に貼られた「ふれあいロードの街路灯はLED電球を使用しています」の文字の下に小さく「平井親和会商店街」の表示が。商店街の正式名よりも「ふれあいロード」で親しまれているようです。

・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★★☆☆

再び歩いた日 H29.11.04

 前回のレポートから5年経ちましたが、ここより南の3商店街の散策に際して久しぶりにここを通り抜けました。前回レポートで、スーパーの「コモディ・イイダ」のことを書きましたが、もうひとつ、この商店街の核的存在となっているスーパーが「中村屋」です。看板に「平井市場」の文字がつき、「中村屋総本店」を名乗ります。間口はそれほど広くないものの地元住民の気さくな日常の買い物の場として賑わっています。こういう元気な地場スーパーの存在は地域の貴重な財産です。
<「中村屋総本店」などがあるあたり>
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 駅寄りにある「THE100STORES」は百円ショップなのですが、消費税8%の時代に全品103円と謳っているのがうれしいですね。一方、和菓子の「林家」は、「店主の健康問題により閉店」という貼り紙でシャッターが閉ざされているのが残念です。
 南へ進むと、前回はあまり注目しませんでしたが、見事ともいうべき看板建築の並びも見られます。連休中の土曜日ですが、そこそこの人出で賑わっている商店街なのでした。

<見事な看板建築の並び>
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[№24]西小岩通り会

歩いた日 H24.04.21
 JR小岩駅周辺にはとてもたくさんの商店街がひしめき合っています。駅北側の線路沿いに、私の好きな広島お好み焼きの店があるという情報を得たのでその所在を確かめに歩きだすと、お目当ての店の手前に西小岩通り会の商店街の入口がありました。お目当ての店の営業は夕方からでまだ開店前なので、訪問は後日として引き返し、西小岩通り会を歩くことにしました。大きな入口アーチを見上げながら商店街に入り北に向かいます。
 駅北側でのメイン通りはイトーヨーカドー左側の「小岩駅前北口通り」で、「西小岩通り会」はその裏道に当たるため、華やかさにはやや劣りますが、それでも背後の市街地の密集度を反映してかなりの人通りがあります。パチンコ店や居酒屋的な飲食店も多く、夜の賑わいも相当ありそうです。
 「餃子の王将」や「牛角」、「珈琲館」など全国チェーン店も混在し、ローカルな個性が見出しにくいですが、そんな中で蔵前橋通りに突き当たる手前右側に、「東京昆布岡商店」の看板を掲げた古風な店が目を引きます。昆布や小魚の佃煮を昔懐かしいケースに並べ、量り売りしているようです。またその向かいにも懐かしい構えのペットショップなどが並びますが、人の流れは足早にその先の横断歩道を目指していきます。蔵前橋通りを渡った先には、西小岩三丁目の住宅地が広がります。
 南北の通りの中央付近で交差する東西の通りも同じ西小岩通り会で、面的な広がりを持っているようです。帰ってから確かめると商店会紹介のホームページがあって、私が行きたかったお好み焼き店もこの商店会の一員と知りました。この紹介ホームページによると、この商店街は「アミューズメントな商店街」ということです。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★☆☆☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

大きなアーチが目立つ線路側の商店街入口
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古風な構えの「東京昆布岡商店」
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[№23]江戸川共栄商店街(エトワールモール)

歩いた日 H24.04.21
 江戸川に並行して弓なりに走る篠崎街道をバスで南下し、「東部区民館入口」で降ります。ここが江戸川共栄商店街の最寄りバス停のはずで、「エトワールモール」と書かれた立派なアーチがあるのですが、「ん?商店街はどこ?」という感じです。とりあえず街路灯の連なりを追って進むと、現れました、商店街が。なんとも懐かしい風情です。
 昭和の香りが濃厚な青果店、おでん屋などを見ながら進むと「アタック」という江戸川区地盤のスーパーがあり、ここが商店街の核店舗という感じです。その先で交差する道の左右も同じ「エトワール」。左方向は店舗がまばらですが、右方向はレンガ舗装で商店街らしい街並みとなっています。この交差点の四隅に立つアーチを見上げるとそれぞれにお人形があり、どうやらカラクリ時計になっているようです。が、角の花店の方に聞くと、壊れていて動かないとのこと。各方向の商店街出入口にも人形が乗ったアーチがありますが、動かないのが残念です。
 和菓子店と洋菓子店が仲良く並んでいると思ったら中でつながっている店があったり、妙に古風なつくりのパーマ屋があったり、レトロな雰囲気の中にちょっと高級そうな蕎麦店がたたずんでいたりと、面白い発見がありますが、シャッターを降ろしたままの店も多くあって、寂しさを感じます。付近に本州製紙の大きな工場があり、地下鉄瑞江駅も近い住宅地の中の商店街として、昔ながらの良さを残しながら少しでも活気を取り戻してほしいと思います。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★★★★☆

懐かしさいっぱいのおでん屋
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小さなお人形が乗ったカラクリ時計アーチ
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[№22]篠崎新町商店街

歩いた日 H24.04.21
 江戸川区の商店街マップを見ていて、一番東に位置する篠崎新町商店街を訪れることにしました。ここは東京都で一番東の商店街でもあります。地下鉄都営新宿線の篠崎駅からバスで数分、その名もずばり「新町商店街入口」バス停で降りるとすぐに、時計付きのスマートなアーチが出迎えます。その下にはお地蔵様が。「延命地蔵尊」で、長く地域を見守ってきた由緒が説明されています。
 舗装はきれいなインターロッキング、店舗看板もモダンな共通仕様で「近代化」されていますが、店舗は下町の気さくさを色濃く感じさせる昭和のたたずまいのものが大半です。シャッターを閉ざしたままの店も多いのですが、青果店(というより八百屋と呼んだ方が馴染む)が複数あり、鮮魚店(魚屋ですね)もあって、年配のご婦人方が店主と世間話に更ける光景は「三丁目の夕日」的な風情です。
 商店街は一本道ではなく途中で枝分かれしますが、どちらを抜けても篠崎第三小学校前の親水公園空間に突き当たります。中学校も近いため、土曜の昼で子どもたちの姿も見られるのがうれしく、彼らが店と店の間の細い抜け道を巧みに通り抜けて行くのが微笑ましく思いました。
 商店街内の一角に、「掛川ショッピングンセンター(掛川食品通り)」と大書された建物があり、薄暗い通路が反対側に抜けられるようで、思い切って入ってみると、半分は空き店舗ですが青果店などが営業していて、かつては賑やかな「いちば」だったのでしょうが、何とも不思議な空間です。
 江戸川を挟んだ対岸には市川市行徳の街が広がっているはずなのですが、江戸川には市川橋から今井橋まで一般道の橋がなく、半島の先端のような不利な位置に置かれていて、それで昔ながらの雰囲気が保たれているとも言えそうです。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★★★★★

昔ながらの風情の商店街
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不思議空間の「掛川ショッピングンセンター」
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