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[№577]野方ときわ通商店会

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 野方ときわ通りは、車の通り抜けも困難そうな細い道ですが、野方駅から西方向の本町通りに抜ける近道として重宝され、人の通行は比較的多いところです。今回の野方散策でも、何度か行ったり来たりし、裏道に迷い込んだらまたここに出たりして、人が自然に導かれるオーラのようなものを持っているとも言えそうです。
 本町通り側から駅に向かうと、まず、インポートフーズ「JUPITER」が目を引きます。ジュピターコーヒーがやっている輸入食材店というところで、コーヒー豆をはじめ珍しい品々が見ていて飽きないという感じです。
 その先の商店街の印象は、和洋折衷という様相で、ブティック風の店の向かいにシャッターを下ろした惣菜店と思しき古い店があるのが妙だったりします。たこやき・たいやき専門店という屋台風の店「さぶちゃん」も楽しそうです。そのほか、焼鳥店や居酒屋もあり、つけ麺店もあり、オシャレそうなカフェもありと、混沌とした中にもいろいろな魅力が詰まっているというところですね。
 中ほどにある「旅の食堂ととら亭」は、チラッと覗いただけで通りすぎてしまいましたが、後で検索すると、オーナー夫婦が長年世界旅行で食べた各国の郷土料理を再現しているという店だそうで、様々な個性的な味が楽しめるとのこと、ここもまた楽しそうです。
 さて、この日の間食用に何か、と思いつつ、ベーカリーの「エスポワールミスズ」に自然に誘い込まれました。「野方牛肉カレーパン」などを購入し、帰ってから「野方の味?」を堪能しました。
 駅側の出口の角はドラッグストアですが、ここはもう駅前通りで、目の前が駅。今回は、野方商店街振興組合を構成する5商店会とやっほーろーどの計6つを歩いたことになりますが、駅の南北にぎゅっと凝縮した商業エリアで、それぞれに個性を持ち、なかなか充実した街歩きとなりました。商店街の魅力維持には厳しい面もあるでしょうが、店舗の新陳代謝も見られ、古き良さを残しながらも変化も織りまぜて魅力を維持していってほしいと思います。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

本町通り側の商店街入口
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 「ととら亭」や「エスポワールミスズ」などがあるあたり
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たこ焼きの「さぶちゃん」など
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[№576]野方本町通商店会

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 この商店街のある道は、地図で見ると早稲田通り方面から北西方向へ続く古くからの道と思われます。「本町通り」を名乗るのも頷けるところ。商店街の東端は環七に近いバスターミナル付近で、ここから西へ、西武線の踏切近くまでの比較的長い商店街ですが、見て歩くのに飽きないところです。
 駅前通りや「やっほーろーど」、みつわ通りなどと接続する東半区間は、店舗密度も高く人の流れが絶えません。青果の「おおくぼ」が、いかにも「街の八百屋」という感じでがんばっていて、このエリアは特に歴史ある青果店が多い感じもします。その先の「信州一味噌河内屋」の看板の下が実はリサイクルショップ風だったりするのも面白いところ。
 そして現れるのが「野方文化マーケット」です。本町通りは戦後の復興期にできた商店街とのことですが、その中でこのマーケットは「野方のへそ」とも呼ばれて大混雑だったところだそうで、年月を経てレトロ感満載の強烈な個性空間となっています。勇気を出して足を踏み入れると中はU字型の通路になっていて、土曜のこの日に営業が確認できたのは、青果店、昼呑み屋台風の店、そして出口部分でご老人が一人座って商売している時計修理等がメインと思われるすごい店です。奥の方はシャッターが閉まっていましたが、ここを知っただけでも野方に来た甲斐があるというものです。
 かつてこの付近には映画館の西武座もあったそうで、その頃の賑わいを想像するだけでも楽しいですね。さて、本町通りの少し先にあるのが惣菜の「とりふじ」。駅北側の北原通りにもありましたね。このあたりに住んでいたら毎日寄ってもよさそうな野方を代表する惣菜店という感じです。
 右からときわ通りがぶつかって、さらに小さな交差点を越えると徐々に人通りも少なくなりますが、その交差点角にある印章店も古い昭和建築の建物で、思わず見とれてしまいます。
 東の方へ戻って、戦前の外食券食堂の流れを組む民生食堂だったという「野方食堂」で食事にしました。学生などにも重宝されていそうな町の大衆食堂という雰囲気で、唐揚げやさば味噌煮などが人気のようですが、この日は野菜味噌炒め定食(700円)にしました。満腹になりましたが、それにしてもこの商店街は、昭和ムードを満喫できる良き空間なのであります。
・なつかし度  ★★★★☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★★★☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★★☆☆

青果の「おおくぼ」があるあたり
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強烈な個性を放つ「野方文化マーケット」
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東端のバスターミナル前から
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惣菜の「とりふじ」など
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昭和建築の印章店
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[№575]野方みつわ通商店会

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 野方駅から南へ駅前通りを進み、「やっほーろーど」にぶつかるところで交わるのが野方本町通りですが、その紹介は次回として、先に、そこから分岐するみつわ通りをレポートしましょう。
 延長は200m以上に及び、野方商店街振興組合の一翼を担いますが、ここは野方では一番静かな商店街という印象です。駅南西側の若宮方面の住宅地を控えているのですが、駅からの人の流れは拡散し、その動線のひとつをなすものの必ずしもメイン動線にはなっていないという感じ。
 本町通りとの分岐点の商店街入口にあるのは自転車店。飲食系や薬局、食品系などの店が続きますが、商店の密度は進むほどに薄くなり、シャッターを閉ざした店もちらほら見られます。焼肉店や精肉店など地域の名店といえる店もあるようですが、和菓子の「光進堂」も良い雰囲気を出していますね。でもどの店もなんとなく構えが控えめな感じで、強烈に目立つ印象は少ないようです。
 そんな中、やはり地味ではありますが綺麗な雰囲気の「ナユタベーカリー」が目を引きました。ここを含め野方エリアでは美味しそうなパン屋さんが多いようにも見えます。また、居酒屋系も多く、夜は気軽に一杯飲める店が増えたとだいぶ前の「アド街ック天国」でも紹介されており、そこではこの通りの「すっぴん酒場」などが放映されたようですが、その健在も確認できました。
 昭和レトロを感じさせる看板建築の連続なども見られますが、商店経営の力は乏しそうな感じにも見えます。人通りもだんだん少なくなって商店街が終わります。振興組合を構成する5商店会の中でもここは少々厳しい環境に置かれていると言えそうです。
 野方は、西武新宿線沿線の中でも戦後特に商店街が発展して高い集客力を発揮してきた歴史を持ちながらも、環状七号線の建設で地域が分断された経緯もあり、「いま、成長の岐路に立っています」と振興組合ホームページに記載があります。創意工夫で個性を作り上げていくことの必要性が訴えられ、スタンプなどの活動も行われているようで、5商店街共通の街路灯フラグにもそのあたりの結束が伺えます。
 さて、本町通りに戻りましょう。野方散歩はまだまだ続きます。
・なつかし度  ★★★☆☆
・ぬくもり度  ★★★☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

左に自転車店がある商店街入口
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商店街中ほどの状況(「光進堂」も見える)
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「すっぴん酒場」などがある一角
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綺麗な「ナユタベーカリー」
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[№574]野方名店街やっほーろーど

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 野方界隈の住人で、他の商店街の名前は知らなくても、この「やっほーろーど」を知らない人はいないでしょう。それだけ目立つ存在です。目立つと言っても大きいという意味ではなく、規模はほんの数十mのT字型の路地ですが、駅前通りの突き当たりにいやでも目に入るアーチとその下のレトロムード満点のアーケード街という特異性で目立つということです。
 それだけ誰もが知る存在ながら、ここは野方商店街振興組合には属していないようですね。我が道を行くという姿勢が良し。「やっほーろーど」の名の由来は、「野方(のがた)」を音読みにすると「ヤホウ」になるから、というのもまた良いではないですか。なんとも奔放な感じです。
 入口左角は青果の「マルシェ」。名前は今風ながら、昔ながらの八百屋という風情。しかし清潔感があり、好感度満点です。右角には洋品店があったそうですが、残念ながら取り壊されて整地工事中でした。きっとこれも100%大衆的な店だったのでしょう。
 「やっほーろーど」を構成する店舗群の核になっているのは丸正野方南口店。丸正(マルショウ)は駅北の北原通りも含め中野区内や周辺に複数店舗を展開する食品スーパーですが、ここにあると他の店舗より一段と気さくで入りやすい「街の食品店」という感じです。
 最近オープンしたという「魚専門 みはる食堂」は、長崎県の五島列島から直送される鮮魚の料理が食べられる店との情報ですが、昼なので確認できず、そういう店は機会あればぜひ夜に訪れてみたいものです。
 アーケード中央には、これまた派手な「迎春 大感謝祭」の垂れ幕が掲げられていますが、そこに「創業記念大売出し」の文字もあり、はて、何の創業なのでしょう。年中創業のお祭りムードを絶やさないということでしょうか。それもまた良しですね。
 東の出口に抜けるとその先には小さなバスターミナルがあり、中野駅や新宿駅行きのバスが発着します。バス誘導員の方が、合間に「やっほーろーど」を歩いているのもまた楽しからずや、というところでしょうか。
・なつかし度  ★★★★★
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★★☆☆
・ふだん着度  ★★★★★
・ローカル度  ★★★☆☆

青果の「マルシェ」がある北側入口付近
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丸正がある東側入口の風景
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混沌とした丸正前の空間
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衣料品店が取り壊された北側入口
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東出口前のバスターミナル
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[№573]野方駅前通共栄会

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 野方商店街振興組合を構成する複数の商店街の中で、ここが位置的には中心にあると言えます。駅前のアーチの標記は「野方駅前商店街」。駅前踏切から北に伸びる野方北原通りに対して、こちらは南に伸びるわけですが、ただその延長は100m程度と短く、その先にもいくつかの商店街があり、さらに住宅地が背後に広がるということもあって、通り抜け通路の性格が強い印象です。
 三菱東京UFJ銀行のほか、牛めしの松屋やココイチなどのチェーン店が目立ち、ごく普通の駅前商店街という感じで、漫然と歩くとあっと言う間に通りすぎてしまうのですが、そうした中に、昭和8年創業という老舗煎餅店「金時煎餅」などもあって、思わず足が止まります。覗くと、懐かしいビンに入った煎餅のバラ売りもあって、歴史を感じさせます。
 野方駅ができたのは昭和初期ですが、戦禍を免れたため戦後商店街が大いに繁栄し、遠方から多くのお客が訪れ賑わったことや、現在も、振興組合の組合員数、店舗・事務所数は中野区内最大であることなどが、組合ホームページに記載されています。その中心をなすこの商店街でこそ、そういう歴史が滲み出ていてほしいものですが、駅前という場所柄では変化も激しいということでしょうね。
 そんな中、「野方薬局」も、北原通りに支店もありますがこちらが本店で、踏切際にチェーン系のドラッグストアもあるのにしっかり頑張っている感じで頼もしく見えます。また、帰ってから検索すると、正統派フランス料理の名店「グランシェフ オオヤ」がこの通り沿いにあることを「出没!アド街ック天国」のサイトで知りましたが、迂闊にも現地では見逃してしまいました。
 駅からこの駅前通りを歩くとその先に続くのが、名前もユニークな市場的空間「やっほーろーど」で、その入口前で交差するのが野方本町通り、また、踏切すぐのところで接続するのが野方ときわ通りと、本当にここは野方商業エリアの要となる商店街なのです。それぞれ別記事にしますが、まずはそのまま「やっほーろーど」に足を踏み入れます。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

駅前らしい商店街の中央付近の風景(野方薬局本店など)
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懐かしい風情の「金時煎餅」
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駅・踏切近くの商店街入口のアーチ
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[№572]野方北原通親交会

歩いた日 H29.01.07 【中野区】 
 西武新宿線の都心に近い各駅の中で一番商店街が密集していそうな野方駅に降り立ちました。この駅の南北に広がる5商店会を束ねる形で野方商店街振興組合があるのですが、各商店会が独自の色を出しているようで、ここでも個別に記事にすることにします。まずは、駅前踏切から野方北原通りを北へ向かって歩きます。
 典型的な山の手の私鉄沿線の商店街の風情ですが、気取った感じはありません。新青梅街道にぶつかるまで300m以上にわたり庶民的雰囲気の店舗が続く、規模的にもなかなかの商店街です。正月明けの土曜のせいか閉まっている店もありますが、人通りも多く、衰退感は全くありません。
 歩きだして間もなくの右側に、スーパー「サカガミ」の野方店がありますが、このほかにも商店街内には丸正(マルショウ)野方北口店やマイバスケットもあり、周辺の日常生活利便は良好なようです。サカガミの隣にはメロンパンチェーンの「アルテリアベーカリー」もあります。
 で、その先左側に突如現れるのが町工場。野方電機工業(株)という部品加工の会社で、検索すると人工衛星の部品から個人発注の特殊部品まで製作するそうで、こういうところで頑張っているのは頼もしく、貴重な風景です。
 その隣にあるのが「とりふじ」。懐かしい構えの惣菜店です。このほかにも、生活に必要な店は全て揃っているという感じで、途切れることのない店の並びを眺めて歩くと300m余という距離を忘れさせるほどの充実感です。焼きたて食パン専門店の「一本堂」があるかと思えば、行列の味噌麺処「花道」もあります。古道具舗「おくむら」は思わず足が止まりますが、ショーケースにこけしなどが置かれているのが興味深く見えます。時計の「ナカムラ」は、大きな掛け時計が埋め込まれた建物が良いですねえ。
 駅前から歩きだした時の第一印象はごく普通の駅前商店街でしたが、歩いてみるとなかなか奥深いと感じました。頭上の街路灯には「北原小学校80周年」のフラグが続き、地域と共に歩む商店街の姿勢を感じました。
・なつかし度  ★★☆☆☆
・ぬくもり度  ★★★★☆
・ひょうきん度 ★★☆☆☆
・ふだん着度  ★★★★☆
・ローカル度  ★★☆☆☆

駅前踏切付近からみた商店街の入口付近
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店舗が密集する商店街中ほどあたり
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野方電機工業の工場
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大きな時計のある建物の時計店など
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[№571]新板中通り

歩いた日 H28.12.17 【板橋区】 
 板橋駅西口商店街(グリーンロード)から新板橋メトロ通りを地下鉄新板橋駅方向へ向けて歩いていたら、旧中山道の「(平尾宿)板橋駅前本通り商店街」と交差したすぐ先、「くみん不動産」の角から左に、「新板中通り」の文字が街路灯にある通りを発見。ここも区商連のリストにはなく、現地での発見です。
 旧中山道の北側に並行する小規模な商店街のようで、全体に、目立たず特徴を見出しにくい商店街という印象です。「板橋書店」という古書店や、赤・白・緑のトリコロールが回る理髪店、「阿部不動産」の看板などがやや目立つという程度。鉤型に曲がる脇道に寿司店が見え、路地裏的な雰囲気を期待したものの特にそれらしき気配もなく、といったところです。
 メトロ通りから100m程西に行った四つ角までが範囲のようですが、その左右(南北)にも同じ街路灯があります。古びた長屋づくりの建物が少々強烈に目に焼きつきますが、他には特に興味を惹くものは見当たらず。私の見かたが浅いからでしょうか。
 引き返そうとすると、「洋食」の看板の店がちょうど店じまいをしているところでした。意外とこういうところが旨いのかもしれませんね。
 というわけで、旧中山道平尾宿(板橋駅前本通り商店街)の裏に並行する位置で、そちらの勢いの陰に隠れてしまっているようで、やや気の毒にも思える商店街でした。ところで、旧中山道にはこの前後、巣鴨から板橋本町付近まで延々と商店街が続いており、板橋駅の西側地区でもそちらが商業のメインストリートと言えそうです。
 今回はそこから外れたところばかりを歩いた感じで、天の邪鬼かもしれませんが、歩きだすとどこまでも行ってしまいそうなので、「またこんど改めて」ということにします。旧街道歩きもなかなか楽しいものなので、別の機会に旧中山道をゆっくり散策してみたいと思いました。
・なつかし度  ★☆☆☆☆
・ぬくもり度  ★☆☆☆☆
・ひょうきん度 ★☆☆☆☆
・ふだん着度  ★★★☆☆
・ローカル度  ★☆☆☆☆

古書店や不動産店などがある商店街
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店じまい直前の洋食店など
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少々強烈な古い建物
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寿司店がある鉤型の路地
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Appendix

プロフィール

Author:ほのぶらマン
商店街全盛時代を懐かしむ昭和世代の男です。商店街が少しでも元気を取り戻すことを願いつつ、ほのぼの感を求めてぶらぶらと散歩気分で歩きます。

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